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新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
 木曜日から放送開始された山本耕史さん主演『陽炎の辻 居眠り磐音 江戸草紙』の原作、『陽炎ノ辻 居眠り磐音 江戸草紙』を読んでいます。老中が田沼意次で、目黒行人坂の大火の直後という時代が舞台ということは、『解体新書』の杉田玄白や前野良沢やエレキテルの平賀源内の時代なんですよねとすぐに連想するのは『風雲児たち』のおかげです^_^;。

 テレビドラマの方は、山本耕史さん演じる坂崎磐音のファッションとヘアスタイルがあまりにも素敵なんで(笑)、毎週見ること確実です。黒の着流しに赤の裏地なんて浪人にしては洒落もの過ぎる(つーか、傾き者ファッション系?)、しかも春の日だまりのように穏やかな性格の方にしては派手過ぎる、なんてツッコミは、入れるだけ野暮。そして、山本耕史さんの総髪ポニーテール姿を再び見ようとは……(:_;)。

 さて、また貯め込んでしまった幕末ニュースのご紹介です。

北海道
土方の末えいら熱演…函館野外劇
 20日に行われた第20回市民創作函館野外劇「星の城、明日に輝け」に土方歳三や高松凌雲、石川啄木の関係者3人が出演した。いずれも関連した役を務め、熱演した。第20回という節目の記念事業の一環で、この日夕までリハーサルを終え、それぞれの役に挑んだ。
 予定されていた、土方歳三の兄の6代目土方愛(めぐみ)さん(35)は、都合により出演できなくなり、代わりに愛さんの姉、木村千恵さん(40)が、榎本軍の鉄砲隊の一員として登場。果敢に鉄砲を撃った。「歳三の昇天シーンなど感動ばかり。素晴らしい野外劇があり、歳三の最期の地が函館でよかった」と喜んでいた。
(中略)
 来函中の福岡県小郡市の平安正知市長(47)は、同市出身の医師、高松凌雲を演じた。箱館病院の院長として、新政府軍の乱入を両手を広げて防いだ。平安市長は「市民と一体感ある舞台に感動した。地域愛を象徴するテーマソングを出演者が歌うのも地域の力を感じる」と話していた。

 高松凌雲先生の出演シーンは私が見た一昨年版にはなかったので、激しく最新版が見たいです……。

岩手
北前船・みちのく丸、NHK大河ドラマ「篤姫」に
来年1月放送スタート

 伝統を誇る気仙船大工の類(たぐ)いまれな技で復元建造された北前船「みちのく丸」(青森市)が、二〇〇八年NHK大河ドラマ『篤姫(あつひめ)』に特別出演することが決まった。来年一月六日(日)からスタートする同番組で、気仙船大工の傑作・みちのく丸の雄姿が地元でも話題となりそうだ。
(中略)
 同船は、みちのく北方漁船博物館財団(青森市)が平成十六年七月から建造を進め、翌十七年十一月に進水。実際、建造に当たったのは気仙船匠会の新沼留之進棟梁(76)=大船渡町、小松新一脇棟梁(61)=三陸町=らメンバー六人と、青森県や北海道の船大工十六人が腕を振るった。


製鉄関連遺跡:先人の労苦に感銘 釜石東中、生徒らが「鉄の道」調査 /岩手
 釜石市立釜石東中学校の生徒らが18日、国指定の橋野高炉跡など県道釜石・遠野線の「鉄の道」沿いに残る製鉄関連遺跡を現地調査し、鉄都・釜石の基礎を築いた先人の労苦に思いをはせた。
 総合学習の一環。2年生80人が16班に分かれ、地元のボランティアなどの案内で現地を調べた。幕末期に日本で初めて、鉄鉱石を原料に洋式高炉で出銑に成功した橋野高炉跡には10人が訪れ、市教委文化財調査員の森一欽さんから説明を受けた。高炉を築いたレンガの破片などを写真撮影、略図も描いた。


群馬
見る:知られざる日本写真開拓史 貴重な最古の1枚--県立館林美術館 /群馬
 館林市の県立館林美術館で「知られざる日本写真開拓史」が開かれている。幕末から明治時代にかけて撮影された貴重な写真で、中には国指定重要文化財で「日本最古の写真の1枚」といわれる「黒川嘉兵衛像」や「田中光儀像」なども鑑賞できる。
 日本に初めて伝えられた写真は、幕末の1853年、浦賀沖に現れた米国のペリー艦隊の従軍写真師が撮った写真。西洋の技術の象徴として注目され、江戸や長崎、横浜など全国各地に写真師が登場し、近代化へ向かう日本を活写した。


愛知
幕末のポンプや防火服など90点 名古屋・北区で「消防歴史展」
 幕末からの消防の歴史を紹介する「消防歴史展」が、名古屋市北区名城1の名城公園フラワープラザで開かれている。22日まで。入場無料。
 消防の歴史を知ってもらうことで、防火への意識を高めてもらおうと、北消防署が企画した。江戸時代末期から昭和初期を中心に、実際に使われた消火機器や防火服など、守山区の市消防学校で保管されていた道具など約90点を展示した。


