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新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
 桜も昨日今日あたりが花見のピークでしょうか。もう散り始めています。

北海道
函館ハリストス正教会:幕末から現代「教会史」発刊 宣教師ニコライ渡来150年記念、函館の歴史も詳述 /北海道
 函館市の函館ハリストス正教会は、ロシア人宣教師ニコライの渡来150年を記念して、「教会史」を発刊した。幕末20+件から現代にかけての函館の様子も詳しく書かれており、教会からみた函館の「歴史書」にもなっている。
 A5判、368ページ。信者を中心に全国の教会などから資料を集め、市中央図書館などの協力で2年半かけて完成させた。初代司祭はイワン・マホフ司祭ではなく、フィラレート司祭など、新たな事実も盛り込んでいるほか、1907(明治40)年と34(昭和9)年の函館大火の様子なども詳しく書かれている。
 同教会はロシアが1858(安政5)年に領事館を開いた際に聖堂を建てたのが始まり。ニコライは1861(文久元)年に来日、1912(明治45)年に亡くなるまで半世紀にわたり宣教に努めた。ハリストスはロシア語でキリストを意味する。


福島
京都守護職拝命150年で展示会 鶴ケ城
幕末の動乱期に会津藩を率いた最後の藩主・松平容保が京都守護職を拝命して150年を迎えるのを記念した企画展が、六日から会津若松市の鶴ケ城天守閣で始まった。
5月15日まで。
京都守護職は倒幕派を抑えるために新設された幕府の要職。
容保は何度も辞退したが、文久2(1862)年に就任し、京都の治安維持に貢献する。
京都守護職拝命が、その後の会津藩の運命を決定したともいわれており、企画展は貴重な資料で当時を振り返る。
展示品は24点で、京都時代、戊辰戦争、戦後の大きく3つに分けて陳列している。
容保の幕末期の肖像画や文久3年に撮影された写真をはじめ、孝明天皇から贈られた手紙「御宸翰(ごしんかん)」、京都守護職を受ける決め手になったといわれる会津藩の憲法「家訓」の写しも見ることができる。
鶴ケ城を管理・運営する会津若松市観光公社は今年、今回の企画展を手始めに幕末にスポットを当てた展示を年間を通じて行う。
9月14日からは「守護職拝命150年と新島八重」展を実施する。


坂本龍一が初大河テーマ曲 “福島を元気に”に賛同
 音楽家の坂本龍一が綾瀬はるかが主演するNHKの2013年度の大河ドラマ「八重の桜」のテーマ曲を手がけることが6日、発表された。坂本が大河のテーマ曲を担当するのは今回が初めて。

 「八重の桜」は会津藩(現在の福島県会津若松市)の砲術師範であった山本家に生まれ、戊辰戦争では鶴ケ城で男装して籠城し、自ら銃を持って戦うなど気骨ある生涯を送り、“幕末のジャンヌ・ダルク”と呼ばれた新島八重の生涯を描く作品。脚本はオリジナルで、NHK朝の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」の山本むつみさんが担当する。

 NHK側はこれまで何度も坂本に大河ドラマのテーマ曲の依頼をしてきたが、スケジュールを含めて実現しなかった。制作統括の内藤愼介プロデューサーによると、今回は「福島を、東北を日本を元気にするような大河を目指していく」とオファーしたところ、快諾されたという。

 坂本は「激動の時代に強く生きた一人の女性の姿は、困難な時代を生きている私たち現代の日本人に何らかの指針になるのではないでしょうか?それを表すのにどのような音楽がふさわしいのか、よく考えているところです。」とコメントを寄せた。

 東日本大震災の復興や追悼イベントに積極的に参加している坂本は、「福島は日本の再生可能エネルギーの中心地になっていけばいい」と福島市内での会見で復興に向けメッセージを発信したり、福島第1原発の事故を受け、インターネットやコンサートなどを通じて「脱原発」を訴えている。


千葉
近藤勇本陣の“物証”発見 「秋元」祠から木箱、お札 流山
 新選組局長の近藤勇が最後の陣を敷いた本陣の場所を特定する木箱やお札が流山市流山の祠(ほこら)から見つかった。これまでにも同所は歴史資料などで本陣跡と記されていたが、今回“物証”が発見されたことで史実を裏付けた。

 近藤勇の本陣位置は1920(大正9)年刊の「流山町誌」や幕末の流山の様子を記した「恩田家文書」などの記述を根拠に当時の酒問屋、永岡三郎兵衛方とされている。この永岡方の場所は現在の酒類問屋「秋元」(同市流山2丁目)の敷地だと推察されていたが今回、同敷地の祠から「永岡三郎兵衛」の文字が書かれた木箱やお札が見つかったことで、永岡方の地であったことが立証された。

