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新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
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 首肩の凝りがひどくなったので近所の整体院に駆け込みました。こんなに凝った客も珍しいと云われましたが(苦笑)、丁寧に施術してもらえ、ぽかぽかです。

栃木
<壬生剣客伝 高杉晋作が挑む>(下)隠れた剣士たち 「練兵館」塾頭も輩出
 桂小五郎をはじめ腕の立つ長州藩剣士100人以上を倒した剣士の1人は、壬生藩士野原正一郎だった。
 「我が剣士ほとんど皆及ぶ者なし」。長州藩の歴史書「中正公伝」に記述が残されている。1849年、江戸から来て他流試合を行った3人の剣士に長州藩剣士がかなわなかった、との記録だ。伝統の「柳生新陰流」を受け継いできた長州藩に対して、3剣士は「神道無念流」(無念流)。惨敗の翌年、長州藩は「公道」を無念流に変えている。
 正一郎は10代で幕末の江戸三大道場の一つ、無念流の練兵館に入門。無念流は実践に重きを置いた「力の剣」とされる。今も残る「練兵館塾席簿」によると、頭角を現した正一郎は、塾頭まで上り詰めた。後に桂も塾頭を務めている。長州での他流試合は、練兵館のいわば“営業活動”の一環。メンバーはえりすぐりだった。
 栃木市の太平山神社には、壬生に戻った正一郎と門人約230人の名を記した額が奉納されている。
 無念流の流祖福井兵右衛門は壬生に生まれた。諸国への武者修行を経て無念流を打ち立て、江戸で活躍。こうした足跡は、後継者が埼玉県久喜市に建てた石碑から分かる。「兵右衛門が無念流を壬生に伝えたのか後から入ってきたのかは不明だが、剣術が盛んだったことは間違いない」と町歴史民俗資料館。
 「壬生を訪れた高杉晋作を破った」との言い伝えがある壬生藩剣士松本五郎兵衛も、正一郎より前、練兵館で修行を重ねていた。五郎兵衛については壬生町本丸1丁目の常楽寺に「幕末、無頼者3人が宿場の遊郭に無理難題を持ち出し居座ったが、五郎兵衛が難なく召し捕った」との伝承があるという。
 正一郎と五郎兵衛が同じ練兵館に学んだのは、偶然ではない。ほかにも2人の藩士が相前後して藩命で派遣されている。同資料館の中野正人学芸員は6日の企画展「壬生剣客伝」開幕を前に「当時の藩主鳥居家は譜代大名。譜代であるがゆえに藩が前面に出て、優れた人材個人が目立ちにくかった。そんな中にも、隠れた剣客がいたことに目を向けてほしい」と話している。
 [写真説明]太平山神社に奉納されている野原正一郎と門人の額
 [写真説明]野原正一郎


滋賀
全国の鉄砲隊集合!!
【来月20・21日 彦根でサミット開催】 
 全国各地の火縄銃の砲術を伝える鉄砲隊など23団体を集めた「全国古式砲術鉄砲サミットIN彦根」が、3月20、21の両日、彦根市で開かれる。井伊直弼と開国150年祭実行委員会の主催行事。パネルディスカッションで、砲術の保存と課題について話し合うほか、各鉄砲隊が火縄銃の演武を披露し、会場に轟音を響かせる。(市丸茂樹)

【甲冑姿の武者ら古式砲術を披露】
 主催者によると、16世紀に種子島に伝えられた火縄銃は約300年にわたり国内で生産され、その砲術は全国各地に伝承された。幕末には約200家あったといわれる。現在各地で砲術や鉄砲の保存に努める動きがあり、鉄砲隊や保存会など約30団体が活動している。このうち23団体が「サミット」に参加する。
 県内からは彦根商工会議所青年部古式銃研究会の彦根鉄砲隊をはじめ、国友鉄砲研究会(長浜市)、日野筒鉄砲研究会(日野町)が参加。県外からは北は米沢藩古式砲術保存会(山形県)から南は種子島火縄銃保存会(鹿児島県)までの20団体が参加し、計約320人が集う。
 初日は午後3時から彦根城博物館で、母利美和・京都女子大教授が彦根藩の砲術をテーマに講演。参加代表者によるパネルディスカッションもある。
 2日目は午前10時~午後4時、彦根城の大手前公園特設会場に各地の鉄砲隊が甲冑(かっちゅう)を着込んだ武者姿やはかま姿で登場。10分間ずつ短筒から大筒までの古式砲術を披露する。各隊の代表者による一斉演武もある。
 会場の隣では、彦根の特産品販売コーナーや、彦根の味を集めた飲食ブース、赤備え甲冑試着体験コーナーなども設けられる。ひこにゃんなど、彦根のゆるキャラたちも登場する予定だ。
 問い合わせは彦根商工会議所(0749・22・4551)へ。

