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新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
 陽差しは春らしくなりましたねぇ……週間予報を見ると、まだ来週に最低気温が3度という日が何日かありますが、最高気温が10度以下という日はないようです。波はあっても確実に春になりつつあるのですね。

栃木
多宝塔拝んだ? 岬を確認 足利の国史跡・樺崎寺跡
 足利市教委は十一日、同市樺崎町の国史跡・樺崎寺跡で進めている発掘調査の結果、園池の北部東岸に張り出した部分が岬だったことなどを新たに確認したと発表した。十四日に一般向けの現場説明会を開く。
 岸が張り出した部分や周辺を詳しく調べたところ、西側の山へ延びていることが分かった。市教委は、人々が岬の先から、正面の山にあった多宝塔を拝んでいたと推測。多宝塔が建てられた鎌倉時代から岸は岬だったとみられる。
 この寺は一一八九年、源姓足利氏二代目の足利義兼が奥州藤原氏との戦いに出発する際、戦勝祈願のために創建したとされる。明治維新後の神仏分離令によって廃寺となったが、鎌倉時代初期の浄土庭園をもつ貴重な寺院遺跡として二〇〇一年に国史跡に指定された。市教委は一九八四年度から発掘調査を続け、史跡指定後は保存・整備を進めている。
 説明会は午前十時半から。問い合わせは市教委文化課=(電)0284(20)2230=へ。 (清水祐樹)


千葉
特集:09年度毎日・わがまちPRコンクール 郷土愛、かるたに込め
 09年度「毎日・わがまちPRコンクール」(毎日新聞社主催)の入賞者がこのほど決まった。最優秀賞は、子どもたちへ郷土の歴史を伝えるための、かるたづくりをつづった千葉県佐倉市の主婦、坪井栄子さん(67)の「『佐倉こどもかるた』より」が選ばれた。優秀賞は地元の安心して歩ける道について語った、東京都日野市の大西賢さん(37)が受賞。優良賞は福島市の高村亮一郎さん(51)、神奈川県三浦市の横山恭子さん(26)に、それぞれ贈られた。同コンクールには毎日新聞東京本社管内の16都県から108件の応募があった。

■最優秀賞

◇城下町400年の歴史、伝えたい--坪井栄子さん(67)=千葉県佐倉市
 夢と病が織り成す半生で、見つけた生きがいのひとつが「佐倉こどもかるた」。その経緯をつづった一文が最優秀賞に輝いた。
 「かるた」との出会いは群馬県だった。冬はスキー、夏は避暑に、毎年訪れる草津で「上毛かるた」を目にする。「子どもたちに夢と希望を与え、郷土愛と日本国民としての誇りをもってもらいたい」との思いで戦後、地元の有志らの呼びかけで作られた同かるたは、総発行数100万組を突破。かるた大会などを通じ、子供たちが「郷土」に親しみを感じるために一役買っている。それを手にした瞬間、「これだ」と思う。というのも常々、「城下町として400年余の歴史を持つ佐倉の歴史を子供たちに伝えたい」との思いがあった。
 製作に取り掛かったのは08年5月。今も通う「佐倉市民カレッジ」の2年生の時だ。
 授業で出された課題が「まちづくり」。早速仲間に、かるたづくりを呼びかけたところ15人が賛同。「あいうえお」44文字、言い換えれば数ある史跡の中から44カ所に絞り込む作業からはじまった。場所が決まれば次はそれぞれが分担して「取材」。提案者自ら「う」の「臼井宿」、「た」の「竹若丸」など3カ所を担当した。
 東京に生まれ、2歳の春に「東京大空襲を母の背中で逃げ惑ったことだけ覚えている」という。その母の影響か、5歳で俳句に興味を持つ文学少女でもあった。それゆえに自ら「原稿用紙症候群」と言わしめるほど書くことが好きになる。それに2度の病が行動力を付加させた。
 2歳年上の浩さんと結婚後、肺の病で4年間苦しんだ。手術で健康を取り戻した直後、夫の勤めの関係でアラスカへ。そこでスキーを覚えたことが後の人生を大きく変える。
 スキーの指導員になりたくて1級まで上り詰めるがそこでまた壁が。一時的に記憶が途絶える病で夢をあきらめる。ならばと市民カレッジへ入学した。かるたが完成した今は、取り上げた史跡を、問い掛け形式で紹介する小冊子の編集に汗を流す。「『かるた』、さらにはこの小冊子が学校の副読本に採用されるのが当面の夢」という。
 その傍ら、身についた行動力はとどまることを知らない。今でも夫の実家のある東久留米市スキー連盟(東京都)に所属。「孫2人を指導したい」と年間30日ほどは板を履く。さらに夏はゴルフ、テニスと忙しい。本人いわく「必殺遊び人」の生活はまだまだ続きそうだ。
(要旨)
 幕末。時の老中、堀田正睦(まさよし)が5代目藩主である佐倉藩(千葉県佐倉市)は、もともと幕閣の中心人物が入封するという重要な藩であった。正睦も日米通商条約交渉の責任者で日本を鎖国から開国へ導いた。その佐倉、城下町としての歴史は古く、約400年たった今も基本的な町割りは変わらず、往時をしのばせる建物や史跡が多い。
 私は現在、4年制市民カレッジの3年生に在籍。2年生の時に「まちづくり」という課題を与えられ、私の発案で集まった16人が「佐倉こどもかるた」作りに取り組んできた。
 紹介したい事項は多いが、「あいうえお」44文字にするために、絞り込み、かるた文を推敲(すいこう)し、絵も皆でパソコン等も利用して描き、とりあえず2個の箱入りの手作りかるたを仕上げた。3年生の現在は、それらの解説文と、「しってるかい?」という内容に付随した問い掛け形式の小文を創作し、小冊子の編集を行っている。
 全部を紹介したいが、その中のいくつかで、素晴らしい魅力あふれる佐倉市を知ってもらいたい。