 木箱とお札に書かれていた年号「元治二年」(1865)は近藤勇が陣を敷いたわずか3年前。この点からもここが本陣位置であった有力な証拠となった。

 
岐阜
幕末の風俗 生き生きと
◆広重の「名所江戸百景」展示…恵那
 江戸時代の浮世絵師、歌川広重(1797~1858)の最晩年の作品「名所江戸百景」シリーズを紹介する企画展が5日、恵那市大井町の中山道広重美術館で始まった。前期(5月6日まで)と後期(5月10日~6月10日)に分け、所蔵作品計120点を展示する。
 「名所江戸百景」シリーズの刊行が始まった前年の1855(安政2)年、江戸は安政の大地震に遭っている。だが、百景には震災の爪痕を感じさせる作品はなく、江戸の幕末の風俗が生き生きと描かれている。
 広重は制作半ばで没したが、弟子の2代目広重が数点を引き継ぎ、3年でシリーズの刊行を完成させたという。民衆に人気で、総点数は百以上になった。
 展示は、前期が作品59点と「作品目録」、後期が60点。前期の「深川万年橋」は、捕らえた生類を川に放つ仏教儀式「放生会」の様子を描いた作品で、手おけにつるした亀を手前に大きく描き、欄干越しに富士と川を行き来する帆船をのぞく大胆な構図だ。「亀は万年」の言葉と深川万年橋の名をかけたとみられるという。
 後期の「大てんま町木綿店」は、屋号を染めたのれんを掲げた木綿店と女性が描かれている。学芸員の福田訓子さんによると、浮世絵で描かれた店が宣伝料を出して制作された「入銀物」と呼ばれる作品という。
 会期中は、名所江戸百景シリーズの「亀戸梅屋鋪(や・しき)」の3色摺(ず)りを体験できるコーナーを設置。5月6日と6月10日の午後1時半から、学芸員の作品解説がある。月曜休館だが、4月30日は開館。観覧料は一般800円、小・中・高校生500円。問い合わせは同美術館(0573・20・0522)。


福井
小楠直筆の国是十二条原本を翻刻 猪飼・大阪大名誉教授が発表

 幕末20+ 件の熊本藩士横井小楠が福井藩に提出した「国是十二条」や新出書簡について、猪飼隆明大阪大名誉教授(福井県越前市出身)が直筆原本の翻刻を終え、学会機関誌に発表した。討幕に世情が大きく動く中で、小楠は「幕府を敬え」と時流に外れたかのような進言をする一方、討幕運動の中心だった長州藩などを高く評価している。猪飼名誉教授は「従来詳しく分かっていなかった王政復古直前期の小楠の思想を正確に評価する手がかり」と注目している。(柴田裕介)

 十二条は公武合体路線などを唱える幕政への建白書。2010年秋に猪飼名誉教授が大阪青山大(大阪府箕面市)所有の文書を鑑定し、原本は福井藩の重臣松平源太郎宛てに手紙の形で送られたことが分かった。

 昭和早期にまとめられた遺稿集で、内容や1867(慶応3)年正月に書かれたことは分かっていたが、原本がないために研究は十分に進んでおらず、成立の経緯がはっきりしなかった。

 慶応3年は6月に坂本竜馬が船中八策をまとめ、10月に将軍慶喜が支配体制を再構築する狙いで大政を奉還。12月は討幕派によるクーデター「王政復古の大号令」が起こった激動の年。「天朝を尊び幕府を敬え」「列藩に親しめ」と説く十二条は、その内容が時流に合わないことから、慶応3年より前に書かれたと考える説もあったという。

 今回、直筆原本でも慶応3年の成立が確認された。猪飼名誉教授は「この時期は、事態は既に公武合体路線の段階を超え始めており、字面だけみると十二条の進言は大きな意味がない」と“時代遅れ”だったことを指摘する。

 一方で今回、十二条に同封されて源太郎に送られた新出書簡「新聞(しんぶん)」では、長州藩について「士農工商の区別なく学問・武芸に励み、才に応じて任が与えられる」と記すなど、高く評価していることも分かった。これを踏まえ「親藩である福井藩に『親列藩』を説いた意味など、十二条は別の視点でも検討する必要がある」としている。

 さらに、成立が慶応3年正月とすると、源太郎が手紙を受け取り、藩政府に提出されるまで半年近くかかっていることになり「時間がかかった理由についても研究が必要」という。

 翻刻では、従来の遺稿集でひらがな表記となっていた十二条を本来のカタカナに直し、一部字句も修正した。「新聞」も含め、6点の史料について「横井小楠と変革期思想学会」の機関誌に掲載。県内では県立図書館に献本した。

 今回の6点を含め、2年後をめどに新遺稿集をまとめる計画。各地で小楠の書簡が新たに見つかっており、本県でも所蔵者に提供を呼び掛けている。



山口
戊辰戦争が縁…福島に支援金
 岩国西ロータリークラブ(RC)は、東日本大震災で被災した福島県富岡町の富岡RCに活動支援金100万円を贈った。同町は戊辰戦争(1868~69年)で戦死した岩国藩士7人の墓がある場所。敵だった藩士の供養を続けた住民への感謝を込めて、今後も寄付金を通じて支える。

