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新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
 今日はNHK BS2で朝ドラ『ちりとてちん』のスピンオフドラマ『ちりとてちん外伝 まいご3兄弟』が放映されました。「浪速の四(よん)様」と呼ばれているかどうかは存じませんが、加藤虎之介さん演じる徒然亭四草(しいそう)のファンである白牡丹、リアルタイムで視聴してぼろぼろに泣きました^_^;。
 『新選組!! 土方歳三最期の一日』に通じるところがあるのは、本編の外伝であること、一晩という時間の中で繰り広げられる密室劇(全編がということではないですが、メインは)であること、登場人物の真意が明らかになるまでにいくつものどんでん返しがあること、見ていてぼろぼろ泣けること……(汗)。

青森
孫文と中国近代化支援の山田兄弟めぐる講演会/弘前
 近代中国を生んだ孫文とその革命を手助けした弘前市出身の山田良政、純三郎兄弟をめぐる講演会が26日、弘前駅前市民ホールで開かれ、多くの市民らが明治期に成し遂げられた偉業と意義に触れた。
(中略)
 講演会では本紙に歴史小説「皇帝の森―ラストエンペラー溥儀と工藤忠」を連載中の作家いずみ涼(本名・泉嶺)さんが「私が描く山田兄弟と津軽」と題して語った。幕末から明治にかけての津軽と中央の関係、羯南やおいの菊池九郎、後藤新平らとの絡みを取り上げ、革命に生きた二人と人とのつながりの不思議さをひもといた。


福島
「二本松藩の戊辰戦争」展:少年隊士守った「天保銭」 市歴史資料館で初公開 /福島
◇激戦伝える貫通跡
 戊辰(ぼしん)戦争時に「二本松少年隊士」を銃弾から守ったとされる「天保銭」が、二本松市歴史資料館(同市本町)の企画展で初めて一般公開されている。激戦を伝える貴重な史料に、来場者が見入っていた。

 企画展は、戊辰戦争の開戦140年を記念した「二本松藩の戊辰戦争」。展示された天保銭は1868年7月の二本松城攻防戦で、当時16歳だった少年隊士の下河辺武司が、新政府軍約50人から攻撃を受けた際に所持していたもの。銃弾1発が背後から腰に当たったが、布袋に入っていた天保銭3枚に守られ、一命を取りとめた。下河辺は1922年に70歳で亡くなるまで、天保銭をお守りとして持ち歩いていたという。北塩原村に住む下河辺のひ孫が昨年、同資料館に提供した。

 天保銭は1枚目が貫通し、2枚目が真っ二つに割れ、3枚目は折れ曲がっている。伊達市の主婦、千葉民子さん(60)は「生々しい。16歳の少年がこんな目に遭うなんて現代では考えられない」と興味深そうに見ていた。

 企画展は他に、少年隊士の脇差しや刀など約100点を紹介。11月24日まで(月曜休館、月曜が祝日の場合は翌日休館)。一般100円、高校生80円、小中学生50円。【松本惇】


定信公生誕250年・戊辰140年祭開幕
 松平定信公生誕250年・戊辰戦争140年を記念した「白河戊辰祭」は26日、白河市で開幕した。
 しらかわ歴史のまちづくりフォーラム(植村美洋代表)主催で立教志塾の共催。
 この日は第1部として市文化センターで演劇「明治の兄弟〜山川家の人々」が上演された。
 山川捨松と大山巌の縁談話が持ち上がった山川家をもとに、戊辰戦争後の会津藩と薩摩藩の恩讐(おんしゅう)を描いた。
 会津若松市を中心に活躍する劇団ぴーひゃららが熱演した。
 会場には山川家の子孫も東京から訪れ、観劇した。
 27日は午後1時30分から第2部の講演とパネルディスカッションが市文化センターで開催される。
 入場整理券が必要だが残数はない。


東京
【お江戸単身ぐらし】(146)華族制廃止で生まれた「霞会館」
華族制廃止で生まれた「霞会館」
 旧華族の集まり「社団法人・霞会館」について話を聞きたいと申し出たら、こちらでお待ちくださいとロビーに案内された。霞が関ビル34階、ガラスの向こうに東京湾が見渡せる。
 壁に見事な油絵がかかっていた。明治の洋画家、百武兼行(ひゃくたけ・かねゆき)の「ネメアの獅子と戦うヘラクレス」。見入っていると「すばらしいでしょう。鍋島藩とかかわりの深かった画家です。こうした大作は保管するのも大変で、ご寄贈いただきました」と上品な紳士が登場した。「霞会館常務理事、大久保利泰」と名刺にある。というとあの、大久保利通の? 「はい、4代目」。ここで名刺交換する名前の多くは現代史に直結する。
 そもそも、霞会館って何でしょう。「では、明治維新からお話ししないといけませんね」。『会館の栞(しおり)』や『霞会館百三十年の歩み』(平成16年刊)を基に、大久保さんが説き起こしてくれた歴史を急ぎ足でたどるとこうなる。


