新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
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今日は朝8時半には気温30度を超えていたそうで、暑い一日でした。明日も同じように暑くなるという予報です。
福島
河井継之助記念館の改修工事が終了/只見
群馬
県指定重文に小泉長塚1号古墳出土品など3件答申 群馬
県指定重文に小泉長塚1号古墳出土品など3件答申
長野
「幕末の諏訪」浮き彫りに 神長官守矢史料館
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滋賀
鉄砲の製法に規格 一貫斎の願いとは
福島
河井継之助記念館の改修工事が終了/只見
只見町の河井継之助記念館の改修工事が終了し、リニューアル開館記念式典が12日、記念館で行われた。
開館15周年と戊辰戦争140周年を記念し、館内の展示内容の一部を改修、変更した。
継之助が息を引き取った「終えんの間」を拡充したほか、継之助をモデルに小説「峠」を執筆した故司馬遼太郎さんの特設コーナーと町と継之助の出身地・新潟県長岡市のつながりの紹介コーナーを新設した。
式典には、町と長岡市の関係者らが出席した。
小沼昇町長があいさつした後、河井継之助記念館運営委員会の飯塚恒夫会長が経過を報告。
小沼町長が記念館の改修に協力した長岡市の河井継之助記念館の稲川明雄館長に感謝状を贈り、関係者がテープカットして、開館を祝った。
群馬
県指定重文に小泉長塚1号古墳出土品など3件答申 群馬
県指定重文に小泉長塚1号古墳出土品など3件答申
県文化財保護審議会(松島栄治会長)は、玉村町福島の町歴史資料館に保管されている「小泉長塚1号古墳出土品」など3件について、県重要文化財に指定するよう、若林泰憲教育委員長に答申した。今年度中に正式決定される見込み。重要文化財や史跡、天然記念物などの県文化財は417件となる。
答申されたのは、小泉長塚1号古墳出土品244点のほか、同資料館の「小泉大塚越3号古墳出土品」276点と、高崎市綿貫町の県立歴史博物館などが保管している「島霞谷隆(かこく・りゅう)夫妻関係資料」の1028点。
小泉長塚1号古墳と小泉大塚越3号古墳は、いずれも6世紀後半のものと考えられている。小泉長塚1号古墳の金属製品「単鳳環頭(たんぽうかんとう)大刀」は6世紀ごろの群馬と近畿地方、朝鮮半島との交流を示す舶来品として注目される。透かし彫りが特徴の冠は、県内で類例が少なく、極めて重要な資料と評価された。
小泉大塚越3号古墳からは円筒埴輪(はにわ)や馬形埴輪、須恵器(すえき)などが出土。いずれの遺物も歴史学習の面で貴重な教材になると判断された。
島霞谷(1827~1870年)は、江戸幕府の洋学研究機関「開成所画学局」で油彩画法を学び、近代美術史の権威で、著名な写真家として知られる。夫の霞谷から写真技術を教わった妻の隆(1823~1899年)は、日本初の女性写真師として、桐生市で写真館を開業した。
昭和63年に子孫の島栄一氏宅から約2000点に及ぶ写真資料や絵画資料が見つかり、特に幕末から明治初期のガラス湿板などの写真や金属活字は、日本の美術史や印刷技術史を考えるうえで非常に価値が高いとされた。
長野
「幕末の諏訪」浮き彫りに 神長官守矢史料館
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茅野市神長官守矢史料館で夏の企画展「幕末の諏訪」が開かれている。幕末の混乱した時代に諏訪の様子がどうだったか、守矢氏の日記などの記録から浮き彫りにする。会期は9月23日まで。
諏訪地方は中山道と甲州街道が交差する交通の要衝で、水戸天狗党や赤報隊が通行するなど歴史的にも重要な事件が発生している。今回の企画は、当時の世の中の様子を上社神長官の守矢氏の目を通して垣間見ようというもの。
写しも含めて幕末当時の文書10点を展示した。主な展示品は慶応4年(1868年)の古文書で「偽勅使」とされた高松隊についての記述。同館の松川学芸員の説明だと、京都官兵(高松隊)が東に向けて進軍中に諏訪を通過し、諏訪でも多くの人が同行する騒ぎとなった事件。途中で一行は「偽勅使」とされ、諏訪から一緒に出陣した人たちに帰るよう使いを出したという。
ほかに、ペリー来航に異国船を打ち払うよう祈とうを命じた朝廷からの指示の写しなども展示した。
滋賀
鉄砲の製法に規格 一貫斎の願いとは
「国友鉄砲鍛冶(かじ)」が仕事に励んだ滋賀・長浜は日本史の舞台だ。元亀元年(1570年)、浅井朝倉連合軍と織田徳川連合軍が激突した「姉川の合戦」。秀吉がはじめて城持ち大名として治めたのも長浜、「功名が辻」の山内家とも縁が深い。
長浜城は再建され、歴史博物館となっている。素晴らしいのは5階の「戦国パノラマ展望台」からの眺めだ。東に伊吹山、西には広大な琵琶湖。「海みたいですねえ」とSMOさんは声をあげた。地上に下りれば、江戸時代の伝統的な商家を残した北国街道や明治の建物を活用した黒壁スクエアなど、町歩きが楽しい。焼鯖(やきさば)とそうめんを甘辛く煮た「焼鯖そうめん」もこの町ならではの伝統の味だ。
戦の世が終わると鉄砲の需要は激減し、象嵌(ぞうがん)などを入れた装飾的なものが増える。ユニークなのは幕末期の国友一貫斎という人物だ。オランダからの輸入品をヒントに「気砲(空気銃)」や「天体望遠鏡」「懐中筆」「玉燈(ぎょくとう)(ガラス製ランプ)」などを次々発明。鉄砲製法に規格を作り、誰でも作れるように書物にまとめた。一貫斎の願いは、技術の平和活用だったのか。海外から最新式銃が大量に入った幕末の世をどう思っていたのだろうか。興味は尽きない。(ペリー荻野 コラムニスト)
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