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新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
 土方歳三資料館で今年の兼定刀身展示期間が案内されています……ゴールデンウィーク間近だなぁと感じます。今年は土方さんの遺品中心とのこと、これもまた楽しみです。

北海道
五稜郭のサクラのつぼみ緑になり始める
 五稜郭公園(函館市五稜郭町)のサクラのつぼみが、膨らんできた。散策する人から「きれいな花びらを楽しみにしているよ」との温かい言葉を励みに、陽光を受けて緑色の芽が春風に揺らぐ。
 同公園には約1600本のサクラがあり、大半がソメイヨシノだ。例年5月の連休時期に満開を迎え、国の特別史跡「五稜郭」が星形のサクラ色に染まる。
 12日に自転車で訪れた市内高盛町の白川芳二さん(56)は「この時期になるとサクラが気になってしょうがない。今年は寒い日が続いたので、いつ咲こうか戸惑っているかもしれない。早く満開を見たい」と心待ちの様子だった。
 日本気象協会北海道支社の独自予想によると函館の開花日は5月6日で、満開は同10日ごろ(4月7日発表)。



福島
郡山自由大学の教養講座、17日に開幕
 オープンカレッジ郡山自由大学の教養講座は17日から21日まで、郡山市のうすい百貨店10階バンケットルームで開かれる。
 歴史作家の星亮一さんが3月に発刊した「会津維新銘々伝」などを題材に、幕末の会津藩の人々を紹介するなど5つの講演が日替わりである。
 郡山自由大学の主催、八重洲ブックセンター郡山うすい店の共催。
 連日午後2時から開催する。
 受講料は1講座1200円、全講演受講で5000円。
 問い合わせは郡山自由大学本部電話024(933)5020へ。


東京
西新宿に幕末個室居酒屋「龍馬の空」-串を剣に見立てた「幕末剣術串焼き」も
 西新宿に4月16 日、居酒屋「幕末個室居酒屋『龍馬の空』新宿社中」(新宿区西新宿7、TEL 03-5332-1950)がオープンする。運営は都内を中心に飲食店を展開するダイヤモンドダイニング(港区)。
 同店では、幕末の風雲児・龍馬がたどったゆかりの地の郷土料理や、幕末がモチーフの料理を提供する。エントランスには等身大の龍馬像を配し、「長崎港の間」には長崎の舶来物を飾る。店舗面積は133.66坪、席数は186席。3人から20人まで、「桂小五郎の間」「勝海舟の間」「沖田総司の間」などのテーブル個室や堀ごたつ席を用意する。
 メニューは、「神道無念流 ~豚巻串~」「鏡新明智流 ~魚串~」など串を剣に見立てた「幕末剣術串焼き」(160円~)、龍馬の姉・乙女や千葉道場の佐那をテーマとした「はちきん地鶏と季節野菜の蒸篭蒸し」(1,480円)、「鬼小町佐那の懐刀~逸品~」(500円~)のほか、「四万十海老の唐揚げ」(880円)、「ペリーの黒船~海鮮桶寿司~」(1,200円)、「文明開化のぱふぇ」(680円)などを取りそろえる。客単価は3,600円を見込む。
 同社広報担当者は「刺身の名前には、海にまつわるさまざまな幕末史を盛り込んだ。幕末にタイムスリップしたような気分を料理でも楽しんでほしい」と話す。
 営業時間は、ランチ=月曜~金曜の11時30分~14時、ディナー=17時~23時30分(金曜・土曜・祝前日は翌4時30分まで。日曜・祝日は23時まで)。

 神道無念流が豚で、鏡新明智流が魚……「北辰一刀流とか心形刀流もあるのかな?」と、サイト検索しました。
ぐるなび - 幕末個室居酒屋 龍馬の空 ‐新宿社中‐ 
 北辰一刀流は鶏でした。天然理心流は野菜です(笑)。
 5本の串盛り合わせが、なぜか「沖田総司幻の五段突き」というネーミング。また「薩長同盟VS新撰組」なんてメニューもあります。
 とどめはデザート。「せっぷく茶屋」って^_^;。
 土方歳三の間、4名個室を指名で使ってみたいものです。伊東甲子太郎の間、6名個室というのもいいなぁ(^^)。

