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新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
 今日は寒いですねぇ……この冬最後の寒波になって欲しいと願いつつ、ジムで運動。一汗かいて、ぽかぽか。

北海道
「咸臨丸」の軌跡 野外劇で描く 「夢見る会」が構想、台本完成
 【木古内】幕末の軍艦「咸臨丸(かんりんまる)」がサンフランシスコを目指し太平洋を横断してから150年目の今年、木古内町のまちづくり団体「咸臨丸とサラキ岬に夢みる会」(久保義則会長)が、野外劇上演の準備を進めている。すでに台本は完成。同会では「キャストやスタッフは町民が中心となり、手作りで舞台を完成させたい」と意気込んでいる。
 咸臨丸終えんの地、木古内町サラキ岬を中心に地域活性化に取り組む同会は、2011年が同船沈没140年の節目の年となることから、昨年から大きなイベントを計画。その中で野外劇上演構想が持ち上がった。
 舞台の脚本は、同会顧問で「咸臨丸 栄光と悲劇の5000日」などの著書がある札幌在住の作家、合田一道さんが執筆した。タイトルは「永久(とこしえ)に、咸臨丸」。舞台は3幕構成。同船で太平洋横断の快挙を果たした勝海舟と福沢諭吉の2人がサラキ岬に立ち、沈没した同船を回想する場面からスタートする。
 物語は、1860(安政7)年、日米修好通商条約を批准するため、幕府の使節団とともに、太平洋を横断した37日間の航海や大政奉還、箱館戦争、輸送船として迎えた最期などが描かれている。時代の波に翻ろうされ悲劇的な運命をたどる同船の歴史を、激動の幕末、明治史と合わせ表現。壮大な歴史絵巻となっている。
 キャストは勝海舟や福沢諭吉、榎本武揚ら主要な登場人物が約20人。同会事務局長の多田賢淳さんは「メーンキャストのほか乗組員らを入れると100人くらいの規模になる。町全体でひとつの舞台を作り上げていく。『咸臨丸子孫の会』にも参加してもらいたい」とし、「小さな規模から始めるが、毎年、イベントの際には上演し、いずれまちの新たな観光資源になれば」と期待を込める。
 脚本を担当した合田さんも「『夢みる会』が夢を見るだけでなく、大きな動きとなってきた。歴史遺産としての咸臨丸を多くの人に知ってもらうことには大きな意味がある。舞台づくりでは難しい部分もあるが成功させたい」と話している。
 初演は、同会が来年に計画している同船沈没140年記念イベントが有力。同会では今後、町民を中心にキャストやスタッフの募集をする予定だ。


群馬
六合村の思い出かるたに込め 28日に編入合併 群馬
 「愛と和と 人情厚き 六合の郷」-。今月28日、中之条町に編入合併され110年の歴史に幕を下ろす群馬県六合村で、村内の名所や特産品を取り上げた郷土かるたが完成した。小学生も絵札の作成に携わるなど、村民の力を結集した力作。村関係者は「由緒ある歴史と美しい自然の魅力を、かるたを通して語り継いでいきたい」と期待を込めている。(時吉達也)
 村教育委員会の呼び掛けでかるたの作成が始まったのは、合併が取りざたされた昨年2月。作成委員長の山本茂さん(71)は「今を逃したら作る機会を失う、という危機感があった」と振り返る。村民から題材を募集したところ、選定数の44点を大きく超える146点の応募があった。約3カ月かけて実地調査などを行い、「苦渋の決断」(山本さん)の末、題材が決まった。
 応募総数914点の読み句から選定された44点は、大自然を誇りキャンプ場としても人気の野反湖(野反湖の 豊かな自然 日本一)や、わらに布を巻いた特産品「こんこんぞうり」(名人つくる めんばしゃもじに こんこんぞうり)などのほか、村の歴史にも言及。「六合」の語源(天地四方を以って 六合となす)や、幕末に開国論を唱えた蘭学者・高野長英が隠れ住んだとされる史実(蘭学医 長英かくまう 湯本の館)も登場するなど、多彩な内容となった。
 また、絵札の作成には村内の絵画サークルなどのほか、児童・生徒も積極的に参加し、約8割の絵札を担当。村の総力を挙げた作品は2月、村内約700戸に全戸配布された。村民の反応は上々で、六合小6年の霜田唯さん(12)は「姉と弟と、家で何度も勝負した。半分くらいは知らない内容で、勉強になる」と笑顔を見せる。
 村教委では、郷土学習にかるたを活用していく方針。今月7日にかるた大会を開いたほか、今後はかるたに登場する名所旧跡を歩く「かるた巡り」も企画する予定という。
 山本さんは「合併すれば、人々の関心は町の中心部など便利な所に向きがちになる。かるたを通じて六合の魅力を再認識し、次世代に継承していってほしい」と話している。


