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新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
 あちこちで桜が満開なこの時期、青空にほんのり色づいた桜の花の取り合わせは格別ですね。

北海道
アイヌ民族資料、初の重文 松浦武四郎が残した1503点
 【白老】幕末の探検家で「北海道」の名付け親、松浦武四郎(一八一八-八八年)が残した、北海道とアイヌ民族に関する記録や絵図など千五百三点が国の重要文化財(重文)に指定されることが決まった。アイヌ民族関係資料の重文指定は初めてで、関係者は「アイヌ文化の伝承や保護の弾みになる」と歓迎している。
 二十一日の国の文化審議会が「北海道の歴史、地誌やアイヌ史研究等に重要」(文化庁)として重文指定を答申した。
 指定されるのは、武四郎の出身地の松浦武四郎記念館(三重県松阪市)の所蔵品。「初航蝦夷(えぞ)日誌」はじめ百五十冊以上を数える一八四五年から五八年まで六度の蝦夷地の調査記録、約九千八百点のアイヌ語地名が書かれた大型地図「東西蝦夷山川地理取調図」、豊富な挿絵を交えてアイヌ文化を紹介する「蝦夷漫画」などの著作物のほか、武四郎自身が収集した小刀や玉飾りなどアイヌ民族資料二十七点も含まれる。


松浦武四郎資料 重文に
「十勝日誌」など1503点
文化庁 「地誌、アイヌ史研究に重要」

 江戸末期の蝦夷地の地誌やアイヌ民族の暮らしを克明に調べ、「北海道」の名付け親としても知られる松浦武四郎(1818-88年)にかかわる資料1503点がこのほど、国の重要文化財(重文)に指定されることが決まった。この中には「戊午(ぼご)東西蝦夷山川地理取調日誌」(戊午日誌)、「十勝日誌」など、十勝にかかわりの深いものも多く、研究者らには喜びが広まっている。
(大笹健郎)


秋田
無火災祈る秋田・大館市の祭り
 秋田県大館市の扇田神明社で「ジャジャシコ祭り」が4月3日に行われる。
 幕末に起きた大火を機に始まった同神社の火伏せ祭りで、正しくは鎮火祭という。神社で神事を行った後、錫杖(しゃくじょう)を持った火消し組(消防団員)を先頭に、太鼓・法螺貝(ほらがい)を鳴らしながら、一行は町内を練り歩く。


山形
幕末の「傘福」今に 小野家(酒田)復元し展示
 昨年春に、酒田市中町二丁目の旧家・小野太右衛門さん(70)宅から見つかった台車付き傘福の修復が終わり、小野家のひな人形と共に展示されている。小野さんは「何とか『酒田雛(ひな)街道』の開催期間に間に合った。貴重なものと聞いている。できるだけ多くの人に見てもらいたい」と話している。
 小野家の傘福は、和傘2本と台車、下げ物約40本(約150個)、傘の縁に付ける飾り布、台車の周りに巻く家紋入りの飾り幕などが、木箱に入った状態で蔵から発見された。4個の木製車輪が付いた台車の中央に心棒を立て、そこに大小の傘を2段で設置、それぞれの傘に下げ物を飾っていたとみられる。
 飾り幕には「明治八歳(年)初春」の文字があり、布の時代考証などから、市文化財保護審議委員で古美術に詳しい工藤幸治さん(同市若浜町)は「幕末ごろに作られた」と分析。台車に載った傘福は珍しく、「山王祭り(現酒田まつり)の山車のミニチュアのようだ」とみている。


徳島
懐かしの引札展:レトロな90枚、一堂に--徳島市立木工会館で31日まで /徳島
 明治・大正時代のレトロな広告を集めた「懐かしの引札展」が徳島市立木工会館(同市福島1)で開催中。県内商店の宣伝用に配布された引札(当時のチラシ)90枚が一堂に会した。31日まで。
 引札は商店が顧客に配ったもの。江戸時代中期ごろに生まれ、明治維新以降の印刷技術の向上で全国各地で流行した。今日では美術品として扱われるケースも多い。今回の展示品は、県内の収集家から貸し出しを受けた。


