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新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
 今週は出社→在宅勤務→一泊二日の出張→在宅勤務と、フルで職場復帰できませんでした。いまだ咳でゴホゴホやってまして、まだ「総司君ごっこ」ができます(苦笑)。

北海道
五稜郭タワー・サツキ展示
 五稜郭タワー(函館市五稜郭町43)のアトリウムに12日から、白やピンク、紫色などといった、さまざまな花をつけたサツキの鉢植えが展示され、真夏を思わせる光が注ぎ込む室内に彩りを添えている。17日まで。

 「幕末」というキーワードはありませんが、ご存じ五稜郭タワーの話題なので。
 ……うーん、今年は肺炎騒動のため、旧暦5月11日前後の函館の気候を楽しむ旅行ができなかったのが、つくづく残念……。

幕末の函館 幻の出島 古絵図裏付ける奉行日記 地元の研究家清水さん調査
 鎖国時代の長崎・出島のような交易会所(取引所)や米国人居留地を、箱館(現在の函館)に造る計画が、一八五八年(安政五年)六月の日米修好通商条約締結の直前に存在したことが、函館市入舟町在住の清水憲朔(けんさく)さん(60)の調査で分かった。計画は実現しなかったが、幕府が米国に対し、どういう形で箱館港を開港すべきか試行錯誤した史実として注目される。
 (中略)このため、清水さんが幕末の公文書を調べたところ、昨年末、当時の箱館奉行・村垣淡路守(むらがきあわじのかみ)の「公務日記」の写し(同図書館収蔵)にある一八五八年一月のスケッチが、絵図と酷似していることに気付いた。
 絵図には、交易会所予定地として、当時の亀田川河口(現在の万代町周辺)に、長さ百五十間(約二百七十メートル)、幅四十-四十五間(七十二-八十一メートル)のほぼ長方形が示されている。外部と自由に行き来できないよう堀で囲まれ、二つの橋も描かれている。
 一方、村垣のスケッチにも、亀田川河口に全く同じ長さ、幅の地区が図示されている。亀田川を隔てた地区に米国人居留地とみられる地区が描かれている点も共通する。
 また、村垣の日記には「亀田御用所の地所を見分した」(同年一月五日)、「交易会所の地所に杭(くい)を立てた」(二月三日)との表記がある。御用所と交易会所は同じものを指し、通商条約締結の半年前には計画が存在していたとみられる。しかし、二月二十四日には「御用所の件を見合わせるよう内状が来た」と記述。清水さんは、幕府がこの段階で計画を撤回したとみる。
 北大大学院文学研究科の井上勝生教授(近代近世史)は「当時、幕府側には外国人の影響をとどめるために、一カ所にまとめようという思想があった。一方、国内には交易に対する要望もあった時期だ」と指摘する。
(中略)
 実際の函館での貿易は、一八五九年の本格開港と同時に開始。取引窓口として、税関の前身、箱館運上所が亀田川河口より約三キロ西側に置かれた。外国人は「出島」のように隔離されず、自由に町中を行き来でき、市街地で市民と混住した。
 清水さんは会社顧問を務める傍ら、函館の古い建築物の活用に取り組んでいる。今回の研究内容は十六日、函館市内の会合で発表する。

 興味深い記事ですね。
 函館在住のブロガーさんでこの講演会に出席できる方がいらしたら、ぜひレポートを書いてください~(^^)。

福島
22日、郡山で「第4回こころの灯」
 郡山青年会議所(JC)は22日、郡山市公会堂周辺で「100万人のキャンドルナイト〜第4回こころの灯」を実施する。
(中略)
 公会堂の中では安積国造神社の安藤智重宮司が「儒学者安積良斎〜郡山から幕末の大江戸へ〜」の題で講演するほか、須賀川市のサクソフォンアンサンブルの会のミニコンサートが開かれる。


茨城
桜川市:伝統的な建造物保存条例案を可決 /茨城
 桜川市の「市伝統的建造物群保存地区保存条例」案が14日の定例議会で可決、成立した。条例は、400年前の区割りと幕末から昭和初期にかけての歴史的な建造物が数多く残る同市真壁町の景観と街並みを保存する狙い。


神奈川
幕末仏人技師の子孫が訪問
 幕末、神奈川県横須賀市に西洋式造船所を建設するため尽力した幕臣小栗上野介忠順とフランス人技師ベルニーの子孫2人が14日、米海軍横須賀基地を訪れ、今も米海軍と海上自衛隊が使用している同造船所「1号ドック」などを見学した。
 訪問したのは都内に住むアニェス・ソアビさんと埼玉県在住の自営業小栗三沙さん。小栗とベルニーの業績を紹介するコーナーを基地司令部に新設したことを記念し、米海軍が招待した。

 米海軍横須賀基地にて「小栗とベルニーの業績を紹介するコーナーを基地司令部に新設」って、これ一般に公開してくれているんでしょうか……。幕末の日仏関係を象徴する横須賀のドックを、今は米海軍と海上自衛隊が共同利用しているというのも、歴史ですなぁ。

