2月15日の幕末ニュース

　バレンタインデーの昨日、ひこにゃんはチョコレートを186個ももらったとか……メタボや虫歯の心配と、もてキャラならではの苦労もあるようで(苦笑)。
　暖かい昨日今日、夕食メニューも冬から春へ変えました……煮込んでいるのは変わらないんですが(爆)、長ねぎ・白菜・もやし・春菊などから、春キャベツ・玉ねぎが中心へと。
　週明け、寒の戻りがあるようですが、本格的に暖かくなるのも、あともう一息……という気持ちです。

茨城
児童ら真剣勝負　郷土かるた大会　茨城
児童ら真剣勝負　郷土かるた大会　茨城

　水戸市内の小学生が郷土の歴史や文化遺産が描かれたかるたを使用して、かるた取りの腕を競う「水戸郷土かるた中央大会」が１４日、水戸市新原の堀原運動公園武道館で開催された。
　大会で使われたかるたは「いつもにぎわう梅の偕楽園（かいらくえん）」といったものや「幕末の歴史にしのぶ斉昭（なりあき）公」など、水戸市ゆかりの名所旧跡や歴史上の人物を題材にしたもの。

滋賀
瓦や図面で小堀家陣屋たどる　長浜・浅井歴史民俗資料館で企画展
瓦や図面で小堀家陣屋たどる　長浜・浅井歴史民俗資料館で企画展

　江戸初期の茶人小堀遠州の子孫で幕府の旗本だった小堀政安（１８１６－７６）が、領地の浅井郡南郷村（現滋賀県長浜市南郷町）に建設した政庁「陣屋」の資料を集めた企画展が、同市大依町の浅井歴史民俗資料館で開かれている。
　政安は、遠州の３男政尹を初代とする小堀権十郎家の幕末の当主。旗本として江戸に詰めていたが、明治維新の際に浅井郡に移住。新たに封建制を敷こうと明治元年ごろ陣屋を建設したが、新政府の廃藩置県政策で政安の試みは絶たれた。
　展示は、陣屋に使われた小堀家の家紋入り鬼瓦や平面図、建築作業に駆り出された領内各村の人足数を記録した文書など。旧南郷村の庄屋だった次郎左衛門家に伝わる資料を中心に約３０点が並ぶ。
　３月１０日まで。月曜休館。高校生以上３００円、小中学生１５０円。２月１５日午後１時半からは、浅井図書館で長浜城歴史博物館学芸員による講座「小堀政安の陣屋建設」が開かれる。受講料５００円。

広島
囲碁棋士　谷本兼次郎に贈られた本因坊家の免状展示　広島
囲碁棋士　谷本兼次郎に贈られた本因坊家の免状展示　広島

　広島県尾道市の生口島出身の囲碁棋士、谷本兼次郎（１８３８～１９０５年）に、幕末から明治にかけて本因坊家から贈られた免状が、尾道市因島外浦町の本因坊秀策囲碁記念館で展示され、ファンの注目を集めている。２８日まで。
　兼次郎は１２歳で本因坊家に入門。近隣の因島出身で、「碁聖」と呼ばれる天才棋士、本因坊秀策と深い交流があり、帰郷の際には秀策から家族への手紙を託されこともあったという。明治維新後は、地元の有志らとともに岡山や尾道などで囲碁の普及に努めた。
　展示されているのは、初段と二段の免状２種類で、初段の免状には秀策の先代にあたる本因坊秀和の署名や、文久元（１８６１）年６月の日付などが記されている。また、二段の免状は、本因坊秀元の署名で、明治１５（１８８２）年６月１０日の日付となっている。
　入館時間は午前１０時～午後５時。問い合わせは同記念館（（電）０８４５・２４・３７１５）へ。　

長崎
レンタル暗室　ファンつかむ　被写体浮かび上がる感動が魅力　年齢層幅広く写真談義　長崎市のフォトカフェ・ヒコマ

　デジタル写真全盛の流れに逆らうように、長崎市浜町のギャラリー兼喫茶店「フォトカフェ・ヒコマ」が「レンタル暗室」を開設、フィルム写真にこだわるファンを引きつけている。マスターの若杉鏡心さん（６２）は「現像液の中で被写体が浮かび上がる感動を味わってほしい」と話している。
　同店は昨年５月、市内で別のギャラリー喫茶を経営していた若杉さんが「好きな写真に特化した空間をつくろう」とオープン。店名は幕末に長崎で活躍した写真家の上野彦馬にちなみ、２階ギャラリーの一角には暗室を設けた。