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新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
 日が落ちるのが早くなりました。朝夕肌寒くなり、晩秋という言葉が合う季節になりましたね。

岩手
野田一族史、世紀超え光 57年ぶり再刊行
 野田村の村の歴史を語る会(久慈竹蔵会長)は、幕末期の盛岡藩家老で同村の領主だった野田丹後玉造(たまつくり)ら一族の歴史をまとめた「清き流れは絶えざらまし」を57年ぶりに再刊行した。明治維新後、没落していく姿を身内が描いた一冊は、一族の新たな人間像を見いだす機会につながりそうだ。
 原作は野田家二十五代玉造の次女、古沢香(こう)が書き留め、おいの睦(むつみ)に託していたものを野田村の岩山国明医師が1951年、ガリ版刷りで発行した。
 玉造没後100年の2010年を前に「野田家の歴史を語り継ごう」とパソコンで文字を打ち直し、再刊行した。
 玉造と息子璞水(たまみ)、孫の睦まで3代の歴史をたどった香は、父玉造を没落の始まりとする。玉造は廃藩置県後、盛岡県大参事、岩手県権参事など要職を歴任したが、1872(明治5)年、扶持を失った藩士救済のため野に下り、茶の栽培など殖産事業に乗り出し「事々に失敗」した。編集した広内洋治さん(59)は「やはり武士の商法だったのでしょう」と推測する。後にキリスト教の伝道師となる璞水も江戸で放蕩(ほうとう)に明け暮れ、家は傾いたという。
 戊辰戦争後、切腹した先輩家老の楢山佐渡を介錯した玉造は「君命とはいえ自分の打ち下ろす刃の先に落首せしを見し時の苦しさは逃へられなかった」など興味深い逸話も多い。
 広内さんは「挫折しながらも、新しい時代を生きていこうとした玉造には武士の誇りを感じる」と再評価する。
 再刊行の本書では、玉造、璞水、睦の写真や野田家の家系図を新たに掲載した。600部を印刷し、一部700円(送料込み1000円)で頒布している。1、2日の村文化祭でも野田家の歴史をパネル、写真で紹介する。



宮城
幕末の仙台藩士 玉虫左太夫を木像で顕彰 荒町
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幕末の仙台藩士 玉虫左太夫を木像で顕彰 荒町
 上記リンク先はyahoo!ニュースサイトなので自由に閲覧できます。
 仙台市若林区荒町のまちづくりグループ「人生銀行」は、幕末の仙台藩士、玉虫左太夫の胸像を建てる計画を進めている。地元の偉人の業績を顕彰し、荒町の新たな魅力としてPRする。
 胸像は木製で高さ45センチ。仙台市のアマチュア彫刻家が玉虫の肖像画に基づいて彫り、玉虫が勉学に励んだ藩校養賢堂の門の残る若林区南鍛冶町の泰心院に設ける。
 同時に、地元に縁のある偉人である江戸後期の回文師細谷勘左衛門や旧日本海軍中将の斎藤七五郎、童謡詩人スズキヘキ、作曲家福井文彦らの立て札も作る。顔と名前、業績を彫り込み、若林の生家跡や母校などに立てる。
 材料はいずれも、市地下鉄東西線の建設で伐採されたケヤキの木。来年2月ごろまで乾燥させて制作に掛かり、来年夏にお披露目する。制作費は計約100万円で、市の助成金、市民と企業からの募金で賄う。
 胸像制作のきっかけは、人生銀行頭取の文具店経営出雲幸五郎さん(77)が2006年、地域の観光資源を掘り起こす活動を通して玉虫の存在を知ったこと。出雲さんは「封建的な時代に先進的な考えを持った人物。現代によみがえらせ、荒町を学問の街としてPRしたい」と話す。
 玉虫の子孫で青葉区の無職山本三郎さん(72)は「一般にはなじみの薄い玉虫を顕彰する人がいて、うれしい。胸像化を通して玉虫を多くの人に知ってもらいたい」と語っている。

[玉虫左太夫]1823年、仙台藩士の子として生まれた。24歳の時に江戸に赴き、幕府直轄の学問所で優秀な成績を収めて頭角を現す。1860年に日米修好通商条約批准書の交換使節団の一員として渡米し、見聞録「航米日録」を著した。戊辰戦争で奥羽越列藩同盟の成立にかかわった責任を取らされ、1869年切腹した。

 嬉しいニュースです。玉虫左太夫については事績を語れるほど詳しく勉強していないのですが、もう少し知りたいと思って「航米日録」を入手しています。アメリカの共和制にかなり傾倒していたようで、切腹させられたのが惜しまれます。

