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新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
 今日は夕立があって少し涼しくなりました。

愛知
旅ナビ:歩く 碧南・大浜てらまち地区 社寺と昔ながらの街並み /愛知
 とにかく神社仏閣が多い。地図で確かめただけでも、南北約800メートル、東西約400メートルの市街地に26も並ぶ。碧南市西部の大浜漁港に近い「大浜てらまち地区」だ。室町時代から江戸時代にかけて港町として栄え、多くの豪商が寄進した名残らしい。社寺とともに昔ながらの街並みも残され、8年前に国の「歩いて暮らせる街づくり」のモデル地区に選ばれた。お盆を前に、主な寺を歩いてみた。
 名鉄三河線の終点・碧南駅から西へ300メートル余り。交差点を南北に走る県道沿いが、その市街地。最初に三河新四国霊場85番札所の林泉寺が目に入った。参道を進むと白寿観音がある。1991年に建立された高さ約5メートルの石造り。「元気で長生きを」と願う参拝者が多く訪れる。すぐ隣の83番札所・常行院は寺宝の日限地蔵が有名。高さ50センチほどの木像で、戦国武将の武田信虎が戦の際に陣中の守り本尊にしたそうだ。
 異彩を放つのは三河有数の大坊である真宗大谷派の西方寺。太鼓堂と呼ばれる瓦屋根の立派な楼閣が特に目を引く。幕末の1863年に寺子屋として建てられ、太鼓を鳴らして時を告げたらしい。明治初期には新しい学校・新民序の校舎にも用いられ、碧南市学校教育の発祥地ともなっている。本堂前で見事に枝を広げるクロマツは樹齢500年で、高さ約10メートル、枝張り10メートル前後、幹回り3メートル。信者から「弥陀(みだ)の松」と呼ばれ、市の天然記念物。同寺副住職で大谷大学の初代学長を務めた日本の代表的な宗教哲学者・清沢満之(1863~1903)の記念館も境内に建つ。一般公開は金~月曜と祝日。
 81番札所の海徳寺を訪れたら、プーンと潮の香りがした。大浜漁港のそばで、いかにも港町らしい寺の名前だ。本尊の阿弥陀如来座像は「大浜大仏」と呼ばれ、山門の仁王像とともに知られる。伊勢の神宮寺に祭られていたが、明治初期の神仏分離で廃棄されるのを、大浜の商店主が行商の途中に譲り受けたらしい。平安後期に作られた高さ2・78メートルの木像で、03年に国の重要文化財に指定された。
 漁港の東側にある本伝寺の本堂前には、イチョウの大木がそびえる。樹齢300年以上で高さ10メートルほど。秋に大量のギンナンがなるが、年々粒が小さくなるばかりとか。77番札所の称名寺は地区のほぼ南端だ。三河松平家(徳川家)とのかかわりが深く、徳川家祖廟(そびょう)もある。徳川家康の幼名・竹千代は、ここの住職の命名によると伝えられる。【安間教雄・61歳】

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 ◇メモ
 名鉄三河線の碧南駅から歩いて約5分。マイカーなら知多半島道路の阿久比インターを降り、衣浦港の衣浦大橋(半田市-高浜市)を渡って、国道419号と247号を経るルートが近い。問い合わせは「大浜まちかどサロン」(電話0566・46・3224)へ。



滋賀
開国150年祭に来て 「ひこにゃん」がPR
 滋賀県彦根市の彦根城一帯で開催中の「井伊直弼と開国150年祭」(同実行委員会主催)をPRするため、同市キャラクター「ひこにゃん」など観光キャラバンが17日、岐阜新聞本社を訪れた。
 13代彦根藩主の直弼は幕末の江戸幕府で大老を務め、日本を開国へ導いたとし、直弼が大老となって今年で150年という節目にちなんで企画。同祭は再来年3月まで続き、直弼が大老に就任するまでの軌跡などを貴重な資料とともに紹介している。
 また、ゆるキャラの代表格「ひこにゃん」をはじめ、全国の着ぐるみキャラクターが集う「ゆるキャラまつり」も10月25、26の両日に企画。同祭期間中の火、木、土日祝日には彦根城内でひこにゃんにも会える。
 2008ひこねお城大使の山本知子さん、高畑結加梨さんは「お城と城下町一帯で行われるイベントを楽しみに来て」と話していた。問い合わせは同実行委員会、電話0749(30)6141。


奈良
激動の歴史を身近に-資料でたどる幕末維新展
 幕末の五條・吉野地域の出来事を振り返る五條市立五條文化博物館(同市北山町)の企画展「資料でたどる幕末維新―五條・吉野を巻き込んだ時代の渦」があす19日から、同博物館で開かれる。8月31日まで。

 黒船来航から155年、天誅組の変から145年、明治維新から140年の節目の年に、五條市とその周辺地域に残る貴重な資料を集めて展示。激動の歴史を身近に感じようという企画。