富山
幕末活躍の女性画家 奥原晴湖の絵?発見
高岡の民家で署名入り12点
 幕末から明治にかけて活躍した女性南画家として知られる奥原晴湖(せいこ)(一八三七~一九一三年、写真=古河歴史博物館提供)と署名がある南画十二点が、富山県高岡市吉久一の元会社員串岡弘昭さん(63)宅で見つかった。
 絵は大きさがいずれも縦約一三六センチ、横五二・五センチ。梅や菊、ツバメの飛ぶ様子など、春夏秋冬の自然を描いた水墨画に、漢詩が添えられている。
 串岡さんによると、同居している義母の好子さん(84)が、十年余り前に同県射水市放生津の実家にあった絵を譲り受け、自宅に保存していた。串岡さんは昨年五月ごろ、高岡市立博物館などの専門家に依頼して作者を調査。「晴湖」の署名があることが分かった。
 串岡さんは「晴湖は自立した日本人女性の先駆け的な存在。本物とはまだ断定できないが、今回見つかった絵を通して、多くの人に彼女のことを知ってもらいたい」と話している。
 晴湖は古河藩に生まれ、幕末の文人や木戸孝允らと交流があったといい、女性南画家として名声を博した。

(中村真暁)


滋賀
20、21日に火縄銃サミット 滋賀・彦根城で
 全国各地の火縄銃愛好家総勢約320人、計23団体が集結し、“鉄砲隊”が演武を披露する「全国古式砲術鉄砲サミットin彦根」(同実行委員会主催)が20、21日に滋賀県彦根市の彦根城で開かれる。
 火縄銃は1543年に鹿児島の種子島に伝来、戦国、江戸時代に広まり、幕末には砲術の流派が全国に200以上あったという。サミットでは種子島火縄銃保存会(鹿児島県)や中世に鉄砲産業が栄えた堺市の堺火縄銃保存会らが、甲冑や裃姿で火縄銃で空砲を撃つ演武を披露する。
 20日は井伊家を研究している京都女子大の母利美和教授が「彦根藩の砲術」を題に講演。火縄銃の歴史を生かした町づくりをテーマにパネルディスカッションも行う。21日は演武のほか、彦根藩の甲冑「赤備え」の変身体験やゴム鉄砲の射的コーナーも設置される。
 サミットのシンボルキャラクター「ひこどん」や彦根市の人気キャラひこにゃんらも登場の予定。同実行委員会は「参加者は過去最多。めったにない機会なので鉄砲隊について知見を深めてもらいたい」と話している。
 見学無料。問い合わせは彦根商工会議所、0749(22)4551。


