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新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
 2月も末になって、東京は本格的な降雪(先月みぞれが降りましたが、降雪はこの冬初めてだとか)。これから一週間の予報を見ると、来週も雪が降りそうです……春分まであと3週間、来週の雪を乗り越えれば春も間近だと思うようにしています。

北海道
ゴッホに影響を与えた浮世絵展
3月14~22日、浮世絵を無料で展示。22日の講演会の参加者募集

 2009年3月14日(土)~22日(日)、札幌市教育文化会館で「ゴッホが愛した歌川派浮世絵展」が開催されます。
 主催の「北の街オーロラ芸術クラブ」は、北海道内のメンバーが集まり、浮世絵のコレクションや研究活動をしています。
 浮世絵は、江戸時代の代表的な大衆文化であり、西欧の印象派絵画、中国の磁器と並らぶ、世界の三大美術品のひとつに数えられる木版画です。買い求めやすく、画帖や障子、ふすまにはったりと、民衆の生活に溶け込んでいました。幕末には多くの作品が国外に流出し、現在良い状態で残っている作品はわずかです。
 国外に渡った浮世絵は、ゴッホ、モネ、マネ、ロートレックら印象派画家に大きな影響を与えました。特にゴッホは、ある女性から見せられた橋の絵の浮世絵に出会って画法が変わり、技巧的には浮世絵の頂点といわれる歌川派の絵を中心とする、約400点の浮世絵をコレクションしていました。


東京
「時代屋」オープン3周年 女性のハートつかみ来客急増中 
■明るく「歴史ファン」
 時代小説や歴史グッズをそろえた歴史時代書房「時代屋」(東京・神田小川町)がオープン3周年を迎えた。「歴史を楽しめるアミューズメントパーク」を目指してスタートし、若い女性のハートもつかんで来客数が急増中。「歴史」と聞いて地道な調査研究を連想するのは古いようで、いまどきの「歴史ファン」は明るくグッズ収集を楽しんでいる。(萩原万貴枝)
 「時代屋」に足を踏み入れると、最初に対面するのは頭に獅子を飾った武田信玄モデルの甲冑(かっちゅう)。その脇には、滋賀県彦根市などの人気ユルキャラ「ひこにゃん」が癒やしのスマイルを浮かべている。このちょっと不思議な組み合わせが“時代屋ワールド”だ。
 同店によると、当初は8割が男性客だったが、今では男女比はほぼ半々。来店客そのものも増えていて、休日には1日約1200人を超えることもあるという。昨年度の売上高は前年比20%増だった。
 企画・広報担当の宮本みゆきさんは「ここ数年の歴史ブーム、戦国武将ブームが追い風になっている」とした上で、“硬軟両面”の販売戦略を好調の理由に上げる。同店では、知的好奇心を満たす「書籍」と遊び心をくすぐる「グッズ」両方の充実を図ってきた。
 1階の書籍コーナーには、司馬遼太郎から佐伯泰英、和田竜まで古今東西の時代小説作家400人の本が並ぶ。作家のサイン会も好評だが、ユニークなのは有名無名を問わないこと。宮本さんは「時代小説ファンは新しい作家を求めている。これからも新星の作家の発表の場を提供していきたい」と意気込む。
 一方、2階には歴史グッズが大集合。戦国武将を2頭身キャラクターにデザインした時代屋オリジナル「ミニブシ」シリーズ、新旧の時代劇DVD、家紋デザインのシールやTシャツ…。入手が難しい地方限定品など“レアもの”も陳列されている。オープン当初から、武将のおひざ元の土産店やメーカーとの独自の販路開拓を進めてきたが、最近は各地から売り込みが舞い込むとか。4度目の来店だという30代の女性会社員は「1日いても飽きない」と商品をじっくりと見て回っていた。
 同店で人気があるのは、“硬軟”ともに戦国物や幕末物。「人とのかかわりがドライになっている現代だからこそ、忠義を重んじた武将や信念を貫き新しい国を目指した幕末の志士らの生きざまが、あこがれの対象になるのでは」と宮本さん。
 今後は、あまり知られていない歴史上の人物の掘り起こしなど「多様なニーズに応えていきたい」という。平安時代の和歌にも注目していて、美しい言葉が持つ“言霊(ことだま)”のすばらしさを伝える新商品を考案中だとか。

