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新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
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 大河ドラマ『篤姫』も、いよいよ鳥羽伏見の戦いの時代に入りますね……江戸に輿入れするまでをじっくり描いただけに、戦乱の時代の速いこと速いこと(汗)。新選組も出てこないところを見ると、上野のお山の彰義隊も出てこないかな……(涙)。

北海道
「函館学2008」初回講義
 「キャンパス・コンソーシアム函館」(会長・中島秀之公立はこだて未来大学長)主催の市民向け合同公開講座「函館学2008」の初回講義が8日、函館市高丘町の函館大学で行われた。同大の小林裕幸教授(69)が「幕末箱館人物伝」と題し、五稜郭の立案・設計などで知られる武田斐三郎や栗本鋤雲らの函館とのかかわり、功績などを語った。
 同函館は、市内8高等教育機関と函館市で構成。関係機関が連携し、総合大学的活動を展開する「キャンパス都市函館」構想の推進を目指し、各種事業に取り組んでいる。同講座は4年目の取り組みで、今年は29日までの計4回を予定。初回は定員を大幅に超える220人が参加した。
 小林教授は、アメリカ海軍ペリー提督やロシア使節プチャーチンとの交渉に加わった人物として武田斐三郎を紹介。箱館奉行所派遣後、日本初のストーブを作ったり、新しい教育機関「諸術調所」を建設して前島密や井上勝、新島襄らの指導に当たるなど多方面での活躍ぶりを流ちょうな語り口で力説し、「彼を超える蘭学者は当時いなかった。勉学熱心ですごい人物だった」と話した。同奉行所に派遣され、日仏交流や畜産振興に尽力した栗本鋤雲の活動についても語った後、「多くの逸材が当時多くいた函館は、今も大きな可能性を秘めている」とまとめた。
 夫婦で参加した市内の浅野悦子さん(67)は「とても分かりやすかった」と話していた。


3年目の公開講座「函館学」 初回は「幕末人物伝」 函館
 函館市内の大学、高専など八校と函館市で構成するキャンパス・コンソーシアム函館の合同公開講座「函館学2008」が八日開講した。初日は函館市高丘町の函館大で同大の小林裕幸教授が「幕末箱館人物伝」と題して講演、約二百人が熱心に耳を傾けた。
 百五十年前の函館開港前後について、小林教授は「教科書にはペリーの黒船来航しか書かれていないが、眠らされている歴史がある。函館はロマンがいっぱい詰まっている」と話し、蘭学者で、人材育成や産業振興に尽力した武田斐三郎(あやさぶろう)らの功績などを紹介した。
 三年目となった今年の函館学は、二十九日まで毎週土曜の計四回で、二回目以降のテーマは「函館と鯨」「ITを利活用した水産物の販売」「蠣崎波響の漢詩の世界」。延べ約九百五十人が受講を予定している。(内本智子)


福島
シンポジウム:地域の出版文化を語り 200人が耳を傾け--福島 /福島
 「うつくしま出版文化シンポジウム」が8日、福島市森合の県立図書館で開かれた。パネリスト4人が地域の出版事情や課題を語り、約200人が熱心に耳を傾けた。
 県書店商業組合や県立図書館などで構成する実行委員会が主催。歴史作家の星亮一さんが「偽りの明治維新」と題し講演した。
 続くパネルディスカッションでは、「奥会津書房」の遠藤由美子編集長ら4人が意見交換。毎日新聞でコラム「とうほく彩発見」を連載する遠藤さんは、「自費出版は地域の文化を生み出すもの。新聞で、自費出版の本を紹介するコーナーがあればいいと思う」と訴えた。同組合の小林政敏専務理事は「地方出版社の情報が中央に届かず、書籍の販売が進まない」と語った。
 会場からは「新聞の書評欄をさらに充実してほしい」などの声が上がっていた。【松本惇】


