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新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
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 午前中は陽が差していたので洗濯物をベランダに干すぐらいでしたが、午後は曇って寒さが感じられるようになりました。予報によると夜は雨が降るようですね。

千葉
和宮ゆかりのひな飾り100点紹介 国立歴史民俗博物館 佐倉
「和宮ゆかりのひな飾り」100点を紹介 千葉・佐倉の国立歴史民族博物館
 幕末に幕府と朝廷の「公武合体」の象徴として将軍家に嫁いだ和宮が所有していたひな人形、ひな道具約100 点を紹介する「和宮ゆかりの雛(ひな)かざり」が千葉県佐倉市の国立歴史民俗博物館で開かれている。ひな祭りは江戸時代に入って広まり、和宮も桃の節句を楽しんだと記録が残されている。
 同館所蔵の内裏びなや、兄の孝明天皇の形見の御所人形など由緒ある人形も展示され、当時の優れた工芸技術を見ることができる。展示は3月8日まで。問い合わせはハローダイヤル03・5777・8600。


三重
街道を歩く:東海道を巡って/5 亀山宿 /三重
◇志賀直哉の小説「暗夜行路」の一舞台 往時しのぶ旧家の格子戸
 「亀山宿」は、現在の亀山市東町や西町を中心に東西約2・5キロに及ぶ。宿場町だった街道が舗装された今、旧家の格子戸やコンクリートを使わず積む「間知(けんち)石積み」の住宅の土台だけが、往時を象徴している。
 亀山は、志賀直哉(1883~1971)の小説「暗夜行路」の一舞台でもある。
 「亀山は彼の亡き母の故郷だった。それは高台の至って見すぼらしい町で、町見物は直ぐ済み、それから神社の建っている城跡の方へ行って見た」
 志賀は亀山を「見すぼらしい町」と表現した。志賀が歩いたと思われる街道周辺を検証を兼ねて歩いてみた。
 繁華街・東町の旧東海道から外れて西へ約200メートル。武器庫だった亀山城多門櫓(たもんやぐら)が建つ。黒の板張りと白い漆喰(しっくい)仕上げの構造は、外塀の役目を兼ねた造りで天守閣をいただく城とは違った趣だ。
 城跡から少し下った西町の街道には、呉服商で幕末からの見事な格子戸が残る「旧舘家(たちけ)(枡(ます)屋)」住宅がある。街道を少し外れれば亀山城主・石川家の家老の屋敷で、長屋門が特徴の「加藤家屋敷跡」。各所に江戸の名残が息づいていて、志賀のように見物はすぐには終わらない。
 寒風に身をかがめて歩いていると道路を掃いていた女性から「昔、万(よろず)町と呼んでいた通りも風情がありますよ」と声がかかった。歩を進めると家々の玄関には「あらもの屋」とか「丁子屋」などの板の看板。「亀山らしい東海道を」と市民有志で組織する「宿場の賑(にぎ)わい復活一座」が各戸の許可を得て付けた屋号だという。現在2代目代表を務める鈴木寿一さん(58)によると、完成までに2年ほどかかり、「亀山藩が1863(文久3)年に作成し、市歴史博物館が所蔵している『宿内軒別書上帳(しゅくないのきべつかきあげちょう)』に基づいていて430軒ある大半が協力してくれた」と説明してくれた。
 この通りで唯一、毎月30人以上の団体が訪れるのが遍照寺。亀山城の二之丸御殿を移築した本堂は、寺には珍しい「八」の字に似た千鳥破風(ちどりはふ)。瓦には城主・石川家の家紋・ササリンドウと亀山を象徴する亀が配されている。
 臼井俊乗住職(76)の長女、村林葉子さん(47)が、境内の会話を聞きつけてわざわざ本堂を訪れ、県指定文化財の仏像や寺の歴史を丁寧に解説してくれた。途絶えることなく受け継がれてきた人情の厚さは、鈴鹿下ろしで冷え切った体に心地よかった。【大原隆】=つづく
〔三重版〕




