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新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
 午前中にクリップした記事だけでもそこそこの数になりましたので、ご紹介します。

茨城
幕末の海防政策紹介 日立市郷土博物館で特別展 砲台場の地図、大砲設計図など展示
 日立市宮田町の市郷土博物館で、旧水戸藩が対外危機に備えて打ち出した海防の歴史を紹介する特別展が開かれている。長い海岸線がある日立地方を舞台に展開された、幕末の異国船への警戒策をたどる。 (原田拓哉)
 今年が水戸藩開藩四百年を迎えるのに合わせ、企画された。
 水戸藩が海防政策を強めたのは、徳川斉昭が藩主となった十九世紀前半の文政年間。大津浜(北茨城市)に英国人十二人が上陸する事件が発生し、攘夷(じょうい)志向を高めていったという。
 特別展では、海岸線に設けられた見張り場の「遠見番所」や、大砲を設置した「砲台場」を記した当時の地図を展示。詳細な大砲の設計図や武器なども紹介している。
 海防策が徹底される前に、捕鯨船で本土に上陸した米国や英国の船員と地元の漁民たちとの交流を振り返るコーナーもある。当時の絵画に、漁民たちにプレゼントされた瓶に入ったゴキブリの様子が描かれ、学芸員の島崎和夫さんは「当時、国内にゴキブリは生息しておらず、日本で初めて描かれたゴキブリでは」と解説する。
 五月六日まで。

「当時、国内にゴキブリは生息しておらず、日本で初めて描かれたゴキブリでは」って……幕末の日本にはゴキブリは生息していなかったんでしょうか、えええっ!? いつの間にこんなに、あちこちに増殖してしまったのやら……←ゴキ苦手^_^;。

東京
明治天皇の「パパラッチ写真」も公開 東大で特別展
 東大総合研究博物館(東京都文京区)は28日からの特別展「維新とフランス」で、明治天皇を初めて撮影した写真や書簡、標本など幕末・明治期の日本とフランスの交流を裏付ける約450点の新出史料の公開を始めた。そのうち6割がフランスの日本学者クリスチャン・ポラック氏のコレクション。5月31日まで。
 初撮影の明治天皇の写真は、1872年にオーストリア出身の写真家スティルフリードが神奈川県の横須賀造船所を訪れた天皇一行を無断撮影したため問題となった。明治政府の没収を逃れ、国外に持ち出された一枚が展示されている。日本初公開で、明治の「パパラッチ写真」でもある。
 映画「ラスト・サムライ」の主人公のモデルとされ、幕府軍の榎本武揚らと五稜郭で官軍を迎え撃とうとした仏軍人ジュール・ブリュネにあてた日本の愛人トミからの手紙も展示される。入場無料。


明治天皇の初の写真を公開
 東大総合研究博物館(東京都文京区)は28日からの特別展「維新とフランス」で、明治天皇を初めて撮影した写真や書簡、標本など幕末・明治期の日本とフランスの交流を裏付ける約450点の新出史料の公開を始めた。そのうち6割がフランスの日本学者クリスチャン・ポラック氏のコレクション。会期は5月31日まで。
 初撮影の明治天皇の写真は、1872年にオーストリア出身の写真家スティルフリードが神奈川県の横須賀造船所を訪れた天皇一行を無断撮影したため問題となった。明治政府の没収を逃れ、国外に持ち出された1枚が展示されている。日本初公開で、明治の「パパラッチ写真」でもある。
 映画「ラスト・サムライ」の主人公のモデルとされ、幕府軍の榎本武揚らと五稜郭で官軍を迎え撃とうとしたフランスの軍人ジュール・ブリュネにあてた日本の愛人トミからの手紙も。「タクサンコマル」と片仮名書きで窮状を訴えている。
 67年のパリ万博に出展された昆虫や植物の標本のほか、フランス人軍事顧問団の史料なども新出。入場無料。


 クリスチャン・ポラック氏って、NHK『その時歴史が動いた』の「土方歳三、北の大地に死す」にて、ジュール・ブリュネが土方さんについて書いた肉筆書を紹介されていた方ですね。「フランス人軍事顧問団の史料なども新出」とのことですので、近々見てこようかと思います。
東京大学総合研究博物館
「維新とフランス―日仏学術交流の黎明」 (本館)
展示会期: 2009年3月28日(土)-5月31日(日)
開催場所: 東京大学総合研究博物館 東京都文京区本郷7-3-1東京大学本郷キャンパス内  アクセス/地図
開館時間: 10:00-17:00 (入場は16:30まで)
休館日: 月曜 (祝日の場合は翌火曜)
入館料: 無料