 この記事に関連して……「合戦実況! レキジョvs腐女子」。うーん、レキジョと腐女子って重なってる人も結構いるんじゃないかなぁ、何も対立させんでも(自分はレキジョですが腐女子ではない、というカテゴリーに入りますが……でも、最近できたばかりの「レキジョ」なんて呼び方より「歴史ヲタ」という言葉の方がしっくり来ます)。

神奈川
神奈川21世紀の会:開港資料館研究員の西川さん、横浜開港と住民を語る /神奈川
神奈川21世紀の会:開港資料館研究員の西川さん、横浜開港と住民を語る /神奈川
 異業種交流を通じて地域発展を目指す「神奈川21世紀の会」(毎日新聞社主催)の第58回神奈川部会講演会が26日、横浜市中区のワークピア横浜で開かれた。横浜開港資料館主任調査研究員の西川武臣さん(53)が「150年前の横浜開港 成長する街と住民」と題して講演した。
 講演では、1859年の開港当時の古地図を見ながら市街地建設を説明し、外国人居留地の突貫工事の逸話を紹介。外国人と武士とのいさかいを避けたい江戸幕府は6カ月ほどで現在の中区に、波止場を作り、東海道から続く「横浜道」を通し、居留地や奉行所も建てた。東海道の宿場町としてにぎわっていた現在の神奈川区を望んでいた米国人は「日本人は魔法使いだ」と驚いたという。
 横浜の戸籍や住民台帳といった古い記録は関東大震災と空襲で燃失したため、資料館研究員が国内外から手紙や報告書などを集めている。横浜の貿易商が1868年に「(移住者ばかりのため)隣人づきあいに面倒なことがない」と、群馬の知人へ書き送った手紙が紹介されると、当時の“都市感覚”に会場から笑いが起こった。
 西川さんは史学博士(日本経済史専攻)で、幕末から明治期の生糸貿易に詳しい。著書に「横浜開港と交通の近代化」「幕府・明治の国際市場と日本」など。【杉埜水脈】



滋賀
旧家に伝わる豪華びな あすから「足軽屋敷」で展示
旧家に伝わる豪華びな あすから「足軽屋敷」で展示
足軽屋敷だった民家に飾られた旧家のひな人形=彦根市芹橋二で
 「桃の節句」(3月3日)を前に、彦根市芹橋2丁目に残る旧彦根藩足軽組の屋敷「善利(せり)組足軽屋敷」で28日から3月3日まで、市内の旧家に伝わる江戸から昭和初期のひな人形を展示する催しが開かれる。旧暦の3月3日は、井伊直弼が「桜田門外の変」で命を落とした日でもあり、主催する地元住民らは「今に伝わる品々から地元史を振り返る機会にしてほしい」と話している。
 彦根城外堀のさらに外には、かつて7つの足軽組が城を取り囲むように屋敷を連ね、城下町を守っていた。最大規模だった「善利組」の700戸のうち、現在でも1割程度が芹橋地区に残っている。
 2007年、地元の住民が足軽屋敷の再生を通してまちづくりを進めるグループ「芹(せり)組足軽倶楽部(くらぶ)」を発足。昨年は足軽屋敷を公開し、絵画展の会場とするなどして多くの人が訪れた。
 ことしは、市指定文化財に登録されている善利組・太田邸を会場に、古くから伝わる古今びななど5点を展示。中には嘉永3(1850)年の内裏びなもあり、王冠や着物、調度品など豪華な装飾が、幕末当時の城下町の文化をうかがわせる。
 芹組足軽倶楽部代表の渡辺弘俊さん(71)は「古い屋敷で、風情あるひな人形を楽しんでください」と話している。
 28日午前11時と午後1時、3月1日午前11時からは、ひな人形の歴史についての講演もある。問い合わせは同倶楽部=電0749(23)3073=へ。
(大橋聡美)




