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新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
 今日は、二条城の本丸御殿が耐震構造上で問題があるために公開中止となったニュースがちょっとショックでした。

福井
「歴史文化館」開設へ 県教委 子どもに郷土の偉人業績を
 本県の子どもたちが郷土の歴史や文化に触れる拠点として、県教委は「福井子ども歴史文化館」(仮称)を開設する。松平春嶽、橋本左内ら郷土の偉人の業績や「白川文字学」などを楽しみながら学んでもらい、古里への愛着や誇りを育てていく。9月をめどに基本計画をまとめる。
(中略)
 施設は、福井市城東1丁目の県埋蔵文化財調査センター城東分室(旧県立図書館)を活用。開設時期や具体的な展示内容は未定だが、幕末維新期に活躍した春嶽や左内、由利公正、江戸時代中期の蘭学医杉田玄白ら本県が誇る偉人の業績の紹介や、福井市出身の文化勲章受章者、故白川静氏の文字学研究に関する展示を想定。


富山
米騒動を知る会:「経済的背景に理解を」
 西頭・富山大学長が講演--魚津 /富山
 「米騒動を知る会」(慶野達二代表)の第2回例会がこのほど、富山県魚津市宮津の新川文化ホールで開かれ、西頭徳三・富山大学長が「米騒動の背景」の演題で講演した。
 西頭学長は、旧福光町(現在南砺市)生まれ。農業経済学の見地から、1868年の明治維新以降の日本の社会、経済的背景を解説した。


滋賀
豪腕大老、繊細な面も? 通商条約めぐる新記述
 幕末の大老井伊直弼が一八五八年に日米修好通商条約を調印した際、諸大名の承認を得ず手続きを進めたことを悔やんでいたとする史料が十日までに見つかった。
 史料を展示している彦根城博物館(滋賀県彦根市)の史料係渡辺恒一さん(40)は「安政の大獄などから、豪腕をふるう強権的な人間像が描かれてきた直弼だが、繊細な一面もあったことがうかがえる」と話している。


京都
二条城本丸が耐震強度不足
5年間公開中止、震度6強で倒壊も

 重要文化財の二条城本丸御殿(京都市中京区)の耐震強度が文化庁の基準を満たさず、震度6強以上の大地震で倒壊する危険性のあることが10日、京都市の調査で分かった。瓦葺きの屋根の重量を減らすか、柱を補強するなどの補修工事が必要で、市は毎年春秋の特別公開を今秋から当面5年間中止。今後、文化庁や京都府と協議し、早急に修理計画を策定する。
(中略)
 文化庁の重要文化財耐震指針では、集客施設の文化財は震度6以上で倒壊せず、震度5強で大きく建物がゆがまないことを基準にしている。調査の結果、本丸御殿玄関は必要な強度の36-68%、本丸御殿御書院も28-33%しかなく、震度6強以上の地震で倒壊する危険性があると判明した。
 市によると、本丸御殿の建物は1847年、京都御苑に建築されたが、明治時代に現在地に移築された。この際、柿(こけら)葺きから瓦葺きに改修したため、屋根の重量が増し、耐震強度が低下したという。本丸御殿玄関は1995年の阪神・淡路大震災で傾斜し、現在は支柱を設け応急補強している。
 また二の丸御殿も基準を下回り、震度6強でも倒壊する恐れはないが、震度5強程度で建物が大きな損傷を受ける危険があることも分かった。東大手門は土塀に倒壊の危険があるが、耐震性に問題はないという。
 市は二の丸御殿は常時公開し、本丸御殿も年3月と9月に約10日間に限って特別公開している。本丸御殿の耐震性を確保できるまで、特別公開を休止する。今後、瓦葺き屋根を柿葺きや銅板葺きなどに変えるなど修理計画を専門家とも協議する。

 「幕末」というキーワードはありませんが、幕末の政局の舞台のひとつですから、ご紹介しました。
 春秋の特別公開が5年間中止されるということですが、早く耐震修理が済んで欲しいと思います。