愛媛
宇和島藩主「伊達家」資料でまちおこしを
宇和島藩主「伊達家」資料でまちおこしを
 「宇和島市には幕末のタイムカプセルがある」。こう話すのは愛媛県宇和島市の「宇和島歴史文化研究会」の近藤俊文会長(75)。内科医でもある近藤さんは、宇和島藩主の伊達家に伝わる史料を活用したまちおこしの模索を始めている。(松山支局宇和島通信部 浅野幸治)
 伊達家には国指定重要文化財「豊臣秀吉の肖像画」を始め約6万点の貴重な諸史料が残され、いまだに公開されたり、未解明の史料は約2万点にも及ぶ。歴代藩主でも8代藩主の宗城は、幕府に追われていた高野長英を招いて西洋式の砲台を築造。その後、村田蔵六(大村益次郎)を招請するなど鎖国の時代にあって、西洋事情と学問に強い関心を示した。
 宗城は、薩摩の島津斉彬らと並んで激動する幕末の4賢侯と称される。欧米諸国の動向などの情報収集にも力を入れ、膨大な書簡などが残る。ペリー来航を宗城が事前に知っていたことを示す書簡などもある。
 これらの史料をひもとき、まちづくりに生かそうというのが研究会のねらいだ。新たな史料を掘り起こして市内外に発信し、宇和島の文化への関心を高め、地域の活性化につなげたい考えだ。





ブックレビュー
『巨人・渋沢栄一の「富を築く100の教え」』(渋澤健)
 「日本資本主義の父」で、明治維新後に欧米列強の植民地支配を振り切り、実業界と社会慈善、日米友好に全精力を尽くした故・渋澤栄一氏(1840年~1931年1)は、元祖ベンチャー・キャピタリストとも呼ばれています。
 彼はエリート官僚出身ではなく、埼玉県の田園地帯で生まれ育ちながら、ハングリー精神と大きな野心を抱いていたのでしょう。日本が近代経済社会へと歩み始めた時代に、パイオニアとして経済界に次々と新しい秩序を導入し、オピニオン・リーダーとして改革を提唱し、世界の競争に立ち向かっていくためのグランド・デザインを描き、500社の企業を作っていったのです。
 強運をつかんだ生き方、考え方が100の名言として、彼の5代目子孫によって厳選され、分かりやすい言葉で解説されています。彼は、日本初の銀行「第一国立銀行」(現みずほ銀行)を設立し、33歳で頭取となって実業界に入る前に、財務省で実績を積まれたそうです。


☆★☆★

追記。たまたまネットニュースを見ていたら記事タイトルを見つけてしまいました。

福島
TBS番組に会津若松激怒、鶴ヶ城開城「不衛生だから」?
TBS番組に会津若松激怒、鶴ヶ城開城「不衛生だから」?
 福島県会津若松市は28日、東京放送(TBS)系のクイズ番組で戊辰(ぼしん)戦争時の若松城(鶴ヶ城)のイメージを損なう放送があったとして、TBSと番組制作会社に24日付で抗議文を郵送したことを明らかにした。
 抗議文によると、番組は2月16日に放送された「歴史王グランプリ2008まさか!の日本史雑学クイズ100連発!」。若松城について「旧幕府軍が城を明け渡したとんでもない理由とは」との出題に対し、「糞尿(ふんにょう)が城にたまり、その不衛生さから」が正解とされ、理由のすべてのように放送されたとしている。
 菅家(かんけ)一郎市長は記者会見で、〈1〉他藩からの応援の望みが絶たれた〈2〉1か月に及ぶろう城による傷病兵の増加や物資の枯渇--など様々な要因が重なった結果と説明。「視聴者や市民らに著しい誤解や不快感を与えた」とし、市民への謝罪と訂正を求めている。
 TBS広報部の話「抗議文が届いたかどうかを含め、内容を確認している」


 一体何を根拠にしてつくったクイズなのやら……憤激されるのは地元の方々だけではないと思います(嘆)。
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