愛知
北区山車蔵の登録を答申
 国の文化財審議会(石澤良昭会長)は15日、海中渡御(とぎょ)で知られる蒲郡市の三谷祭の北区山車蔵を文化財建造物として登録するよう文部科学省に答申した。
 この蔵は、海中渡御する4台のうちの1つ「三蓋(さんがい)傘山車」を入れる格納庫。城郭の石垣のように石を積んだ基礎の上に赤レンガの外壁を立ち上げた珍しい造りが、山車蔵としてはほとんど例がないとして登録が答申された。



三重
古式泳法を授業に活用=「観海流」普及も期待-三重
 幕末の津藩の武術教科に採用され150年余にわたり古式泳法を伝える「観海流」を、小学校の授業に活用する試みが、津市で始まっている。市立豊津小の小林正教諭(33)が観海流を題材にした歴史教材を作成。長時間泳いでも疲れない実用的な泳法を試し、水難の際に安全を確保する方法を体験する授業も構想中だ。
 日本水泳連盟が公認する12流派の1つで、かつて日本海軍の基本泳法に採用された観海流も、若い会員の確保が課題。第四代家元の山田謙夫さん(71)は「こうした取り組みが普及にもつながれば」と期待する。


富山
富山城址公園:試掘調査で、土手や水路を発見 「幕末の文献裏付け」 /富山
 整備事業に伴い、02年から試掘調査が進む富山城址公園(富山市丸の内)で、堀と旧神通川の間にあった土手や水路などが新たに見つかり、14日、調査を行っている市埋蔵文化財センターが公開した。
 江戸時代以前の神通川の本流は、現在の松川にあたる。当時は川幅が約190メートルもあり、はんらんを繰り返していたことが文献から分かっている。堀は戦後間もなくまであったが、埋め立てられ、その後博覧会開催のために公園になった。
 今回の調査は5月7日から公園内の5カ所で実施。うち現在遊園地になっている個所からは、旧神通川の土手に何度も盛り土をした跡や、土手の斜面に石を覆い護岸を施した跡などが見つかった。盛り土は数種類の層からなり、江戸時代に3期にわたり施された盛り土の変遷が確認できる。護岸用の石を置いたのは、明治期とみられている。
 市立図書館近くの現場からは、堀と神通川を結んでいた水路跡が発見された。水路は幅3~5メートル、長さ約20メートルほどあったと推定され、直径20~30センチの石を敷いて護岸をした跡がある。
 これらは、すべて幕末ごろの絵図に描かれており、今回の調査で確認できたことになる。同センターの野垣好史学芸員(28)は「調査は文献の裏付けにもなった」と成果を語った。


石川
辰巳櫓直前で幻に 金沢城 資材調達後に突然 幕末の財政難で断念か
 一七五九(宝暦九)年の大火で焼失した金沢城本丸の辰巳櫓(たつみやぐら)の再建に向け、加賀藩が大火の八十年後に当たる一八三九(天保十)年、設計図を作製、木材などの資材を調達しながらも突然、断念していたことが十四日までの県金沢城調査研究所の調査で分かった。幕末の財政難によるものと見られるが、何本もの下書きの線の残る図面は、金沢城のシンボル復活へ知恵を絞った職人の苦闘を物語り、現在高まる再建論議の貴重な資料にもなりそうだ。


滋賀
シンポジウム:開国の意義、井伊直弼の役割とは 滋賀大などであすあさって /滋賀
 幕末の大老で第十三代彦根藩主・井伊直弼が激動期に果たした役割などをテーマにしたシンポジウム「開国カンファレンス―開国の『決断』直弼の一期一会」(国宝・彦根城築城400年祭実行委主催)が16、17の両日、彦根市の彦根城博物館と滋賀大経済学部講堂で開かれる。
 日米修好通商条約に調印して幕府が開国した意義や彦根藩の果たした役割などを考える。
 16日は午後1時半から、同学部講堂で、同市出身のジャーナリスト、田原総一朗さんが「開国―井伊直弼」をテーマに基調講演。その後、「井伊直弼と近代横浜・近代彦根」と銘打ち、鈴木栄樹・京都薬科大准教授、阿部安成・滋賀大経済学部准教授らが鼎談(ていだん)する。
 17日は午後1時半から、彦根城博物館能舞台で、母利美和・京都女子大准教授が基調講演した後、「井伊直弼鎖国を解いた『決断』」をテーマにパネルディスカッションが行われる。


滋賀&山口
KNT、日本を学ぶ「平成塾」萩と滋賀で開始、地元自治体や大学とのコラボで
 近畿日本ツーリスト(KNT)は、日本のことをもっと学んでみたいと思う人を対象にした「平成塾」を企画、明治維新の原動力となった長州萩の魅力を探る「平成萩塾」と、大津宮の歴史から湖沼の環境まで幅広く学ぶ「平成滋賀塾」を開講する。これは、講師と一緒にまちに出るフィールドワークや体験学習など、実践的な学びの場を提案し、宿泊を組み合わせた旅行商品。講師は博物館館長や首長、NPO観光ガイド、作家、陶芸家など、産・官・学の三位一体で地域振興を推進する。


