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新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
 今日は3月下旬並みの暖かさでしたが、明日は4月並みとか……ただ、風が強くモノが飛ばされるおそれがあるそうですので、また、花粉の飛散量も増えそうですので、外出時はお気を付けてください。

秋田
明治時代の蚕業者「川尻組」紹介 在伊、能代出身の男性が出版
 能代市出身で、イタリアのミラノ近郊にあるブレシア在住の山田康次さん(53)が「ミラノと横浜、蚕が結んだ幕末時代の日伊物語」を自費出版した。鎖国の扉を開いたばかりの激動期、逆巻く波濤(はとう)を乗り越えイタリアでの蚕種(蚕の卵)直輸出に挑戦した川尻組(当時南秋田郡川尻村)など当時、2国間を果敢に往来した蚕種業者の姿をイタリア側の資料なども駆使して紹介している。
 山田さんは能代市浅内出身。ヒヨコの雌雄鑑別師として1978年、イタリアに渡った。以来、在住30年。この間、イタリア人女性と結婚して同国に帰化、現在は旅行ガイドをしている。
 自宅があるブレシアには、幕末の日本に数カ月掛かりで来航、無病の日本産蚕種を持ち帰って一躍大富豪となった蚕種商人ポンぺオ・マツオッキの財団がある。マツオッキは日本に15回来航し、蚕種を大量に函館や横浜で買い付け、イタリアで販売した。
 こうしたマツオッキと日本とのかかわりを調べているうちに浮上してきたのが、当時、日本からイタリアに大航海の末、直輸出を敢行した養蚕業者である群馬島村(群馬県伊勢崎市)の島村勧業社と秋田の川尻組。川尻組職員がイタリアに渡航したのは、島村勧業社より2年早い1878(明治11)年。西欧に日本人が店を構えた最も早い事例だった。
 山田さんは「日伊の古い歴史交流を知ってもらおうと本にした」と話している。本は、文庫判で、160ページ。1575円(税込み)、発行、販売はパレード社TEL03・3437・6877

埼玉
直木賞の山本さん 小川町で14日講演
 「利休にたずねよ」で直木賞を受賞した作家山本兼一さん(52)が14日、小川町大塚の老舗割烹(かっぽう)旅館「二葉」で、「日本の匠」と題して講演する。
 二葉は、江戸末期に江戸城を無血開城に導いた幕末・明治の政治家山岡鉄舟がたびたび訪れたことで知られる。14代目館主の八木忠太郎さん(53)が事務局長を務める「小川山岡鉄舟会」に、山本さんが数年前に加入したことから講演会が実現した。
 会費は2000円で、締め切りは13日。講演会後に山本さんを囲んだ食事会もあり、参加する場合は5000円。問い合わせは、二葉(0493・72・0038)。
 

新潟
上越の「世界館」 近代化遺産に 来月記念催事も
 日本最古の現役映画館といわれる上越市の「世界館」(高田日活)=上越市本町6=が、経済産業省が所管する「近代化産業遺産群 続33」に選ばれた。市民有志で同館をまちづくりに生かす活動を進める「街なか映画館再生委員会」の岸田國昭委員長は「建物の価値が全国的に認められた。現状と魅力をより多くの人に知ってほしい」と話している。来月には、歩みを紹介する認定記念イベントを開催するほか、再生に協力する支援者を募る。
 同遺産群は、幕末から昭和初期にかけ、日本の産業発展に貢献した建物や機械など540件を認定。県内では他に大河津分水路(燕市)、姫埼灯台(佐渡市)、県立長岡工業高校の正門門柱(長岡市)が選ばれた。


三重
松浦武四郎の交友、克明に 幕末の探検家 郷里・三重で研究発表会
 幕末の探検家で、「北海道」の名付け親としても知られる松浦武四郎(一八一八-八八年)に関する研究発表会が十一日、武四郎の郷里、三重県松阪市内で開かれ、武四郎の交友の広さや当時の情報交換の様子などが報告された。
 昨年から武四郎の生誕百九十年記念事業に取り組んできた松阪市の実行委員会と道開拓記念館(札幌)が初めて共同で開催した。約二百人が参加。道内の研究者ら七人が最新の研究成果を発表した。
 藤女子大講師の松本あづささんは札幌市中央図書館が所蔵している武四郎自筆の「交友名簿帳」について報告。九十六ページのうちの前半部分は江戸や旅先で知り合った約四百七十人の名簿、後半は先人の詩歌や蝦夷地(えぞち)のメモ、金銭の貸借などを書き留めた雑記帳だと分かった。名簿には江戸の著名人に加え、東北や九州の知人、函館や江差で交流した俳人・画家らの名前もあり、交友の広さがあらためて明らかになった。
 道開拓記念館学芸員の三浦泰之さんは武四郎が蝦夷地調査の途中で訪ねた土浦藩の学者の書簡を研究。国際情勢や蝦夷地の実情などについても武四郎が語ったと書かれており、伝聞形式でさまざまな情報が広まっていたことを発表した。


