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新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
 今日は27度程度とそれなりに気温は上がりましたが湿気が少なくからっとした天気でした。洗濯日和でしたねぇ(^^)。

福島
歴史シンポジウム:「会津藩 北の守備へ」 会津若松市文化センターで4日 /福島
歴史シンポジウム:「会津藩 北の守備へ」 会津若松市文化センターで4日 /福島
 ◇稚内市長らパネリスト
 ◇北海道との交流推進向け、4市町が共同宣言へ
 対ロシア防衛のため会津藩士が蝦夷地(北海道)に赴いた「北方警備」から200年を記念し、歴史シンポジウム「会津藩 北の守備(まもり)へ」が7月4日、会津若松市文化センターで開かれる。北海道稚内市などゆかりの地の首長らをパネリストに迎え、歴史を振り返るとともに、今後の地域間交流について考える。
 北方警備が実施されたのは、200年前の1808年(文化5年)。会津藩家老・田中玄宰の建議で、約1600人の会津藩士が宗谷、利尻島、樺太(サハリン)などに渡り、通商を求めて南下を繰り返すロシアに備えた。1年弱の警備中、ロシアの南下はなかったが、病気などで約50人の藩士が現地で亡くなり各地に墓が残されている。警備で実力を高く評価された会津藩はその後、幕府から江戸湾相州警備、房総警備などを任され、やがて京都守護職に就き、幕末を迎えた。
 シンポジウムは節目の年に、会津藩にとっても一つの転換点となった北方警備に光を当てよう、と北海道・会津地域交流推進実行委員会(事務局・会津若松市)が企画した。
 直木賞受賞作家の中村彰彦氏による基調講演「会津藩のルネッサンス-田中玄宰の改革と北方警備の精神」に続き、菅家一郎市長、横田耕一稚内市長、田島順逸利尻町長、田村祥三利尻富士町副町長などがパネルディスカッション。今後の交流に向け、4市町が共同宣言する。午後1時開会。入場無料。
 また、同市の鶴ケ城天守閣では同日から8月24日まで、記念企画展「会津藩 蝦夷地を守る」を開き、絵図などの関連資料を展示する。シンポジウムの問い合わせは実行委事務局(0242・39・1211、会津若松市総務課)。【太田穣】


栃木
日仏交流150年機に大田原出身の「仏学の祖」を顕彰へ
 【大田原】市出身で国内初の本格的仏和辞書を刊行した村上英俊(一八一一-九〇年)の功績にスポットを当てようと、市は今年の日仏交流百五十年を機に生誕地の佐久山に碑を建立する。仏学の始祖といわれる村上の活躍をパンフレットなどにまとめ、郷土の偉人を顕彰していく考えだ。
 村上は佐久山宿の本陣佐野屋に生まれた。一八二四(文政七)年に江戸へ出て、漢学や医学、蘭学を学んだ。一八四四(弘化元)年ごろに信州松代藩に仕官。思想家の佐久間象山との交流がきっかけとなり仏語研究を始めた。独学で学び二年がかりで仏語の化学書を解読したという。
 自信を得た村上は再び江戸に出て文法の研究を始めた。一八五四(嘉永七)年に仏・英・蘭の三カ国語の対訳辞書「三語便覧」(全三巻)を刊行。その後、一八六四(元治元)年に国内初となる本格的な仏和辞書「仏語明要」(四巻)を編さんした。この辞書は幕末から明治にかけて国内で広く用いられ、村上は日本の仏学始祖と位置付けられている。
 著書のうち三語便覧、五方通語は佐久山地区の住民が所蔵。市はこれらを市指定有形文化財に指定しており、市勢要覧などで功績を紹介しているが、広く知られていないのが現状。今年は日仏交流百五十周年にあたることもあり、これを機に村上の功績をたたえようと、市は顕彰碑建立などを決めた。
 顕彰碑は佐久山郵便局隣の村上の生家のあった場所を予定。また、ポケットサイズのパンフレットを作製し、各学校に配布するほか、道の駅や市施設などで配る考え。市は「郷土にこんな誇れる偉人がいたことを多くの市民に知ってもらいたい」と話している。


大阪
天神祭テーマ、純金製びょうぶ 大阪の貴金属店
 今月下旬の天神祭をテーマにした総額1億円の「純金製錦絵(浪速天満祭)」が2日、大阪市中央区の田中貴金属ジュエリー心斎橋店にお目見えした。
 横130センチ、縦65センチ。16.5キロの純金を平らな板に加工し、その上に、幕末の天神祭のにぎわいを描いた錦絵「浪速天満祭」(歌川貞秀作)を印刷した。価格は製作費を含めた税込み価格で、希望者には販売もする。27日まで展示される。

