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新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
 大河ドラマ『篤姫』絶好調です。
『篤姫』視聴率28.1 %、最高記録を更新
 視聴者の声に応え、第1話からの集中アンコール放送を9月29日(月)からスタートさせているNHK大河ドラマ『篤姫』の5日(日)の本放送が、ビデオリサーチの調べで視聴率28.1%(関東地区・番組平均)を記録、これまでの最高記録27.7%(8月17日・9月7日)を更新したことが、わかった。

 幕末ものは当たらないというジンクスを見事ひっくり返してくれましたね。

北海道
門番所の礎石出土…五稜郭跡
 箱館奉行所復元工事が進む国の特別史跡「五稜郭跡」で、発掘作業中に正門の門番所の礎石が発見された。場所は正面入り口の本塁石垣の間で、1874(明治7)年の図面通りの場所に7つ埋まっていた。保存方針などは今後、文化庁と協議して決める。また、門番所の敷地内だったと思われる場所から、箱館戦争(68―69年)で新政府軍が函館湾から放ったと見られる大砲の先端部が見つかった。
 五稜郭跡の発掘は、正門と門番所の約40平方㍍や、市立函館博物館分館の約380平方㍍の範囲で9月上旬から10月下旬にかけて行われている。門番所の礎石は、福井で多く産出した笏谷(しゃくだに)石だった。30センチ角で約50センチの深さに、1間(約1・8メートル)間隔で一列に埋まっていた。平行にもう一列あるはずの礎石は、後にツツジを植栽した時に取り去られたとみられる。
 正門は外堀(二の橋)を渡った部分から門番所までの数十メートルのどこかにあったとされるが、場所は特定されていない。フジ棚の西側、本塁石垣間の約8メートル四方で9月下旬から調査を始めたが、まだ柱後などの痕跡は出土していない。しかし函館市教育委員会文化財課の田原良信課長は「門番所礎石の発見は門の存在を裏付けた」と判断している。
 砲弾は、図面によると門番所の縁があった場所から出土した。新政府軍が戊辰戦争に投入し函館湾から五稜郭に砲弾を撃ち込んだ軍艦「甲鉄」に積み込まれていた70ポンド砲の先端と見られる。田原課長は「箱館戦争を終わらせた砲弾の一つと考えられる」と話し、市の施設で資料として展示する考えだ。

 門番所といえば、『新選組!! 土方歳三最期の一日』で片岡愛之助さん演じる榎本武揚が、山本耕史さん演じる土方歳三を案じて五稜郭の門を飛び出した場面が思い浮かびます。どのように保存・展示されるか、気になります。

宮城・福島
【特報 追う】観光の秋 選挙はご勘弁!? 書き入れ時…客足減少を懸念
【特報 追う】観光の秋 選挙はご勘弁!? 書き入れ時…客足減少を懸念
 11月2日、9日、16日、年末、年明け…。近く予想される衆院選の日程が揺れ続け、思わぬ所に波紋を広げている。10月1日から始まった宮城県の大型観光企画「仙台・宮城デスティネーションキャンペーン(DC)」。秋の行楽シーズンに観光客誘致を狙うが、「選挙になれば関係者は旅行どころではない」「投票は基本的に日曜。イベントの人出が心配」との声も。岩手・宮城内陸地震による風評被害の傷も癒えぬまま、観光関係者のヤキモキが続く。(渡部一実)。
(中略)
 選挙vs観光キャンペーン-。この構図はかつて東北でもあった。17年7月~9月末、福島県会津若松市を中心に実施された「福島県あいづDC」。期間中の8月8日、参院での郵政民営化法案否決を受け、小泉純一郎首相(当時)が衆院を解散。総選挙は同30日公示、9月11日に投開票され、全日程がDC期間と重なった。
 だが、会津若松市観光課は「選挙だったから観光客が減ったという記憶はない」。実際に17年の同市の観光客数は、前年比13万1000人増の 315万3000人に増加。翌18年も前年比15万2000人増の 330万5000人まで伸びた。
 一体、何が起きたのか-。同市の観光ボランティアガイド、大塚セイ子さん(54)は当時をこう振り返る。「(DC前年の)16年のNHK大河ドラマは『新選組』。これが大きかった。ドラマで戊辰戦争や白虎隊、会津藩に若い人の注目が集まったところに、絶妙のタイミングでDC。だから17年はとにかく勢いがあって、忙しかった記憶しかない。選挙?そういえばありましたねえ…」
 観光キャンペーンの成否を決するのは、地域の魅力、PR方法、時流の勢いといった要素。会津のようにこれらがうまくかみ合えば、今回いつ選挙があってもおそるるに足らず、か!?