 尊王攘夷(じょうい)の志士集団・天誅組(総大将・中山忠光)が代官所を襲撃し、幕末最初の武力倒幕行動ののろしを挙げた地が五條市。ここ数年、地域の歴史を保存、伝承する市民行動も活発で、新たな天誅組遺物も見つかるなど資料類が充実している…

 ~この続きは本紙をご覧下さい~ 

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和歌山
城フェスタ記念講演会:幕末~明治、女性解放への実績 川合小梅に学ぶ /和歌山
◇第一人者、安藤氏が解説
 幕末~明治の約70年間、当時の女性としては珍しく日常生活などをつづった「小梅日記」の川合小梅(1804~89)について学ぼうと、城フェスタ記念講演会「和歌山城下町と川合小梅の活躍」が、和歌山市小人町の市男女共生推進センターで開かれ、約150人が聴き入った。
 小梅研究の第一人者、安藤精一・和歌山大名誉教授は「小梅は、酒を飲んで夫に介抱されたことなどもつづっている。そんな日記がどうして評価されるのか」という質問が多いことを紹介。「女性の自立には大変な努力が必要だった時代に、日記を書き続けたことは貴重で、女性解放への大きな実績となった。小梅は、自分がどういう時代を生きたかを克明に記録し、それが後生に役立つと考えたのだろう」と解説した。
 また、「私は、小梅が亡くなった86歳になったが、今後も研究を続けていきたい」と意欲を示した。
 小山譽城・県立陵雲高教諭は、紀州に徳川御三家が置かれた背景や、吉宗が藩校を整備して教育に力を入れた功績などについて講演した。【嶋谷泰典】


鹿児島
島津斉彬自作の茶碗、116年ぶり確認
心許した側近に授与 明治文献の描写と一致

 幕末の薩摩藩主・島津斉彬(1809-58年)が手びねりで自作したという黒茶碗(ちゃわん)。明治時代の古文書に記載されたものと同一とみられ、所在が116年ぶりに確認できた。箱書きに「御手作」とある。
 島津斉彬の自作とされる茶碗は、直径約13.6センチ、高さ約7センチ。粘土を手でひねって作られ、黒い釉薬(ゆうやく)がかけられている。心を許した数少ない側近で奥茶道御数寄屋頭を務めた山口定救(さだすけ)(不及)に1832(天保3)年に与えた品という。
 納めてある桐(きり)箱には、桃山時代から続く京都・楽家の四代である一入の茶碗の写しで、同年1月29日、江戸の芝藩邸で斉彬からじかに拝領した由緒などが書かれている。斉彬は当時、24歳で藩主の世子(跡継ぎ)だった。
 茶碗を所有する鹿児島市下荒田1丁目の古美術商吉村文雄さん(57)は「斉彬の教養の高さが分かる。多くの人にみてもらいたい」と話し、斉彬筆とされる牡丹(ぼたん)図などと合わせて近く黎明館に寄託する。
 茶碗を描き写した文書は、茶道や絵画にも精通した旧薩摩藩士、木脇(きのわき)啓四郎が92(明治25)年、山口の次男松山三九郎から見せてもらい記した。
 「四寸五分」(直径)や「貳(に)寸三分」(高さ)などの寸法はほぼ一致。「両度の兵火に逢(あい)て黒色を変す」との記述通り、実物も表面が不自然にただれ、薩英戦争、西南戦争の際に焼けた可能性が高い。
 木脇の茶碗図を見つけ書籍で紹介した鹿児島大学法文学部の丹羽謙治准教授は「文献の茶碗が確認されたのは驚き。斉彬と側近の緊密な関係を示す資料」と話している。
 丹羽准教授によると、木脇の図には斉彬が山口に与えた茶碗はもう一つある。黒楽茶碗とみられ銘は「岩清水」。斉彬と義母弟久光との藩主後継争い「お由羅騒動」直前の47(弘化4)年6月22日、斉彬の命で山口が薩摩に密偵として送られる際に授与された。現在の所在は不明。


ロシア
ニコライ日記を寄贈 日本側からロ修道院に
 【モスクワ18日共同】幕末から明治時代の日本でロシア正教を広めたニコライ大主教の日記の復刻版が17日、日本側からモスクワのダニーロフ修道院に贈られた。
 日記は1923年の関東大震災で焼失したとされていたが、中村健之介・大妻女子大教授が79年にサンクトペテルブルクの公文書館で発見し、長年かけて判読。ロシア語版と、日本語の翻訳版がそれぞれ出版された。
 学術研究機関「ユーラシア21研究所」の吹浦忠正理事長が3月、同修道院を訪れた際にニコライ大主教のイコン(聖画像)が掛けられていることを知り、日ロ文化交流の一環として中村教授から託されたロシア語版の日記を手渡すことになった。
 日記は2004年にも、モスクワでロシア正教の総主教アレクシー2世に献呈されている。

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