【「ひこどん」も参上/キャラクターの名前決定】
 「全国古式砲術鉄砲サミットIN彦根」のイメージキャラクターのイラスト=写真、彦根商工会議所提供=が完成し、名前は「ひこどん」と決まった。着ぐるみも製作し、サミットに参加する。
 イラストは、彦根のゆるキャラ「しまさこにゃん」「いしだみつにゃん」を手がけたラジオパーソナリティーやまもとひまりさんの作品。大きな鋭い目をした赤備えの鉄砲隊員が、火縄銃を構えている姿を描いた。
 名前は公募し、134件の応募の中から川崎市の54歳男性の「ひこどん」が選ばれた。彦根藩の「彦」と、鉄砲を発射する時の「どん」という音を組み合わせた。
 着ぐるみは彦根総合高校アート・デザイン系列の教師と生徒たちが製作することになり、イラストをもとに型作りから取り組んでいる。2月中に完成するという。




IT
「薄桜鬼DS」ムービーが公開
 オトメイトより2010年3月18日発売予定の女性向け恋愛AVG「薄桜鬼DS」公式サイトにて、ムービーが公開された。
 公式サイト「スペシャル」ページにて、オープニングムービーとプロモーションムービーが公開された。プロモーションムービーではゲーム紹介として、「DS版 新規要素」が公開されている。その追加要素は、新撰組隊士達が繰り広げるクイズ大会で遊ぶことができるという内容だ。
その他公式サイトでは、主題歌と商品情報が公開されている。気になった方は是非一度公式サイトを覗いてみてほしい。


ビジネス
KNT、「龍馬」ツアーが好調に推移-メイト特典、15日は「龍馬の日」
 近畿日本ツーリスト(KNT)によると、昨夏から大河ドラマ「龍馬伝」にちなんで展開している、メイトで坂本龍馬ゆかりの地をたずねる商品が好調だ。特に、ドラマの放映開始とともに問い合わせ、申し込みが増えており、首都圏発四国方面のメイト販売人数は1月から3月の出発日で前年比15%増で推移しているという。
 メイトの専用商品「幕末のジャパニーズ・ヒーロー 龍馬の道」では、「お~い!龍馬」の作画を担当した漫画家小山ゆうさんの作品をイメージとして使用。メイトオリジナルの特典も用意しており、特に坂本龍馬が天保6年11月15日生まれであることから、毎月15日を「龍馬の日」に設定。例えばフリープランの毎月15日出発は1人500円割り引く。また、9月まで申し込み客のうち毎月5名に、新装版の「お~い!龍馬」12巻をセットでプレゼントするほか、四国のエスコートプランではツアー催行日に対して申し込み先着5名に「かつおのたたきセット」をプレゼントする。


文化芸能
“幕末男”大沢たかお 銀幕出陣
 俳優の大沢たかお(41)が主演する映画「桜田門外ノ変」(10月公開)の撮影現場が7日、茨城県水戸市で公開された。大沢は、昨年主演したTBS系ドラマ「JIN-仁-」に続く、幕末を舞台にした時代劇への主演。東京ドーム1個分という日本最大級のオープンセットで会見を開き「今の時代に必要なテーマ」と出演の意義を熱く語った。

