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新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
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 気が付いたら8月ももう月末になりましたね。天候が安定していないまま週末に突入するのが、ちょっと残念です。

北海道
白老で草刈運太郎墓前祭―伝承40年、活動に終止符
 仙台藩元陣屋の最後の代官・草刈運太郎の墓前祭が26日、白老町社台小学校校庭の墓碑前で行われた。歴史の伝承活動を続けてきた社台史蹟保存会(加藤富男会長)は、この日の墓前祭を最後に40年間の活動に終止符を打った。
 運太郎は慶応4年(1868年)4代目代官として白老に赴任。戊辰戦争の際、政府軍との争いで負傷、社台の番屋に逃れた後、49歳の若さで前浜で自害した。
 保存会は運太郎没後100年の昭和43年に教員や地域住民らで組織、歴史を伝える活動を続けてきた。しかし、会員の高齢化などで活動に終止符を打つことになった。
 墓前祭には、仙台市から訪れた運太郎の曾孫はじめ関係者約30人に社台小学校児童34人が出席した。読経の後、仙台藩白老元陣屋資料館友の会の武田信昭さんが捧吟。社台小学校の児童たちが「草刈運太郎のうた」を披露した。


福島
河井継之助と戊辰戦争シンポ/只見町で開催
 只見町は、9月13日午後1時から同町の季の郷湯ら里で「河井継之助記念シンポジウム」を開催する。
 シンポジウムは町内の河井継之助記念館の開館15周年、継之助没後140年などを記念して企画。
 歴史作家の半藤一利さんが「戊辰戦争と河井継之助」と題して基調講演する。
 パネルディスカッションでは稲川明雄長岡市河井継之助記念館長をコーディネーターに、増田恒男司馬遼太郎記念館学芸部長(東大阪市)、木村武仁霊山歴史館学芸員(京都市)、間島勲会津史学会副会長、飯塚恒夫只見町文化財調査員が「近代への峠を越えて〜河井継之助が見た風景」をテーマに意見を交わす。
 定員200人で入場無料。


田中玄宰役に辰巳琢郎さん/会津まつり配役
 9月22日から会津若松市で開かれる「会津まつり」のうち、23日の会津藩公行列の配役が決まった。
 俳優の辰巳琢郎さんが、没後200年の会津藩の名家老田中玄宰に扮(ふん)する。
 戊辰戦争140年を記念し会津藩士の子孫約30人でつくる「子孫隊」などが加わり、参加規模は例年より約50人多い約550人となる。
 松平容保役は会津松平家14代当主の松平保久さん、保科正之役は菅家一郎市長、西郷頼母役は作家の早乙女貢さんが務める。
 上杉景勝役は山形県米沢市の安部三十郎市長、来年のNHK大河ドラマ「天地人」の主人公直江兼続役は会津若松観光物産協会の平田裕一副会長。
 鶴ケ城で出陣式を行った後、午前10時半に出発。
 街を巡り、午後2時45分ごろ鶴ケ城に戻る。
 22日に提灯(ちょうちん)行列、22、23の両日に会津磐梯山踊り、24日に日新館童子行列や鼓笛隊パレードなどがある。


茨城
歴史館で「茨城県初代知事山岡鉄舟 全生庵所蔵資料から」を開催
 茨城県立歴史館では、8月30日(土曜日)から9月28日(日曜日)まで、テーマ展「茨城県初代知事山岡鉄舟 全生庵所蔵資料から」を開催します。
 明治維新の動乱期、江戸城無血開城などで活躍し、茨城県の初代知事(任官名は参事)となった山岡鉄舟。西郷隆盛や勝海舟をはじめ、落語家の三遊亭円朝などとも親交があり晩年まで明治天皇の側近も勤めています。また、剣・禅・書の達人と称され、維新の動乱で亡くなった人々を弔うため、東京・谷中に全生庵を建立しています。  
 本展では、鉄舟の波乱に富んだ生涯や人物像について全生庵の所蔵資料から紹介します。
 また会期中には、関連行事として「ギャラリートーク」や「演武&講演会」などが行われます。


新潟
戊辰懐旧碑に有志参拝、魚沼
 140年前の戊辰戦争で旧幕府軍の会津藩と新政府軍との戦いの舞台になった魚沼市で27日、歴史ファンの市民有志が同市諏訪町の戊辰戦争懐旧碑に参拝した。参列者は同市の旧小出町中心部で展開された激しい戦闘と、戦闘に翻弄(ほんろう)された住民の苦労に思いをはせた。
 この日は小出まつりの最終日。まつりは旧小出町中心部の総鎮守・清水川辺神社の祭礼で、同神社の宮司らが戦死者供養のため、例年まつり最終日に懐旧碑に参拝している。今年は140年の節目にあたるとして、30人ほどの有志も一緒に参拝することになった。
 懐旧碑前には、当時一帯を支配し、戦いに敗れた会津藩の旗が翻り、参列者は一心に祈りをささげた。参拝した同市文化協会の桜井文一会長は「地元にも大変な被害があったという。当時のことを知らない若い層にも語り継いでいきたい」と話した。


