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新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
 予報によると東京は昼前後から雨、夕方から夜にかけては雷を伴うとのことです。

東京
尼門跡寺院の世界 比類なき文化を後世に
 14日に開幕する「尼門跡寺院の世界」展の開会式が13日、東京・上野の東京藝術大学大学美術館で開催された。
 皇室や将軍家など高貴な家柄の女性が尼僧になり営んできた尼門跡(あまもんぜき)寺院は、明治維新の神仏分離令で皇室や政府の援助が得られなくなり、衰退の危機にあった。
 そこに支援の手をさしのべたのが皇后陛下だったという。尼門跡研究の第一人者、中世日本研究所長のバーバラ・ルーシュ米コロンビア大学名誉教授は1993(平成5)年から尼門跡寺院宝物修復プロジェクトを実施している。このプロジェクトに皇后さまが、著書の印税を寄付された。その後も、皇后さまは尼門跡の文化財保護へ尽力され、文化財保護・芸術研究助成財団、ワールド・モニュメント財団などが修復に取り組むようになったという。
 開会式でルーシュさんは、「尼門跡は何百年間も、才能に恵まれた女性たちが発展させてきた世界に類をみないすばらしい文化。次の世代に伝える努力をしていきたい」と力をこめた。


石川
幕末の金沢町民が記した「梅田日記」-翻刻版出版で記念フォーラム
 江戸後期の金沢町人、梅田甚三久(うめだじんさく)が日常の衣食住や年中行事などを書いた「梅田日記」の翻刻(ほんこく)版出版を記念したフォーラムが4月18日、金沢21世紀美術館シアター21(金沢市広坂1)で開催される。

【関連画像】 梅田日記に登場する料理の再現メニュー例

 フォーラムを主催するのは、歴史、情報システム、観光情報など、さまざまな分野の専門家が参加する大学横断型の学術プロジェクトグループ「遍(あまね)プロジェクト」。歴史資料の新たな活用に挑戦し、これまでに「梅田日記」のブログ化発信や、日記に記述のある甚三久の足跡を巡るモニター観光ツアーの実施などを手がけてきた。
 梅田日記は金沢で唯一現存する江戸期庶民の日記資料で、1970年に当時金沢大学教授だった若林喜三郎さんが翻刻している。同グループでは今回、日記原本から新たに翻刻・編集に取り組み、「梅田日記-ある庶民がみた幕末金沢」(3,150円)として刊行した。
 フォーラム当日は、金沢市片町の前田土佐守(とさのかみ)家資料館学芸員の竹松幸香(ゆきこう)さんが、「日記に見る城下町金沢のくらし」 と題して基調講演を行い、江戸後期の加賀藩の武士、儒者、町人などが書いた日記をひもとき、城下町金沢の姿を紹介する。続いて行われるパネルディスカッションでは、出版本の執筆、監修に携わったメンバーがパネリストを務め、梅田日記を通して見えてくる金沢町人の暮らしぶりを語る。
 フォーラム終了後は、金沢市片町の日本料理店「笑宿(わらいや)」で、「梅田日記」に登場する庶民の料理を歴史研究者の解説とともに楽しむ懇親会「遍夜(あまねないと)」が行われる。1865(元治2)年3 月16 日に甚三久夫婦が親せき宅で食べたお祝いの料理で、フードコーディネーターのつぐまたかこさんと笑宿の協力を得て「小ふた五種 はべん・蓮こん・麩・平茸・薩摩芋」「蟹 酢醤油」などが再現される。
  甚三久は、金沢のまちなかに住み、謡いも嗜(たしな)んでいた典型的な金沢町人だという。同プロジェクト代表を務める北陸先端科学技術大学院大学の堀井洋助教は「藩政期の金沢というと加賀百万石の藩主の暮らしぶりがクローズアップされることが多いが、梅田甚三久は今でいう『サラリーマン』。奥さんと一緒に遊びに出掛けるなどの記述もあり、彼らが暮らしを謳歌(おうか)する姿は、我々が身の丈で共感できるもの」と日記の魅力を語る。
 フォーラムの開催時間は14時~16時30分。参加無料。詳細と懇親会の参加申し込みは、遍プロジェクトのホームページで確認できる。

 再現メニューの写真、なかなか美味しそうです。

愛媛
庵治石の歴史たどる/高松の資料館で企画展
 地元特産の庵治石や石材業について理解を深める企画展「さぬき石物語」が、香川県高松市牟礼町の石の民俗資料館で開かれている。明治維新以降の急速な近代化の中で、石工や石材産地「牟礼・庵治」の動向がうかがえる写真などを紹介。来場者は貴重な史料にじっくりと見入っている。19日まで。
 同展は、同資料館が毎年開催。今回は「明治の近代化と庵治石産地」をテーマに、写真パネルなど約30点を展示している。
 会場には、庵治石が基礎や階段などに多く用いられた第3次県庁舎(1894年完成)など、近代化によって石材が建築土木用材として多用された様子がうかがえる写真パネルや、明治初期の庵治地区の産業動向を記した統計資料などを展示。また、文字を彫るのに使用した小づちやノミなどの用具も紹介している。





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