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新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
 今日は暑かったですねぇ……湿度が低いのでベタベタしないことが、何よりもありがたいです。

北海道
咸臨丸終焉の地~サラキ岬~
 先日松前に花見に行く途中、偶然立ち寄ったサラキ岬に、このような碑がありました。
 今NHK大河ドラマで話題の「龍馬伝」。
 その龍馬の師である勝海舟が、幕末に、太平洋を渡ってサンフランシスコに渡るときに乗った「咸臨丸」が、北海道に縁があったことを最近知りました。
 長崎海軍伝習所の練習艦だったこの船は、その後明治政府に接収され、開拓使の輸送船になったそうです。
 そして、なんと、仙台藩の片倉氏の人々を小樽に移住させる輸送の途中、1871年の9月に道南・木古内町の沖で暴風に遭遇し沈没してしまったとか。
 ジョン・万次郎や福澤諭吉も乗ったと言う「咸臨丸」が、こんなに近くで最後を迎えていたとは・・・
 ちなみに、本当の目的である松前の桜、ゴールデンウイーク最後の日だったのですが、あまり咲いていませんでした。



栃木
幕末の激動佐野でも 市郷土博物館で企画展
 【佐野】黒船来航による開国以来、激動の幕末期の佐野を紹介する企画展「幕末の佐野」が、大橋町の市郷土博物館で開かれている。NHKの大河ドラマ「龍馬伝」で注目が集まる幕末に、市内でも討幕運動や、桜田門外の変で暗殺された大老井伊直弼に関係した動きがあり、それらを記した文書など約50点を展示している。6月15日まで。
 同展は、水戸藩士を中心とする天狗党に参加し処刑された旧船越村の亀山嘉治や、出流山で挙兵した出流山事件で処刑された旧小中村の赤尾清三郎らをクローズアップ。「佐野の近代への胎動の原動力となった」(同博物館)史実を紹介している。
 また、直弼が藩主を務めた彦根藩は市内にも多くの領地を所有。日光東照宮からの帰途、直弼が市内に立ち寄り、当主の年老いた母親に「若いな」と声を掛けたと伝える文書や、同藩の領地とその他の土地を色分けした地図など、興味深い資料もある。
 29日午後2時からは同博物館講座室で、宮地正人東京大名誉教授による講演会「幕末維新期の人々と下野国西南部」も開かれる。
 月曜休館。入館料は一般210円。問い合わせ、講演会の申し込みは同博物館電話0283・22・5111。



群馬
小栗まつり:小栗上野介しのぶ 遣米150周年シンポも--23日・高崎 /群馬
 江戸時代末期に日米修好通商条約批准書交換のための使節団メンバーとして渡米し、その経験をもとに造船所建設など日本近代化の礎を築いた小栗上野介忠順(ただまさ)の功績をたたえる「小栗まつり」(小栗上野介顕彰会主催)が23日、小栗の菩提(ぼだい)寺・東善寺(高崎市倉渕町)と、市立倉渕中央小学校を会場に開かれる。今年は遣米から150周年に当たり、高崎市の協力による記念シンポジウムが行われる。
 シンポジウムは、午前10時40分から、元大正大学大学院教授、鈴木健次さんが「遣米使節の日本近代化の意義」と題して基調報告。同11時から「サムライが見たアメリカと世界、そして日本--遣米使節と日本の近代化の功績」をテーマに、鈴木さんや作家の鳴海風さんら4人が語り合う。会場は同小体育館で先着200人。
 シンポ会場では午後2時半まで小栗上野介を紹介する写真パネル展も開催される。また、東善寺では▽墓前祭(午後1時15分)▽群馬マンドリン楽団による記念演奏会(午後2時)▽昼市(午前11時~午後3時)が行われる。問い合わせは高崎市倉渕支所内の同顕彰会事務局(電話027・378・3111)へ。【増田勝彦】

