新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
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最高気温30度を割り、涼しい風が入ってくる一日。とても快適です。週末また30度を超える予報ですが、うだるような暑さは峠を越したかな。
北海道
よみがえる箱館奉行所 五稜郭跡、幕末の姿復元
来年夏にオープンするんですね……完成前でも一度見に行きたいです。
石川
新たに「専長寺本堂」などと「辰巳用水絵巻」 金沢市文化財に答申
富山
手に取り感じる名刀 富山県水墨美術館の秘蔵展 県外からも愛好者続々
島根
精巧な彫刻 石見根付
佐賀
佐賀城本丸歴史館:来館者100万人達成 /佐賀
九州陶磁文化館 有田・田代家が所蔵品寄贈
長崎
亀山社中記念館、早くも1万人 福岡の花里さん家族に記念品
長崎市の亀山社中記念館 開館24日で1万人超
亀山社中記念館、早くも1万人 福岡の花里さんに記念品
北海道
よみがえる箱館奉行所 五稜郭跡、幕末の姿復元
【函館】江戸幕府の北方警備などの拠点として1864年(元治元年)に建設され、明治新政府によって1871年(明治4年)に解体された「箱館奉行所」の復元工事が函館市の五稜郭跡で進んでおり、外装部分がほぼ完成した。
外壁を保護するための覆いを外した工事現場では早速、観光客らが真新しい奉行所にカメラを向けていた。
奉行所は木造平屋で広さ約千平方メートル。中央部の「太鼓櫓(やぐら)」まで含めた高さは約17メートル。函館市が2006年から、発掘調査の結果と古写真などを基に、本州の宮大工らを集めて当時と同じ場所、材料、工法で復元工事を進めてきた。文化庁や道などの補助を含めた総事業費は約27億円。
今後、内部の壁の塗装や、建具の取り付けなどの内装工事を進め、来年6月に完成、夏にオープンする予定。
来年夏にオープンするんですね……完成前でも一度見に行きたいです。
石川
新たに「専長寺本堂」などと「辰巳用水絵巻」 金沢市文化財に答申
金沢市文化財保護審議会は24日、市立玉川図書館蔵の歴史資料「紙本著(しほんちゃく)色(しょく)辰巳用水絵巻」と、金石西4丁目の建造物「専長寺本堂附棟札(つけたりむなふだ)一枚・旧鬼瓦一対、松帆●(しょうはんしゃ)及び山門」を市文化財として指定するよう、市教委に答申した。このうち辰巳用水絵巻は先月、市が辰巳用水を国史跡に申請したことも反映しての答申となる。国史跡指定と合わせ、市は「歴史都市」の貴重な資産を生かしたまちづくりを加速させる。
紙本著色辰巳用水絵巻は江戸後期、文化から天保年間の作と考えられる。幅55センチ、長さ882センチの本紙部分は一部破損しているが、取水口から現在の兼六園小立野口付近に至るまでの辰巳用水の流路と沿線の景観が彩色で写実的に描かれている。
他の流域絵図との比較から、藩政期の土清水塩硝蔵の建物数や用水の改修範囲などの変遷が分かる資料となっており、国史跡指定にも関連する重要な価値が認められた。
専長寺は真宗大谷派の寺院で、現在の本堂は寛政9(1797)年、加賀八家横山家の屋敷地を譲り受け再建された。棟札には建立年代や大工棟梁(とうりょう)と並んで作形絵図や彫師の名が記され、分業体制で工事が行われたことを示す珍しい資料である。
本堂内に保存されている鬼瓦一対には、寛政9年に越前敦賀で作られたことなどを表す銘があり、越前と金石の物流や近世の瓦生産の物証となる。松帆●は幕末の豪商銭屋五兵衛の隠居所にあったものを移築したと伝えられる茶室。山門は本堂と同時期の18世紀末の建築と推定され、市内に3基しかない平唐門である。いずれも金沢における江戸後期の寺院建築の遺構として高い完成度を誇る。
2件の指定文化財は9月にも開催される次回の市教委定例会議での議決を受け、正式に指定される運びとなる。これで市指定文化財は計187件となる。
☆●は木ヘンに射