ひこにゃんが住む(!?)「彦根市」ってどんなとこ?
 ゆるキャラ「ひこにゃん」を生み、今や"ゆるキャラの聖地"とまで呼ばれる彦根市。一体どのような町なのか、皆さんはご存じだろうか?
 滋賀県彦根市は、びわ湖と鈴鹿山系にかこまれた豊かな自然に恵まれたびわ湖東北部の中核都市だ。彦根市によると、平成22年2月末の人口は、111672人(男:55000人 女:56672人)と発表されている。現在の彦根市の形となった昭和43年の人口は76564人とされているので、着実に人口がふえてきた市といえそうだ。
 特産品は、鮒ずし、あゆ、紅かぶら、彦根梨など食欲をそそるものから、仏壇といった渋めのものまで多数。よく知られたイベントとしては、かつて桂三枝の司会で知られたテレビ番組「鳥人間コンテスト」の開催地でもあった。数々の自作人力飛行機がびわ湖に向けて飛びたつ姿が放送されたが、あの発射台が設置されていたのは、彦根市の松原水泳場である。
 ところで、彦根出身者の中で、教科書にのるほど有名な人物がいるのをご存じだろうか?幕末に江戸幕府の大老になった井伊直弼(なおすけ)だ。安政5年(1858年)に日米修好通商条約をむすび、吉田松陰などを処刑した「安政の大獄」を命じたことで知られる人物だが、当時の日本の置かれた状況を鑑み、開国を決断したことを評価する声も少なからずある。彼が文化12年(1815年)に生をうけたのが、彦根城である。彦根城は当時の様子が今も残っており、城内に設置された彦根城博物館には、井伊直弼直筆の和歌、刀、鎧など貴重な品々が数多く所蔵されている。ちなみに、「井伊直弼と開国150年祭」の特設ページによると、ひこにゃんの趣味は「彦根城の周辺を散歩」とされており、彦根城天守閣広場や彦根城博物館では、ひこにゃんが登場することもあるようだ。
 彦根城は、世界遺産への登録推薦候補として「暫定リスト(平成4年より)」にのっている。つまり、世界遺産になる可能性がある城なのだ。"ゆるキャラの聖地"の中に"世界遺産"がある、そんな状況がいつかおとずれるかもしれませんね。



京都
府庁の桜*「容保」命名
幕末に追われた京都へ「返り咲き」
京都守護職上屋敷跡地◆山桜の変種?珍しい品種

 毎年春に多くの見物客が訪れる府庁旧本館中庭の桜の1本に、「容保(かたもり)桜」の名前がついた。山桜の変種とみられる珍しい品種ということが分かり、幕末に京都守護職として活躍した会津藩主の松平容保の名をとった。一時は朝敵として京を追われた容保の「返り咲き」を、子孫らも喜ぶ。
 旧本館中庭には、中央に円山公園(東山区)のしだれ桜の子どもに当たるしだれ桜を始め、6本の桜が咲いている。今回「容保桜」と命名されたのは、その中庭南西部にある1本の桜。「桜守」として活躍する造園家の佐野藤右衛門さんが昨春、桜の調査のため訪れた際、「異彩を放つ山桜」と興味を持ち、花や芽を持ち帰って調べた。
 その結果、一般的な山桜より花弁が大輪で、山桜と大島桜の両方の特徴を持ち合わせた珍しい品種ということが分かったという。
 現在の府庁は、かつて会津藩士たちが暮らした京都守護職上屋敷の跡地に当たることから、佐野さんが「容保桜」の名を提案した。子孫である14代当主の松平保久(もりひさ)さんに確認したところ、かつて追われた京都に桜の名として戻ることを、「非常に喜ばしい」とし、名を使うことを快諾してくれたという。佐野さんは桜の特徴などを記した案内板に「今昔の京都を見続けた場所にこのような桜があるのはおもしろい。今後も末永く府の行政を見続けるよう、守り育てたい」と書いた。
 中庭は常時公開。例年はしだれ桜が20日前後に開花し、その後容保桜など周辺の山桜などが開花していく。見頃に合わせ、23日~4月4日までは「観桜会」として旧本館のガイドツアーやアートなどのイベントが同時に開かれる。

 容保は孝明天皇の信頼を受け、新選組を配下に置き京都の治安維持に努めた。だが、鳥羽・伏見の戦いで会津藩は朝敵とされ、敗走した。


さくらマップ、京都市が40万部発行
市役所や観光案内所などで配布

 京都市はこのほど、市内約40カ所の桜の名所や、ライトアップなどのイベント情報を満載した「京都さくらマップ2010」を40万部発行した。
 NHK大河ドラマ「龍馬伝」にちなみ、壬生寺や高瀬川など幕末・維新史跡の桜名所を特集。歴史やアクセス情報のほか、周辺の史跡情報も地図で掲載した。
 「龍馬伝」展示委員も務める木村幸比古霊山歴史館学芸課長の寄稿もあり、龍馬が嵐山に花見に訪れた際、浪士狩りの一団と出会ったエピソードを紹介している。市役所や各区役所、観光案内所などで無料配布している。