◇江戸末期、近代化の礎築く
 小栗上野介顕彰会などの資料によると、小栗は1827(文政10)年、江戸で生まれた。小栗家は上野、下野などに領地を持つ旗本で、55(安政2)年に29歳で家督を継いだ。 幕末期、来航する外国船に対し攘夷(じょうい)論が主流の幕府内で、海外との貿易を求める開国思想を推進。大老・井伊直弼の目にとまり、59(安政6)年9月、日米修好通商条約の批准書交換使節団の「目付」に選ばれ、米軍艦で渡米した。この使節団には勝海舟が艦長を務める「咸臨丸」が随行、福沢諭吉らが乗船していたことでも知られる。
 小栗はその後、米艦で大西洋を回り世界を一周してから帰国。勘定奉行や軍艦奉行などを務め、横須賀製鉄所(造船所)や、洋式軍隊を養成するための陸軍伝習所を開くなど、日本の近代化の足がかりを作った。
 大政奉還後、小栗は倒幕の薩長を相手に戦う主戦派だったといわれ、68(慶応4)年1月に幕府の役職を辞めた。同年、領地の権田村(現高崎市倉渕町)に移り、塾を開いたり水田整備などをしていたが、倒幕軍の追討令により捕えられ、烏川の河原で首を切られ42歳の生涯を終えた。



東京
23日に板橋駅前で新選組まつり
 新選組局長、近藤勇の墓所がある東京都北区滝野川に近いJR板橋駅東口駅前で23日、「第8回滝野川新選組まつり」が開催される。
 まつりは平成14年から、近藤勇の命日である旧暦の4月25日と時期が重なる5月下旬に開催されている。
 当日は、新選組の隊士にふんした約100人が近くの商店街を巡りながら、討幕浪士と戦うパフォーマンスを繰り広げるほか、駅前広場特設舞台で「真剣居合斬り」や、坂本龍馬を取り上げた「龍馬と新選組」と題した寸劇などが行われる。


神奈川
放送ライブラリーでNHK大河ドラマ「龍馬伝」の巡回展
 横浜情報文化センター内の放送ライブラリー(横浜市中区日本大通11、TEL 045-222-2828)で、5月18日よりNHK大河ドラマ「龍馬伝」の全国巡回展が開催されている。
 会期中は写真資料をはじめ、映像、番組に登場する衣装や小道具などを展示し、「龍馬伝」の魅力を伝える。主催はNHK横浜。
 「龍馬伝」は、第49作となる2010年NHK大河ドラマで、「幕末史の奇跡」と呼ばれた風雲児・坂本龍馬33年の生涯を、幕末屈指の経済人・岩崎弥太郎の視線から描いたオリジナル作品。歌手の福山雅治さんが、土佐に生まれたひとりの男が幕末の動乱のなかに飛び込み、日本中を駆け巡り世界を動かす「龍」へと成長していく姿を演じる。
 展示は「番組紹介ゾーン」、「龍馬の時代 体感ゾーン」の2部構成で、「番組紹介ゾーン」には、年表や時代背景、人物相関図、みどころ、収録現場をリポートしたメイキングスナップ、ドラマのストーリー紹介パネル、出演者のサイン色紙を展示。出演者のコメントやドラマのメイキングビデオを収録した映像も流す。
 「龍馬の時代 体感ゾーン」では、龍馬クイズや時代考察パネル、タッチパネル式「龍馬三択クイズ」を通して歴史を学ぶことができるほか、会場では、番組で使用した衣装「黄八丈着物」「小倉袴」「矢羽柄着物」や小道具「大刀」「鳥かご」などを紹介する。
 会場は放送ライブラリーのイベントホール、映像ホール。開館時間は10時~17時。月曜休館(祝日・振替休日の場合は翌日)。5月26日まで、入場無料。


