11月3日の幕末ニュース

　今日一日でかなりの数がクリップできました。

北海道
函館市中央図書館で、幕末に用いられた洋学書を展示

　2日から7日までの期間、函館市中央図書館で、「『函館文庫』創設とその後」展が行なわれている。これは、幕末期に函館で用いられた洋学書を一堂に集め、展示するもの。国内でも数少ない貴重な資料の数々が公開されている。

五稜郭タワー・グランドオープンまで１カ月

　ことし４月に展望台などが開業した五稜郭タワー（函館市五稜郭町４３、中野豊社長）では、１２月１日のグランドオープンに向け、急ピッチで準備が進められている。屋根と壁面の大半をガラスで覆うアトリウムは、市民や観光客が集う空間として活用。植栽部分には、昨年の愛知万博（愛・地球博）で使用された冷却装置「ドライミスト」が３基備えられる。

国指定史跡：工事で土塁の一部破損　市教委、担当者の立ち会い怠る－－室蘭　／北海道

　室蘭市は２日、幕末に北方警護の拠点として建造された「国指定史跡　東蝦夷地南部藩陣屋跡モロラン陣屋跡」（同市陣屋町２）の土塁の一部を、工事の際に破損したと発表した。市教委が工事の許可条件だった担当者の立ち会いを怠っていたことが分かり、文化庁は口頭で市に厳重注意した。市は担当者の処分を検討する一方、道などと土の成分や建造方法を調べ修復にあたる。

神奈川
江戸時代の風景を再現
第13回 大磯宿場まつり　2006年11/5(日)開催

　第13回『大磯・宿場まつり』が2006年11月5日（日）、開催される。会場は大磯町山王町旧東海道松並木。時間／午前10時～午後3時。主催／第13回大磯・宿場まつり実行委員会。

　「また、まつりの花形でもある花魁道中は今年も健在。地元の有志で結成された新撰組ならぬ旧撰組が手作りで準備した豪華な花魁道中は必見だ」という記述がキーワード「新撰組」にヒットしました、確か去年もそうでした^_^;。

愛知
【三河】４メートル巨大絵馬を初公開　豊田市旭郷土資料館

　豊田市旭郷土資料館は３日から長さ４メートル近くある巨大絵馬の展示を始める。幕末に地元、旭地区の寺院に奉納され、一般公開するのは初めて。同種の絵馬は国内でも数例しかなく、民俗資料としても価値が高いという。　

石川
テレビの歴史番組も活用、未履修問題、推薦出願で北陸大谷　集中授業終え採点

　高校の必修科目の未履修問題で北陸大谷は二日、未履修のあった特進（特別進学）コースの三年生六十一人を対象に、三日間の集中授業の成績を評価するため、ＮＨＫのテレビ番組「その時歴史が動いた」を録画したビデオを使って授業し、リポートを提出させた。
(中略)
　学校側によると、ビデオは新撰（しんせん）組などを取り上げ、幕末の動きを紹介する内容。担当教諭が上映の前後に日本史や世界史の教科書との関連について解説し、八百字以内で感想をまとめさせた。

　先生も生徒も、皆さん補講お疲れ様です……。

佐賀
佐賀市の栴檀橋、選奨土木遺産に

　佐賀市の神野公園そばの多布施川に架かる「栴檀橋（せんだんばし）」が、土木学会が認定する「選奨土木遺産」に選ばれた。県内からは２００３年認定の「大搦堤防と授産社搦堤防」（佐賀郡東与賀町）に続き、２件目となる。
　選奨土木遺産の対象は幕末から第２次大戦前までに、西洋の近代技術を用いて造られた土木構造物。