福井
21年ぶり松平文庫展 18日から県立図書館
 福井藩と越前国の歴史や文化を文書や絵図で紹介する特別展「歴史資料の宝庫 松平文庫への誘(いざな)い」展が、18日から福井市の県立図書館で開かれる。藩の歴史を記した主な公文書のほか、食育の祖とされる石塚左玄の人事記録、福井藩が製造した洋式帆船や銃砲の設計図など初公開の貴重な資料も展示する。
(中略)
 海軍力の強化を図るため、藩が建造した洋式帆船「一番丸」の設計図は初公開。藩士佐々木権六が中心になって取り組み、1859(安政6)年に完成した。佐々木が描いた銃砲の精密な設計図も展示され、幕末福井藩のものづくりの水準の高さがうかがえる。


京都
新選組、宵山の市中を見回る 祇園祭 愛好家がパレード
 新選組の愛好家が隊士の姿で歩く「京都新選組パレード」が16日、四条通など京都市中心部であり、「誠」の旗を掲げた一行が、祇園祭宵山の市中を見回った。
 宵々山から宵山が隊士が討幕派の志士を討った池田屋騒動にあたることから、愛好家でつくる「京都新選組同好会」が毎年行っている。今年は約40人の会員らが結集した。


兵庫
神戸港:開港140年祝う メリケンパークで記念式典 /兵庫
 神戸市中央区のメリケンパークで16日、「神戸開港140年記念」の式典が開かれた。
(中略)
 神戸港は幕末の1868年に開港し、今年で開港140年目。


熊本
熊本の小京都、人吉 急流が岩を打つ球磨川からえびの高原、霧島へ
 人吉は、九州に8つある小京都のひとつ。鎌倉時代から明治維新までの700年間、相良氏によって治められた城下町だ。


薩摩
小松帯刀137回忌 子孫ら参列「名を全国に」/日置
大河ドラマ「篤姫」に合わせ

 来年放送されるNHK大河ドラマ「篤姫」で、主要人物の1人として描かれる薩摩藩家老、小松帯刀の137回忌法要が17日、日置市日吉町吉利の静浄寺で営まれた。
(中略)
 帯刀は喜入領主の肝付兼善の三男として生まれ、吉利の領主だった小松家の養子となった。墓のある園林寺は明治の廃仏棄釈で途絶え、法要のあった静浄寺が小松家の菩提(ぼだい)寺となっている。
(中略)
 小松帯刀は幕末を中心に薩長同盟や大政奉還の立役者として活躍したが、1870(明治3)年に病死したことなどから、「幻の宰相」といわれる。
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え・・・・・。
by 高松飛鳥 2007/07/22 19:20 編集
凌雲先生のシーンって、昔はなかったんですか?・・・実は昔を知らないのです。

見てないのでなんとも言えませんが(見られる訳無いのですが)、小郡の市長の凌雲先生はとても良かったみたいです。結構衣装、似合ってました。
とても気さくで、面白い方でした。
    
記憶違いでなければ……
by 白牡丹 2007/07/22 20:55 編集
高松飛鳥さん、こんばんは。

> 凌雲先生のシーンって、昔はなかったんですか?・・・実は昔を知らないのです。

私の記憶違いでなければ、一昨年のバージョンにはありませんでしたね。

箱館戦争のパートは案外に短くて、旧幕府軍上陸、白兵戦、海戦、土方さん昇天(この場面はスモークやライト、BGMの効果もあって、涙ものでした)という展開だったと記憶しています。

話を聞く限り、今年版は、播龍登場、高松凌雲先生登場と、かなり箱館戦争のパートが強化されているように思います。
    
説明足りなくてすみません・・・・
by 高松飛鳥 2007/07/22 22:42 編集
すみません・・・説明不足で・・・
土方さん昇天のシーンのあと、凌雲先生が土方隊を助ける『箱館病院』のシーンは
確か・・・私が参加し始めた4年前からありました。リニューアル前(6年前かな?)は分からないので・・・なんともいえませんが。
ただ・・・・スモークの関係もあって、シーン的には分かりにくいとは思うのです。
箱館戦争のシーンは、今年から少しリニューアルしました。軍艦蟠龍の参加や殺陣・・ですね。甲鉄と蟠龍の打ち合いは、本当迫力あります!殺陣は・・・コメントは(汗)。

すみません・・失礼なコメントで・・。
    
訂正してくれてありがとうございます
by 白牡丹 2007/07/23 06:53 編集
高松飛鳥さん、

> 土方さん昇天のシーンのあと、凌雲先生が土方隊を助ける『箱館病院』のシーンは
確か・・・私が参加し始めた4年前からありました。リニューアル前(6年前かな?)は分からないので・・・なんともいえませんが。

訂正してくれてありがとうございます。そうですか、スモークでよくわからなかったのかな。

いずれにしてもリニューアル版を見たいですね。
    
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