山口
岩国の史跡を巡りませんか
 岩国郷土史会(中村良雄会長)が10日、岩国市内の史跡を巡る会を開く。午後1時半に錦帯橋近くの永興寺に集合し、今津町の白崎八幡宮一帯を巡る。参加者を募っている。
 永興寺は大内氏が1309年に創建したとされ、中村会長が寺にまつわる歴史について説明する。白崎八幡宮一帯では、護国神社や戊辰戦争戦死者の墓を巡る。
 会は、中村会長と同人誌仲間の松田行芳さん=鹿児島県指宿市=が、岩国の史跡巡りを希望したのを機に企画した。10日は松田さんも参加し、参加者と交流する。9日までに、中村会長に申し込む。電話0827(46)1701。



講演:作家・古川さん、松陰の「恋」テーマに 隠れた一面説く--北九州 /山口
 直木賞作家、古川薫さん(84)が7日、北九州市小倉北区で講演した。幕末の志士、吉田松陰(1830~59)が入獄中に知り合った女性との恋をテーマに、松陰の隠れた一面を説き明かした。北九州市など主催の全国女性俳句大会in北九州のイベントの一環。
 松陰は旧長州藩の牢(ろう)に入っていた高須久子と相聞歌句を交わした。松陰が米国密航を企てた罪で入牢した際、俳諧をたしなみ、同世代の久子との交流が始まったという。
 古川さんは、久子が先に出獄する松陰に送った「鴫(しぎ)立つてあと淋(さび)しさの夜明けかな」や、松陰の「一声をいかで忘れんほととぎす」を紹介。「2人の間でプラトニックな恋が成立していたのではないか」と言い「松陰は当時二十数歳の若者。恋心を抱いたとしても人格を傷付けることにはならない」と強調した。【平元英治】



長崎
グラバーのラン販売へ
 幕末に長崎で貿易商として活躍した英国出身のトーマス・グラバー(1838~1911年)が日本に持ち込み、国内最古とされる洋ラン、通称「グラバーさん」(学名・シンビジウム・トラキアナム)の苗を県などが栽培し、一般に販売する計画を進めている。グラバーが持ち込んだ1859年にちなみ、売り出すのは通し番号を付けた1859鉢。3年後の発売を目指している。(貞末ヒトミ)
 「グラバーさん」は東南アジア原産の洋ランの原種。一部が緑色を帯び、黒っぽい斑点がある花びらと、甘いにおいに特徴がある。グラバーが上海経由で来日した際に持ち込み、長崎市のグラバー邸の敷地内に造った温室で育てたとされる。晩年に拠点を東京に移す際、庭師の加藤百太郎に譲り、加藤家が3代にわたって栽培。約20年前、市内の県亜熱帯植物園が譲り受けた。
 ランは開花させるのが難しく、同園では数年に一度しか開花していない。株数を増やそうと、2008年に県花き振興協議会・育種研究会部会長の立光(たちこう)一孝さん(55)に相談。立光さんが協力を求めた香川県の企業がクローン技術で増殖させ、現在はフラスコ内で約2000本の苗が順調に生育している。
 販売は、同園が「最古の洋ランの存在をもっと知ってほしい」と県に相談し、個数限定で行われることになった。苗は来春までに同協議会の会員宅などに移され、開花させる予定。販売方法はまだ決まっていない。
 「本家」の「グラバーさん」は同園で1月中旬に見事に開花した。立光さんは「なんとも言えない深い色合いと、甘い香り。当時の人々の異国への思いをかき立てたのではないか。龍馬もかいだであろう香りを、多くの人々に楽しんでほしい」と話している。


