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新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
 昨日から今朝にかけて検索に引っかかってきた幕末関係ニュースです。

東京
長寿企業:多摩地域、明治までに創業188社 八王子に4分の1--実態調査 /東京
長寿企業:多摩地域、明治までに創業188社 八王子に4分の1--実態調査 /東京
◇最古は「黒沼鰹節店」の1596年
 帝国データバンク東京西支店(八王子市)は、多摩地域に本社を置き、明治時代までに創業した「長寿企業」の数や創業時期などの実態調査をまとめた。企業数は188社に上り、市町村別でみると八王子市が4分の1を占めた。【佐藤浩】

 帝国データバンクの企業概要データベース(約124万社)で宗教法人や公益法人などを除いた約118万8400社から188社を選んだ。

 188社のうち、明治時代に創業したのは173社(92%)。江戸時代は14社(7・4%)、江戸時代以前は1社(0・5%)だった。

 市町村別では八王子市がトップの47社。次いで町田市が23社、以下、青梅市16社、府中市11社、立川市9社と続く。業種別では小売業が60社、卸売業37社、製造業31社の順だった。

 調査で、江戸時代より前の創業は黒沼鰹節(かつおぶし)店(八王子市横山町)だけだった。21代目当主の黒沼章さん(90)によると、幕末までは旅籠(はたご)を営んでいた。17代目が阿波徳島(現徳島市)出身で、婿に入った。「宿屋を継ぐのは嫌だ」と思っていた18代目が父の実家を訪ねた際、土佐(高知県)に足を延ばして、かつお節に巡り合ったという。「(八王子で売ろうと)船で横浜に運び、横浜から大八車で八王子へ運んだようです」と黒沼さん。以後、かつお節販売に「業種転換」した。

 ◇幕末に業種転換、地元ブランドに
 八王子空襲など3度の火災に遭い、後継者が若くて一時休業したこともあったが、乗り越えてきた。結納品などに欠かせないのがかつお節。「黒沼のかつお節」は、地元では知る人ぞ知るブランド品だ。

 ◆多摩の長寿企業上位10社◆

  社名            創業年     業種        所在地

 (1)黒沼鰹節店    1596(慶長元)  かつお節等販売   八王子市

 (2)小澤酒造     1702(元禄15) 清酒製造      青梅市

 (3)井桁屋      1781(天明元)  日用雑貨小売    八王子市

 (4)家具の松本    1783(天明3)  桐たんす販売    八王子市

 (5)岡直三郎商店   1787(天明7)  しょうゆ製造    町田市

 (6)中村酒造     1804(文化元)  清酒製造      あきる野市

 (7)江戸屋      1806(文化3)  スーパー小売    狛江市

 (8)杉本ハカリ店   1820(文政3)  レジスター等卸   八王子市

 (9)西川       1831(天保2)  呉服・服地小売   八王子市

(10)石繁・伊東石材店 1848(嘉永元)  墓石・石材製造販売 府中市

(帝国データバンク東京西支店調べ、中村酒造は個人経営)

〔多摩版〕

 興味深い記事ですね。多摩地域の経済力が明治維新以前に遡って見られるということ、ひとつは多摩地域と幕末に開港した横浜との結びつきがあると思うのですが、幅広い業種の企業が江戸時代後半から続いているのですね。

大阪
篤姫の願い、見つかった 大阪に直筆短冊
 徳川13代将軍家定の妻、天璋院篤姫(てんしょういん・あつひめ)(1835~83)の直筆とみられる和歌の短冊が見つかった。大阪府池田市の会社顧問東田一郎さん(57)が1年半前、大阪市内の骨董品(こっとうひん)店で購入。島津久光ら島津家ゆかりの人の短冊26枚の中にあった。

 短冊には「年をへし池の岩おの亀もなお うごかぬ御世に契りてやすむ」と書かれていた。幕府が弱体化する中で将軍の正室となり、世の中の安泰を願う思いが詠まれている。それを包んだ畳紙(たとう)には、1856(安政3)年の篤姫の江戸城入り前に書かれたことを示す「御台様御染筆御上り前拝領」「安政三辰(たつ)年十月」の文字があった。

 篤姫は大奥改革に取り組んだことで知られる。家定の死後は天璋院を名乗り、14代将軍家茂を支えた。

 筆跡を鑑定した、増田孝・愛知文教大副学長(書跡史学)は、篤姫の他の直筆の書と比較し、間違いないと判断した。「伸びやかで、手本通りにしっかり書かれた文字は教養を感じさせる。癖がない字体からは、まっすぐな人柄もうかがえる」と話している。(高橋真紀子)


篤姫直筆とみられる短冊を大阪で発見、その内容は…
 徳川13代将軍家定の妻、天璋院篤姫(てんしょういん・あつひめ)(1835~83)の直筆とみられる和歌の短冊が見つかった。大阪府池田市の会社顧問東田一郎さん(57)が1年半前、大阪市内の骨董品(こっとうひん)店で購入。島津久光ら島津家ゆかりの人の短冊26枚の中にあった。

 短冊には「年をへし池の岩おの亀もなお うごかぬ御世に契りてやすむ」と書かれていた。幕府が弱体化する中で将軍の正室となり、世の中の安泰を願う思いが詠まれている。それを包んだ畳紙(たとう)には、1856(安政3)年の篤姫の江戸城入り前に書かれたことを示す「御台様御染筆御上り前拝領」「安政三辰(たつ)年十月」の文字があった。

