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新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
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 今日は気温が上がらず、雨も降り出して寒かったですね。

宮城
戊辰戦争140年でシンポ 「歴史を次世代の教訓に」
 戊辰戦争開始から140年を迎え、奥羽越列藩同盟が結ばれた宮城県白石市で23日、シンポジウムが開かれ、仙台、長岡、会津など6藩の“代表者”が、戊辰戦争から教訓をくみ取り次世代に生かそうと意見交換した。
 同盟は戊辰戦争の最中の1868年に、「朝敵」とされた会津藩などを救うため、東北の25藩と越後の6藩が結成した。
 冒頭の基調講演で作家加来耕三氏が「(会津を救うという)感情論だけで戊辰戦争を戦ったことが同盟の一番の問題点」と指摘。一方、長岡藩を代表した河井継之助記念館(新潟県長岡市)の稲川明雄館長がパネル討論で「彼らは義を守るために戦った。今の時代にはそういったものが一番欠けている」と話した。
 シンポを主催した白石市の風間康静市長は「戊辰戦争を検証しながらいかに次の世代につないでいくかが大切だ」などと述べた。会場には約600人の聴衆が訪れた。



高知
龍馬ブーム到来 ミュージカルなど脚光 高知
 28歳の坂本龍馬は文久2(1862)年3月に土佐藩を脱藩。高知県北西部の山間の地、檮原村(現梼原町)の韮ケ峠を越えて伊予の国に足を踏み入れた。脱藩初日の一夜を過ごした旧河辺村(愛媛県大洲市河辺町)では「龍馬脱藩の道」を掲げて地域コミュニティーと観光の足がかりとし、松山市に隣接する東温市の「坊っちゃん劇場」では龍馬を取り上げたミュージカルが脚光を浴びている。
 旧河辺村は昭和63年、龍馬がたどった旧街道を「龍馬脱藩の道」として整備した。この道は、榎ケ峠から泉ケ峠まで約15キロの山道で、龍馬が村内を通り抜けたルートとされている。
 ルート沿いには、安政2(1777)年に氏神などを祀る神社参道として建築された屋根つきの「御幸の橋」(県指定民俗文化財)があり、周辺には時代劇に出てきそうなほど美しい山里風景が残っている。
 こうした昔ながらの景観美のPRも合わせて、平成元年に始まったのがウォークイベント「わらじで歩こう龍馬脱藩の道」。龍馬脱藩の道保存会が毎年9月に開催し毎年、町内外から定員を上回る300人以上の参加者があるという。
 催しでは、住民手作りのお弁当なども人気を呼んでおり、地域と一体となった町の一大イベントに発展している。今年は松山市から95歳の男性も元気に踏破するなど、脱藩の道を生かしたイベントは町内外にじわりと浸透している。 
 同保存会の梅木良照・副会長は「過疎と高齢化が進む地域にあって、(ルート整備の)草刈りだけでも大仕事。でも、イベントを楽しみにしている人たちに励まされています。最近では年間を通じて一般の観光客も見かけるようになりました」と知名度が高まっているイベントに夢を託す。
 一方、坊っちゃん劇場では、ジェームス三木さん(73)が脚本と演出を手がけ、わらび座が制作したミュージカル「龍馬!」がブレークしている。
 開館初年度(18年度)の第1作「坊っちゃん!」が年間で約6万6000人、2作目の「吾輩は狸である」は約6万1000人という入り込み客だった。だが、今年度から上演を始めた第3作の「龍馬!」は10月末ですでに6万人を突破。来年3月の最終公演までに10万人に達する勢いだ。
 「入場者の6割は県外客。リピーターも多く、10回以上見た方も多くおられます」と人気上々の龍馬人気に劇場支配人の山川龍巳さん(56)も満足げ。
 10月には高知市内で、同ミュージカルの特別公演が行われた。おひざ元の高知でさえ、龍馬を知らない青少年が増えているという現状を嘆いた政財界有志が、実行委員会を発足させ公演を誘致したのだった。
 郷土が誇る傑人を扱った作品とあって公演期間中の13日間だけで約1万5000人が詰めかけた。同市の高校生は「わかりやすくて面白いし、感激しました。終演の後、周りもみんな涙で目を赤くしているんです。龍馬をもっと知りたいと思いました」。同市の山中聡子さん(73)は「高知に生まれたことが誇らしく思えました」と話した。
 実行委に携わった高知経営者協会常務理事の西山彰一さん(53)は「観劇した子供たちにとって生涯忘れられない出来事になったと思う」と公演誘致の成功にほっとした表情だった。
 なぜ今、龍馬なのか?ミュージカルで龍馬役を演じるわらび座俳優の上野哲也さん(28)は「いろんな立場の人の心を思いやる優しさかな。役作りを深めようと、どんなに掘り下げても常に新しい発見がありますよ」と話していた。

                  ◇

【用語解説】坊っちゃん劇場
 食肉や畜産加工品、水産品の販売など手がける「ビージョイ」(松山市)グループと、秋田県に拠点を置き、劇団わらび座を核として興業などを行う「(株)わらび座」が共同出資し、平成18年4月に開館した。中四国唯一の常設劇場として、ミュージカルのオリジナル作品を年間に1作240~270ステージを上演している。名誉館長はジェームス三木さん。


長崎
浦上四番崩れの「拷問石」萩から浦上天主堂へ 法王代理が除幕式で祝福
 幕末から明治時代初期にかけ、キリスト教徒への弾圧で浦上地区の信徒が全国に流刑となった浦上四番崩れ(一八六七年)。このうち山口県萩市に送られた信徒らが正座させられ、棄教を迫られた通称「拷問石」がこのほど、長崎市本尾町の浦上天主堂に寄贈された。二十三日には、列福式のため来日したローマ法王代理が訪れ、信徒らが「旅」と呼んだ流刑の“証言者”を祝福した。

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