龍馬の時代の銃など86点を初展示 22日まで長崎市シーボルト記念館
 坂本龍馬が出島で購入したライフル銃の同型品など、龍馬や出島のオランダ商館医だったシーボルトにまつわる史料を紹介した「シーボルトや龍馬が生きた幕末展2」が長崎市シーボルト記念館(鳴滝2丁目)で開かれている。22日まで。
 86点の大半は、個人所蔵の実物。ほとんどが同記念館では初めての展示という。
 龍馬に関する史料では、海援隊が1867(慶応3)年に出島のオランダ商人、ハルトマンから1300丁を購入したエンフィールド銃と同型の銃などを出展。同記念館によると、エンフィールド銃は西南戦争で西郷隆盛の率いる薩摩軍も使用したという。このほか、下関市立長府博物館が所蔵する「龍馬が愛用した湯飲み」と同じ絵付けの焼き物も展示している。
 一方、シーボルト関係では、国外追放処分を解除されたシーボルトが58(安政5)年、オランダ・ライデンから、出島商館長のドンケル・クルチウスに送った顔写真付きの手紙などを紹介。処分解除のため幕府に働き掛けてくれたクルチウスへの謝辞が記されている。シーボルトは翌年、再来日を果たした。
 龍馬は、シーボルトが62(文久2)年、日本を去った後に長崎を拠点に活動しており、2人が直接出会ったことはなかった。同記念館は「本来、2人は並列して論じられるものではないが、同じ幕末の長崎で活躍した歴史上の人物という観点からテーマを設定した。幕末の長崎への理解を深めてもらえればうれしい」としている。
 【編注】幕末展2の2は、ローマ数字の2



鹿児島
「龍馬とお龍」初午祭に登場/霧島市の鹿児島神宮
 霧島市隼人の鹿児島神宮で7日にあった初午(はつうま)祭の妙見温泉振興会(只野公康会長)踊り連に、今年話題の坂本龍馬とお龍(りょう)の格好をした2人が参加し、見物客を喜ばせた。
 龍馬が近くの犬飼滝など訪れたことをアピールしようと、隼人を拠点にサロンを展開する「さつきブライダル」に同振興会が依頼。えびの市の新原史也さん(19)と霧島市の高校生安達万基子さん(17)がモデルを務めた。
 あいにくの雨で地毛の髪結いはできなかったが、日ごろの技術を生かし服装やメークで幕末の雰囲気を醸し出した。温泉街やJR肥薩線嘉例川駅でも披露し、初午祭では記念撮影に応じるなど人気者となった。
 只野会長は「雨の中でも見物客が多く、ゆかりの地を大いに宣伝できた」と話した。

エンターテインメント
美麗イラストで幕末志士が蘇る! 「幕末烈士伝チョコ」
 株式会社バンダイの「キャンディトイ」より、3月8日に「幕末烈士伝チョコ」がリリースされる。

 パッケージ内容は、ウェハースチョコ1枚に描き下ろしイラストカードが1枚。2009年3月に第1弾、12月に第2弾が同社より発売された「戦国絢爛チョコ」の幕末編となり、幕末の新たなコレクションアイテムとして歴史ファンから早くも注目されている。

■イラストレーター陣が豪華!
 『るろうに剣心』の和月伸宏氏、『超時空要塞マクロス』の美樹本晴彦氏、『TOLOVEる -とらぶる-』の矢吹健太朗氏など、当代の人気漫画家・イラストレーターを起用し、歴史ファンだけでなくイラストレーターのファンも楽しめるラインナップとなっている。
 「歴史ジャンル以外で人気のイラストレーターが、幕末の人物を描いたらどんな絵になるか?」というコンセプトの元にイラストレーターを選定したということで、イラストレーターの幅が広く、そのラインナップの豪華さにも驚かされる。

■カードに対するこだわり
 イラストだけでなく、裏側にも強いこだわりがある。幕末志士一人ひとりをヒロイックに仕上げることに重点を置き、史実を押さえつつその人物の魅力を伝える解説がされている。関係する人物についての記載もあり、人物相関図もはっきりとしている。また、その人物がどの立場にいるのかをはっきりさせるため、「倒幕」「佐幕」「新撰組」と色分けされている。
 NHK大河ドラマで龍馬に興味を持った方でも手にとりやすい内容にし、また龍馬から他の人物にも興味が持てるような工夫がされている。

■今後もリリース検討中!
 バンダイキャンディ事業部の歴史シリーズとして、今後の新ラインナップも検討される。新たなイラストレーターの起用、人物や歴史の選定など、期待が高まる。
 「幕末烈士伝チョコ」は、全国のコンビニ、スーパーなど、お菓子売り場で3月8日発売。

■開発者インタビューもチェック!
 歴史時代書房「時代屋」元女将・宮本さんとバンダイキャンディ事業部・吉井さんの対談が行われた。
 開発の裏話、オススメポイントやこだわり、イラストレーターさんとのエピソードなど、詳しい内容はケータイサイト「歴史専門店 時代屋」に掲載される。
 和月伸宏氏の直筆コメントもあり、こちらも要チェック!