滋賀
城下町の雛、早春彩る
彦根中心部の商店街

城下町の雛、早春彩る 彦根中心部の商店街
 ひな人形で街中を彩る「城下町の雛(ひな)と雛道具展」が、滋賀県彦根市中心部の商店街で開かれている。上品な顔立ちのおひなさまや内裏さまが、店先や空き店舗を華やかに飾り、通行人を楽しませている。
 彦根城博物館で開催中の企画展「弥千代の雛と婚礼調度」(3月10日まで)に合わせ、商店街でも「ひな祭り」の雰囲気を感じてもらおうと、彦根商店街連盟などが実施。ひな人形を商店街11カ所に常設展示し、折り紙教室や十二単(ひとえ)体験など関連行事も随時催している。
 銀座商店街のコジマビル(銀座町)では、地元の古美術商や商店主が所有する明治期のひな人形など六組と、幕末に用いられたという婚礼衣装を展示。
 おいでやす商店街の木下呉服店(京町3丁目)は、素朴な五段飾りなど3組をショーウインドーに飾りつけた。同店の木下政子さん(70)は「娘に買ったり、ボウリング大会の景品でもらったりした思い出の人形。街のいろんな所で季節感を味わってほしい」と話している。3月3日まで。


広島
本因坊家授与の免状寄贈
 尾道市瀬戸田町の谷本篤さん(65)が同市因島外浦町の本因坊秀策囲碁記念館に、江戸時代末期に本因坊家から曾祖父に与えられた有段者の免状など9点を寄贈した。
 曾祖父の兼次郎(1838―1905年)は一時期、本因坊家で囲碁を学び、秀策より9歳下の弟弟子。幕末の混乱を避け、19歳で瀬戸田に帰郷。備後地区や呉、岡山で囲碁の普及に努めた。
 免状は1861(文久元)年、秀策の師匠で十四世本因坊秀和が出した初段と、82(明治15)年、秀和の三男で十六世本因坊秀元が出した二段。当時、広島県内で有段者は数人しかいなかったとされる。
 寄贈はこのほか、棋譜集3冊や書状など。谷本さんは囲碁記念館の開館に合わせ、秀策が兼次郎のために漢詩を書いた扇を張り付けてあるびょうぶも寄贈している。「曾祖父にちなむ遺品はすべて記念館に寄贈した。囲碁に興味を持つ人が増えればうれしい」と話した。


大分
高校男子・大分鶴崎A 同女子・中津北A優勝 中津で島田虎之助 顕彰近県剣道大会
 大分、福岡両県の中高生チームが競う島田虎之助顕彰第50回近県中学高校剣道大会(中津市剣道連盟主催、西日本新聞社など後援)が11日、中津市大貞のダイハツ九州アリーナであった。中学の部は、如水館A(福岡市)が、高校男子は大分鶴崎A(大分市)、同女子は中津北A(中津市)がそれぞれ優勝した。
 幕末の中津出身の剣豪、島田虎之助(1814‐52)の遺徳をたたえる大会で中津市内で毎年開催。


佐賀
佐賀城、有田焼など紹介 『海路』第7号
 九州の歴史・文化に関する総合雑誌『海路』の第7号が出た。特集「九州の城郭と城下町」で、佐賀城など九州各地の5つの城を取り上げたほか、有田焼の歴史に関する論考2本などを載せている。
 熊本城(熊本市)や岡城(竹田市)などとともに焦点を当てられた「佐賀城の歴史」については、県立博物館副館長などを務めた小宮睦之さん(佐賀市)が執筆。龍造寺氏の村中城を拡大する形で築城され、享保年間の大火(1726年)や天保期の火災(1835年)を経て、1838年に本丸が再建されたことなどを紹介。幕末佐賀藩の功績を顕彰する佐賀城本丸歴史館として、2004年に復元されたことまでをたどっている。


県重文5件答申 保護審 幕末大砲や秀吉書状など
 県文化財保護審議会(長谷川照会長)は10日、幕末の佐賀藩の大砲「モルチール砲」や豊臣秀吉自筆の書状など5件を県重要文化財に指定するよう県教委に答申した。
 ほかは戦場ヶ谷遺跡(吉野ヶ里町三津)から出土した青銅製すきの先端部、戦場古墳群(同)出土の鉄製の装具、名護屋城跡(唐津市鎮西町)のかわら。
 モルチール砲は2門あり、県立佐賀城本丸歴史館が所有する。ともに口径29センチ、全長87センチで、1門はオランダ製、もう1門は国産の可能性があるという。佐賀藩が第1次長州征伐などに使用したもので、「日本の近代化の始まりを象徴的に示す資料」として評価された。







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