新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
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『プチかげ』ワンセグ先行放送は今日が最終回。時間軸とか人物設定とか「あれ、本編と違う?」と思うのですが、スピンオフですからねぇ。キャラの描き方は本編より……(以下略)。
福島
舞台:「山川家の人々」鹿児島で公演 会津若松の劇団、10月に /福島
東京
ビゴーの魅力と、ビゴーを魅了した文明開化の日本
ジョルジュ・ビゴー展-碧眼の浮世絵師が斬る明治-
岐阜
掘り出しニュース:山岡鉄舟:没後121年法要と講演会 「鉄舟のブレない生き方に学ぶ」 /岐阜
大阪
「武門」上杉でも軽量・革製 高槻市の甲冑 最後の米沢藩主所有
最後の米沢藩主茂憲 甲冑の主 幕末上杉家
最後の米沢藩主・上杉茂憲の甲冑と判明 大阪・高槻市所蔵品
高知
絵金 娘に生き生き絵本
屏風絵の絵金、娘に絵本?…高知市内の嫁ぎ先で発見
山口
井伊直弼の子孫、吉田松陰墓参の旅へ…ひこにゃんも
大獄150年後の友好
「井伊家◯代当主」が文字化けしてますが……(汗)。
安政の大獄150年、井伊大老ゆかりの彦根市長ら萩へ
福島
舞台:「山川家の人々」鹿児島で公演 会津若松の劇団、10月に /福島
◇戊辰戦争超え友愛はぐくむ 支援の鹿児島県酒販組合会長「会津と新しい関係を」
会津藩士の娘の山川捨松(すてまつ)(1860~1919年)が、薩摩藩出身者から求婚されるのをめぐり、両藩が戦った戊辰戦争を超えて友愛をはぐくむ舞台「明治の兄弟 山川家の人々」が10月13日、鹿児島市で公演される。会津若松市の「劇団ぴーひゃらら」が企画した。公演を支援する鹿児島県小売酒販組合連合の住吉勝徳会長(64)は「鹿児島では、会津で出身地を名乗るなと今でも言う人がいる。戊辰戦争から150年がたった今、公演で戦争を終わらせ、会津と新しい関係を築きたい」と話している。
物語では1883(明治16)年、陸軍大将の大山巌が捨松に求婚する。しかし、大山は薩摩藩出身で、戊辰戦争では官軍の砲兵隊長として会津藩を攻めた人物。山川家は猛反対する。仲介に入ったいとこで西郷隆盛の弟・従道(つぐみち)は、政府高官として隆盛と敵対し「自分も故郷では裏切り者。帰郷できない」と男泣きする。この姿を見た山川家は「時代にほんろうされたのは会津の者だけではない。憎しみから何も生まれない」と気付く。
福島市出身で札幌市在住の石村えりこさんの脚本。07、08年に県内各地で公演し、団員から「鹿児島で公演したい」との声が上がった。その思いを受け、近藤直宣団長(30)の母・美千代さん(59)が「隆盛を慕いながらも涙をのんで敵対した従道は、兄弟愛にあふれた人物。鹿児島の人に従道の素晴らしさを知ってほしい」と、つてをたどり住吉会長に援助を依頼。今年5月に公演が決まった。
住吉会長は、大河ドラマ「篤姫」の時代考証を担当した原口泉鹿児島大教授や、西郷隆盛のひ孫の隆文さん、薩摩藩主子孫の島津義秀さんらを発起人とし、実行委員会を組織した。鹿児島市で戊辰戦争を題材とした劇が公演されるのは初めてだ。
劇は同市の中央公民館で。公演前に「会津藩VS薩摩藩」などの著書がある仙台市出身の小説家・星亮一さんと、原口教授との対談も開かれる予定。【今村茜】
東京
ビゴーの魅力と、ビゴーを魅了した文明開化の日本
ジョルジュ・ビゴー展-碧眼の浮世絵師が斬る明治-
文明開化の日本を描き出したフランス人画家の足跡と、幕末や明治初期の日本の初期写真を紹介。