長野
松本城太鼓楼、なぜ復元されない?
◆位置、構造特定できず

 松本地域のシンボル国宝松本城。雪をかぶった北アルプスを後ろにいただく姿は一幅の墨絵のように美しい。その威風堂々ぶりを増したのが、敵の侵入を防ぐ軍事施設で1999年に復元された太鼓門の存在だ。だが、その名の由来になり、門の一角にあったとされる太鼓楼は見当たらない。なぜ、同時に復元されなかったのか。そして、日の目を見る日は来るのだろうか。
(中略)
 これに対し太鼓楼は、絵図には載っているが建っていた位置が正確に判明せず、寸法入りの絵図や写真がなく、構造なども確定できなかったためという。「まがい物は造れないというのが文化庁と私たちの共通認識でした」と中川さん。文化庁記念物課の小野健吉さんも「想像で建てるわけにはいきませんから」と話す。
 松本城の整備事業は幕末・明治維新当時の姿を正確に再現する。その厳密さが象徴的に現れたのが太鼓楼だった。
 市教委の計画には現在、太鼓楼の復元は盛り込まれていない。しかし、断念したわけではなく、新たな資料が見つかれば検討課題に乗せられるという。太鼓門が取り壊されたのは明治4年暮れとされ、写真が残されているかもしれないからだ。


愛知
地域の歴史、後世に 「名古屋の町割」歌が復活
 ♪花の名古屋の町割(わり)は 四面四角に碁盤割-。名古屋市中心部のかつての町名を歌詞に織り込んだ歌が3日、中区役所で披露される。区制100周年の記念事業の一つで、老若男女に口ずさんでもらい、地域の歴史や文化を次世代に伝えていこうという試みだ。
 歌は「花の名古屋の町割」といい、幕末から明治初期にかけて名古屋近郊の若者たちが橋や道路の普請の前に、人集めのため即興的に歌っていた曲の一つとされる。「塩や こうじや 御園(みその)町」「金銀みつる長者町」など、ユーモアを効かせた七五調の歌詞が延々と続く。


折り畳み茶室でござる 名古屋の慶栄寺で組み立て
 ハイカラ趣味で知られる尾張藩主、徳川慶勝が幕末に造らせたという珍しい折り畳み式茶室「御席屏風(びょうぶ)」が、所蔵する名古屋市西区の慶栄寺で組み立てられた。茶室は広間席など3席から成り、3席そろっての“開帳”は戦後初めて。


兵庫
頑張ってます:NPO法人・歴史文化財ネットワークさんだ /兵庫
<みんなでつくる地域社会>

◇三田の心意気、広く伝えたい--郷土史探訪に「新住民」積極参加
 「ガラスに空気が入っているでしょう。これは、当時のままなんですよ」。見学に来た子どもたちが、NPO法人「歴史文化財ネットワークさんだ」の藤田裕彦さん(75)の指さす窓ガラスに、興味津々で顔を近づけた。「ほんまやぁ、これ明治時代のん?」。驚きの声をあげる子どもたちに、藤田さんは笑顔で応えた。
(中略)
 藤田さんも96年に東京から移り住んだニュータウン住民。01年にメンバーとなり、幕末から明治期に三田が生み出した人物を熱心に研究した。今や高齢者大学などで講師を務める“専門家”だ。「歴史をひもとくだいご味や人との出会いが、とてもいい刺激になる」と話す。


山口
わがまち新聞コンクール:市内の女子中学生8人、「萩ものしり新聞」が佳作 /山口
 第4回わがまち新聞コンクール(日本新聞教育文化財団主催)で、県内からは中学校部門でガールスカウト県第18団シニア部門の「萩ものしり新聞」が佳作に選ばれた。
 萩市内の4中学校の女子生徒8人が所属している。活動の一環で新聞作りに取り組み、地元で受け継がれている「ひと・もの・まつり」をテーマにした。
 題材は▽萩焼▽松下村塾▽夏みかん▽おしくらごう(玉江浦地区まつり)--の四つ。1題材を2人1組で担当。4~8月の5カ月間、インターネットなどで調べる一方、萩焼は実際に作るのを体験して記事にした。
 また、見やすいよう記事を囲む線に萩焼の茶わんをデザインしたり、明治維新で職を失った旧士族たちを救った夏みかんの物語を4コマ漫画で紹介したりと工夫した。
 新聞はA3判2枚サイズ。保護者らに配布した。パトロールリーダーの原田真未(まなみ)さん(15)は「新聞を作るのは初めて。文章をまとめるのが難しかった。次号は県内出身の総理大臣を取り上げてみたい」と語った。【阿部義正】


福岡
不審火で焼失の福岡城「下の橋大手門」が復興
 8年ほど前に不審火で焼けた福岡城の「下の橋大手門」(福岡市中央区)が復元を終え、1日一般公開された。
(中略)
 ただ、よみがえった姿は焼ける前とは違う。実は明治時代に改築が行われ、火災時は平屋造りだったが、今回は高さ14メートル、幅15メートルの2層の櫓門として復元された。これが幕末までの本来の姿だったという。
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