京都
西郷の生涯 図解で学べ
 幕末や明治維新の資料などを展示する霊山歴史館(東山区)の学芸員、木村武仁さん(35)が、西郷隆盛(1827~77)の生涯を考察した「図解で迫る西郷隆盛」(淡交社)を出版した。木村さんは「苦難に直面する度に成長していった西郷の生き方は多くの人に示唆を与えるはず」と話している。
 西郷に関する専門書は多数あるが、手軽に楽しく読める歴史ファン向けの本は坂本竜馬らと比べて、少なかったことから、木村さんが2004年から、約4年かけて文献を調べたり、西郷の出身地である鹿児島県を訪れたりして、昨年11月に発行した。
 本は、薩長同盟や江戸城無血開城、廃藩置県を断行した西郷の業績を図表を多用して分かりやすく紹介。一方で、幼い頃は極貧だった家庭環境や、けんかで利き腕を負傷して剣術を断念したこと、命令に背いて離島に流された経験など、あまり知られていない青年期の挫折も詳述してある。
 また大の愛煙家だった一方で、甘党で酒はほとんど飲まなかったことや、太った女性が好みで、人目をはばからず妻の手料理を「おいしゅうございますよ」とよく褒めていたことなど、学術書では記されることが少ない〈人間・西郷〉の横顔が生き生きと描かれている。
 資料では西郷家の家系図や、「命、名、官位、金を必要としない者が、国家の大業を成し遂げる」などと記した西郷の遺訓などを収録。序文は西郷と同郷でもある稲盛和夫・京セラ名誉会長が寄稿した。
 木村さんは「誇り高く、正直な人柄が西郷の魅力。不況などの難題に直面する今、西郷の生き方や言葉から学べることは多いのでは」と話している。
 四六判、233ページ、1680円(税込み)。全国の書店で販売されている。


兵庫
近代化産業遺産:神子畑鋳鉄橋、羽渕鋳鉄橋が認定 /兵庫
近代化産業遺産:神子畑鋳鉄橋、羽渕鋳鉄橋が認定 /兵庫
◇生野・神子畑鉱山結ぶ運搬道路
 朝来市の生野鉱山(精錬所)と神子畑鉱山(選鉱場)を結ぶ鉱石の運搬道路の一部だった神子畑鋳鉄橋と羽渕鋳鉄橋が、「鉄橋の歩みを物語る施設」として、経済産業省の近代化産業遺産に認定された。【吉川昭夫】
(中略)
 経産省は07年、幕末から昭和初期にかけて近代化に貢献した建造物などを「近代化産業遺産」として初めて選定。神子畑、羽渕の両橋は「生野鉱山関連施設群」に認定された。


広島
福原まつり(3月22日)で福原越後のご神刀初公開
 幕末期の長州藩の永代家老で、禁門の変(1864年)の責任を取って自害した宇部の旧領主、福原越後(1815-64年)が愛用していた日本刀が、川上の日吉神社(白石正典宮司)に「ご神刀」として奉納されている。神殿にひっそりと祭られているだけだったが、3月に中尾1丁目の福原史跡公園で開かれる「福原まつり」で、初めて公開されることになった。
 福原まつりは3月22日午前10時から開始。福原家の歴史を伝えるパネル展や演芸、バザー、子供じゃんけん大会などがある。もちまきは午後1時20分から。同実行委員会(河村博会長)主催。