文明開化の日本を描き出したフランス人画家の足跡と、幕末や明治初期の日本の初期写真を紹介。1882(明治15)年、文明開化ただ中の日本に足を踏み入れ、急速に近代化する日本の姿を好奇心と親しみを持って描き出し西洋に伝えた、フランス人画家・ジョルジュ・ビゴー。彼の生涯を渡日前の作品や日本で出版した画集、そしてこれまで紹介されることの少なかった帰国後の作品などを通して明らかにする。
また幕末や明治初期に撮られた初期の写真作品も紹介。当時の風俗や磐梯山の噴火、日清戦争などを写した貴重な写真から、ビゴーが愛した美しい日本の姿をたどる。
岐阜
掘り出しニュース:山岡鉄舟:没後121年法要と講演会 「鉄舟のブレない生き方に学ぶ」 /岐阜
◇高山で19日
【岐阜】少年時代を高山で過ごし、江戸城無血開城の立役者として知られる幕末の剣豪・山岡鉄舟(通称・鉄太郎、1836~1888年)の没後121年の法要と、追悼記念講演が命日の19日、鉄舟の両親が眠る高山市宗猷寺(そうゆうじ)町の宗猷寺で行われる。
鉄舟が死去した時刻とされる午前9時15分から本堂で法要が営まれ、同10時半から主催者で山岡鉄舟研究会の山本紀久雄会長が「鉄舟のブレない生き方に学ぶ」と題して記念講演する。参加費5000円。問い合わせは研究会事務局の田中達也さん(090・4899・5973)。【奈良正臣】
大阪
「武門」上杉でも軽量・革製 高槻市の甲冑 最後の米沢藩主所有
大阪・高槻市教委は9日、市が所蔵する革製の甲冑(かっちゅう)が、米沢藩(山形県)最後の藩主、上杉茂憲が所有していたものと分かったと発表した。市教委では「幕末期には実戦的な軽量の革製の甲冑が流行した。武門を誇った上杉家でも同様だったことは興味深い」としている。
市教委によると、甲冑は平成5年に市民が寄贈。由緒書には、上杉家家臣の中西元弥が12代藩主、斉憲に献上し、13代藩主の茂憲に譲られたと記されていたという。
しかし、総漆塗りの具足櫃(ぐそくびつ)や、金箔(きんぱく)で上杉家家紋が押された馬革製の覆いなどの周辺道具に対して、甲冑自体は一部に鉄を使った革製の簡素なもので、家紋もなかった。
このため、市教委が米沢市などと調査。由緒書の筆跡や内容が上杉家資料と一致したため、茂憲の甲冑と判断した。
米沢市上杉博物館によると、茂憲は明治元(1868)年に米沢藩藩主となった。甲冑が簡素な理由については「幕末動乱期を反映した実戦的な構造で、歴代藩主とかなり違う。上杉家の史料として意義深い」としている。
甲冑は31日まで、高槻市城内町の市立しろあと歴史館で一般公開されている。入場無料。問い合わせは同館(電話072・673・3987)。
最後の米沢藩主茂憲 甲冑の主 幕末上杉家
高槻市教委確認
上杉茂憲の所有と確認された甲冑 高槻市立しろあと歴史館が所蔵する甲冑(かっちゅう)が、最後の米沢藩主・上杉茂憲(もちのり)(1844~1919)の所有とわかり、市教委が9日、発表した。甲冑を保管する箱「具足櫃(びつ)」に張られた由緒書と、上杉博物館(山形県米沢市)の所蔵する上杉家の「具足台帳(財産管理帳)」の記載が一致したことなどから裏付けられた。市教委によると、茂憲の甲冑が確認されたのは初めてといい、「幕末の歴史を知るうえで価値が高い」としている。
甲冑は全体が革製で、飾りの金具がないのが特徴。具足櫃は縦横各約40センチ、高さ約60センチの2箱1組で、表裏に漆が塗られており、馬革の覆いに金箔(きんぱく)で上杉家の家紋が入っていた。しかし、甲冑には家紋がなく、簡素な作りだったため、これまで大名家のものとして評価できなかったという。
由緒書によると、甲冑は茂憲の家臣が作り、茂憲の父で12代藩主の斉憲(なりのり)に献じ、後に茂憲へ譲られた。斉憲は1868年の戊辰(ぼしん)戦争で奥羽越列藩同盟の中心となり、新政府と戦ったが、敗れて茂憲に家督を譲った。茂憲は明治維新後、沖縄県令などを務めた。