京都
漆職人・柴田是真 作品90点ずらり
 相国寺承天閣美術館
 相国寺承天閣美術館(上京区今出川通烏丸東入)で、幕末~明治に活躍した漆職人・柴田是真(ぜしん)(1807~1891)の作品を集めた展覧会「柴田是真の漆×絵」が開かれている。海外で高く評価されている是真の作品はほとんどが海外へ流出しており、まとまった作品が日本で展示されるのは30年ぶりという。
 江戸生まれの是真は漆職人を目指して蒔絵技法を習い始めた。その後「蒔絵(まきえ)には下絵を描く技術が必要」と気付き、京都などで日本画の技法を学んだ。各分野の技とセンスを磨き、絵画、漆芸、漆絵など多彩な作品を残した。
 会場には海外のコレクターや国内の寺などから集めたふすま絵や掛け軸、重箱など約90点がずらり。陶器に見えるが実は竹に漆を塗った「だまし漆器」やカタバミの葉を散らしコウモリが飛ぶ姿を描いた盆など、江戸っ子らしいしゃれの効いた作品が多い。また、巻いても漆にひびが入らない漆絵を完成させた高い技術も必見だ。
 6月6日まで午前10時~午後5時。会期中無休。一般千円、65歳以上・大学生800円、小中高生500円。4月25日午後2時からは冷泉家25代当主で同志社女子大客員教授の冷泉為人氏が「柴田是真の絵画ーー円山四条派をめぐって」と題して講演。整理券配布は午後1時から。


高知
龍馬が土佐に届けた手紙80年ぶり発見 長州で託される
 坂本龍馬が幕末に山口県萩市で託され、土佐勤王党を率いた武市半平太(たけち・はんぺいた=瑞山<ずいざん>)に届けた手紙が、当時土佐藩主だった山内家が高知県に寄贈した資料から見つかった。手紙は1927年に出版された資料集に紹介されたが、行方不明になっていた。23日から高知県立文学館(高知市丸ノ内1丁目)で公開される。
 山内家から県に寄贈された資料を収蔵している土佐山内家宝物資料館(高知市)が12日、約80年ぶりに見つかった手紙を報道陣に公開した。
 同資料館によると、手紙は、尊皇攘夷(じょうい)派の長州藩士で吉田松陰の門下生だった久坂玄瑞(くさか・げんずい)が文久2(1862)年1月、武市にあてて書いた。内容から長州を訪れた龍馬に託したとみられる。筆跡などから久坂の真筆と判断した。
 手紙には「諸侯不足恃、公卿不足恃、草莽(そうもう)志士糾合義挙の外には迚(とて)も策無之事」(大名も公家もあてにならず、在野の志士が力を合わせて立ち上がるほかに策はない)とあり、武市に奮起を促している。手紙の中で龍馬について触れ、「坂本君が来たので腹を割って話した」「詳しくは坂本君から聞いて、よく考えてほしい」などとの内容が記されている。
 1912年に出た「維新土佐勤王史」に手紙の写真が収められ、27年出版の「武市瑞山関係史料集成」に手紙の文章が収録されていた。


長崎
雑記帳:龍馬も飲んだお酒再現、幕末のこうじ菌使う 長崎
 これぞ龍馬が飲んだお酒--。坂本龍馬がつくった商社「亀山社中」が置かれた民家を所有していた豪商の子孫に当たる酒店「高田酒店」(長崎市)が、往時の日本酒を忠実に再現した。
 幕末、酒店を営む高田文平の妻トキが所有する民家を龍馬らが借りた。この逸話に基づき、文平から4代目の高田雄康(ゆうこう)社長(40)が「おとき」(500ミリリットル1890円)と命名した。
 幕末のこうじ菌を手に入れて仕込んだ労作。当時の日本酒の飲み方は水割りが主流だったというが、龍馬ファンなら情熱をロックで冷やすのが乙?【錦織祐一】




ブックレビュー
黒船前夜 渡辺京二著
 千島列島、サハリン、蝦夷(えぞ)という未開の地を舞台にした、ロシアとアイヌ、幕末日本、三者三様の思惑と行動を丹念にたどった力作である。ロシアは日露通商の道を探り、アイヌは恬淡(てんたん)と自活の道を求め、松前藩と幕府は穏便な鎖国策で済ませようとする。満足な地図もなく厳しい自然条件のもとでの手探りの航海と怪しげな通訳によって、異文化理解が深まっていく過程が伸びやかな史観によって浮かび上がる。
 ロシアの船長たちもなかなかに個性的だが、日本人も捨てたものではない。中でも蝦夷政策で老中へ大胆な提言をした河尻春之、荒尾成章など幕僚たちの志と気骨、潔くロシア船に捕らわれた豪商・高田屋嘉兵衛の豪胆ぶりな魅力など、幕末には現代より人物がいたと知る。レザーノフの駆け引きやゴローブニンの幽囚を書いた終章も日露前史として興趣が尽きない。外交のあるべき姿を考え、北方領土の歴史を知るうえでも役に立つ。(純)

