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新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
 今日も暑い一日でした。カレーを煮て食べ、新しょうがのはちみつ漬けを食べて、汗をかきながら過ごしています。

岩手
近代製鉄
岩手・釜石から始まった

幕末高炉にともした志

鉄鉱石を含んだ壁が鈍く光る釜石鉱山の坑道。採掘が終わり、作業員の姿もまばらだ(岩手県釜石市で)南部藩士“産業革命”リード つづら折りの道が続く。行き交う車もほとんどない。岩手県釜石市の釜石鉱山。北上山地の東に位置し、仙人峠を折れた山腹に坑道の入り口が幾つものぞく。
(中略)
幕末の世、コンビナートも形成された山の盛衰は、一人の南部藩士の存在なくして語れない。

 頑固一徹。盛岡で侍医の家に生まれた大島高任(たかとう)(1826~1901)は、そう評される。20歳のとき、医学習得のため長崎へ派遣されたが、南部藩の命に背いて大砲づくりにのめり込んだ。

 オランダの技術者ヒュゲエニンの書『大砲鋳造法』と出合ったのがきっかけらしい。国防意識に駆られたか、採鉱、精錬、鋳造を次々に学んだ。名を知られ、水戸藩に招かれて大砲建造を手がけたのは、1854年。浦賀に黒船が来航した翌年のことだ。

 まず、反射炉を築造した。洋式大砲を鋳造する溶解炉。砂鉄を使う古来の精錬法「たたら」で作られた鉄を原料としたが、量産できないうえ、衝撃に弱く、完成した大砲はすぐひび割れたという。

 「柔鉄これなく候てはその詮(せん)なく」。15世紀ごろ、西洋で生まれた高炉による良質な鉄、柔鉄の必要性を痛感した高任は南部藩領の釜石に目をつけた。原料の鉄鉱石が豊富と聞いていたからだ。

 藩に出資を求め、「外国の魔術に類する」と、拒まれても突き進む。地元の豪商の支援を得て、2万7600両をかけて8か月で建設した大橋高炉は、縦横4メートル、高さ6メートルの石組み。鉄鉱石と木炭を入れ、高温で熱して溶解する製法は現代と変わらない。

 炉に火が入り、製鉄に成功したのは57年12月1日と伝わる。ふいごを改良するなどして1年半後に年660トンの量産体制を築き、水戸で大砲に加工された。南部藩も高任の指導で橋野高炉を建設し、幕末の釜石は高炉10基を擁して一大工業地帯に姿を変えていく。


福島
自衛隊が訓練兼ねて石垣の除草/鶴ケ城
戊辰戦争から140年の節目の年を迎えた会津若松市の鶴ケ城で、陸上自衛隊郡山駐屯地第6特科連隊が15、16の両日、石垣の除草奉仕活動を行った。

初めての取り組みで古城に迷彩服という異色の組み合わせが観光客の目を引いている。

市観光公社の依頼を受け、地域貢献活動として訓練も兼ねて行った。

56人が参加、二ノ丸と三ノ丸をつなぐ廊下橋付近の石垣で作業に当たった。

廊下橋付近は石垣が特に高く傾斜もきついため、一般の業者では作業が難しい。

安全確保のロープを張った後、隊員は石垣を下りながら、すき間に生えた草をかまなどで刈り取った。

堀に落とされた草は自衛隊のボートで回収した。

城内に突如出現した隊員に驚き、「何事ですか」と尋ねる観光客もおり、興味深そうに見守っていた。



東京
『幕末大好き』最年少合格 江戸文化歴史検定
 「重陽の節句に長寿を祈って飲んだものは何?」「江戸時代の七夕祭りで食べる習慣があるものは何?」。台東区立浅草中一年の山本瑞穗さん(12)は、こんな問題にすらすらと答える。昨年十一月に行われた「江戸文化歴史検定」の三級に最年少で合格。今やすっかり江戸のとりこだ。

 江戸時代の文化・歴史などの知識の深さを測る江戸検定は一昨年創設され、毎回一万人前後が受検する。歴史マニアの大人が集う難しい試験だが、小学六年だった山本さんは臆(おく)することなく正解を並べて合格点を突破。今年一月には、同検定協会から特別表彰を受けた。

 「表彰にはびっくりした。初めてだったしすごくうれしかった」と山本さん。賞状と記念品は今も宝物だ。

 江戸時代に興味を持ったのは、小中学生に人気の推理作家はやみねかおるさんの著作を読んでから。その後、母親が持ってきた江戸検定のチラシに興味を持ち受検を決めた。

 テキストで本格的に勉強を始めたのは検定の約二カ月前。難しいと感じる毎日だったが、多くて一日二、三時間頑張り続けたという。今は、解説本のほかに司馬遼太郎も愛読。それでも「お城や歌舞伎の知識はまだ苦手。もっと勉強しないと」と意欲的だ。

 今年は二級に挑戦する。昨年の合格率は全体で約15%という難関だが、今は自分で問題集を作るなどして対策にも工夫を凝らす。

 「幕末の激動の歴史が大好き。勝海舟や西郷隆盛などの功績に興味がある。歴史だけでなく、ノンフィクションなど広いジャンルの本も読みたい」と山本さん。江戸の魅力は、尽きることがない。

