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新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
 今朝見つけたニュースです。

足守出身新撰組隊士の謎明らかに
東京の研究家が現地調査

 幕末・維新史の中で、今も歴史ファンの高い人気を誇る新撰組。その副長土方歳三(1835―69年)の側近で、戊辰(ぼしん)戦争最後の舞台・五稜郭(ごりょうかく)=北海道函館市=まで行動を共にした人物に、備中足守藩出身の安富才輔がいる。謎の多い人物の出自と最期が最近、明らかになってきた。

 安富才輔(才介、才助とも)は天保10(1839)年の生まれ。元治元(64)年に新撰組に入り、勘定方を務めた。函館では土方側近として、土方が銃弾に倒れた際も同行。東京・日野の土方の実家に〈早き瀬に 力足らぬや 下り鮎〉の句を添えて戦死を告げる書簡を送付。新政府に降伏後の明治3(70)年、東京で暗殺された―。新撰組ファンらに知られる安富像だ。

 新撰組でも表舞台に登場せず、出身を熊本藩や鍋島藩とする史料も…。出自さえはっきりしない安富の謎を「彼がいなければ新撰組は戦うこともできなかった。縁の下の重要人物なのに」と追うのは、在野の幕末維新史研究家あさくらゆうさん(39)=東京都。

 調査は徹底した現地主義。まずは岡山県立記録資料館(岡山市南方)などで足守藩関連の史料を丹念に調査。今年春までに、足守藩でやはり勘定方を務めた正之進(1852年没)を父に持つこと、さらに暗殺はされず「新政府の命で足守へ護送された」ことを突き止めた。足守では謹慎状態のまま4年後、明治6(73)年に没したことも分かった。

 調査を裏付ける墓探しも着手。地元の協力もあって今年7月、田上寺(岡山市足守)の墓地の一隅で、覆いかぶさった竹やぶを払いながら「安富才助夫婦之墓」を確認した。

 あさくらさんは11月16日、日野市の講演会で研究成果を発表する。


 WEBニュース動画版もあります。上記記事のあさくらさんの写真以外には、ビジュアルはありませんが(汗)。

 記事中のあさくらさん講演会の案内は日野市観光協会のサイトにありました。
「土方歳三最後のメッセンジャー 安富才介」講演会
 ちなみに会場となっているのは元「幕末めし処 池田屋」、今は「幕末茶屋 池田屋」(飲食物持ち込み自由の有料休憩所)として営業しているのですね。
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