市教委が関係資料を探していたところ、今年6月、上杉博物館所蔵の具足台帳に由緒書と同じ記載があり、1863年に製作、献上されていたことが判明。さらに、新潟県立歴史博物館(長岡市)が収蔵する上杉家の甲冑に類似の由緒書があり、筆跡も一致した。
市教委は「幕末の政情不安定な中、藩主も当時流行した軽くて動きやすい甲冑を取り入れていたことがわかる」としている。
この甲冑を含めた5点を市立しろあと歴史館で31日まで公開している。無料。開館は午前10時~午後5時。月曜と祝日の翌日休館。
最後の米沢藩主・上杉茂憲の甲冑と判明 大阪・高槻市所蔵品
大阪府高槻市教委は9日、市が所蔵する革製の甲冑(かっちゅう)が、米沢藩(山形県)最後の藩主、上杉茂憲が所有していたものと判明したと発表した。市教委は「幕末期には実戦的な軽量の革製の甲冑が流行した。武門の上杉家でも同様だったことは興味深い」としている。
市教委によると、甲冑は平成5年に市民が寄贈。由緒書には、上杉家家臣の中西元弥が12代藩主、斉憲に献上し、13代藩主の茂憲に譲られたと記されていたという。
しかし、総漆塗りの具足櫃(びつ)や、金箔(きんぱく)で上杉家家紋が押された馬革製の覆いなどの周辺道具に対して、甲冑自体は一部に鉄を使った革製の簡素なもので、家紋もなかった。
このため、市教委が山形県米沢市や新潟市と調査。由緒書の筆跡や内容が上杉家資料と一致したため、茂憲の甲冑と判断した。
山形県米沢市の市上杉博物館によると、茂憲は明治元(1868)年に米沢藩主となった。甲冑が簡素な理由については「幕末動乱期を反映した実戦的な構造で、歴代藩主とかなり違う。上杉家の史料として意義深い」としている。
甲冑は31日まで、高槻市城内町の市立しろあと歴史館で一般公開されている。入館無料。問い合わせは((電)072・673・3987)。
高知
絵金 娘に生き生き絵本
屏風絵の絵金、娘に絵本?…高知市内の嫁ぎ先で発見
高知の嫁ぎ先で発見
幕末の絵師・金蔵(通称・絵金、1812~1876)が、長女糸萩(いとはぎ)のために描いたとみられる子ども向けの絵本「画帖(がちょう)」が、糸萩が嫁いだ高知市内の家で見つかった。おどろおどろしい屏風絵(びょうぶえ)で知られる絵金だが、子どもを生き生きと、楽しい様子で描き、子ども好きで子煩悩だった一面をうかがい知ることができる。
画帖は縦25センチ、横17・7センチで全26ページ。「桃太郎」や「舌切りスズメ」の物語のほか、鞠(まり)遊びや七夕など、季節ごとの風俗が描かれている。
高知市内の家で5月に見つかり、絵金の作品を収蔵する「絵金蔵」(香南市赤岡町)が調査。迷いがなく、勢いのある筆致や、自然で生き生きした人物のしぐさ、子どもの鼻の特徴などから、絵金本人が描いた作品と確認した。晩年に比べ線が直線的で硬いことなどから、土佐藩の御用(ごよう)絵師から町絵師になった直後の作品とみられるという。
絵金蔵の福原僚子副蔵長は「子どもの多様な表情やポーズから、温かなまなざしで、子どもをよく観察していることがわかる。人間『絵金』を考える上で、別の一面を知ることができる資料」と話している。
画帖は18、19日に同市赤岡町一帯で開かれる「絵金祭り」に合わせ、同蔵で公開される。問い合わせは同蔵(0887・57・7117)へ。
山口
井伊直弼の子孫、吉田松陰墓参の旅へ…ひこにゃんも
「安政の大獄」(1858~59年)を断行した幕末の大老・井伊直弼(なおすけ)ゆかりの滋賀県彦根市の市長や井伊家の現当主らが来月、大獄で刑死した思想家・吉田松陰らを輩出した山口県萩市を訪れ、松陰の墓参りをする。
彦根市は現在、直弼の功績を見直すイベントを行っており、今年で没後150年を迎える松陰への弔意を表すことで、萩市との友好親善を図ることにした。彦根市の人気キャラクター・ひこにゃんも同行する。