富山
手に取り感じる名刀 富山県水墨美術館の秘蔵展 県外からも愛好者続々
富山市の富山県水墨美術館で開かれている「大名家秘蔵の名刀展―源平の武将から維新の志士たちまでの愛刀―」(日本美術刀剣保存協会富山県支部、富山新聞社など主催)は23日、県外からも多くの愛好家が訪れ、にぎわった。
午前は日本美術刀剣保存協会の長野県北支部と同南支部の約30人、午後には名古屋支部の約20人が団体で訪れ、一点一点をじっくりと鑑賞した。名古屋支部の加藤敏夫副支部長は「まれに見る名刀が非常に良い状態でそろっている」と話した。
この日は、同協会富山県支部の会員が、午前午後の2回、刀剣の取り扱いと手入れの仕方を実演を交えて解説した。参加者は、平安末期の古備前末行と江戸初期の越後守包貞(初代)の2振の刀を手に取り、重さの違いなどを感じ取った。同展は9月23日まで。
島根
精巧な彫刻 石見根付
印籠(いんろう)などに付ける装飾品の根付(ねつけ)を集めた展示会が21日、江津市波積町本郷の波積公民館で始まった。「石見の左甚五郎」と呼ばれた清水巌(1733~1811年)や現代作家の計30点。28日まで。
初公開となる清水の根付は、長さ約10センチのクロガキの木片などにクモとカタツムリを彫った2点。カタツムリの殻の部分は1ミリ以下の細かい線模様がびっしり浮かぶ高度な技巧。幕末まで続いた清水一門の作品もある。
江戸時代のシカやトラの置物、長浜人形などのほか、石見銀山関連の古文書や民具など数十点も展示した。
根付は江戸時代によく作られ、特に精巧な石見根付は欧米で人気が高い。初代清水巌の作品は国内に数えるほどしか残っておらず「幻の芸術品」とされる。
佐賀
佐賀城本丸歴史館:来館者100万人達成 /佐賀
佐賀市の県立佐賀城本丸歴史館で22日、来館者が100万人に達し、福岡県筑紫野市の主婦、丹辺照美さん(50)に記念品が贈られた。
佐賀城本丸御殿を復元した同館は04年8月に開館。畳が敷きつめられた館内に、幕末・維新期の佐賀の歴史が学べる多様な資料が展示され、県内外から観光客が訪れている。
目標より約1年早い丸5年での達成。丹辺さんには県産米さがびより5キロの目録と、人間国宝・中島宏さんの湯飲みが贈られた。
初めて来館したという丹辺さんは「すごく驚いたし、ありがたく思う。展示物をしっかり見て帰りたい」と話していた。【姜弘修】
九州陶磁文化館 有田・田代家が所蔵品寄贈
有田の陶磁器商で、幕末から明治にかけて洋食器などの輸出を手がけた田代家の所蔵品432点が、有田町の県立九州陶磁文化館へ寄贈された。全作品を紹介する「肥●山信甫(ひちょうざんしんぽ)と明治の有田」展が9月13日まで、同館で開かれている。月曜休館。入場無料。
田代家は油販売から製陶業に転じ、1856年、田代紋左衛門の時に海外貿易の許可を得て、洋食器や花瓶などを欧米へ輸出した。長崎や横浜、上海にも出店して繁盛したが、朝鮮王宮用につくった瓦に苦情が出るなどして90年代に廃業した。
「肥?山信甫」は田代家が使った銘で、肥?山は肥前皿山の意味。銘入りの作品は色絵磁器が多く、武者絵や花鳥図などを描いた外国人好みのものが目立つ。
このうち、ブドウやクリを描いた洋食器は、15種類・41点からなるディナーセット。ほかに、三川内焼(長崎県)の極薄の素地(きじ)に色絵を付けた碗(わん)、13の口を持つチューリップを差す花瓶などもある。
●は「蝶」の虫偏が石偏
長崎
亀山社中記念館、早くも1万人 福岡の花里さん家族に記念品
幕末の志士、坂本龍馬ゆかり場所として復元整備された長崎市亀山社中記念館(伊良林2丁目)の入館者数が24日、今月1日のオープンから1万人を達成した。1万人目となった福岡県筑紫野市の会社員、花里隆彰さん(40)家族に同日、田上市長から記念品が贈られた。