「て」 展示見て 日本史学べる 歴博館
 旧佐倉藩居城跡の城址(じょうし)公園の一角に国立歴史民俗博物館がある。日本最大の同博物館は歴史学、考古学、民俗学の3分野にわたる数多くの資料と大小さまざまな模型、ジオラマ等が展示されている。

「に」 西の長崎 東の佐倉 近代医学の順天堂
 江戸で評判の蘭医・佐藤泰然は、堀田正睦の招きで同市に蘭医塾兼診療所順天堂を開いた。同診療所の一部は記念館として公開されている。

 「ふ」 風車が目印 ふるさと広場 ぼくらが咲かせる チューリップ
 日蘭修好400周年を迎え、印旛沼のほとりに造られた「佐倉ふるさと広場」では大型風車が回っている。毎年4月に開催される「チューリップ祭り」には50万本もが咲き誇る。


神奈川
寄せ木細工、逸品を展示
 寄せ木細工のコレクターで研究者の金子皓彦(てるひこ)さん(68)=大和市在住=が、収集した2万5千点の中から厳選した174点を公開する「魅惑のモザイク」展が、座間市緑ケ丘1丁目のハーモニーホール座間で開かれている。国内はもとより、海外に流出した作品を買い戻すなど、約20年間にわたって集めた逸品ぞろいだ。
 金子さんは元東京女学館大学教授(考古学・博物館学)で、現在は座間市文化財保護委員会会長を務める。たまたま骨董(こっとう)品店の店先で見つけた寄せ木細工の美しさに魅せられ、「日本の財産。これは残さなければいけない」と思ったのが収集のきっかけ。仕事で海外の博物館に行く機会も多く、江戸時代から明治にかけて輸出されていた品物を買い集めてきた。
 寄せ木細工の中でも、家具や調度品などの大型のものは静岡で発達。箱根では江戸時代後期に土産物として作られたが、明治以降は外国人向けに家具を作って輸出もしていたという。こうした歴史は職人自身の手で記録されることはほとんどなく、金子さんは浮世絵や古い写真をもとに、箱根の店先に並んでいたことなどを調べ上げた。
 寄せ木細工は、幕末の頃から海外にも知られた。黒船でやってきたアメリカのペリーが日米和親条約を締結後、幕府から贈られた品物の中に寄せ木細工が含まれ、イギリスの外交官アーネスト・サトウも箱根で寄せ木細工を買ったとの記述があるという。
 コレクションは自宅には収まらず、普段は借りた倉庫で保管している。金子さんは「この機会に、多くの人に見てもらいたい」と話している。展示は14日まで。13日と14日にはそれぞれ午後2時から、金子さんによるギャラリートークがある。入場無料。

(関根光夫)