山口
萩市:対策に思案、財政難で100円にしたら 文化財への入場者激減 /山口
萩市:対策に思案、財政難で100円にしたら 文化財への入場者激減 /山口
 昨年10月から木戸孝允旧宅など市内9カ所の文化財施設への立ち入りを有料化した萩市で、入館者が激減している。財政難を受けた窮余の策だが、歴史遺産に触れないまま帰る観光客の増加に、市は効果的な対策を迫られている。
 財政再建中の市は、指定文化財施設の維持・管理や補修に年2億円以上かかるため、修学旅行などを除き小学生以上から100円徴収を始めた。
 ところが、昨年10月の合計入場者数は約1万5000人(推定)と、前年同月の3分の1に激減。施設には警護武士の控室や、木戸孝允の落書きなど貴重な史料がある。市観光課は「滞在時間が短い一般の団体客が外観だけ見て入館を見送るようになった」と嘆く。市は1月、土産物店や入館料などに使えるクーポン券(11枚つづりの100円券)を1000円で発売開始。今後、展示物の充実を図り、客足を取り戻したい考えだ。
 卒業旅行で木戸旧宅を訪れた東京の大学4年の女子学生(22)は「伊達正宗のゲームに触れ、仙台まで足を運んだ友人がいる。明治維新が舞台のゲームがヒットすれば、萩に目を向ける若者が増えると思う」。山口大経済学部観光政策学科の朝日幸代教授は「施設の維持に役立っているときちんと伝えれば理解者は増えるはず。団体割引や、旅行会社への説明と協力要請をしてみては」と提言する。【長谷川隆】
〔山口版〕

 残念な話ですねぇ、入館料100円は決して高くはないと思うのですが。団体客はどうしても訪問効率や飲食・娯楽が優先になりがちで、じっくり歴史を鑑賞しようという参加者が少ないということなんでしょうね。



佐賀
築地反射炉など近代化遺産群に
 文化庁が昨年、世界文化遺産の国内候補地リストに追加した「九州・山口の近代化産業遺産群」に、日本初の洋式反射炉「築地(ついじ)反射炉」跡(佐賀市)など幕末佐賀藩の歴史遺産を加えられないか検証するシンポジウムが21日午後1時から、佐賀市本庄町の佐賀大理工学部6号館で開かれる。参加無料。
 市民団体「佐賀伝承遺産研究会」(土師俊資会長)などが主催。国際産業遺産保存委員会のスチュアート・スミス事務局長と長野暹・佐賀大名誉教授が幕末佐賀藩の歴史遺産の価値について基調講演し、長野名誉教授らによるパネルディスカッションが行われる。
 「九州・山口の近代化産業遺産群」に県内から入っているのは、唐津市の国指定重要文化財「旧高取邸」のみ。研究会は、築地反射炉のほか、日本最初の蒸気船用ドックを持つ「三重津海軍所」跡、佐賀藩の理化学研究所「精煉方」跡の追加を目指している。
 土師会長は「幕末佐賀藩の業績を再認識し、佐賀のまちづくりに生かしていくことが必要。歴史遺産の価値を多くの人に知ってもらいたい」と、シンポジウムへの参加を呼びかけている。問い合わせは研究会(050・3448・6155)へ。


長崎
竜馬ブームに乗るぜよ 「亀山社中」跡を修築 市中心に「ドラマ館」 長崎市
竜馬ブームに乗るぜよ 「亀山社中」跡を修築 市中心に「ドラマ館」 関連事業へ1億4000万円 長崎市
 幕末の志士、坂本竜馬を主人公にした2010年のNHK大河ドラマ「龍馬伝」の放映に向け、舞台の1つになる長崎市は「竜馬ブームを観光振興につなげよう」と、竜馬ゆかりの施設整備など関連事業費約1億4000万円を新年度当初予算案に盛り込んだ。竜馬が設立した日本初の貿易商社「亀山社中」跡の建物を修築し、記念館として8月から一般公開(有料)するほか、市中心街の一角に「ドラマ館」を整備する計画を立てている。
 同市伊良林2丁目に残る亀山社中跡の木造建物は、所有者から借りた市民グループの手で1989年から2006年3月まで一般公開された。その後、市が無償で借り受けて再公開の準備を進めてきた。今回の修築は、1961年に当時の所有者が増築した2階などを解体し、中2階にある屋根裏の隠し部屋を公開可能にするという。
 ドラマ館は「さるく観光幕末編事業」(約1億400万円)の一環。既存施設などを利用し、地元商店街と連携して整備する。
 竜馬ゆかりの史跡を含む散策プラン「長崎さるく幕末編」(4月23日‐11月30日)などで、観光客の呼び込みを図るという。





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