 希望者には販売って、販売価格1億円ですからねぇ……どんな方が購入されるんでしょうか(汗)。

コラム
利通と孝允の違いは何か
 国立教育政策研究所(国研)が、小学六年生に日本の歴史上の人物四十二人とその業績を組み合わせる出題をしたところ、正答率が最低だったのは大久保利通で、二位は木戸孝允だった、という報道があった。
 正答が低い方には大隈重信、勝海舟、明治天皇、伊藤博文と続く。幕末から明治にかけての人物ばかりだ。国研は「近現代史は重要人物が増え、教えにくい」というが、低い要因は出題方法にもあったようだ。
 業績の記述は、大久保が「薩摩藩出身で幕府をたおし、新政府の中心となった」、木戸が「長州藩出身で幕府をたおし、新政府の中心となった」で、異なるのは「薩摩」「長州」だけだ。これでは児童でなくても誤答する可能性は高い。
 もう少し差異を付けた問題であれば、二人の正答率は上がったのではないかと思い、業績の部分を考えてみたが、限られた字数でつくるのは相当難しい。
 大久保に「暗殺された」、木戸に「別名・桂小五郎」を加えてみたが、ともに「業績」ではない。説明するのが難しいということは、学ぶ側も覚えるのが簡単ではないということだ。やはり学習に時間をかけ、資料も用いる必要がある。
 歴史の授業は古い時代から始めるから、学期終盤で時間が足りなくなり、近現代のときは駆け足になる傾向と聞く。教科書の記述を読むだけで終わっては、明治の元勲が混同される状況は続く。 (桜井章夫)

 うーん、明治期の業績で見ると確かに区別するのは難しいかも知れませんね……内務省を設置して地租改正を行ったり徴兵令を実施したり警察組織を整備したりしたのは大久保の業績だと思いますが。

【連載】 今、歴史から元気をもらおう(11)篤姫と尚五郎
 天保6年(1835)10月14日、喜入領主・肝付兼善の三男として尚五郎(後の小松帯刀)が生まれた。同じ年の12月19日(一説には翌年の2月19日)、今和泉島津家の当主・島津忠剛の長女篤姫が誕生、一子(かつこ)と命名された。NHKの大河ドラマ「篤姫」の始めの方で、初の国入りを果たした島津斉彬が尚五郎と篤姫の誕生を祝して、それぞれに守り袋を下げ渡すシーンがある。遊び友達となった二人は、後にこの守り袋を交換する。宮尾登美子の原作にはそのような記述はないが、ドラマの中では尚五郎が篤姫に淡い慕情を寄せる描写があって物語に花を添えている。
 肝付家の祖先は、その昔、都から大隈国肝属郡に派遣され、やがて土地の名前をとって「肝付」と名乗り大隈半島中部を支配するようになった。そのころ大隈半島南端の弥寝(ねじめ)には弥寝氏が勢威を誇っていた。隣の薩摩国を領する島津氏は、かねてから大隈国への進出を目論んでいた。天正2年(1574)、ついに肝付氏と島津氏が激突した。肝付氏と連合する約束だった弥寝氏は篭絡されて島津氏に寝返った。怒った肝付氏が弥寝氏を攻めると早速島津氏が攻め込んできた。結局、肝付氏は島津の軍門に降り、弥寝氏とともに島津の旗下に入った。弥寝氏は後に小松と姓を改めた。後に尚五郎は斉彬の指示により小松家に養子に入ることになる。

 長文のコラムなので続きを見たい方はリンク先へどうぞ。

身近な知に大注目(8)新しい様式創り畳文化を継ぐ
 畳は古事記にも記述がある日本の生活様式の一つだが、その需要は近年減り続けている。畳文化を守ろうと、1人の職人が立ち上がった。
(中略)
 中井さんは100 年を超す滋賀県大津市の畳職人の4代目。畳は、元は上流階級のもので、板の間生活の庶民の間では、まず江戸元禄時代に商家へ、明治維新後から昭和初期に至る間に日本各地各層へ普及した。「“畳の上で死にたい”とは、本当は“畳の生活を味わえるようになって死にたい”ということ」なのだ。

 「畳の上で死にたい」とは、そういう意味でしたか^_^;。「畳の上で死ねない(人)」という言い回しは時々耳にしましたが……。
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