 「歴史専門店 時代屋」は、戦国・幕末・三国志を中心に、幅広く歴史が楽しるエンターテイメント型歴史専門ケータイサイトです。

歴史専門店 時代屋 http://www.jidai-ya.com/service/index.html
株式会社バンダイ http://www.bandai.co.jp/
株式会社バンダイ キャンディトイ http://www.bandai.co.jp/

(http://www.bandai.co.jp/candy/products/2010/589149.html)

(みかめゆきよみ 山口敏太郎事務所)

参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」
http://blog.goo.ne.jp/youkaiou

 作風が随分違うイラストが並んでますが、力は入っているみたい。

ビジネス
KNT、映画「桜田門外ノ変」ロケ地見学オフィシャルツアーを発売
 近畿日本ツーリスト(KNT)はこのほど、水戸藩開藩400年記念事業として企画された映画、桜田門外ノ変のオープンセットやロケ地を見学するオフィシャルツアーの販売を開始した。これは、同映画化支援の会の協力のもと、観光客誘致をはかるねらいでKNTが茨城県の観光素材を組み合わせ企画、発売した。10月の映画公開前から毎月1本の割合でツアーを実施し、ツアーやイベントを積極的に展開することで地元と映画を盛り上げる。公開後もロケ地訪問のツアーやイベントを企画する予定で、2010年3月から2011年2月までの間に茨城県への送客約5000人を目標としている。
 ツアーでは、映画関係者からの説明やロケのこぼれ話などを聞きながらロケで使用したオープンセットを見学し、実際のロケで俳優やスタッフが食べていた弁当を用意するほか、オープンセット内での幕末コスプレイベントなども実施する。実施日は3月27日で、東京発着であれば大人1名7100円。申込み締め切りは3月19日12時までとなる。


文化芸能
超巨大な“桜田門”セットが水戸に出現!規模はなんと東京ドーム1個分
 大河ドラマ「龍馬伝」でも描かれている動乱の時代・幕末。この時代を象徴する大事件であり、明治維新のきっかけになったとも言われている“桜田門外の変”が、大沢たかお主演の歴史大作『桜田門外ノ変』となって、今秋、全国公開される。本作の撮影ため、茨城県水戸市にはなんと東京ドーム1個分という巨大オープンセットが建てられ、江戸城桜田門外周辺の町並みが丸ごと再現されたのだ。
 そもそも“桜田門外の変”とは、アメリカの外圧に屈して開国を決め、安政の大獄などで尊王攘夷派の弾圧を行った大老・井伊直弼が、1860年3月に水戸と薩摩の浪士らに江戸城桜田門外で暗殺された事件のこと。今回のオープンセットの建設は、昨年が水戸藩の開藩400年目という節目に当たり、茨城県が映画の撮影に全面協力してくれたことで可能になったという。
 ちなみにこちらのセットには、建築費用が約2億円、敷地面積が約1万3000平方メートルという莫大な予算と土地が使用されており、同県の人々から多くの期待が寄せられている作品であることをうかがい知ることができる。また、主演の大沢も「初めてこのオープンセットを見た時には、“水戸市ってすごいな”って純粋に驚きました」と、セットの壮大さに感嘆のコメントをこぼしている。
 ちなみに、映画のハイライトとなる桜田門外での襲撃シーンは、降り積もる雪を再現するため70トンもの“寒水石”という特殊な石を用意。これを削ってセット中に撒くことで、襲撃時の様子をリアルに表現することに成功している。映画がどこまで、この事件を再現できているのか“体感”するために、今から“桜田門外の変”について勉強しておくのもいいかもしれない。【トライワークス】






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