  ◇  ◇

 すっかり板についた着物姿の大沢が、ドラマに続き、銀幕でのヒットを誓った。
 同作は、吉村昭氏の同名小説を原作に、時の大老・井伊直弼が暗殺された幕末の大事件「桜田門外の変」を、事件から150年の年に映画化。大沢は実行部隊を率いる水戸藩士・関鉄之介を演じる。
 大沢といえば、昨年秋に「JIN-仁-」で幕末にタイムスリップした脳外科医役を演じ最高視聴率25・3%をたたきだした。2作続けての“幕末もの”とあって、着物姿もしっくり。「2作連続は偶然だけど、幕末は今の時代に思い返すのが必要なテーマ。そういう作品にすすんで参加するようにしている」と明かし、「初めて」という月代(さかやき=まげの前部分をそった髪形部分)の頭をなでた。佐藤純彌監督(77)からは「JINでの大沢君は雰囲気があった。ドラマのヒットは吉兆だね」と“あやかり宣言”も。
 この日は、前半のハイライト「桜田門外の変」のシーンを、偕楽園に隣接する空き地に総工費2億円以上をかけて建設された広大なオープンセットで撮影。桜田門から彦根藩邸周辺の江戸の街を再現したセットには、人工雪70トンが敷き詰められ、大雪の1860年3月3日がよみがえった。
 大沢は「すごく大きなセットで、自分がどこまで応えられるか責任を感じる。国を憂いていた当時の人たちを描くことで、今の人たちに勇気を届けられたら」と表情を引き締めた。水戸藩主・徳川斉昭役の北大路欣也(66)は「その時代にいるような思いを抱けた」。セットは今月20日ごろから一般公開される。


大沢たかお:“桜田門外”再現… 「責任感じる」
 俳優の大沢たかお(41)が主演する映画「桜田門外ノ変」(監督佐藤純彌、10月公開)の茨城・水戸ロケが7日、公開された。幕末の大老、井伊直弼が暗殺された事件を、実行部隊を指揮した水戸藩士、関鉄之介(大沢)を軸に描いたもの。
 “桜田門外”を、日本三名園に数えられる偕楽園に隣接する敷地にほぼ同スケールで復元。東京ドーム1個分の約1万3000平方メートルに、井伊邸から桜田門までの約600メートルを再現した。
 事件当日の1860年3月3日は大雪だったため、人工雪70トンが辺り一面を覆った。製作費は2億円で、オープンセットとしては国内最大規模。映画「男たちの大和/YAMATO」(05年)で全長263メートルの巨大戦艦をよみがえらせた佐藤監督も「初めて見たときはびっくり」。ドラマ「JIN-仁-」に続いての時代劇となる大沢は「すごい。自分でどこまで応えられるか責任を感じる」と話した。(スポニチ)


「JIN」続編未定、大沢「いまは何とも」
 俳優、大沢たかお(41)が、幕末の日本を揺るがせた歴史的事件を題材とする映画「桜田門外ノ変」(佐藤純彌監督)に主演することになり7日、茨城・水戸市内に設営された巨大オープンセットで会見した。高視聴率ドラマ「JIN-仁-」に引き続き、幕末ものを世に放つ大沢。時代劇映画に単独主演するのは初で、「国を変えようという当時の人々の遺伝子が自分にもある」と時空を超える熱演を誓った。
 大沢は昨年10月期のTBS系「JIN-仁-」に主演。12月20日放送の最終回が不可解な終わり方だっただけに、映画やスペシャルドラマが続編として取りざたされているが、関係者は「何も具体的に決まっていません」。大沢も「スケジュールの関係もありいまは何とも…」と話した。同ドラマは全11回平均19.0%、最終回25.3%という昨年の全局連ドラで最高視聴率を残した。


映画「桜田門外の変」水戸に巨大セット
 俳優大沢たかお(41)北大路欣也(66)が7日、茨城県水戸市で映画「桜田門外ノ変」(佐藤純弥監督、10月公開)の製作会見に出席した。
 千波湖畔に建設した巨大なオープンセットは、配給元の東映によると「東京ドーム1個分、約1万3000平方メートルで日本最大級」。佐藤監督が手掛けた「男たちの大和/YAMATO」の美術班が4カ月、総工費約2億円をかけ、江戸城桜田門外周辺を総距離600メートルにわたって実寸とほぼ同スケールで再現した。細かく削った70トンの石で史実通りに雪も再現した。
 今年は水戸藩開藩400年、桜田門外の変から150年にあたり、地元茨城県が全面協力。オール県内ロケを目指し、協賛・出資金も募集中だ。ロケ地も観光事業につなげていく。水戸藩武士で、桜田門外の変の指揮官・関鉄之介を演じる大沢は「この時代は政治家ではない無名の人も国を憂いて行動した。今を生きる人たちに勇気を届けたい」と話す。伊武雅刀、渡辺裕之、本田博太郎、池内博之らが出演。


