6月28日の幕末ニュース

　本日の幕末ニュースです。



千葉

企画展：釣りに関する浮世絵など１５０点　鋸南町の菱川師宣記念館で展示　／千葉

　「鋸南町の菱川師宣記念館の企画展『浮世絵つり百景』が７月５日から１０月１日まで開かれる」。

　「また、外国の釣りでは、英国などの釣り風景銅版画や珍しい釣り専門書、幕末に外国人が見た日本の釣り風景を描いた版画なども紹介する」。



石川

キリン北陸工場：「さきがけ」展　ビールの歴史、パネルで紹介　／北陸

　「キリンビール（本店・東京都中央区）は、石川県白山市竹松町の同社北陸工場内で『日本のビールのさきがけ』展を開催している。創立１００周年（０７年）の記念イベントで、江戸時代後期に長崎・出島で、日本初めてのビールが醸造されてから、人々に浸透していくまでの歩みなどをパネルで紹介している」。

　「パネルは工場見学コース内に設置され、日本ビール史に重要な役割を果たした、長崎・出島のオランダ商館館長ヘンドリック・ドゥーフ、幕末の蘭学者の川本幸民、アメリカ人醸造家のウィリアム・コープランドの３人を取り上げている」。



ブックレビュー

「金子鴎亭」／齊藤千鶴子　著

　サイト「北海道人」の「続・北海道を知る100冊」より91冊目。といっても、直接幕末に関係する本ではないです。明治39年生まれの書家・金子鴎亭を紹介する本ですので。

　ただ、この本の紹介に以下の記述がありまして、キーワード「新選組」に引っかかってきました。「北海道松前町とは不思議なまちである。

　松前氏という中近世の歴史的一族の拠点であり、藩士に新選組・永倉新八をうみ、北海道ただひとつの城下町でもある。つまり歴史に足跡をのこすという意味での、北海道らしからぬ奥行きがある」。