和歌山
「歴史のなかの鉄炮伝来」展:火縄銃、史料など228点 和歌山市立博物館 /和歌山
 鉄砲は種子島だけに伝わったのではない――。昨年、国立歴史民俗博物館(千葉県佐倉市)で行われ、教科書にも載る定説に問題提起し反響を呼んだ展覧会「歴史のなかの鉄炮伝来」が14日から、和歌山市湊本町の市立博物館で開かれる。鉄砲ゆかりの地を巡回する趣向。火縄銃の実物や鉄砲の製造技術に関する史料、絵図など228点を展示し、戦国末期から明治維新にかけての日本社会に与えた影響を考える。8月26日まで。
(中略)
 1543年にポルトガル人が種子島に鉄砲を伝えたとする説は、江戸初めに書かれた「鉄炮記」による。しかし、歴史民俗博物館の宇田川武久教授が「種子島に伝わったのも事実だが、倭寇(当時は中国人を中心とした海賊集団)によって日本各地に波状的に伝来した」とする説を唱えた。日本で作られた銃の形式は多種多様で、1カ所から全国に広がったとは考えにくいという。


兵庫
神戸港発展の歴史を紹介 開港140年記念シンポ
 神戸開港百四十年を記念した歴史シンポジウムが七日、神戸市中央区の市総合教育センターで開かれた。神戸の歴史に詳しい専門家らが開港以降の発展ぶりや歴史秘話を紹介し、会場を沸かせた。
(中略)
 「外国軍艦十八隻が無言の圧力をかける中、開港式を迎えた」と楠本教授は開港当時を振り返り、大正時代にかけて造船業などで急速に発展した様子を語った。山崎さんは「洋菓子が大正時代に伝わり、現在の神戸スイーツ文化が始まった」と話すなど政治経済にとどまらず、食や芸術など幅広い神戸談義が続いた。

 徳川宗家十八代当主の徳川恒孝さんや西郷隆盛、勝海舟らの子孫らが幕末の神戸を語る座談会もあり、会場の人らを空想の世界に誘った。


高知
弁天座:芝居小屋が復活 香南の「絵金蔵」隣でオープニングセレモニー /高知
 幕末の絵師・金蔵(通称・絵金)のびょうぶ絵を収蔵する「絵金蔵」(香南市赤岡町)の隣に、明治時代にあった芝居小屋「弁天座」が復活。7日、オープニングセレモニーが開かれた。「絵金を核にしたまちづくりを」との地元住民たちの願いが結実した施設で、町の活性化に向け、絵金蔵との相乗効果が期待できそうだ。


島根
企画展:「石州口の戦い」 益田舞台の幕長戦争--歴史民俗資料館 /島根
 益田市立歴史民俗資料館(同市本町)で、企画展「幕長戦争~石州口の戦い」が開かれている=写真。1866(慶応2)年、益田などを舞台に幕府軍と長州軍が戦った石州口の戦いにスポットを当て、戦跡地図などの歴史資料のほか、戦いで実際に使用された火縄式銃砲なども展示している。8月末まで。
 石州口の戦いは、1866(慶応2)年の6~7月(旧暦)、益田市から浜田市にかけてのエリアであった。長州軍が勝利を収めたこの戦いは歴史の転換点となり、明治維新へと進む重要な戦いの一つと位置づけられている。
 企画展では、長州藩が通過する際に、交通の要衝だった扇原関門(益田市多田町)を死守しようとして戦死した岸静江国治(浜田藩士)のコーナーを設置。静江が着用していた籠手や形見の脇差し、多田地区の人々が建てた墓の写真などを紹介している。


福岡
萩博物館の一坂太郎さん、本社で講演
 「今人倶楽部」(実行委員会主催、読売新聞西部本社、JTB九州、イケダオフィス・ピオ後援)の講演会が7日、福岡市中央区赤坂の読売新聞西部本社1階よみうりプラザで開かれ、幕末維新史研究家の一坂太郎さん(山口県・萩博物館高杉晋作資料室長)が「幕末の志」と題して語った。
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