洋泉社 3045円




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無題
by saito 2010/04/14 02:03 編集
こんにちは。
いつも貴重な情報をありがとうございます。
「組!」オンエア時からこっそり拝見しています。
久しぶりに訪れたら、相変わらず幕末情報が充実していて凄いな、と。たいへん参考になりました。

もしかしたら私だけの不具合かもしれないですが、トップページのリード文(「~を取り上げるブログ」という文章)と、それぞれの記事の文がかぶっていて読みづらくなっています。

レイアウトの問題だと思いますので、お時間のあるときにでもご検証いただければと思います。

    
トップのデザイン
by 白牡丹 URL 2010/04/14 05:57 編集
saitoさん、お書き込みありがとうございます。『組!』オンエアの時から読んでらっしゃるとは、お付き合いの長い読者さんでらっしゃいますね(^^)。

ご指摘の点、もしかしてiPHONEからの画面でしょうか。私もiPHONEからだと同様のレイアウト問題に出会います。

iPHONEからの接続ではまだwifiで無線につながっていないという問題を抱えてますので、それを解決したら取り組みたいと思っております。

これからもよろしくお願いします。
    
無題
by saito 2010/04/14 15:25 編集
はい。すっきり見えやすくなりました。
さっそくのご対応、ありがとうございます。

ちなみに私はパソコン(VISTA)のエクスプローラで見ています。

今年は幕末大河なので久しぶりにあちこちを見て回っていたところ、(一方的に)懐かしの白牡丹さん(笑)はどうしているだろうと、会いに来た次第です。

今年の大河の作家は薩長同盟が何かを知らずに、この仕事を引き受けたそうです。
あまりにも史実が入っていないので、某所ではスィーツ大河、ラノベ大河などと呼ばれているようです(笑)。
エンタメ要素を盛り込んだ大河はけっこうですが、作り手が幕末にまったく思い入れがないことがばればれで、見ていてさびしくなります。それなら現代劇でやればいいじゃない。実在の人物でやる必要はないじゃない。と思います。

それと比べると「組!」で描かれた、歴史のifを含めた史実ドラマの部分とエンタメの要素のバランスが絶妙で、つくづく面白いドラマだったなぁ。と思います。
井上源三郎を演じた小林隆さんの公式サイトなど、いまだにトップページが「源さん死す」です。白牡丹さんがおっしゃるように、作家、演出家、俳優の熱が見ているだけで伝わってきます。

最近の私は「組!」に飽き足らず、「花神」や「獅子の時代」にまで手を伸ばし、今年のストレスを発散しているんですよ(笑)。

長文、失礼しました。
    
スイーツ(笑)大河^_^;
by 白牡丹 URL 2010/04/14 17:04 編集
saitoさん、トップのデザインの見え方について早速ありがとうございました。

画面の大きさによっても見え方が違ったりしますので、自分のパソコン・ネット設定ではまぁまぁ見られても他の方の画面ではどう見えているかわからないものです。具体的に言っていただき、改善することができてありがたく存じます。

> あまりにも史実が入っていないので、某所ではスィーツ大河、ラノベ大河などと呼ばれているようです(笑)。

スイーツ(笑)大河といえば、昨年すでにそう呼ばれていたような^_^;。あの脚本の方も時代ものをそれまで書いたことがなかったと聞いています。

自分は長州・薩摩・土佐の人物についてはまず『風雲児たち』のビジュアルなもんで(苦笑)、龍馬も半平太も以蔵も今風のイケメンっていうところで躓いてます(苦笑)。小汚い要潤さま@沢村惣之丞を見られたのは嬉しいですが(爆)。

史実とドラマオリジナルのブレンドについては、個人の好みもありますからねぇ。『新選組!』第1話の時はそりゃもぉ「坂本龍馬と近藤勇が友人なんて設定あり得ない!」と非難囂々でしたね……『篤姫』『龍馬伝』とその後の幕末ものを見ていると、あの時の叩きっぷりは一体何だったんだと懐かしく思い出します(笑)。

『組!』放映の一年間の、何と熱かったことか……三谷さんや出演者・スタッフのその後の作品も追っかけたり、今年も忘年会があったと聞いては「さすが副長」と喜んだり、ファンも同窓会のようになってますよね(笑)。

私も『獅子の時代』とか『花神』を再放送やDVDでちらちらと見ています。『獅子の時代』などは主人公のひとりが架空の人物という大胆な設定でしたが、幕末だけでなく明治初期の時代をダイナミックに描いて面白かったですよね。『花神』は、総集編しか手に入らないのが残念です。

まだまだ『組!』ファンを続けていきますので、また遊びに来てくださいね。

    
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