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新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
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あたふたしているうちに月替わり。

北海道
新撰組ゆかりの地巡って 函館市内13カ所地図で紹介 JTB旅館ホテル連盟など企画
 箱館戦争150周年を記念し、函館市内の新撰組ゆかりの地の魅力をPRしようと、JTB協定旅館ホテル連盟と函館ホテル旅館協同組合は共同で専用マップを作成した。土方歳三が最期を迎えたとされる一本木関門(若松町)など、函館市内のゆかりの地13カ所を地図付きで紹介した。

 1万5千部を発行。5月から同連盟と組合の加盟店や、市内観光施設に置いた。箱館戦争で犠牲となった旧幕府軍人を弔うために建てられた新撰組巡礼の聖地の碧血碑(谷地頭町)なども掲載した。

宮城
<戊辰戦争150年>「白石会議」現代に再び 列藩同盟ゆかりの地で歴史の転換点議論
 白石市は6月2日、戊辰戦争150年を記念して、奥羽越列藩同盟の発端となる会合があった白石城で、「白石会議2018」と銘打ったイベントを開く。研究者や列藩同盟にゆかりのある宮城、福島、山形各県の自治体関係者らが歴史の転換点を語り合う。
 白石城本丸広場に特設ステージを設け、東大史料編纂所教授で歴史学者の本郷和人さん(57)が戊辰戦争と幕末をテーマに講演する。引き続き、列藩同盟ゆかりの白石市の副市長、二本松市の教育長、米沢市と白河市の学芸員らが歴史とまちづくりを議論する。
 東北放送ラジオの番組「それいけミミゾー」の公開生放送もあり、山田裕一市長が出演する。
 白石会議は1868(慶応4)年閏(うるう)4月11日、新政府から追討令を受けた会津藩を救済しようと、奥羽14藩が白石城に集結。翌5月の31藩による奥羽越列藩同盟の結成につながった。
 市の記念事業「しろいし慕心(ぼしん)プロジェクト」の一環。甲冑(かっちゅう)やこけし絵付けの体験、各地の物産や軽食が楽しめるブース、賞品がもらえるクイズ大会もある。連絡先は市教委生涯学習課0224(22)1343。

福島
戊辰戦争150年会津の義感じて 地元市などが番組制作
 福島県会津若松市などは、戊辰(ぼしん)戦争150年を記念した特別番組「AIZU」を制作し、26日からBS4局で全国放映する。会津武士道の「義」をテーマに、大義▽道義▽信義▽忠義--の4編で構成。それぞれの視点でドキュメンタリー化した。

 戊辰戦争の歴史と会津の精神を広く発信しようと、市と関係団体で組織する市戊辰150周年記念事業実行委員会が制作した。

 番組は外国人を進行役に据えるなど、会津藩士の「義」にあふれた生きざまから見えるメッセージをグローバルな目線で描いた。会津松平家14代当主の松平保久さんや市民らが出演し、市内の名所やフィクション映像なども織り交ぜた。放映時間は各24分。

 大義編は26日午後1時からBS朝日で、道義編は27日午後4時半からBS日テレで、信義編は6月2日午後5時半からBSフジで、忠義編は同3日正午からBS-TBSで放映する。室井照平市長は「内容も難しくなく、会津の『義』を感じ取ってもらえると思う」と話した。

 6月26日午後6時半からは同市の会津稽古堂で一般公開も予定している。入場は無料で、先着200人。申し込みは市観光課(0242・39・1251)。【湯浅聖一】
戊辰戦争鶴ケ城天守閣など150年記念切手 会津地方で
11日から98郵便局で販売 1000シート限定
 日本郵便東北支社(仙台市)は戊辰(ぼしん)戦争150年を記念したオリジナルフレーム切手を製作し、11日から会津地方の98郵便局で販売する。戊辰戦争に関心を持ってもらい、地元を盛りあげようと企画した。

 図柄は福島県会津若松市の戊辰150年のロゴマークと市が所蔵する史料画像で構成。戊辰戦争の際に砲撃を受けた鶴ケ城天守閣の写真や、会津藩主で京都守護職時代の松平容保(かたもり)を描いた錦絵などをあしらっている。1シートは82円切手10枚で1300円(税込み)。1000シート限定で、うち40シートは15日から日本郵便のネットショップでも扱う。

 発売に先駆けて10日、日本郵便から同市の室井照平市長への贈呈式が市役所であった。室井市長は「どの切手も往時をしのぶ図柄で、いい記念になる」と感謝した。【湯浅聖一】

大阪
大阪の適塾で特別展 明治維新150年、戦争と平和考える機会に
 国指定重要文化財の史跡「適塾」(大阪市中央区北浜3、TEL 06-6231-1970)で5月29日、特別展示「戊辰(ぼしん)戦争~西南戦争をめぐる適塾関係者たち-軍制と医療から」が始まった。主催は大阪大学適塾記念センター(豊中市)。

江戸末期の町屋の遺構でもある「適塾」

 適塾は、医師で蘭(らん)学者の緒方洪庵が江戸末期に開いた私塾。同建物では6月10日の洪庵の命日に合わせて毎年、ゆかりの品々や関係資料を一般公開している。

 明治維新150年となる今年は、戊辰戦争と西南戦争の2つの内戦にフォーカスし、近代軍制の確立に貢献した大村益次郎や、軍医の養成に携わった緒方惟準(これよし)など、適塾関係者の活動を紹介する。

 適塾を研究する大阪大学の松永和浩准教授によると、戊辰戦争での高松凌雲の救護活動、西南戦争での佐野常民の博愛社(日本赤十字社)の設立など、適塾は戦争犠牲者を救済する人材も供給していたという。松永さんは「今年は維新150年だが、歴史の暗部が顧みられることは少ない。今回の展示では戦争の暗部にも光を当てており、戦争と平和の意義について考える機会になれば」と話す。

 開館時間は10時~16時。月曜休館。入場料は、一般=260円、高校生・大学生=140円、中学生以下無料。6月10日まで。

高知
シンポジウム明治150年記念 学芸員ら戊辰戦争語る さまざまな視点から紹介 高知・歴博 /高知
 明治元(1868)年から今年で150年を記念したシンポジウムがこのほど、県立高知城歴史博物館(高知市追手筋2)であった。明治維新期の戊辰戦争ゆかりの地にある博物館や美術館の学芸員らが、さまざまな視点で発表した。

 館の企画展「明治元年の日本と土佐~戊辰戦争 それぞれの信義~」の関連行事として開催。鹿児島県や福島県の学芸員ら4人が登壇した。このうち福島県立博物館の主任学芸員、阿部綾子さんは、元会津藩士の渋谷源蔵(1839~1909年)が明治39(1906)年に残した記録「雪冤一弁(せつえんいちべん)」を紹介。その中に敵だった薩摩藩出身者らから聞いたことを記している点について「明治維新後も、(戊辰戦争時に)誰がどういう風に行動し、感じていたのか、直接インタビューして書いているのが面白い」と話した。【松原由佳】
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