 視聴率は今ひとつだった『新選組!』ですが、熱狂的なファンが会津藩公行列に大挙して見に行きましたからねぇ……ネットで見学しようにも、サイトになかなかつながらなかったのが懐かしいです(涙)。

福島
「篤姫」も再現、菊人形鮮やか 二本松
 上記のリンク先は河北新報社サイト(閲覧に登録が必要、無料)です。
「篤姫」も再現、菊人形鮮やか 二本松
 上記のリンク先はyahoo!ですので普通に閲覧できます。
 福島県二本松市の霞ケ城公園で1日に開幕した国内最大級の菊の祭典「二本松の菊人形」は5日、大勢の家族連れでにぎわった。80体の菊人形や約3万株の菊が公園内を彩り、熱心なファンらがじっくりと見入った。
 第一会場は、NHKの大河ドラマ「篤姫」などの9場面を菊人形で再現した。第二会場のテーマは「日本昔ばなし」。第三会場は戊辰戦争末期に組織された「二本松少年隊」を人形歌舞伎十段返しで上演している。
 一株に千輪以上の花を咲かせる「三色千輪咲」など、丹精込めて育てた菊が咲き誇り、会場はほのかな香りに包まれている。
 11月23日まで。市商工観光課によると、見ごろは10月下旬から11月上旬にかけてという。入場料は大人1000円、小中学生500円。


群馬
庶民の目でつづった幕末 小栗上野介の殺害も記述『柴田日記』 高崎で初公開へ
 幕末の幕臣、小栗(おぐり)上野介(こうずけのすけ)忠順(ただまさ)(一八二七-六八年)の主従が新政府勢力に殺害された様子を記した商人の日記「柴田日記」が、高崎市上滝町の市歴史民俗資料館で開かれている企画展「小栗上野介と幕末維新の高崎」で今月下旬と来月中旬、初公開される。遣米使節を務めた小栗に領民が餞別(せんべつ)を贈ったことを示す古文書も初公開。資料館は「小栗の没後百四十年と開館三十周年を記念し、地元から協力を得て収集した展示を見学してほしい」と呼び掛けている。 (菅原洋)

■高札を模写
 柴田日記は高崎で本や薬などの商売をしていた柴田源作が、商用や旅行で訪れた幕末から明治前半の世相を幅広く庶民の目でつづった貴重な史料。
 源作は一八二〇(文政三)年に生まれ、六四(元治元)年から日記を書き始めた。日記は全部で十一冊残り、一冊は平均約百ページ。九八(明治三十一)年まで書き続けたが、没年ははっきりしない。
 小栗の記述があるのは二冊目。六八(慶応四)年の閏(うるう)四月に小栗と養子の又一、家来たちが殺害された様子を記した後、最後に殺害の理由などを公示した高札の札を模写している。
 また、別の部分には、小栗を殺害する新政府勢力が掲げていた旗なども描いている。
 この史料を解読した元高校教諭で、高崎市史編さん調査員の清水吉二さん(74)は「古文書に高札の模写が描かれているのは珍しい。絵が好きで、好奇心の強い人だったのだろう。記述からは小栗主従に同情する気持ちが伝わってくる」と分析している。
 柴田日記は十年以上前、市史の編さんに合わせて市に寄贈された。同市によると、小栗に関連する部分の展示は初めて。資料館は柴田日記のうち、十月二十四-二十八日は高札の部分、十一月十四-十八日は旗の部分を展示する予定。

■餞別の領収書
 一方、餞別の古文書は一八六〇(安政七)年の初め、小栗が遣米使節に旅立つ直前に記されたとみられる。
 小栗の領地だった千葉県・旧大戸川村の名主が、同じく小栗の領地だった高崎・旧(下)斉田村の名主が餞別として集めた現在の金額で約十万円を受け取ったという内容。現在の領収書に当たり、大戸川村の名主の印も押してある。同村の名主が餞別を集める窓口になったらしい。
 古文書は資料館が所蔵するが、これまで展示する機会がなかった。企画展の全期間である十一月二十四日まで展示している。
 小栗の墓を守り、小栗の研究家でもある東善寺(高崎市倉渕町)の村上泰賢住職は「派米使節へ餞別を贈ったことは聞いていたが、実物の領収書は初めて見た。当時は渡米することは命懸けで、古文書は当時の大騒ぎする庶民の雰囲気を感じさせる貴重な史料だ」とみている。
 企画展では、同寺が所蔵する小栗の遺品、小栗の領地だった現在の高崎市下斎田一帯に近い市東部に関連する当時の史料など計約五十点を並べている。
 入館無料。休館日は原則月曜日。開館時間は午前九時から午後四時まで。


