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新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
 『新選組!』の再放送「避けては通れぬ道」を録画再生しながら見ています。マイベスト5回(最終回を別格として除く)に入っている回です。

北海道
松前藩の「郷帳」を解説 根室・北構さん、論文集出版 元禄時代の地名や石高記載
 道考古学会顧問でオホーツク文化や千島・北海道の歴史を研究している北構(きたかまえ)保男さん(88)=根室市、印刷会社経営=が、元禄年間に松前藩が藩内の地名や石高などを記した「元禄・松前嶋郷帳(ごうちょう)」の写本を写真に収め、解説を加えた論文集を自費出版した。写本は、現在は行方不明になっている正本と同時に作られたとみられ、研究者は「貴重な資料」と注目している。
 郷帳は、江戸幕府が全国各地の情勢を把握するために、藩内の様子を描いた「国絵図」と一緒に各藩に作らせた報告書。元禄・松前嶋郷帳は一七○○年(元禄十三年)に作られたが、正本は幕府に献上された後、行方が分からなくなっている。


京都
薩長同盟への転換期写す
京の霊山歴史館所蔵 幕末志士写真

 後の初代首相、伊藤俊輔(博文)ら幕末期の志士4人を撮った霊山歴史館(京都市東山区)所蔵の写真が、坂本龍馬が設立した貿易会社、亀山社中の仲介で伊藤ら長州藩側が英国製武器を薩摩藩名義で秘密購入した前後に撮影された可能性の高いことが23日までにわかった。同館は「薩長同盟締結(1866年)の方向性が固まり、倒幕へと進む時代の転換期を映し出した史料だ」としている。
 他の3人は、後に伊藤内閣で外相などを務めた長州藩士井上聞多(馨)、亀山社中隊士の長岡謙吉と菅野覚兵衛(千屋寅之助)。写真は縦10・5センチ、横6・5センチ。桂小五郎(木戸孝允)が所持していたが、64年の禁門の変後にかくまわれた兵庫県豊岡市出石町の旧家に明治維新後、寄贈。10年ほど前に同館がこの家から入手した。

 薩長ファンには、ちょっとした朗報かも知れませんね。

広島
新聞についての本展:新聞の歴史を知る図書展--福山 /広島
 現存する日刊紙として最古の「東京日日新聞」(現・毎日新聞)が発刊135周年を迎えた21日、福山市駅家町の市北部図書館で企画図書展「新聞についての本展」が始まった。3月1日まで。
(中略)
 東京日日新聞は明治維新直後の1872(明治5)年旧暦2月21日、東京で発刊された。

鹿児島
「維新ふるさとの道」整備計画を報告
 西郷隆盛や大久保利通など明治維新の偉人たちを輩出した鹿児島市の加治屋町に整備される「維新ふるさとの道」の基本計画が市長に報告されました。「維新ふるさとの道」は鹿児島市加治屋町の大久保利通の銅像前から高麗橋にかけてのおよそ400メートルの甲突川左岸の緑地帯に鹿児島市が整備する計画です。


コラム
新選組のふるさと・日野~地域主権を求めて~(日野市長・馬場弘融) 
 市民ネットニュースJanJanの「ザ・選挙」というコーナーへの寄稿です。政治ネタは避けているのですが、日野市の馬場市長、天然理心流の門人にして浪士組に参加した馬場兵助の子孫だということで、日野と新選組の関わりについてかなーり詳しく述べていますので、ご紹介。
 日野市長の馬場弘融です。国分寺の星野信夫市長からバトンを受けました。わがまち日野は、大河ドラマ『新選組』が放映される以前から「新選組のふるさと」とPRしてきました。例年5月には「新選組まつり」が盛大に開催されます。

 わが先祖はずっと古く日野に住み着いており、私は11代目ですから300年くらいになるでしょうか。徳川時代の初期からということになります。かつては武田信玄の家来であったようですが、甲州街道に面して商店や農地を持っており庶民とはいえそれなりの生活をしていたようです。

 こんな影響もあって私は若い頃から歴史、特に多摩の地域史に興味を持っていました。何より新選組については、日野市には多くの関係者や史跡、言い伝えが残されています。実は、私の曽祖父・馬場兵助という人は長男だったのですが、店の仕事に飽き足りなかったのか、時代の急変でむずむずしてしまったのか、当時の名主・佐藤彦五郎さんの影響を受け「天然理心流」という剣術を習い始めます。そうです、新選組の剣法です。なかなか強かったらしく、文久3年春には新選組の前身「浪士組」の一員として、近藤勇や土方歳三、井上源三郎、沖田総司らと一緒に京都まで行っています。そこで関係者の一人として、新選組に対する私の思いをメモ的に綴ります。

 「日野で一番は何か。新選組と土方歳三である。地元がもっと大切にしなくてはいけない。地域主権とは、ふるさとの宝を掘り出し発信することだから」……と、「はじめに」で語っています。政治的な施策については存じませんので選挙民として投票する時には別の判断要素が入りますが、新選組ファンとしては「一票!」と言いたくなるところです^_^;。以下、多摩の自由民権運動まで歴史について、かなり読み応えのある文章を寄稿されてますので新選組ファンはご一読あれ。

【ひとすじの蛍火-吉田松陰 人とことば】秋編(3)兄弟
 ■「又(また)一棒を賜はる、畏縮、畏縮」

 二十一回猛士。この新しい号は「一生のうち、21回の『猛』を発する士(さむらい)」という意味である。脱藩や渡海失敗などで3度、猛を実行に移したから、あと18回残っている-。安政元(1854)年11月2日、吉田松陰は、手紙で二十一回猛士の意味を尋ねてきた兄・杉梅太郎に包み隠さず書き記した。
 3日後、兄から返信がきた。
 「二十一回猛士の説、喜ぶべし、愛すべし。志をたくわえ、気を一つにする。これほど素晴らしいことはないではないか」
 松陰は感激した。「投獄され、日陰者になっても、やっぱり兄さんは僕のことを分かってくれている」
 が、梅太郎はこうも続けていた。





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