3月24日〜25日の幕末ニュース

　今日は件数が少ないです。



山形

映画：米国作品のロケ、地元エキストラ５０人が出演−−酒田の山居倉庫前　／山形

　「酒田市の山居倉庫前で２３日、カンヌ映画祭出品を目指す米国作品「ＳＩＬＫ」のロケが、地元エキストラ約５０人が出演して行われた」。

　「『ＳＩＬＫ』は米国の大手映画会社が約３０億円で制作する。１９世紀半ば、世界で最も美しい絹糸を生み出す蚕を求めて庄内藩の酒田に密入国したフランス人青年の、美しい女性との出会いと悲哀を描いた作品」。



コラム

北斗星（３月２４日付）

　秋田魁新報より。「ほほ笑ましいイメージとは異なり、ランドセルはもともと西欧の軍隊用背負いかばんが起源。幕末に日本に伝来した」。

　戊辰戦争では洋式化された軍隊にも普及していたんでしょうかね……ちょっと調べてみよう……ランドセルメーカーのクラリーノのサイトから「ランドセルの歴史」を引っ張ってきました。「ランドセルの歴史は、江戸時代にさかのぼります。幕末の日本に西洋式の軍隊制度が導入された時に、背中に背負う布製のかばん『背のう』（はいのう）も同時に輸入され、軍隊で使われました」と説明されています。



　背嚢といえば、大河ドラマ『新選組！』でも、療養中の沖田総司君のところに別れを告げに来た洋装の土方さんが帰り際に背負ってましたね……二本の紐で背中に背負う型でなくて、紐で片側の肩に掛けて背負う型だったと記憶していますが。あの場面、下駄を手にしながら土方さんが「前歯の大きな女は情が深い。姉さんも大きいが妹も大きい」と語ったり、沖田君が土方さん後ろ姿を見ながら「多分、もうみんな一緒じゃないんだ」と呟いたり、いろいろと心に残る場面でした。

　……と、ついつい『組！』語りになってしまうのでした(^^ゞ。