大沢たかお 井伊大老襲撃 「桜田門外ノ変」クランクイン
 俳優大沢たかお(41)が、井伊直弼暗殺事件の実戦指揮官・関鉄之介にふんする主演映画「桜田門外ノ変」(佐藤純彌監督、10月公開予定)の撮影現場会見が7日、水戸市のオープンセットで開かれ、冬晴れの下、大沢ほか、水戸藩9代目藩主・徳川斉昭を演じる北大路欣也(66)、佐藤監督が出席。大沢は「秋の公開をお楽しみに」とアピールした。
 水戸藩の浪士らが井伊大老の行列を襲撃するハイライトシーンのためのオープンセットは、梅の名所・偕楽園にもほど近い、水鳥の集う千波湖畔に建設された。東京ドームとほぼ同じ1万3000平方メートルに、3億円弱をかけ、江戸城桜田門外周辺を再現。
 事件当日の安政7年3月3日(1860年3月24日)は雪に見舞われたため、計70トンの寒水石をパウダー状に削って白砂のように敷き詰め、雪に見立てた。
 会見の席上、佐藤監督は「天気がよくて会見にはいいが、撮影にとっては困る。撮影は渋滞中」と笑わせた。暗い曇天待ちの様子。
 映画では、鉄之介がなぜ大事件にかかわるようになったのか、事件後、彼は何を考え、悩みながら2年後の捕縛に至ったのかを描いていく。
 高視聴率を得たTBS系の人気ドラマ「JIN-仁-」に続き、幕末ものとなる大沢は「僕自身は強く意識していない」と笑顔であっさり。一方、「役柄とは年齢がほとんど同じ。人間として、男として、史実と役柄に誠実に向き合うしかないと考えてやっている」と話した。
 すでに撮影を終えた北大路は「今日は一番リラックスしているかも」と笑わせながら、「藩主役だから力がなくては困るが、力が入りすぎないよう気をつけて演じた」と振り返った。
 同作品は吉村昭の原作で、1月20日にクランクインし、クランクアップは3月末の予定。井伊大老は伊武雅刀(60)が演じる。


大沢「すごい」水戸に超リアル桜田門…映画「桜田門外ノ変」
 俳優の大沢たかお(41)が主演する映画「桜田門外ノ変」(佐藤純彌監督、10月公開予定)のハイライトシーンとなる桜田門外のオープンセットが7日、公開された。
 セットは茨城・水戸市の千波湖畔に、佐藤監督の前作「男たちの大和/YAMATO」のスタッフと東映京都撮影所、地元の建築業者の3者が協力、東京ドームと同じ大きさ(約1万3000平方メートル)の敷地に、約3か月をかけて建設。事件が起きた当日の雪景色を再現するため、約70トンの寒水石が使用された。2億数千万円の費用は茨城県と地元の有志によってまかなわれた。
 会見に臨んだ大沢は、クランクインの1月20日、初めてセットを見た時の感想を「『水戸ってすごい!』とビックリしました」と振り返った。都内の自宅に戻らず、水戸に滞在するほど役(水戸藩士・関鉄之介)に没頭しているという。オープンセットは同所での撮影が終了した2月下旬から一般公開され、ゴールデンウイーク頃には展示館が完成予定。作品は3月下旬のクランクアップを予定している。