兵庫
川本幸民ビアカップやグラス販売 三田市
 三田出身の蘭学者川本幸民(1810~71年)生誕200年を記念し、三田市は17日、幸民をデザインしたオリジナルの青磁ビアカップや、ペアグラスなどを販売すると発表した。幸民はビールを醸造した最初の日本人とされ、復刻ビール「幕末のビール復刻版 幸民麦酒」も来月から販売される。市は「カップやグラスは幸民麦酒に最適。地域の歴史と文化を味わってほしい」とPRしている。
 青磁ビアカップは、三輪明神窯史跡園で技術指導する伊藤伸一さん(46)が、下相野の窯で制作した。高さ18センチで容量は360ミリリットルほど。200個限定で、一つ一つにシリアルナンバーが入る。価格は、幸民の生年にちなんで1810円。
 幸民の肖像画をサンドブラストで描いたガラス製ビアカップと、ペアグラスも作る。市ガラス工芸館が手掛け、ペアグラスには、当時の蒸気船の絵も描かれる。ビアカップは高さ14センチで600円、ペアグラスは8センチで1200円。
 6月5日午前11時からまちづくり協働センターで開かれる講演会「幸民ビールの秘密を探る」で販売を始め、三田ふるさと学習館などでも売る。市生涯学習課TEL079・559・5144
 幸民麦酒は市と協力して小西酒造(伊丹市)が製造。6月8日から市内の酒店や量販店などで販売する。330ミリリットル入りで630円。駅前町のツキモト酒類TEL079・563・2023
(本田純一)



長崎
青餅祭り:優雅な舞堪能--長崎検番 /長崎
 江戸時代からの花街の伝統を守る「長崎検番」の芸子衆(げいこし)と市民が交流する催し「青餅祭り」が16日夜、長崎市の料亭「青柳」であり、約40人が風流なお座敷遊びを体験した。
 花街の歴史を研究する「青柳」の若だんな、山口広助さん(40)によると、客に出すよもぎ餅が名物の「青餅亭」という遊郭が幕末から明治期にあり、べたべたした親密な男女を「青餅」と呼ぶほど繁盛していたという。
 青餅亭は1879年の大火で全焼したが「季節の催しを復活させ、伝統を取り戻したい」と、山口さんたちは2年前から祭りを開催している。
 参加者は、よもぎ餅付きのしっぽく料理を味わいながら、芸子衆の「長崎ぶらぶら節」など優雅な舞を堪能。興が乗ると一緒に踊りもした。最後は長崎検番伝統の、玄関での「送り三味線」の風流な音色で見送られた。【錦織祐一】



社会
江戸を東京に、明治時代の史料見つかる
 広島県廿日市市の美術館に保管されている「東京奠都の詔」の草案です。奈良大学の佐々木克教授が、美術館が所蔵しいる岩倉具視に関わる文書を調査していて見つけました。
 「大発見。詔という大変重要なものが残っていたということが驚き」(奈良大学 佐々木克教授)
 「東京奠都の詔」は1868年に出されたもので、明治天皇自ら政務にあたることを宣言するとともに、江戸を東京として新しく都と定めています。また、新政府の閣僚にこの草案への意見を求める回覧文書も見つかりました。
 文章の作成には、最上級の公家しか関われなかった江戸時代とは違い、位のない者も含まれていることから、明治維新による大きな変化を伝える貴重な史料だとしています。
 「明治初年の政府の政策決定の過程がはっきり分かる史料は本当に少ないんですけども、その中の第1級史料です」(奈良大学 佐々木克教授)
 史料は佐々木教授などが翻訳し、来年の秋ごろ製本化される予定です。(18日03:03)

