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新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
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 渋谷では雨が降り出したそうですが、こちら大田区では降っていないです。東京から千葉にかけて、一部には竜巻注意報が……今日はかなりピンポイントで天気が変わる夜のようです。

福島
東北古いたてもの巡り~会津さざえ堂~
(中略)
 会津若松の飯盛山といえば、幕末の戊辰戦争で白虎隊が自刃した悲劇の舞台。
 ですので、飯盛山に行く人は、多くが白虎隊のお墓や資料館に向かいます。

 が、ここには、たてもの好きには是非とも見てみたいものが立っております。
 それが、会津栄螺堂(正式名称:正宗寺・円通三匝堂)。

 といっても、私は、冒頭に引用した篠田真由美さんの建築探偵シリーズ「桜闇」の中の一編で、比較的最近知ったのですが。


静岡
英龍の業績演劇で紹介 伊豆の国で国文祭事前行事
 リンク先は静岡新聞(閲覧に会員登録が必要・無料)です。
 伊豆の国市は26日、県内を舞台に来年10―11月に展開する「第24回国民文化祭・しずおか2009」のプレフェスティバル「幕末タイムトラベル―君は太郎左衛門を知ってるか!」を同市のアクシスかつらぎで開いた。
 同市が国文祭のメーンテーマとする幕末の韮山代官、江川太郎左衛門英龍の業績や人物像について理解を深めてもらおうと演劇や著名人によるトークショーを行い、市民ら約700人が来場した。
 演劇は「劇団いず夢(む)」や「長岡演劇サークル劇団DAN」ら地元市民劇団が英龍の武勇伝や反射炉建造、幕臣・中浜万次郎との交流の様子を再現。トークショーは同市在住の女優藤田弓子さんと歴史作家の井沢元彦さんがクイズを交えながら英龍の業績を振り返り、井沢さんは「幕末の日本に方向性を示した人。長生きしていれば明治政府にも貢献したはず」と英龍をたたえた。
 同市は国文祭でオペラ、演劇、パネル討論会などを通じて英龍を紹介するほか、温泉文化や伊豆ゆかりの文豪などにもスポットを当てる。

 ううう、見に行きたかったですぅ(:_;)。

滋賀
井伊直弼の「もてなし」の心を学ぶ
彦根、愛好家ら茶会

井伊直弼の「もてなし」の心を学ぶ 彦根、愛好家ら茶会
 茶道に通じて幕末の大老井伊直弼(なおすけ=1815-60)をしのぶ茶会が26日、滋賀県彦根市尾末町の埋木舎(うもれぎのや)で催された。着物姿の愛好家ら約100人が、直弼が貫いた「もてなし」の心を学んだ。

 開催中の「井伊直弼と開国150年祭」の市民創造事業の一環。日本を開国に導いた直弼の政治的側面だけでなく、文化人としての一面を知ってもらおうと、地元の茶道グループ「一会流樹聖会」が企画した。

 茶会は、直弼が青年時代を過ごし、勉学に励んだ埋木舎の座敷で開催。同会メンバーが茶を振る舞うと、参加者は背筋を伸ばし、静かにわんを口に運び、茶を味わった。庭の花や室内の装飾なども鑑賞し、会場は和やかな空気に包まれた。


香川
変わった作風に美の本音ひそむ/高松で講演会
 県立ミュージアムで開催中の特別展「備讃における工芸のあゆみ」に合わせ、25日、香川県高松市玉藻町の同館で講演会があり、秋田公立美術工芸短大学長の樋田豊次郎さんが「野蛮なかたち―幕末から明治の工芸に出てくるフシギな作品たち」をテーマに話した。

 長年、工芸品の調査研究に携わってきた樋田さんは「日本の美術作品は、中国や西洋の作風を学び、日本風に仕立て直した優等生タイプと、その様式や秩序を壊した無頼派タイプに分けられる」と指摘した。

 実際にはあり得ない動植物をモチーフにした幕末から明治の一風変わった形の作品をスライドで紹介しながら、「時代が動乱期だったから、概念にとらわれずにすんだ。日本人が内に秘めていた美に対する本音が思わず出てきたのではないか」と持論を展開した。

 同展は岡山・香川合同企画文化交流展実行委などが企画。11月9日まで。


山口
長門市、焼き鳥世界一奪還 「これ以上長い竹串は無理」
 「長州どり」が名物の山口県長門市で26日、約40人の市民が世界一長い焼き鳥づくりを目指し、23.42メートルの新記録を樹立した。使った鶏肉は25キロにも及ぶ。

 同市は昨年10月、20.71メートルの世界記録を出したが、戊辰戦争以来のライバルの福島県会津若松市が今年4月に20.85メートル、同県川俣町が8月に22.07メートルで世界一になった。

 1本の竹串でつくるのがルールで、長門市側は「これ以上長い竹を探すのは無理」とみるが、同市を訪れ新記録を見届けた川俣町長は「また抜き返す」と意欲満々だ。


コラム
【次代への名言】10月27日・吉田松陰
■「呼びだしの聲(こえ)まつ外(ほか)に今の世に 待つべき事のなかりけるかな」(吉田松陰)


 安政6(1859)年、「陰天、夕雨」の記録が残るきょう(旧暦)の正午ごろ、東京・伝馬町牢獄で尊皇の志士の魁(さきがけ)、吉田松陰が処刑された。徳川幕府の大老、井伊直弼(なおすけ)による「安政の大獄」の最後の犠牲者。29歳と2カ月あまりの生涯だった。

 身はたとひ武蔵の野邊(のべ)に朽ちぬとも

 留(とど)め置かまし大和魂(やまとだましい)

 上の歌が松陰の辞世として有名だが、冒頭もその一つ。「呼びだし」とは刑執行の通知のことである。

 松陰は不思議な人だ。幕末の雄、長州藩のエリートとして育てられながら、すべてを捨てて脱藩や国禁の海外雄飛を企て、失敗する。高杉晋作、伊藤博文など維新の英雄を輩出した松下村塾は2年ほどで閉鎖される。挫折と失望を繰り返す。しかし、そのたびに輝きを増す。

 幕府の策略によって命を絶たれるのだ、と松陰は思う。しかし、心はすんでいる。だから門弟たちに記している。

 「我れを哀(かな)しむなかれ。我れを哀しむは我れを知るに如(し)かず。我れを知るとは、我が志を知り、それに帆を張り、大きく進めてゆくことなり」
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