 富岡町は福島第1原発から半径20キロ圏の警戒区域にあり、町民約1万6千人は区域外に避難している。岩国西RCの川畑道子会長と長野寿、西村栄時両元会長が1日、富岡RCの仮事務局がある福島県いわき市を訪問し、宮嶋清憲会長に支援金を手渡した。被災者への奉仕活動に充てるという。

 川畑会長たちはこの日、富岡RCの会員と立ち入り許可車両に同乗し富岡町を訪問。岩国藩の「精義隊」7人が眠る竜台寺で墓参りした。住民が掃除や供養をした墓と碑は全て倒れ、修復は困難な状態だった。

 岩国西RCは2013年と14年も50万円ずつ寄贈する。川畑会長は「先祖を大切に弔ってくれた人たちを支えていきたい」と話している。

【写真説明】倒壊した岩国藩士の墓などに花を手向ける川畑会長(左)たち(岩国西ロータリークラブ提供)


福岡
犬鳴御別館 100人が探訪
 幕末に外国艦船からの攻撃を恐れた福岡藩が藩主の避難先として宮若市犬鳴の山中に建てた館「福岡藩犬鳴御別館」で7日、初めての見学会が行われた。

 犬鳴御別館は、1865年、同藩勤王派の家老加藤司書の指揮で建てられた。しかし、佐幕派は「藩主の幽閉が目的」と主張。加藤司書は切腹に追い込まれたとされる。その後は藩主の休憩所として利用されたが、現在は風雨で倒壊し、石垣の一部だけが残っている。

 見学会は、犬鳴御別館の歴史を知ってもらうとともに、新たな観光地として活用を模索する狙いで地元住民らで作る実行委員会(水上二三男会長)が企画。地元の住民ら約100人が参加し、同市の観光ボランティアガイドの案内で大手門や搦(からめ)手門などを巡った。

 水上会長は「参加した人に関心を持ってもらえたようで良かった」と話した。加藤司書の子孫にあたる喜納弘子さん(54)(福岡市博多区)も、「加藤司書を大事にしてもらい、うれしい」と喜んだ。

 見学会には有吉哲信市長も参加し、「知られていない観光スポットをイベントで知ってもらうのは素晴らしい取り組み。これから活用に向けて議論が高まるといい」と期待していた。


長崎
長崎歴史文化博物館が改装 幕末・維新期の展示充実
 長崎歴史文化博物館(長崎市立山1)は1日、2階常設展示室の「歴史文化展示ゾーン」を新装オープンした。開館から6年半が経過したため設備や機器を新調したほか、体験型の展示や、幕末・維新期の資料展示の充実を図った。

 展示室は、「南蛮貿易」「中国、朝鮮との交流」「幕末期」など8コーナーで構成し、それぞれのテーマで長崎の歴史と文化を学ぶことができる。展示室中央に設置された150インチの大型マルチスクリーンでは、「長崎交流史列伝」と題した人物ドラマを流し、大航海時代から近代日本の歴史を紹介している。

 このほか、南蛮貿易で扱われていた薬や香料などに触ってにおいをかいだり、再現した上野彦馬の写真館で坂本龍馬と並んだ合成写真を撮影したりできる。

 同市小江原の会社員岩永秀典さん(44)は「全体的にとても分かりやすくなった。体験型コーナーは大人も子どもも楽しめると思います」と話していた。

(2012年4月2日 読売新聞)


エンターテインメント
「新撰組異聞PEACE MAKER」ニコ生で配信
「新撰組異聞PEACE MAKER」4月15日、22日公演の模様が、ニコニコ生放送で生中継されます。

「新撰組異聞PEACE MAKER」は、黒乃奈々絵の漫画を原作とした舞台。
これまで2007年にブルーシャトルプロデュース(脚本:吉谷光太郎 演出:大塚雅史)、
2009年には脚本・演出下出丞一で上演されています。

そして2011年に、bpmの伊勢直弘演出、菅野臣太朗脚本でされた舞台を、キャストを大幅に変更して4月に再演。
この公演の初日と最終日の模様が、ニコニコ動画で生放送されます。
配信されるのは、4月15日14:00からと、22日14:00からの公演。
ネットチケットは1,500pt(1,500円)で、4月2日より30日まで発売。5月15日まではタイムシフトで視聴可能。

キャストは、主人公の市村鉄之助役に聖也。鉄之助の兄・市村辰之助役を伊勢大貴。
そして土方歳三、沖田総司役は前回の公演同様、兼崎健太郎、浜尾京介。
その他、新キャストとして伊崎右典、水谷百輔、椎名鯛造に、AKB48の仲川遙香が加わります。

「新撰組異聞PEACE MAKER」は、4月15日から22日に、東京ドームシティ シアターGロッソで上演。
リアルチケットは全席指定、6,800円で発売中。
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