山口
144年ぶり鋳造の地・萩に 英国から長州砲里帰り 古川さん記念講演 28日から一般公開 萩博物館
144年ぶり鋳造の地・萩に 英国から長州砲里帰り 古川さん記念講演 28日から一般公開 萩博物館
 1864(元治元)年の下関戦争で長州藩が使用し、英国に戦利品として押収された長州砲一門が27日、144年ぶりに鋳造の地である萩市に里帰りした。萩市堀内の萩博物館で記念行事が行われ、明治維新史の「証人」の公開を祝った。28日から来年5月末まで一般公開される。
 下関戦争で長州藩は英、仏、蘭、米の4カ国連合艦隊に大敗。これを機に国内世論が攘夷(じょうい)から「討幕」へと一気に転換し、明治維新を推し進めた。長州砲は歴史の転換点を象徴する存在として地元市民らが数年かけて英国側と貸与交渉を続け、英国王立大砲博物館からの貸与にこぎつけた。
 この日、長州砲の行方を40年以上にわたって取材し、里帰りを求める市民運動のきっかけをつくった作家の古川薫さんが記念講演した。下関戦争後、根こそぎ持ち帰られた百数十門の大砲をフランスやイギリスで探し出すまでの苦労話を披露。「鋳造された地に帰ってきたのは感無量。みんなで磨いてビカッと光らせてほしい」と話した。


「長州砲」が里帰り 萩博物館で28日から公開
「長州砲」がイギリスから里帰り、萩博物館で公開へ
 幕末の下関戦争で英国に戦利品として接収された「長州砲」が里帰りし、27日、展示会場の萩市の萩博物館で記念式典が行われた。28日から一般公開される。
 式典には、英国大使館公使や大砲を製造した郡司喜平治の子孫らが出席、除幕して里帰りを祝った。同砲里帰り実行委会長の野村興児市長のあいさつの後、大砲を最初に現地で確認した直木賞作家の古川薫さんが記念講演し、「故郷に帰ってきたことは感慨無量」と語った。
 同砲は幕末期に長州藩が萩城下で鋳造所を営んでいた郡司喜平治に命じて製造させた和式青銅砲で、口径8・81センチ、砲長約185・9センチ。砲身の表面には雲竜紋が刻まれている。英国では、ロンドン郊外の王立大砲博物館で保管されている。
 大砲は来年5月31日まで、萩博物館無料ゾーンのエントランスで展示される。


長州砲:下関戦争の象徴、144年ぶりに里帰り 萩博物館で記念式典 /山口
◇古川薫さん講演も
 1864年の下関戦争でイギリス軍が戦利品として持ち帰った「長州砲」1門が鋳造された萩市に144年ぶりに期限付きで里帰りし、萩博物館で27日、記念式典と講演会があった。
 里帰りしたのは、ロンドン郊外の英国王立大砲博物館所蔵の2門のうちの1門。1844年製の和式青銅砲(砲身長185・9センチ、口径8・8センチ、重さ750キロ)で、大砲造りの名人、郡司喜平治(きへいじ)が萩・松本の藩指定大砲鋳造所「郡司鋳造所」で造ったとされる。
 式典には野村興児市長やデーヴィッド・フィトン駐日英国公使、郡司家の子孫らが出席した。野村市長は「明治維新140年、日英修好通商条約150年の節目に、歴史の転換点となった下関戦争の象徴、長州砲が里帰りするのは意義深い」とあいさつ。その後、関係者が除幕して里帰りを祝った。
 講演会では直木賞作家の古川薫さんが「世界に散った長州の青銅砲」のテーマで講演。「これまで現地を訪ね長州砲の行方を追ってきた。四十数年がたつが、その一つが生まれ故郷に帰ってきたのは大変うれしく感慨無量」と熱っぽく語った。


長崎
長崎さるく:来年から幕末編、新コース開拓へ 維新の志士、足跡掘り起こし /長崎
長崎さるく:来年から幕末編、新コース開拓へ 維新の志士、足跡掘り起こし /長崎
◇街を“龍馬”で染めよう--10年、NHK大河ドラマ放映機に
 長崎市は、江戸末期の「安政の開港」から150年となる来年から、まち歩き観光キャンペーン「長崎さるく」の「幕末編」をスタートさせる。2010年にはNHK大河ドラマ「龍馬伝」が放送され、坂本龍馬(1836~67年)が取り上げられることも重なり「来年以降は街を『幕末』で染めたい」(市さるく観光課)としている。【錦織祐一】
 同市は9月市議会に提案する補正予算案に「幕末編」の準備費100万円を計上。可決されれば、10月にもボランティアガイドや地域住民、学識経験者でつくる委員会を設置。龍馬や、三菱財閥の創業者で「龍馬伝」の副主人公、岩崎弥太郎(1835~85年)ら維新の志士の足跡や事績の掘り起こし、新たなまち歩きコースの開拓などに取り組む。
 06年にスタートした「長崎さるく」は、幕末のみを切り口としたまち歩きコースは設定されていなかった。市内には、龍馬が結成した商社「亀山社中」跡や、弥太郎が担当した土佐藩の商社「土佐商会」跡、龍馬らを支援した英国人政商トーマス・グラバー(1838~1911年)らの「グラバー園」などゆかりの史跡は多い。田上富久市長は「ドラマは大チャンス。一過性の効果で終わらせず、ドラマを見て長崎に来た方をどういう態勢で受け入れ、多くの成果を得るかを市民と一緒に考えたい」と話している。
◇ドラマば活かしたまちづくり本部
 長崎市はこのほど、2010年のNHK大河ドラマ「龍馬伝」にあやかって観光振興など図る「大河ドラマ『龍馬伝』ば活(い)かしたまちづくり推進本部」(本部長=田上富久市長)を設置した。
 市さるく観光課などによると、ドラマは海援隊結成や薩長同盟実現に奔走した幕末の志士、坂本龍馬の生涯を、三菱財閥の基礎を築いた岩崎弥太郎の視線で描く。市は、庁内11部局でつくる推進本部に「企画・施設整備部会」など5部会を設けて観光振興やまちづくりに役立てる。【下原知広】
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