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新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
米国旅行でホテルと機内の乾燥で喉をやられました。熱は今朝方収まりましたが、咳と痰が……明日以降仕事が入っているのでちときつい。

茨城
維新後の困窮如実 水戸藩士、幕末尊攘で脚光県立歴史館研究員 記述の手紙発見 耕雲斎の孫 援助にひれ伏す
幕末の尊王攘夷(じょうい)運動で脚光を浴びた水戸藩の武田金次郎ら上級藩士たちが、明治以降、経済的に困窮し不遇な晩年を送った実情を示す史料が見つかった。維新後、伯爵となった水戸藩出身の幕末志士、香川敬三が書き残した手紙類を、県立歴史館主任研究員の石井裕さん(41)が研究し、今春、「常陸大宮市史研究」で発表した。明治維新150年の今年、激動の時代に翻弄(ほんろう)された旧藩士たちの知られざる悲運が明らかになった。


水戸藩は幕末、尊王攘夷思想に連なる水戸学で吉田松陰ら多くの志士たちに多大な影響を与え、「維新の先駆け」となった。しかし、天狗党、諸生党による激しい藩内抗争で多数の人材を失い、明治維新に乗り遅れたといわれている。

石井さんは、皇學館大学(三重県)が管理する香川敬三の子孫の家に伝わる文書を研究。天狗党を率いた武田耕雲斎の孫、金次郎の晩年の困窮ぶりを、香川が知人に明かした手紙を発見した。

金次郎は天狗党の乱に参加後、王政復古によって朝廷から罪を許され、藩の実権を掌握。維新後、諸生党に対し激烈な報復を行い藩内は極度の混乱に陥った。廃藩置県後の晩年はあまり知られていなかった。

手紙は、1894(明治27)年12月23日付。金次郎が亡くなる約3カ月前の生活苦を生々しい描写で伝えている。手紙によると、香川が栃木県の塩原温泉に赴いた際、道端の粗末な小屋で暮らす、体が不自由な金次郎と出会った。物乞い同然の姿に驚き、香川が金銭を渡すと金次郎は喜んで受け取り、ひれ伏した。その様子に香川は何度も涙したとつづった。

香川は手紙で「自分は廃藩後、金次郎に数百円の援助を行った。旧藩主や旧重臣はどのような援助をしたのか。このまま『見せ物』のように放置した揚げ句、病死でもしたら水戸藩の恥である」とも記した。

金次郎はその後、水戸に連れ戻され、間もなく48歳で亡くなった。

別の手紙には、混迷する幕末の水戸藩を主導した鈴木重義、三木直ら尊王攘夷派の上級藩士に関する記述もあった。鈴木は晩年、経済的に困窮を極め香川や山口正定ら同藩出身の成功者に度々借金を申し出ていた。

三木は徳川光圀を養育した名門の末裔(まつえい)で、余生を神職として送ったが、最晩年は貧困にあえいだ。常磐神社宮司の座を目指したが、かなわなかった。

石井さんは「旧水戸藩士たちの晩年が経済的に苦しかったことがはっきりと分かる貴重な史料」と評価。幕末から明治にかけ、激動の時代を生きた旧藩士の栄枯盛衰に思いをはせ、「武田金次郎らは維新当初、いっときは勝ち組だった。全体を見たとき、果たして勝者と言えたのだろうか」と話した。 (勝村真悟)

千葉
戊辰戦争150年 市川・船橋の戦跡巡る 27日、参加者を募集 /千葉
 明治維新期の戊辰戦争から150年を迎えたのに合わせ、船橋、市川両市周辺が戦地となった「市川・船橋戦争」の戦跡やゆかりの地を巡る「戦跡巡礼まち歩き」が今月27日に開かれる。会津藩や岡山藩など各地から参戦した戦死者を弔うため、各地域の出身者の参加も募っている。

 「ふなばし街歩きネットワーク」など船橋、市川、鎌ケ谷3市のガイドボランティアたちが実行委を作り、企画した。

 市川・船橋戦争は1868年に起きた戊辰戦争の局地戦。江戸城の明け渡しに反発し、江戸から転戦した会津藩などの旧幕府軍が船橋大神宮(船橋市宮本)、中山法華経寺(市川市中山)などに本陣を構えた。福岡藩や岡山藩などの新政府軍と戦い、市川や船橋の村は戦火にさらされた。