彦根市によると、直弼の「冷酷な独裁者」のイメージを払拭(ふっしょく)させようと企画。8月21~23日に、獅山向洋(ししやまこうよう)市長、井伊家18代当主で彦根城博物館長を務める井伊直岳(なおたけ)氏、公募で選んだ市民約30人が、萩市の松陰誕生地に隣接する墓所や、松陰が開いた「松下村塾」などを訪ねる。萩市側からは、野村興児市長や墓所の清掃活動を続ける「松陰先生の墓を守る会」のメンバーが出迎える。
今回の交流は、彦根、萩両市が1月、歴史的景観を生かしたまちづくりを推進する国の「歴史まちづくり法」の認定を受けたことで、彦根市側から提案した。
獅山市長は「松陰没後150年に、過去のわだかまりを超えて交流を図ることは意義深い」と力を込め、萩市幹部も「友好交流のきっかけとなる。温かく迎えたい」と話している。
大獄150年後の友好
◆滋賀・彦根市長ら萩に墓参へ
幕末の「安政の大獄」で尊皇攘夷(じょうい)派の志士を弾圧した徳川幕府の大老井伊直弼(なおすけ)の地元滋賀県彦根市の市長や井伊家の当主らが来月、山口県萩市を訪れ、大獄で刑死した吉田松陰の墓参りをする。萩市側は市長や松陰の墓所を守っている市民らが出迎える。今年は松陰没後150年。幕末を駆け抜けた2人を生んだ両市が友好親善に動き出す。
松陰の遺髪を納めた墓は萩市内の生家の墓所にあり、彦根市から獅山向洋(ししやまこうよう)市長と井伊家代当主で彦根城博物館長の井伊直岳(なおたけ)氏(40)、公募の市民約30人、人気キャラクターのひこにゃんらが8月21日に墓参りする。萩市側は野村興児(こうじ)市長ら市関係者のほか、市民らでつくる「松陰先生の墓を守る会」の会員らが出迎える。
「幕末の独裁者」という直弼の悪役的なイメージを見直そうとしている彦根市の獅山市長が、大獄で倒れた志士を生んだ都市との友好親善を企画。彦根と萩両市が今年、そろって歴史的景観を生かしたまちづくりを進める国の「歴史まちづくり法」の事業認定を受けたのを機に、萩市へ墓参を打診し快諾を得た。
萩市の「守る会」の郷田正則事務局長(69)は「素直な気持ちで出迎えたい」と話す。彦根市の獅山市長は「これをご縁に、これまでの両市民のわだかまりが解ければ。ほかの志士らの都市にも友好親善を広げていきたい」と意気込んでいる。
(市丸茂樹)
「井伊家◯代当主」が文字化けしてますが……(汗)。
安政の大獄150年、井伊大老ゆかりの彦根市長ら萩へ
「安政の大獄」(1858~59年)を断行した幕末の大老・井伊直弼(なおすけ)ゆかりの滋賀県彦根市の市長や井伊家の現当主らが来月、大獄で刑死した思想家・吉田松陰らを輩出した山口県萩市を訪れ、松陰の墓参りをする。彦根市は現在、直弼の功績を見直すイベントを行っており、今年で没後150年を迎える松陰への弔意を表すことで、萩市との友好親善を図ることにした。彦根市の人気キャラクター・ひこにゃんも同行する。
彦根市によると、直弼の「冷酷な独裁者」のイメージを払拭(ふっしょく)させようと企画。8月21~23日に、獅山向洋(ししやまこうよう)市長、井伊家18代当主で彦根城博物館長を務める井伊直岳(なおたけ)氏、公募で選んだ市民約30人が、萩市の松陰誕生地に隣接する墓所や、松陰が開いた「松下村塾」などを訪ねる。萩市側からは、野村興児市長や墓所の清掃活動を続ける「松陰先生の墓を守る会」のメンバーが出迎える。
今回の交流は、彦根、萩両市が1月、歴史的景観を生かしたまちづくりを推進する国の「歴史まちづくり法」の認定を受けたことで、彦根市側から提案した。
獅山市長は「松陰没後150年に、過去のわだかまりを超えて交流を図ることは意義深い」と力を込め、萩市幹部も「友好交流のきっかけとなる。温かく迎えたい」と話している。
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