京都
京都府庁に「容保桜」 会津藩主にちなみ命名
 京都府庁旧本館の中庭にある珍しいヤマザクラが、京都守護職だった幕末の会津藩主松平容保(1835~93年)の名にちなんで「容保桜」と命名され、12日に案内板の除幕式が行われた。
 命名したのは現代の桜守として知られる造園家の佐野藤右衛門さん。佐野さんの調査で、中庭にあるサクラのうちの1本が、ヤマザクラの亜種でオオシマザクラの特徴も併せ持つ珍しい品種と判明した。通常のヤマザクラと比べて花びらが大きいのが特徴という。
 佐野さんは、現在の府庁の敷地に京都守護職上屋敷があったことにちなんで、府に容保桜の名前を提案。14代当主の松平保久さんの了解を得て命名した。
 府庁旧本館は1904年に完成したれんが造りの本格的西洋建築で、国の重要文化財。西欧風の中庭には容保桜以外にもシダレザクラなどが植えられ、4月には見ごろを迎える。


最古級の高麗仏画、宮津の集落風景など
府文化財 新たに11件

 京都府教委は11日、府文化財保護審議会(永井規男会長)の答申を受け、府文化財として世界最古級の高麗仏画「絹本著色弥勒下生変相図(けんぽんちゃくしょくみろくげしょうへんそうず)」(京都市左京区・妙満寺蔵)を指定するなど新たに11件を指定、登録、選定した。府文化財は計686件(指定403、登録206件など)となる。

 「弥勒下生変相図」(縦227センチ、幅129センチ)は、銘文から高麗の宮廷画家李晟(りせい)によって1294年に制作されたことが判明。赤や緑の顔料を多用するなど高麗仏画の特徴を備えている。年代などが確認できる宮廷画家の作品としては世界最古という。

 そのほかの府指定・登録、選定文化財は次の通り。

◇…指定…◇

 【建造物】建仁寺法堂(はっとう)ほか8棟(東山区)法堂は1765(明和2)年上棟で、正統的な形式の大規模な禅宗様仏堂として貴重。ほかに浴室や大鐘楼が指定▽斎(いつき)神社本殿(綾部市)一間社流造で部分的に禅宗様が取り入れられており、室町中期の建築とみられる。

 【美術工芸品】絹本著色虚堂智愚(きどうちぐ)像(北区・瑞峯院)日本の臨済禅に大きな影響を与えた中国南宋の禅僧智愚を描いている。智愚の自賛から1265年制作と判明▽木造十一面観音坐像(ざぞう)・木造不動明王、毘沙門天立像(りゅうぞう)(舞鶴市・満願寺)坐像は1218(建保6)年、大仏師僧寿賢が造立、作者や年代が判明する鎌倉前期の観音坐像として貴重。不動明王、毘沙門天像は三尊形式を整え、ほぼ同時期の制作とみられる▽亀山藩史料(亀岡市文化資料館)1748(寛延元)年から明治維新まで藩主だった形原松平家を中心に、歴代藩主の記録や家臣団の家ごとの系譜など198点が残る。同藩は京都の火消し役を務め、1788(天明8)年の京都大火の消防記録もある▽赤坂今井墳墓出土品(京丹後市)弥生時代後期後半に築造され、被葬者の頭の部分から、装着したまま埋葬されたとみられる勾玉(まがたま)(30点以上)と管玉(171点以上)を連ねた耳飾りや頭飾りが出土した。

◇…登録…◇

 【無形民俗】東一口(ひがしいもあらい)の双盤念仏(そうばんねんぶつ)(久御山町)大型の伏鉦(ふせがね)を打ちながら特殊な節を付けて念仏をとなえる民俗芸能で、安養寺で毎年3月に行われる春祭りで演奏される。

 【名勝】楽々荘庭園(亀岡市)亀岡出身の貴族院議員田中源太郎が明治30年代に造園した池泉回遊式庭園で、同時期建築の洋館、和館に隣接。7代目小川治兵衛の作とされる。

◇…選定…◇

 【文化的景観】向日市西ノ岡の竹の径(みち)・竹林景観 選定範囲は竹林9.8ヘクタールで、散策路や案内板が整備されている。地元タケノコ農家などにより、季節ごとに変化する竹林景観が良好に保全されている▽宮津市上世屋(かみせや)の山村と里山景観 山間部の傾斜地にある集落と水田など670ヘクタール。フジを素材とする「藤(ふじ)織り」(府無形民俗文化財)が伝わり、自然林や二次林の状態も良好。過疎化で20戸ほどに減っているが、住民やNPOが連携して景観維持に努めている。