大沢たかお、ちょんまげ水戸藩士姿を初披露「幕末志士の遺伝子絶対ある」
 俳優、大沢たかおが2月7日(日)、茨城県・水戸市千波湖畔に建設された製作費2億円強のオープンセットで行われた主演映画『桜田門外ノ変』の撮影に参加し、水戸藩士・関鉄之介姿を初公開した。
 同作は、江戸末期、時の最高権力者で攘夷派を弾圧した幕府の大老・井伊直弼(伊武雅刀)が、水戸・薩摩の浪士らに暗殺された事件の推移を追う時代劇エンターテイメントで、『男たちの大和』の佐藤純彌監督がメガホンを取っている。出演はほかに越前福井藩主・松平春嶽役で池内博之ら。総製作費は約10億円。
 同セットは、同市所有のもので東京ドームとほぼ同じ約13,000平方メートルの敷地に、江戸城の桜田門外周辺を史実に基づき、ほぼ実寸大で、昨年10月から約4か月間かけて建設された。史実では事件は雪の降る中とされているため、約70トンの寒水石を砕いて敷き詰めて雪に見立てて積雪も“再現”し、この日、セット全体を初お披露目。彦根藩邸を出て登城途中の井伊大老の行列が襲撃されるクライマックスシーンがテスト撮影されたが、暗殺事件の指揮官で襲撃の成功を見届ける役割だった関役の大沢さんは、通り脇から劇中さながらの真摯な眼差しで同撮影を見守った。この日は、設定とは違う澄みきった晴天となったため、本撮影は見送られた。
 同セット内の松の廊下で行われた会見で、大沢さんは、幕末の志士たちに対し「その気概、思いはいま、望まれ求められていて、幕末モノが注目されているのかなと。自分たちにもそういう(志士たちの)遺伝子は絶対ある」と共感を寄せ「こういう作品にはなるべく参加したいし、今回もそうさせてもらった。小さく、少しでもある気概を膨らませて、ぶつかっていきたい」と青空を見つめて体当たり宣言。
 先月20日のクランクイン前に水戸入りし、市内にある関の墓へお参りをし「クランクイン前に、どうすれば最後まで役と向き合えるのだろう? と考えましたが、歳が同じくらいの関さんと、人間として男として懸命に向き合うことしかない。無駄なことは考えず全体のことは監督に委ねて、関さんと誠実に向き合おうとしていま、水戸に滞在しています」と気持ちが乗っている様子。「西郷隆盛や名が残っている人以外にもいろいろな人が国を思い、行動している。そこがすごくいいなと。それはいまも同じで政治家だけでなく誰でも国を思うことができる。この役を演じることがすごく意味のあることだと思っていて、いろいろな人に勇気を届けられたら、と思いながら関さんと向き合っています」と笑顔を見せた。
 一方で、昨年10~12月放送で、同クールトップの平均視聴率19%を記録(TBS発表)した同局系主演ドラマ「JIN -仁-」から幕末モノ続き。だが「偶然です」と照れ笑いし「こういう作品に呼んでいただけるのは、時代の流れ、人が幕末を思い出すのが必要な時代だったりするのかなと思う」と分析してみせた。注目される同ドラマの映画化もしくは続編制作について、大沢さんの近い関係者は「わかりません」と話した。
 会見には、水戸藩九代目藩主・徳川斉昭役の北大路欣也も出席。「僕の出番は非常に少なめで、撮影は実は終わっている。いまなら大沢さんやスタッフと和んでいるし、今日が一番リラックスしている。いまぐらいから撮影が始まるのが僕の理想だった」と残念がって会場の笑いを誘いつつ「同じ方向を向いていない人たちが国を思い情熱をぶつけた事件。いまのどこかにつながる」と訴えた。
 佐藤監督は「今日は暖かくていい日ですが、撮影は渋滞です。まあ全体の撮影は5分の1は済んでいますが」と苦笑い。ほぼ全編、茨城県内で来月末まで撮影。同セットは、撮了後に一般公開される予定。
 映画『桜田門外ノ変』は10月公開予定。