 歴史的な発見なようですので、続報が楽しみです。


ブックレビュー
『新・雨月〈上〉〈下〉』  船戸与一 著  (徳間書店・各1995円)
●無名者たちで描く戊辰戦争 高山文彦 作家
 
 この小説は、単純至極な発端からはじまった鳥羽伏見の戦いから箱館戦争にいたるまでの日本史上最大の内戦であった戊辰(ぼしん)戦争の内幕を通史として描いている。
 日清戦争とほぼ同数の戦死者を出した戊辰戦争とは、明治の新時代に切り替わるさいの「全身痙攣(けいれん)」であったと船戸与一は言う。上下巻で一千ページを超えるこの大河小説は、歴史の表舞台にはあらわれにくい藩士や間諜(かんちょう)ら無名者たちを思い切り動かして、幕末の英雄たちの奸計(かんけい)や謀略のありさまをあばきだし、各藩の離反や裏切り、殺戮(さつりく)戦の構造をあざやかに浮かびあがらせて一気に読める。
 主人公はひとりではない。長州、薩摩、会津、長岡といったそれぞれに滅ぼしあおうとする新政府軍と旧幕府軍に属する名もない武士たちがいて、複数の主人公が動きまわり物語るのだが、船戸与一はそうすることによって複雑きわまる内戦の経過を歴史に疎い私のような者にもわかりやすく紐解(ひもと)いてくれるのだ。
 私は半藤一利の「戊辰戦争とは、いってみれば幕末の“関ケ原の戦い”であった」(『幕末史』)という言葉を思い出した。すなわち戊辰戦争期の各藩にとっては、新政府軍につけばよいか旧幕府軍につけばよいか、それだけがもっぱらの関心事で、国全体の新しいあり方を眺望したうえでこの戦争の意義を見定めようとした者はほとんどいなかった。その意味できわめて無慈悲でニヒリスティックな様相を呈した戦いは、たとえば新政府軍による会津攻めのさいの強姦、略奪、死者への弔いの禁止といったような獣のおこないを野放しにした。
 「死体を見過ぎた。うんざりだ」と、船戸与一は獣みたいに育ち楽しむように殺人を重ねた娘に言わせ、「生き残って戊辰の戦いで何が起きたかを後世に伝えよ」との命をうけた長岡藩の博徒を略奪衆にあっけなく殺させてみせる。薩長を軸とした明治新政府の刹那(せつな)的で無情な成り立ちを、いまその延長線上に生きるわれわれはどう受けとめればよいのだろうか。
 人がばたばたと死んでいく。武士の情けなどあったものではない。冷戦構造を背景に量産された船戸与一の冒険小説世界が、百四十年まえの日本を舞台によみがえる感がある。
 『新・雨月』とは不思議なタイトルだ。死者をして語らしめた上田秋成の一書にならっている。至難の業を剛腕が書きとげてみせた。




エンターテインメント
倉科遼マンサンで新連載、ヤンキー坂本龍馬が大暴れぜよ
 倉科遼原作によるみね武の新連載「幕末ヤンキー龍(RYO)」が、本日5月18日発売の週刊漫画サンデーNo.20(実業之日本社)にてスタートした。
 「幕末ヤンキー龍(RYO)」は日本人なら誰もが知る偉人・坂本龍馬を“メリケンかぶれの変わり者”としてアレンジした時代劇。アメリカ人を表す単語「ヤンキー」に漢字を当てた「野ん奇異者」を名乗り、幕末を自由奔放に生きる竜馬の姿を描く。
 「艶恋師」で知られる倉科・みねの黄金タッグが挑む、異色の偉人伝「幕末ヤンキー龍(RYO)」は「大河ファン卒倒!?」の煽り文を引っさげて巻頭カラー43ページ掲載。「野ん奇異者」の龍馬が今後どのようなドラマを生み出すのか期待しよう。


ビジネス
坂本龍馬の生き様をのぼりに!のぼりストア新シリーズ、『坂本龍馬のぼり』を発表
 株式会社ムーヴ(所在地:岡山県岡山市野田3丁目6-7 パックマート2階 代表取締役:前田 美則)は、自社が運営するのぼり・のぼり旗販売サイト“のぼりストア”において、激動の幕末期を駆け抜けた坂本龍馬をイメージした『坂本龍馬のぼり』を発表いたしました。
 わずか33年という短い生涯でありながら、独自の思想と行動力で幕末期を駆け抜けた坂本龍馬。その熱き想いをデザインとしてのぼりに込めました。龍が舞うが如く躍動感あふれるオリジナルの筆文字と、おしゃれでどのシーンにも合う配色デザインによって、想像の世界にいた龍馬が身近に感じる仕上がりとなっております。

■特徴
・特徴ある創作筆文字は坂本龍馬の生き様そのままに、のぼりのインパクトを最大限に引き立てます。
・フルカラーによる高品質な印刷と、対候性に優れた素材を使用しております。
・いろいろな場面で使用できるよう、デザイン豊富な5種類のバリエーションをご用意いたしました。





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