 篤姫は大奥改革に取り組んだことで知られる。家定の死後は天璋院を名乗り、14代将軍家茂を支えた。

 筆跡を鑑定した、増田孝・愛知文教大副学長(書跡史学)は、篤姫の他の直筆の書と比較し、間違いないと判断した。「伸びやかで、手本通りにしっかり書かれた文字は教養を感じさせる。癖がない字体からは、まっすぐな人柄もうかがえる」と話している。(高橋真紀子)


香川
和田邦坊展:邦坊ら漫画家24人、風刺画35点を展示--香川・坂出 /四国
◇明治維新~昭和初期の歴史、文化
 昭和初期に活躍した漫画家や画家の作品を集めた「和田邦坊(くにぼう)展」が、香川県坂出市駒止町1の名物かまど坂出駅南口店2階「かまどホール」で開かれている。27日まで。

 和田邦坊(本名・邦夫)氏は、同県琴平町生まれの漫画家で、東京日日新聞社(現在の毎日新聞社)では、漫画漫文担当の記者として活躍した。

 同展では、1927(昭和2)年に、日本の開国約60年を記念して発行された画集の中から、邦坊ら24人が描いた35点の作品を展示。明治維新から昭和初期までの歴史や文化が、ユーモアあふれる風刺画で表現されている。

 当時まだ駆け出しだった邦坊の作品は、刀を手放し、まげを切っている「断髪廃刀」など、シンプルで分かりやすい図柄。芸術家・岡本太郎氏の父親の一平氏の作品「夏目漱石先生」は漱石の隣に1匹の猫が座っているのが愛らしい。自動車に人間と一緒に将棋の駒が乗っている京屋金介の作品「成金時代」は、時代がよく表れている。

 同ホールの担当者は「絵画は、明治から大正の激動の時代の貴重な記録。絵を通して、当時の雰囲気を味わってもらえれば」と話している。

 午前10時から午後6時。月曜休館(21日は開館し、22日に振替休館)。200円(70歳以上と高校生以下は無料)。同ホール(0877・46・2178)。【矢島弓枝】


福岡
篤姫展が九州国立博物館で始まる、貴重な幕末史料展示
 東京大学史料編纂(へんさん)所の貴重な文書などを紹介する「島津の国宝と篤姫の時代」展が12日、太宰府市の九州国立博物館で始まった。8月24日まで。

 同編纂所は「大日本史料」など日本史研究の基幹的資料集の編集を行っており、国宝「島津家文書」など多くの文書を保管している。建物の耐震工事に伴い、昨年10~11月に約20万点の史料を九州国立博物館に一時的に移したことをきっかけに、企画展が実現した。

 源頼朝や足利尊氏、豊臣秀吉らが島津家に出した書状など一級品の古文書のほか、放映中のNHK大河ドラマ「篤姫」に合わせて、同編纂所が所有する幕末の史料を展示している。

 徳川将軍家に嫁いだ篤姫が島津家に伝えたとされる江戸城大奥の精密な絵図や、篤姫を題にした浮世絵、ペリー来航の様子を描いた屏風(びょうぶ)など期間中に入れ替えながら計100点を並べる。また、ドラマで篤姫役を演じる宮崎あおいさんが着た衣装も見学できる。


篤姫展始まる九博で幕末の史料展示
 東京大学史料編纂(へんさん)所の貴重な文書などを紹介する「島津の国宝と篤姫の時代」展が12日、太宰府市の九州国立博物館で始まった。8月24日まで。

 同編纂所は「大日本史料」など日本史研究の基幹的資料集の編集を行っており、国宝「島津家文書」など多くの文書を保管している。建物の耐震工事に伴い、昨年10~11月に約20万点の史料を九州国立博物館に一時的に移したことをきっかけに、企画展が実現した。

 源頼朝や足利尊氏、豊臣秀吉らが島津家に出した書状など一級品の古文書のほか、放映中のNHK大河ドラマ「篤姫」に合わせて、同編纂所が所有する幕末の史料を展示している。

 徳川将軍家に嫁いだ篤姫が島津家に伝えたとされる江戸城大奥の精密な絵図や、篤姫を題にした浮世絵、ペリー来航の様子を描いた屏風(びょうぶ)など期間中に入れ替えながら計100点を並べる。また、ドラマで篤姫役を演じる宮崎あおいさんが着た衣装も見学できる。


「薩摩の国宝」49件一堂に 「島津と篤姫の時代展」が開幕 九州国立博物館
 福岡県太宰府市の九州国立博物館で12日、特別展「島津の国宝と篤姫の時代」(同博物館、西日本新聞社など主催)が開幕した。東京大学史料編纂(へんさん)所が所蔵する20万点の史料から、国宝「島津家文書」をはじめ、篤姫が暮らした大奥の絵図、国宝「南島雑話」など国宝49件を含む100点を展示。初日から多くの観客でにぎわった。8月24日まで。

 同展は、東大史料編纂所の史料が耐震工事に伴い、九州国博に預けられていることから、九州関連の史料を中心に紹介しようと企画。

 島津家の文書や篤姫ゆかりの幕末の薩摩藩に関する史料をはじめ、長崎に来航したロシア使節レザノフを描いた絵巻など海外への窓口であった九州に関連する史料、さらには長篠の合戦で磔(はりつけ)になった武将を描いた背旗など東大史料編纂所の名宝も展示している。

 また、会場の一角では大河ドラマ『篤姫』で、女優たちが実際に着た着物なども展示され、人気を集めている。

 入場料は一般1200円、高大生900円、中学生以下無料。月曜休館(ただし7月14、21、8月11日は開館。7月22日休館)。問い合わせはハローダイヤル=050(5542)8600へ。
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