鹿児島
<雑記帳>「篤姫」出演の宮崎さんと堺さんがトークショー
<雑記帳>「篤姫」出演の宮崎さんと堺さんがトークショー
 大河ドラマ「篤姫」に出演中の宮崎あおいさんと堺雅人さんのトークショーが26日、篤姫の故郷・鹿児島市であった。定員の12倍の希望者が殺到した。
 将軍徳川家定役を演じ、個性的な演技が話題になった堺さんは宮崎市出身。「今回、ドラマを通じて南九州の素晴らしさを“妻”に自慢できました」と満面の笑み。
 宮崎さんが、寝室の場面で女性らしさを演出するためメイクを変えていた裏話を披露。初耳の堺さんは「九州の男はしっかり者の妻に頭が上がらない」と応じ笑いを誘った。【福岡静哉】


ブックレビュー
【週末読む、観る】(4)女子高生の母と現実
■【書評】『千両花嫁』山本兼一著(文芸春秋・1700円)

評・細谷正充(文芸評論家)

 4年の歳月をかけて、ポツポツと小説誌に発表されていた、山本兼一の時代小説シリーズが、ようやく一冊にまとまった。本書は、幕末動乱の京都を背景に、道具屋「とびきり屋」の夫婦・真之介とゆずがかかわる騒動を描いた、読み応えのある連作集だ。

 名代の茶道具屋の愛(まな)娘のゆずと、駆け落ち同然で夫婦になり「とびきり屋」を開いた真之介。もちろんゆずの実家はカンカンだ。それでも妻の両親に許してもらおうと真之介は、結納金として千両を置いてきた。ところがその千両が、あの芹沢鴨に奪われてしまう。かくして千両を取り戻そうとする、夫婦の奮闘が始まるのだった。というのが、第1話「千両花嫁」の粗筋だ。以後、大店に嫁入りした元芸妓の悩みを解決する第2話「金蒔絵(きんまきえ)の蝶」や、ある事件がきっかけで、ゆずと「とびきり屋」の雇い人たちの心が結ばれる第3話「皿ねぶり」など、さまざまな道具と京都の雅な文化が絡む、趣向に満ちたストーリーが続いていく。どの作品でも、道具屋の意地と誇りを抱いて、困難にぶつかっていく、夫婦の活躍が楽しめるのだ。

 さらに、幕末の有名人が、次々と登場する点も、大きく注目したいところである。新選組、高杉晋作、坂本龍馬、勝海舟、武市瑞山、岡田以蔵…。まさに、幕末オールスター・キャストだ。そんな彼らに、真之介が下す人物評が愉快である。

 さらに、幕末の有名人が、次々と登場する点も、大きく注目したいところである。新選組、高杉晋作、坂本龍馬、勝海舟、武市瑞山、岡田以蔵…。まさに、幕末オールスター・キャストだ。そんな彼らに、真之介が下す人物評が愉快である。

 また、第1話の将軍上洛や、第6話「猿ケ辻の鬼」の“姉小路卿暗殺事件”など、歴史上の出来事や事件も、真之介とゆずの目線で語られていく。本書は、京都の庶民から見た幕末史にもなっているのだ。

 帯の惹句(じゃっく)に「“はんなり”系時代小説!」とある。たしかに本書は、はんなりという言葉の意味する、上品な明るさに包まれている。しかし主人公たちの境遇には厳しい面もあり、それを作者はしっかりと活写している。この硬軟のほどよい混ざり具合が、シリーズの魅力といえるだろう。

 芹沢鴨をはじめ新選組も登場するようですね。

アンデルセンとグリム童話、翻訳本は明治6年に登場
 グリム兄弟とアンデルセンの童話の翻訳が日本で最初に出版されたのは1873(明治6)年だったことが、横浜国立大学の府川源一郎教授(国語教育)の研究でわかった。これまでの定説より13年さかのぼり、当初から子ども向けの読み物として紹介されたという。
(中略)
 この2冊は子ども向けの啓蒙書で、さまざまな物語をまとめた米国の教科書「サーゼント第三読本」が基になっている。この読本は、幕末から明治初期にかけ慶応義塾でも英語の教科書として使われていたという。
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