 記事には答えがありませんが、重陽の日に飲むのは菊茶・菊酒、七夕の日に食するのは素麺ですね。

神奈川
出版:「ぼくらの七日間戦争」原作者の宗田さん、横浜を舞台に新作 /神奈川
出版:「ぼくらの七日間戦争」原作者の宗田さん、横浜を舞台に新作 /神奈川
 ヒット映画「ぼくらの七日間戦争」の原作者、宗田理さん(80)=名古屋市在住=が15日、横浜市を舞台にした「ぼくらの奇跡の七日間」(ポプラ社。本体1200円)を出版した。

 小説では「Y市」となっているが、宗田さんは「来年に開港150年を迎える横浜をイメージした」と話す。1年前から横浜開港資料館や市内の中学校校長らから話を聞き、取材を進めていた。

 私立中の2年生たちが夏休みに「子供だけの居留地」を作り、テレビ局を占拠し大人たちの悪事を暴いていくストーリー。「ペリーホテル」の100歳のおばあちゃん、幕末の外国人居留地の歴史を語る教師が登場する。



京都
幕末の人物や歴史「電子紙芝居」に
霊山顕彰会、全市立中に贈る

幕末の人物や歴史「電子紙芝居」に 霊山顕彰会、全市立中に贈る
 明治維新に活躍した人々の業績を後世に伝える活動に取り組む霊山顕彰会(京都市東山区)からこのほど、幕末の歴史を解説する映像資料が市教委を通じて全市立中に寄贈された。記念の寄贈式が15日、同区の洛東中で寄贈式が行われた。

 同会の創立40周年記念事業の一環。同会が運営する霊山歴史館(同区清閑寺)が制作してきた、幕末の人物や歴史をマンガ映像を交え紹介する「電子紙芝居」7本をDVDにまとめ、本部・支部のある京都など7府県の中学校に寄贈する。

 この日は、同会の佐藤等事務局長(57)らが同中を訪れ、生徒代表にDVDや幕末期の年表を手渡した。受け取った生徒らは「参考にして勉強を頑張りたい」と笑顔でお礼を述べていた。

 府内の各市町村の中学へは、今後寄贈する予定。


御神体人形、色絵に新史料
祇園祭の休み山・鷹山

御神体人形、色絵に新史料
祇園祭の休み山・鷹山

 祇園祭の休み山、鷹山(京都市中京区三条通室町西入ル)の御神体人形を色絵付きで説明した江戸時代後期の史料が見つかった。その衣装は焼失しただけに、当時を知る貴重な史料といえる。

 鷹山は応仁の乱以前からある曳山(ひきやま)だが、大火と大雨の被害で1827年以降、巡行していない。懸装品なども幕末の元治の大火(1864年)で焼失。御神体の頭部や鉦(かね)など十数点が現存する。

 今回見つかった史料は縦27センチ、横78センチ。1831(天保2)年に書かれ、鷹遣い、犬遣い、樽負いの三体の御神体人形の顔の拡大図、衣装の模様や素材まで絵付きで記されている。

 例えば、犬遣いを見ると、衣装は水干で模様は「鸚鵡(おうむ)丸」、はかまは「絽(ろ)ひとえ」。犬の「鈴は真鍮(しんちゅう)」、胸にさした扇の1種の中啓は「金地若松に白梅の画」と小道具まで細かく記載してあるのも特徴だ。

 祇園祭山鉾連合会の吉田孝次郎副理事長(71)は「人形の衣装について、これほど細かく書かれたものは初めて見た」と話している。衣棚町鷹山保存会の橋田一郎理事(59)は「衣装を新調する際にはぜひ参考にしたい」と話している。

 現在、鷹山の町内は、祇園祭の宵々山と宵山に、御神体の頭部に明治時代以降に作られた衣装を着せて会所飾りで展示している。


広島
旅館「御舟宿いろは」オープン
幕末の志士・坂本竜馬ゆかりの旅館が、福山市鞆町にオープンした。

アニメ映画の宮崎駿監督が設計図案を書き、地元のNPO法人「鞆まちづくり工房」が手がけたこの宿は、江戸時代末期、龍馬が率いる「いろは丸」と紀州藩の軍艦が衝突し、賠償交渉をした場所とされる「旧魚屋萬蔵宅」を改築したもの。昔ながらの木材を生かしながら宿仕様に改修した。

延べ約330平方メートルの1Fに喫茶、風呂、調理場などがあり、2Fに16畳、14畳、6畳の宿泊部屋3室がある。宮崎監督デザインのステンドガラスやのれんも備えた。2人1組の場合1泊2食付き、1人12500円~。



鹿児島
灯籠800個 幽玄に 鹿児島で「六月灯」
 鹿児島県の夏を彩る「六月灯(ろくがつどう)」が15日夜、鹿児島市照国町の照国神社で始まった。浴衣姿の家族連れらが繰り出し、大小800個の灯籠(とうろう)が織りなす淡い光を楽しんだ。16日まで。

 六月灯は約400年前、島津家19代当主光久が子孫繁栄や疫病退散を願い、城下に灯籠を飾ったのが始まりとされる。

 県内各地の神社や寺で行われ、照国神社のものが最大規模。

 今年は、同神社に祭られた幕末の名君島津斉彬(なりあきら)の没後150年を記念して高校生が作った回り灯籠やねぶたも登場し、祭り気分を一段と盛り上げた。

 2日間で20万人の人出を見込んでいる。
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