大沢たかお、水戸藩士役に「すごく意味がある」
[eiga.com 映画ニュース] 大沢たかお主演の映画「桜田門外ノ変」の撮影に際し、茨城・水戸の千波湖畔に製作費約2億円をかけて建設された“桜田門外周辺オープンセット”が2月7日、同所で初公開された。主演で、大老・井伊直弼暗殺事件の指揮をとった水戸藩士・関鉄之介を演じる大沢は「人間として、男として、関さんと懸命に向かい合うだけ」と熱演を誓った。
 同作は、1860年3月3日、幕政の改革を目指した攘夷派の水戸脱藩士の関ら18人が、井伊大老(伊武雅刀)を襲撃した事件を通じ、幕末の志士の生きざまを描く時代劇エンタテインメント。メガホンをとるのは、「男たちの大和」の佐藤純彌監督。同市が持つ東京ドームとほぼ同じ約1万3000平方メートルの土地に、昨年10月から約4カ月かけて、桜田門や彦根藩邸など江戸城の桜田門外周辺が史実に基づき、ほぼ実寸大で“再現”された。
 この日は、彦根藩邸を出て登城する井伊大老の行列が襲撃されるクライマックスシーンをテスト撮影。一藩士が訴状を手に「奉る!」と叫びながら行列に突っ込むと、静けさが一転、幕末の騒乱をほうふつとさせた。襲撃を見届ける役目だった大沢は、劇中さながらに真剣な表情で同シーンに見入った。
 同所で会見した大沢は、「俳優としてはもちろんですが、年も関さんと同じくらいで、男として人間としてこの作品と懸命に向かい合うことしかないのかな、と思う」と真っ直ぐなまなざし。くしくも、高視聴率を獲得した昨年10~12月放送のTBS系ドラマ「JIN-仁-」に続く幕末モノとなるが、「偶然。でも呼んでいただけるのは、時代の流れであったり、人が幕末のことを思い出すことが必要な時代だったりするのかなと思う。(幕末の男たちの)気概や思いが今、望まれ、求められていて幕末モノが注目されているのかなと思うし、自分たちにもそういう遺伝子は絶対ある。少しでもある気概をふくらませて、ぶつかっていきたい」と意気込んだ。
 1月20日のクランクイン前に水戸入りし、同市内にある関の墓にお参りもしており「歴史に名が残る人たち以外にもいろんな人が国を思い、憂い、行動してきた。そこがすごくいいなと思って。今も同じ。政治家だけでなく国を思うことができる。この役を演じることはすごく意味のあること。いろんな人に勇気を届けられた」と抱負を述べた。
 また、井伊と対立する水戸藩九代目藩主・徳川斉昭役の北大路欣也も会見に出席。「僕の出番は非常に少なめで、(劇中の)要のようなところで思いを吐露しますが、撮影は実は終わっている。大沢さんやスタッフともなごみ始めていますので、今ぐらいから撮影が始まるのが僕の理想だったんですけどねえ」。佐藤監督も、「今日は暖かくていい日ですが、撮影は渋滞です」とベテランらしからぬボヤキ節で、関係者の笑いを誘っていた。茨城県内を中心に3月いっぱいまで撮影で、10月公開予定。同セットは、クランクアップ後に展示館を開設し、一般公開する予定。


トータス松本と臼田あさ美「龍馬伝」出演
 歌手トータス松本(43)と女優臼田あさ美(25)が、NHK大河ドラマ「龍馬伝」(日曜午後8時)にレギュラー出演することが7日、分かった。2人とも大河ドラマは初出演だ。トータスは、ジョン万次郎役での出演。「大河ドラマ、ついに来たかーという感じでした。それも今回は幕末もの、しかもジョン万次郎なんてロマンの塊みたいな人ですから。高知は“熱くて”大好き。性に合います」とコメントした。4月18日から登場する。臼田は実在した人物ではないが、佐藤健が演じる土佐勤王党岡田以蔵と恋に落ちる娘なつを演じる。臼田は「最後まで全身全霊で演じきりたいです」とコメントした。4月11日から登場する。


社会
龍馬研究家・平野貞夫氏、関連CDで作詞も
 小沢一郎民主党幹事長(67)の懐刀として活躍し、「坂本龍馬」の研究家としても知られる元参院議員の平野貞夫氏(74)が、龍馬に関連するCDで作詞家に挑戦。7日、サンケイスポーツ編集局を訪れ、龍馬を支えた2人の女性「佐那(さな)」と「お龍(りょう)」に思いをはせた詞を通じて、小沢ガールズら民主党の若手・中堅議員に「幕末女性のようにしっかりせい!」と苦言を呈した。
 演歌「龍馬を愛した女」は、JASRAC(日本音楽著作権協会)に準会員登録し、作詞が趣味の平野氏が手がけた演歌CDの2作目で、4月に発売予定。また、同氏の著作「坂本龍馬の10人の女と謎の信仰」(幻冬舎)が1月に刊行され、10日に坂本龍馬の人生に思いをはせる「龍馬と妙見を考える会」が発足、同会会長を務める。




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