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新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
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 少し貯め込みました幕末ニュース、今日は祇園祭が中心です。愛知県の三河辺りでは「ええじゃないか」が話題になっています。



北海道

箱館奉行所復元工事の準備始まる

 函館新聞より。「国の特別史跡・五稜郭跡(五稜郭公園)で13日、箱館奉行所庁舎の復元工事に伴う準備作業が始まった」。

 「復元工事は国や道の補助を受け、総工費33億円をかけて実施。復元するのは、江戸時代末期の姿で、建物約3000平方メートルのうち、執務室などの役所部分約1000平方メートル。2010年の供用開始を目指している」。

五稜郭内に箱館奉行所を復元、来月13日から着工

 6月30日付のBNNより。「国の特別史跡『五稜郭跡』内に箱館奉行所を復元する工事が、来月13日から始まる」。

 「五稜郭はもともと、役所である箱館奉行所を防備上の理由から内陸に築く目的で幕府により建造された。1864年に完成し、わずかな期間、奉行所として機能したが、明治政府の発足に伴って政府機関『箱館裁判所(後に箱館府)』となる。その後、新政府に抵抗する榎本武揚ら幕府脱走軍が占拠、箱館戦争終結までの拠点となるも、戦争後奉行所庁舎は明治政府によって解体された」。

 「復元においては、発掘調査の成果や現存する絵図面、古写真などをもとに、正確に当時の位置に寸分違わぬ姿で建てることを主眼に置いている。ただし、復元されるのは奉行所庁舎の主要な部分のみで、全体の3分の1程度の範囲。また、建築時の記録に基づき、できる限り当時と同じ材料、工法で建築時を再現する形で工事を行なう」。

 「奉行所復元に伴い、五稜郭の内部全体を当時の姿に合わせて整備するため、付属建築物である土蔵や板蔵などの復元も行なう。これに伴い、現在、五稜郭内にある市立函館博物館五稜郭分館は解体される。同館には箱館戦争関連の展示物が収蔵されているが、奉行所完成後は展示スペースがなくなるため、博物館本館に移される予定」。



愛知

【三河】

「ええじゃないか! 豊橋サミット」

教授や映画監督ら意見交換


 「幕末の『ええじゃないか騒動』から豊橋のまちづくりを考える『ええじゃないか!豊橋サミット』が14日、豊橋商工会議所であった。同騒動に詳しい愛知大教授の渡辺和敏さん、作家の宗田理さん、映画監督の菅原浩志さんら6人が意見を交わした」。

「ええじゃないか」 3日間行脚 商議所の9人 きょう出発

 「愛知県豊橋市の豊橋商工会議所青年部のメンバーらが、きょう15日から3日間かけて、同市が発祥とされる幕末の『ええじゃないか』騒動を再現しながら、三重県伊勢市の伊勢神宮まで行脚する」。

【三河】

「豊橋はええじゃないか!」

お蔭参り行脚隊が伊勢神宮へ出発


 「幕末の民衆騒動とおかげ参りを再現する『ええじゃないか☆お蔭(かげ)参り行脚隊』が15日、豊橋市の吉田城跡を出発した。豊橋商工会議所青年部員ら20人が『豊橋はええじゃないか!』などと叫びながら、豊橋名産品が抽選で当たる『富札』をまきながら徒歩やバスで伊勢神宮を目指す」。





京都

170年ぶり「鉾中茶席」

祇園祭・月鉾 一般客ら薄茶を堪能


 「祇園祭の月鉾(京都市下京区)で13日、江戸時代後期に行われていた『鉾中茶席』が約170年ぶりに復活した。巡行当日は囃子(はやし)方が乗り込む広さ六畳の『舞台』で茶道裏千家の社中がお点前を披露し、来賓や一般客らが薄茶を味わった」。

 「月鉾保存会によると、鉾中茶席は、18世紀の大火で焼失した月鉾の修理完成を記念して1836(天保7)年に開かれたと記録があり、幕末まで数年間続いたという。今回の茶席は、昨年までに車輪や櫓(やぐら)など鉾の主要部が百数十年ぶりに新調されたことを祝って特別に開かれ、夕方までに200人以上に茶を振る舞うという」。

 170年ぶりという行事、さすが京都ですね。

さあ「宵々々山」 高まるムード

白馬の稚児 りりしい姿…長刀鉾・社参の儀


 おぉ、「じゃ、その前は宵々々」ってセリフを思い出します……『新選組!』見ていた人には受ける見出しです(^^)。本当に「宵々々山」があるんですね。

 「京都・祇園祭の山鉾(やまぼこ)が出そろう『宵々々山』を前に、各山鉾町の町衆らは13日、会所飾りや売店の準備に追われた。幕末の大火で山鉾巡行に参加できなくなった焼山(やけやま)の一つ、大船(おおふね)鉾は、『居祭(いまつり)』を12年ぶりに復活、かつて山鉾に使われた装飾品を町内の店舗に飾り付けた」。

 「大船鉾は蛤御門の変(1864年)で鉾の木枠が焼失。町衆らは以降131年間にわたって居祭を続けてきたが、世帯が減少、持ち回りでの展示が厳しくなったため、1995年から中止になっていた」。

12年ぶりに懸装品を展示

祇園祭・大船鉾で「飾り席」復活


 「幕末の大火で焼失した祇園祭の大船鉾(京都市下京区新町通四条下ル)で14日、懸装品を展示する『飾り席』が12年ぶりに地元の四条町内で復活した。大火を逃れて引き継がれていた歴史があるだけに、住民らは『伝統的な飾り方は継承していく必要がある。苦労はあるが来年以降も続けていければ』と喜んでいる」。

祇園祭でにぎわう 繁華街パレード

隊士姿の新選組愛好家ら100人


 「新選組の隊士の姿でまちを歩く『新選組パレード』が15日、京都市下京区の四条通などで行われた。全国の愛好家ら約100人が、だんだら模様の羽織に高げた姿で繁華街を歩き、祇園祭でにぎわう沿道の注目を集めた」。



山口

野村望東尼:生誕200年、防府で記念行事 連歌大会や講演、資料展、音楽劇 /山口

 「今年、幕末の女流歌人で、勤皇の志士を支えて活躍した野村望東尼(ぼうとうに)の生誕200年。62年の波乱の生涯を閉じた防府市で今月〜11月、防府野村望東尼会(上山喜誉会長)が中心となって記念行事が行われる」。



高知

鮮烈な赤、町彩る 赤岡町で絵金祭り

 「香南市赤岡町で『第30回土佐赤岡絵金祭り』が15日から始まり、商店街の軒先に並べられたびょうぶ絵が、ろうそくの炎に妖(あや)しく浮かび上がった」。

 「絵金蔵に収蔵されている幕末の絵師金蔵が描いたびょうぶ絵23点が、年に1度だけ町中に“里帰り”する。歌舞伎を題材にした絵は、衣装や血しぶきなど赤が基調」。
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