京都
知る人ぞ知る「龍馬スポット」 妻・お龍実家付近に石碑 中京
 幕末の志士・坂本龍馬のファンらでつくるNPO法人「京都龍馬会」(事務局・中京区)は5日、龍馬の妻・お龍の実家「楢崎家」の跡地付近(三条柳馬場下る)に設置した石碑(高さ約1メートル)の除幕式を行った。メンバーら約50人が参加し、龍馬ゆかりの新たなスポット誕生を祝った。
 同会の設立15周年を記念し、知る人ぞ知る龍馬ゆかりの地に光を当て石碑を立てていこうと企画。募金で集まった20万円を活用し、第1号として立てた。
 除幕式では、龍馬の誕生日であり命日でもある11月15日にちなんで午前11時15分を選び、龍馬にふんした赤尾博章・同会理事長(56)らが石碑にかけた白い幕を取り除いてお披露目した。
 赤尾理事長は「2010年放送のNHK大河ドラマが『龍馬伝』に決まったこともあり、今後も龍馬に注目が集まる。京都を訪れる多くの歴史ファンに足を運んでもらいたい」と話している。


おりょうの実家に石碑建つ
坂本龍馬の妻、NPO法人が

おりょうの実家に石碑建つ 坂本龍馬の妻、NPO法人が
 幕末の志士坂本龍馬の妻、おりょうの実家があった場所を示す石碑が、京都市中京区柳馬場通三条下ルに建てられた。再来年のNHK大河ドラマは「龍馬伝」で、関係者は「新たな観光名所に」と期待している。
 龍馬ファンでつくるNPO法人(特定非営利活動法人)「京都龍馬会」(同区)が創立15周年を記念し、会員や市民の募金で飲食店そばの土地に建てた。白御影石の四角柱で一辺18センチ、高さ1メートル。
 おりょうは医者楢崎将作の娘。約20年間実家で暮らし、その後龍馬と出会ったとされる。石碑の横にそうした経緯を記した説明板も設けている。


尊氏像の手首持ち去られる 等持院
 室町幕府の足利将軍家の菩提(ぼだい)寺にあたる北区の等持院で、初代・尊氏と12代・義晴の2人の将軍の木像から、手首の部分が何者かによって持ち去られていたことが分かった。同寺は被害届を出し、北署が窃盗事件として調べている。像は江戸期に作られたもので、文化財指定などは受けていないという。
 北署や同寺によると、寺の境内の霊光殿には、15人の足利将軍のうち13人と徳川家康の木像が安置されている。9月初め、尊氏の左手首がなくなっているのが見つかり、数日後、義晴の左手首もなくなっているのが分かったという。また、5体の刀のつかもなくなっていた。
 江戸の幕末には攘夷(じょうい)派に尊氏ら3人の像の頭部が盗まれ、鴨川の三条河原にさらされた経緯がある。



長崎
1200人が剣舞など披露 佐世保市民芸術祭・舞台芸能
 四日開幕した第三十回佐世保市民芸術祭(佐世保文化協会主催)は五日、舞台芸能の発表会を開き、三十二団体が日ごろの成果を披露した。華道七団体、茶道五団体は生け花と茶の接待で来場者をもてなした。市民約千二百人が参加し、延べ約六千人の観客が来場した。
 同協会の小西宗十会長は「三十周年を迎え、各団体とも特に力を入れ修練を積み重ねてきた。歌舞音曲に酔い、佐世保文化の精髄をお楽しみください」とあいさつ。能楽など日本の伝統芸能をはじめ、バレエやフラダンスなど多彩な演目が披露された。
 このうち「日乃本流かけはし剣舞会」は、幕末の新選組の活動から、西郷隆盛と勝海舟の江戸城無血開城までを躍動感あふれる殺陣付きで上演。観客席から「いいぞ」と歓声が上がった。
 勝海舟役を務めた梅田町の梯正和さん(70)は「七カ月、けいこを続けてきた。日本の伝統文化のよさを味わってもらえれば」と話した。
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無題
by かよこ URL 2008/10/07 14:29 編集
白牡丹さん、興味深い記事をいろいろ、ご紹介ありがとうございます。
またまたリンク&TBさせていただきましたので、よろしくお願いいたします。
五稜郭の話題も感動ですが、小栗上野介が殺害された様子を綴った日記というのがとても気になりました。
    
かよこさん、ありがとうございます
by 白牡丹 URL 2008/10/07 15:30 編集
かよこさん、コメント&トラックバックありがとうございます。

五稜郭で発見された砲弾は展示が決まっているようですが、門番所の礎石は今後どうなるのか気になっています。

小栗上野介忠順に関する記述が見つかった柴田日記、私も関心があります。でも高崎じゃ気軽に見に行けないです^_^;。
    
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