 チーム箱館ファンは、やはり、ポラック氏のコレクションが目当てになるでしょうか。
■クリスティアン・ポラック・コレクション
-シャノワーヌ文庫(クリスティアン・ポラック氏蔵の第一次軍事顧問団団長/パリ司令部付大尉シャルル・シャノワーヌ遺品)
-日仏交流関係資料一揃い(書簡、写真、書籍等)


墓を覆う套堂復元 荒川ふるさと文化館で式典 幕末の志士・橋本左内
 幕末の安政の大獄で刑死した橋本左内の墓を覆う套堂(さやどう)が荒川区南千住の荒川ふるさと文化館に復元された。
 左内は緒方洪庵の適塾で蘭学(らんがく)を学び、福井藩主松平慶永(春獄)とともに藩政改革に尽力した。安政の大獄で連座し斬首(ざんしゅ)、荒川区内の回向院に埋葬された。
 一九三三(昭和八)年に、左内を顕彰する会が縦横とも約二メートル、高さ四メートル余りの套堂を建設した。院内の整備に伴って、二〇〇五(平成十七)年に区に寄贈された。
 套堂は史料価値とともに、著名な建築家の伊東忠太が監修した関東大震災後のコンクリート建築の先駆けであることなどから、区は登録有形文化財に指定。昨年夏から、ふるさと文化館に復元工事をしていた。
 二十六日、西川一誠福井県知事を招いた式典があり、区関係者や地元住民ら五十人余りが出席した。西川知事は左内の業績を紹介しながら「これを機に荒川区の皆さんに、より深い親しみを福井県に持っていただきたい」とあいさつ。関係者とともに除幕をした。


静岡
お吉祭り(静岡県)
 幕末の悲劇のヒロインとして知られるお吉を偲ぶお吉祭りが、命日にあたる27日下田市で盛大に行われた。
 初めに、お吉が身投げをした下田市郊外のお吉ヶ淵で供養祭が行われた。下田生まれのお吉は、初代アメリカ総領事のハリスにつかえたことから唐人お吉と呼ばれ、晩年は悲劇的な生涯を送ったと言われている。
 僧侶の読経が流れる中、池に花を投げ入れて、51歳でこの世を去ったお吉の冥福を祈った。この他、お吉と恋人に見たてた2匹のコイが放流されたり、菩提寺の宝福寺境内では、踊りや唄も披露され大勢の観光客で賑わった。


大分
「五岳の詩に様々な史実」 生誕200周年で講演会 日田市 4月には特別展
 幕末から明治半ばにかけて活躍し、詩・書・画の三絶僧とたたえられた平野五岳上人(1809‐93年)ゆかりの日田市亀山町の専念寺で26日、法要と上人の生誕200年を記念した講演会が開かれた。
 五岳研究家として知られる同市本町の川津信雄さん(80)が、40人の関係者を前に時にユーモアを交え、市民にあまり知られていない逸話や偉業を紹介した。
 川津さんは書家として五岳に興味を持ち50年近く資料収集や研究を続けている。平野五岳が西郷隆盛と対面し、その際の肖像を描いたとみられる掛け軸も発見した。2003年8月には、掛け軸の肖像を西日本新聞が報道したことがきっかけとなり、国内だけでなく米国の新聞などにも川津さんの業績が取り上げられた。
 こうしたエピソードを交えながら川津さんは「平野五岳は日記を残しておらず謎も多いが、一方で画業の傍らで多数の詩を残しており、その内容から様々な史実を知ることができる。長年、研究を続けているが興味が尽きることがない」と話した。
 また、生誕200年を記念して日田市などが主催して4月2日から同8日まで、同市民文化会館・パトリア日田で「五岳上人生誕200年祭特別展覧会」(西日本新聞社など後援)を開催予定。同2日午前9時半から、パトリア日田小ホールで、大谷大学の河内昭圓名誉教授が「五岳上人と西郷隆盛」と題して講演することになっている。展覧会、講演会とも入場無料。


長崎
「産業遺産群」訪問ツアー=第一弾は長崎・軍艦島-近ツー
「産業遺産群」訪問ツアー=第一弾は長崎・軍艦島-近ツー
 近畿日本ツーリストは27日、経済産業省が幕末から戦前にかけて日本の近代化に大きく貢献してきたと認定した「近代化産業遺産群」を訪れるツアーの販売を開始したと発表した。参加者は鉱山や工場、造船所などで、日本の歴史を学ぶことができるのが特徴だ。



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