岡山
坂本竜馬の足取り解説 新見で歴史講座
 NHK大河ドラマ「龍馬伝」にちなんだ「早春特別大衆歴史講座」(新見図書館主催)が10日、新見市新見の同図書館であり、元岡山大教育学部非常勤講師の石本彰さん(84)=岡山市=が、幕末の志士・坂本竜馬の事跡について話した。
 市民ら約40人が聴講。福山市・鞆沖で竜馬率いる海援隊の商船が沈んだ「いろは丸事件」などを解説。石本さんは自作のビデオを流しながら、同事件の際、竜馬が宿泊した鞆の浦の宿屋、談判を重ねた宿所の跡地を紹介した。事件については「紀州藩船の明光丸と2度衝突している」などと詳細を語った。
 次回講座は24日、同図書館で山城をテーマに開かれる。時間は午後1時〜3時。入場無料。




高知
「汗血千里の駒」 最初の本
高知で発見、展示 現存2冊目

 幕末の志士・坂本龍馬を初めて主人公にした新聞小説「汗血千里の駒」の最初の単行本が、高知市内の民家で見つかり、市立自由民権記念館(高知市桟橋通)で開催中の企画展「『汗血千里の駒』の世界」で展示されている。新聞小説と同じ挿絵や原文で大半を構成しており、これまで国立国会図書館にある1冊しか確認されていなかった。展示は28日まで。無料。
 見つかったのは「汗血千里の駒」(坂崎紫瀾著)の単行本のうち、最も早い1883年5月に駸々(しんしん)堂から出版された書。歴史書のコレクターで歯科医の島崎誠さん(58)(同市一宮中町)が自宅に保管していた。
 単行本は、新聞連載された全68回分のうち、龍馬の土佐藩脱藩直前までの15回分計78ページで構成。当時は新聞で連載した作品を単行本にするのが流行していたらしく、同館によると「汗血千里の駒」は少なくとも6社が単行本化したが、編集段階で挿絵や原文に手が加えられたものも多いという。
 駸々堂出版の本は初編分しか存在しないが、同館は「最初の単行本であることに加え、新聞連載とほぼ同じ内容という点でも貴重」としている。


長崎
すてきな出会い求めて 長崎のカバ「龍馬」、鹿児島へ
 長崎県西海市の長崎バイオパークで昨年4月に生まれたオスのカバ「龍馬」が17日、1歳の誕生日を前に、鹿児島市の平川動物公園へ旅立つ。
 名前の由来は、「龍」が水の神として知られ、カバは漢字で「河馬」と書くことから。さらに、バイオパークの坂本信吾社長にちなみ、「坂本」という姓ももらった。
 神戸から来る同い年のメスと一緒に暮らす予定。鹿児島は幕末に坂本龍馬が新婚旅行で訪れた土地。見守ってきた職員は「カバの龍馬もすてきな出会いをしてほしい」。



エンターテインメント
和月、美樹本、矢吹が志士描く「幕末烈士伝チョコ」発売
 和月伸宏、美樹本晴彦、矢吹健太朗ら豪華ラインナップによる描き下ろしイラストカード付きのチョコレート菓子「幕末烈士伝チョコ」がバンダイより発売されている。
 バンダイは2009年にも、戦国武将を描いたイラストカードを同梱した「戦国絢爛チョコ」を発売。安彦良和、和月伸宏、美樹本晴彦、沙村広明、鶴田謙二らが参加し、注目を集めた。「幕末烈士伝チョコ」では和月・美樹本が引き続き参加するほか、新たに「To LOVEる―とらぶる―」の矢吹健太朗が初参戦。イラストレーターらを加えた計11名のクリエイターがイラストを手がけている。
 イラストカードの表面には坂本龍馬や土方歳三など幕末に活躍した志士達をイメージしたイラストを、裏面にはそれぞれの人物像や逸話などを掲載している。カードはノーマルカード15種のほかホログラムカード9種、またシークレットカードである箔押しスペシャルカード2種の全26種類。価格は1個105円となっており、全国のコンビニエンスストア、量販店、スーパーの菓子売場などで販売中だ。






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