京都
西岸寺本堂再建 檀家ら着々
亡き前住職の遺志継承

 幕末の鳥羽・伏見の戦いで本堂が焼失した京都市伏見区の西岸寺で、再建を目前に昨秋急逝した前住職の遺志を継ぎ、檀家らが着々と準備を進めている。5月中旬には、前住職の戒名も入れた棟木を用意して上棟式を行い、来春の完成を待つばかりとなった。寺の関係者たちは「亡くなった和尚のおかげで、立派な本堂ができる」と感謝の念で工事を見守っている。
 西岸寺は、油を注ぐことで願い事がかなうと伝わる「油懸(あぶらかけ)地蔵尊」や松尾芭蕉の句碑が境内にあり、伏見桃山地域の名所の一つになっている。
 檀家らによると、かつて約5300平方メートルの境内を有する壮大な寺院だったが、1868年の鳥羽・伏見の戦いで本堂が焼けた。檀家も減ったため、再建は進まず、本堂の機能を持たせた庫裏の一角でずっと仏事を執り行ってきたという。


江戸時代の紙幣を福知山城で展示 藩札のほか町村札、私人札も
 福知山市内記一丁目の福知山城(市郷土資料館)で15日から、江戸時代の丹波・丹後地方の紙幣を集めた企画展が始まった。藩のものを始め、村や個人が発行したものまであり、興味を引く。108点を並べ、市は「丹波・丹後地方のものを集めたこれほどの展示は、府北部では初めてです」という。
 京都市と福井市の収集家から借り受けた藩札などを一堂に集めた。藩の財政難対策や貨幣鋳造の遅れなどで発行されたといわれる藩札は、幕末までには至るところで広がり、独自のものを流通させた。
 展示している藩札は、福知山藩、綾部藩、宮津藩など。福知山市内では、私市村や戸田村の町村札、観音寺村や波美村の有力個人が発行した私人札もある。このほか、天座出土の丁銀32点や銭貨なども展示している。


左京・対岳文庫などを登録文化財に
文化審が答申

 文化審議会(石沢良昭会長)は15日、炭坑節の歌詞に登場する「旧三井田川鉱業所伊田竪坑(たてこう)第一、第二煙突」(福岡県田川市)や、旧文部省庁舎(東京都千代田区)など201件を登録有形文化財(建造物)とするよう伊吹文明文部科学相に答申した。京滋からは、岩倉具視の遺品を収める対岳文庫(京都市左京区)や弘誓寺(ぐぜいじ)(東近江市)など3カ所8件が答申された。
(中略)
 対岳文庫は、幕末、岩倉に幽閉された岩倉具視の旧宅に遺品を収める収蔵庫として1928年に建設された。京都帝国大教授だった武田五一の設計で、主屋に切り妻の玄関を突き出し、外壁の上部はタイル張りにした簡潔で軽快な意匠。東伏見宮が「比叡山に対する」ことから命名した。


鳥取
きっと川六も飲んだ!? 純米酒「山陰の魔性」発売
 鳥取市青谷町に在をなし、こま犬など数々の作品を残した幕末の石工・川六(かわろく)にちなんだ純米酒「山陰の魔性」が七月七日、同町内で造り酒屋を営む西本酒造場(西本昇一社長)から発売される。
 同社は川六が生きていた一八六四年に創業。純米酒は米と米こうじで作る酒で、江戸時代から変わっていないのが特徴。“きっと川六も飲んだ酒”に違いないと、時を超えたロマンが味わえそうだ。





山口
松下村塾開塾150年を記念、萩で「維新塾」…8月
 吉田松陰が1857年(安政4年)に松下村塾を開いて今年で150年。
 萩市やNPO萩まちじゅう博物館、松陰神社、山口福祉文化大学など10団体で組織する実行委員会(会長=野村興児・萩市長)は、節目の年を記念して、全国の若者を集めて「平成の松下村塾」ともいうべき「萩・維新塾」を8月25~31日、同市椿東の同大を主会場に開く。

 萩・維新塾のサイトはこちらです。トップページにアニメと音楽が埋め込まれていますから注意してください(使われているカットは、マンガ版『長州ファイブ』のものらしいですね)。

鹿児島
「ワイン王」長沢鼎たたえ 米の農園跡地、公園に
サンタローザ市「恩返し」

 幕末の薩摩藩英国留学生で、米カリフォルニア州にブドウ園をつくり「ワイン王」と呼ばれた長沢鼎(かなえ)のワイン醸造所と農園跡地が、「ナガサワ・コミュニティー・パーク」として整備されることがこのほど分かった。現地紙「プレス・デモクラット」などが報じた。
 報道などによると、同地はサンタローザ市ファウンテングローブの丘にあり、広さ約33エーカー(約13ヘクタール)。同市が丘陵地の自然を生かした公園にするという。市当局では「ここは長沢の地。彼の貢献を称賛するとともに、恩返しの意味もある」と命名理由を説明しており、7月から本格的な整備工事に入る。
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