徳島
詩吟で精神強化 徳島商業高野球部、甲子園出場のヒントに
 徳島商業高校野球部の四十一人が二十五日、詩吟に初挑戦した。精神面の強化に詩吟を取り入れ、一昨年の夏以来遠ざかっている甲子園出場へヒントをつかもうとの狙い。吟道光世流志清吟社県支部長・藤川濤世(とうせい)さん(66)=本名・洋介、徳島市福島=の指導で約一時間半、詩吟独特の発声法や間合いを学んだ。
 教材は、たゆまぬ努力が才能より大切であることを説いた幕末の志士・木戸孝允の「勧学」など。詩の意味を勉強した後、実際に声を合わせて吟じた。練習や試合で大きな声を出している部員も、腹の底から声を出す詩吟の発声法に四苦八苦。顔を赤らめながらもしっかり声を出していた。



長崎
咸臨丸・本県乗組員の子孫捜す 諫早の吉田さん「幕末の偉業語りたい」
 幕末に日本人初の太平洋横断に成功した軍艦咸臨丸(かんりんまる)の乗組員の子孫を、「咸臨丸子孫の会」会員の吉田幸男さん(61)=諫早市原口町=が捜している。咸臨丸の渡米には本県の三十人が乗り組んだが、その子孫の所在は分からないという。吉田さんは「長崎に子孫の方がいるならば、先祖の偉業について語り合いたい」と望んでいる。
 吉田さんは瀬戸内海の塩飽諸島(香川県丸亀市)生まれ。塩飽諸島は古くから優れた船乗りを生む土地として知られ、吉田さんの家にも「咸臨丸で米国に渡った先祖がいた」という言い伝えがあった。
 吉田さんの調査によると、塩飽諸島は一八五五年に開設された長崎海軍伝習所に多数の人材を送り込み、六〇年の咸臨丸渡米にも島出身の水主(かこ)三十五人が乗り組んだ。吉田さんの母方の先祖、宮三郎もその一人。十六歳の最年少船員だったという。
 咸臨丸は五七年から五九年まで、長崎海軍伝習所の練習艦となり、長崎を母港とした。吉田さんは「長崎の乗組員もいたはずだ」と思い文献などを調べた。
 すると、文倉平次郎著「幕末軍艦咸臨丸」(一九三八年)の乗組員略歴から本県の水主と火焚(た)き(蒸気機関担当船員)計三十人の名前を見つけた。住所の内訳は西泊が四人、小瀬戸と小頭が各三人、飽ノ浦が二人など(表参照)。同書によると、文倉は三三(昭和八)年春、西泊で水主の一人「辰蔵」の子「井手嘉吉」と面会したという。
 咸臨丸子孫の会は九四年に結成。現在、乗組員の勝海舟、福沢諭吉、ジョン万次郎の子孫をはじめ約二百人が加入している。昨年四月には長崎帆船まつりに展示ブースを設け、長崎と咸臨丸の関係について周知を図った。ことしも同まつり(四月二十三-二十七日)に参加し乗組員の子孫を捜す予定だ。
 吉田さんは「長崎は海軍発祥の地であり、咸臨丸の母港だった。先人の偉業にもっと関心を持ってもらえれば」と話している。


鹿児島
西郷ロボットも進化~維新ふるさと館改装
 鹿児島市加治屋町の維新ふるさと館で人気を集める「維新体感ホール」が26日、改装オープンした。
 ふるさと館は、郷土の歴史や近代日本成立の原動力となった偉人たちの足跡を学ぶ施設として、1994年に開館した。維新体感ホールでは、西郷隆盛や大久保利通の等身大のロボットが登場するドラマ「維新への道」が上演されている。今回、最先端の技術を導入して、老朽化した西郷ロボットを改修。今まで以上に、豊かな表情やスムーズな動きが出来るようになった。
 薩摩藩が英国に派遣した留学生を描いたドラマ「薩摩スチューデント、西へ」も新たに製作した。ホール中央には講演会やセミナーにも対応できるステージが設置された。この日は、ロボットドラマを監修した鹿児島大の原口泉教授や作家の林望さんの講演もあった。
 改装費は約1億5400万円。

 バージョンアップした西郷さん、見てみたいものです。



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