 大神宮には焼けたケヤキの木とその脇から新たに育った若木が今も残り、ご神木となっている。藩士らの戦死者は諸説あるが30人を超えたという。

 まち歩きでは、午前10時から、船橋市の海神公民館で郷土史家の綿貫啓一氏が講演。午後1時に出発し、市川コースと鎌ケ谷コースに分かれて戦死者の墓地などを巡る。船橋コースのまち歩きは6月9日に開催する。

 企画した街歩きネットワークの石本拡子さんは「亡くなったのは若い藩士たち。船橋や市川でも戊辰戦争があったことを知ってほしい」と話している。

 参加費は弁当付きで1200円。申し込みはネットワーク(047・422・0596、メールcct@chiba-net.or.jp)。【小林多美子】

東京
新選組隊士800人参上…日野でまつり
 新選組副長・土方歳三が生まれ育った日野市で12、13日、「ひの新選組まつり」が行われた。13日の「隊士パレード」では、全国から新選組ファンら約800人が参加し、隊士に扮ふんしてゆかりの地を練り歩いた。

 土方の命日(5月11日)に合わせた恒例行事。メインの隊士パレードは、土方らが剣術の稽古に汗を流した日野宿本陣周辺で行われ、馬にまたがった土方と、局長・近藤勇役に続き、水色の隊服を着た参加者が続々と登場。沿道に詰めかけた人たちが、さかんにカメラのシャッターを切っていた。

 土方役を務めた大阪府松原市の会社員、三宅智美さん(31)は「ずっと土方に憧れていた。夢の中にいるようで、感慨深かった」と目を潤ませていた。

ひの新選組まつりきょう 大阪の三宅さん、念願の土方役に /東京
 新選組副長を務めた土方歳三の出身地、日野市で13日に行われる「第21回ひの新選組まつり」のパレードの新選組幹部役を選ぶ「隊士コンテスト」が12日、同市の高幡不動尊で行われ、大阪府松原市の会社員、三宅智美さん(31)が土方役に選ばれた。

 祭りは土方の命日の5月11日に合わせて開かれ、全国から約4万5000人が集まる。メインイベントは、新選組愛好家や市内の保育園児ら約800人が新選組の隊士に扮(ふん)して甲州街道を練り歩く「隊士パレード」。土方や局長の近藤勇ら幹部役はコンテストで選んでいる。2次審査では土方が亡くなる前日、函館の五稜郭で戦死した新選組の仲間に思い出を語りかけるセリフを再現して競った。

 三宅さんは8年ほど前からコンテストに参加。念願の土方役を初めて射止めた。「観客がほれぼれとするような土方を演じたい」と抱負を語った。【黒川将光】
〔都内版〕

われらが新選組 いざ参上! 日野で800人パレード 
白馬に乗り堂々と胸を張って進む土方歳三役の三宅さん=日野市で

写真
 日野市出身の新選組副長、土方歳三らの勇姿を再現する隊士パレードが十三日、同市のJR日野駅周辺で開かれた。市最大のイベント「ひの新選組まつり」のハイライトで、約八百人が隊士らになりきって旧甲州街道を進み、声援を浴びた。(栗原淳)

 五月十一日の土方の命日に合わせ、市民や団体でつくる実行委員会が毎年この時期に開いており、今年で二十一回目。

 局長の近藤勇や土方ら、パレードを率いる幹部は、前日の「隊士コンテスト」で選ばれた。コンテストには全国から応募があり、今年の主役・土方は、大阪府松原市の会社員三宅智美さん(31)が務めた。

 市内で剣道に励む子どもたちなどに先導され、羽織はかま姿の隊士が続々と登場。黒の上着を羽織った三宅さんは沿道からの「副長!」「歳三さんかっこいい!」との声に手を振ってほほ笑んだ。一行は時折立ち止まり、剣を抜いて「エイ、エイ、オー」と勝ちどきを上げて盛り上げた。

 三宅さんは、雨のためパレードが途中で中止になったのを残念がりながら「応援が温かかった」と目標の土方役を終えた感想を話した。

 今回初めて、市内の留学生ら十人による外国人隊士を試行的に編成。実行委員長の山口徹雄さん(54)は「近年は若者や海外の人にも新選組ファンが増えている。市民手作りの祭りを国内外に発信したい」と今後への意欲を示した。



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