亀山社中は、1865年、龍馬が中心となって組織し、航海技術を生かして物資の運搬や貿易の仲介などをした日本初の商社といわれている。来年のNHK大河ドラマ「龍馬伝」放映を前に、社中が使ったとされる家屋を市が改装。龍馬が身に着けた紋服、刀、ブーツ、手紙(いずれも複製品)など約30点を展示し、紋服を羽織ったり、月琴を弾く体験もできる。市は本年度、1万7000人の入館者を見込んでいたが、予想を上回るペースとなった。
花里さん家族は親子5人で長崎を観光。長男の小学5年、寛一君(11)が記念品を受け取った。記念館は初めてという花里さんは「1万人目となり光栄。日本を変えるために活躍した龍馬の生きざまには興味がある。閉塞(へいそく)感が漂う現代にも龍馬のような考えが必要ではないか。長崎のイメージは西洋文化。今度は日本の近代化を支えた軍艦島(端島)も見学したい」と話し、家族で展示品に見入っていた。
本年度の入館者数は当初予想を大幅に上回るとみられ、市長は「あらためて龍馬の人気の高さ、人を引き付ける力を感じる。来館者の声を聞きながら、展示物も含め、少しずつ改善していきたい」と手応えを話した。
長崎市の亀山社中記念館 開館24日で1万人超
幕末の志士、坂本竜馬が設立した日本初の貿易商社「亀山社中」跡(長崎市伊良林2丁目)を当時の姿に復元した「亀山社中記念館」の入館者が24日、会館から1カ月を待たずに1万人を突破した。市が予想した月間約2千人の5倍に達する人気で、来年1月から放送予定のNHK大河ドラマ「龍馬伝」に向けてさらに入館者が見込まれる。
1万人目となったのは、家族5人で訪れた福岡県筑紫野市の会社員花里隆彰さん(40)。竜馬好きで、竜馬が襲撃された現場とされる京都市の旅館寺田屋にも2度行ったという花里さんは「亀山社中のことは教科書で習っただけだったが実際に来ることができてうれしい。大河ドラマも楽しみ」と笑顔で話した。
同館は今月1日にオープン。市文化観光総務課は、2006年まで市民団体が所有者の協力を得て公開していた当時の来場者数を基に、年間約2万5千人を見込んでいたが、予想をはるかに上回る盛況を見せている。
市は「夏休みということもあり里帰り客や全国の竜馬ファンも来やすかったのでは」と分析している。一方、午後5時の閉館に来場者からは「早い」という不満の声も多く、開館時間の延長や、リピーター確保へ展示資料の入れ替えなどの工夫も必要となっている。
同館=095(823)3400。
亀山社中記念館、早くも1万人 福岡の花里さんに記念品
幕末の志士、坂本龍馬ゆかりの場所として復元整備された長崎市亀山社中記念館(伊良林2丁目)の入館者数が24日、今月1日のオープンから1万人を達成した。1万人目となった福岡県筑紫野市の会社員、花里隆彰さん(40)家族に同日、田上市長から記念品が贈られた。
亀山社中は、1865年、龍馬が中心となって組織し、航海技術を生かして物資の運搬や貿易の仲介などをした日本初の商社といわれている。来年のNHK大河ドラマ「龍馬伝」放映を前に、社中が使ったとされる家屋を市が改装。龍馬が身に着けた紋服、刀、ブーツ、手紙(いずれも複製品)など約30点を展示し、紋服を羽織ったり、月琴を弾く体験もできる。市は本年度、1万7000人の入館者を見込んでいたが、予想を上回るペースとなった。
花里さん家族は親子5人で長崎を観光。長男の小学5年、寛一君(11)が記念品を受け取った。記念館は初めてという花里さんは「1万人目となり光栄。日本を変えるために活躍した龍馬の生きざまには興味がある。閉塞(へいそく)感が漂う現代にも龍馬のような考えが必要ではないか。長崎のイメージは西洋文化。今度は日本の近代化を支えた軍艦島(端島)も見学したい」と話し、家族で展示品に見入っていた。
本年度の入館者数は当初予想を大幅に上回るとみられ、市長は「あらためて龍馬の人気の高さ、人を引き付ける力を感じる。来館者の声を聞きながら、展示物も含め、少しずつ改善していきたい」と手応えを話した。
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