鳥取
迫力、ユーモアの人間ドラマ 演劇「やんちゃもん」
 元連合鳥取会長の重田紀生氏(鳥取県米子市)の自伝をもとにした新作演劇「やんちゃもん」が八日、米子市公会堂で上演され、激動の時代を駆け抜けた人間ドラマが観客を引きつけた。
 鉄労米子地方本部の委員長となった主人公が妻の支えを受け、組合間抗争に巻き込まれながらも信念を持って国鉄改革に身を投じた姿と、重田さんが幼少期過ごした長州の幕末の志士・高杉晋作が明治維新を駆け抜けた青春群像を織り交ぜたストーリー。
 脚本・演出は、劇団「幻影舞台」の清原眞さん。主役を演じる柿原直旗さんらキャスト、スタッフは米子、松江両市を中心とする演劇関係者で、約一年をかけてこの日を迎えた。
 舞台では二つの物語が交錯しながら、迫力のある立ち回りやユーモアあふれるセリフに会場から笑い声も。国鉄改革の激動期に立ち向かった主人公の生き様が表現され、役者の熱演に観客から拍手が送られていた。
 やんちゃもん米子公演(同実行委員会主催、新日本海新聞社特別後援)は、第六回鳥取県総合芸術文化祭県民企画アートチャレンジ事業で、この日昼夜二回上演された。


福岡
演劇人・川上音二郎:生涯を振り返る企画展--30日まで・ふるさと館 /福岡
演劇人・川上音二郎:生涯を振り返る企画展--30日まで・ふるさと館 /福岡
◇欧米巡業「漫遊記」やポスター
 ◇オッペケぺー節披露も--11日承天寺
 明治時代、自由民権思想をうたった「オッペケぺー節」で一世を風靡(ふうび)した博多出身の演劇人、川上音二郎(1864~1911年)。11日が命日の音二郎をしのんで、博多区内の「博多町家ふるさと館」(冷泉町)と、音二郎の墓がある「承天(じょうてん)寺」(博多駅前)で催しがある。【幸島朋子】

 ふるさと館では30日まで「波瀾(はらん)万丈 川上音二郎展」が開かれている。2010年の音二郎の100回忌まで、3回連続で生涯を振り返る企画の初回になる。

 伊藤博文から贈られたという袴(はかま)や芝居の演目や配役などを記したポスター「芝居番付」、女優の妻、貞奴(さだやっこ)との欧米巡業の様子を記録した書籍「川上音二郎貞奴漫遊記」(市博物館所蔵)など貴重な資料を展示するほか、音二郎の生い立ちや写真と地図でゆかりの地も紹介している。

 「博多が生んだ偉人なのに、音二郎が博多の人間だということさえ知らない地元の人も多い」とふるさと館の山田広明学芸員は嘆く。

 音二郎の生年は幕末の文久4年、現在の博多区古門戸町に生まれた。14歳で上京して福沢諭吉の書生、博多や京都で巡査などさまざまな職業を経て、自由党に入党。反政府活動家となり、たびたび投獄された。

 自由民権思想を広めるために芸の世界に身を置き、世相を歌った当時の出し物のひとつ「オッペケぺー」に民権思想を織り込んだ詞をつけて演じたところ、大流行した。

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 〓

権利幸福嫌いな人に

自由湯をば飲ませたい

オッペケペー

オッペケペー

オッペケペッポーペッポッポー

 11日午前10時からは、承天寺で「川上音二郎忌」が営まれ、オッペケぺー節の継承に尽力する団体それぞれがオッペケペー節を披露する。

 「音二郎が演じた当時の録音は残っておらず、節回しは口承のみ」と、NPO博多古謡保存会の西島勝生さん(46)=博多区那珂=。祖父の故石田清高さんからオリジナルに忠実な節を受け継いできたという。

 西島さんは「“自由湯(じゆうとう)”を自由党にかけるなど、祖父からは詞の面白さをよく聞かされた。表立って活動すれば警察に捕まった時代、演劇風に面白おかしくやって見逃される術を知った音二郎は賢い」と話している。

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 音二郎展は大人200円、中学生以下無料。無休。問い合わせはふるさと館092・281・7761。音二郎忌の問い合わせは同忌世話人会092・291・2466。
〔福岡都市圏版〕

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