9月18日の幕末ニュース

　残暑厳しい関西、今日の最高気温は34度でした……(汗)。

　今日の幕末関係ニュースは、会津と薩摩からです。

福島
＜ろう城食＞戊辰戦争の会津藩士ら食す…小学校の給食で再現

　約１４０年前の戊辰（ぼしん）戦争で明治新政府軍と戦い、福島県会津若松市の鶴ケ城に立てこもった会津藩士や家族が食べた「ろう城食」が再現され１８日、同市立鶴城小（佐藤憲校長、児童数３８７人）の給食に出された。
　郡山女子大食物栄養学科の平井美穂子准教授が、昔の食生活を体験してもらおうと企画。会津藩士の娘が残した記録を基に再現し、献立は▽おにぎり１個▽かぼちゃと青大豆のみそ煮▽たくあん▽ナスのみそ汁。実際は玄米だったおにぎりは食べやすいよう五穀米で作り、牛乳も付けた。

　現代っ子の口にはほとんど合わなかったようですが、先人たちの苦労をしのび、平和のありがたみを知るという目的は達成したのでしょうか。

鹿児島
市議会「若き薩摩の群像」追加建立を質疑

　鹿児島中央駅前に建つ『若き薩摩の群像』について、薩摩藩の出身ではないことを理由に２人が銅像から除外されている問題について、鹿児島市の森市長は１８日、「広く市民の声を聞き、検討していきたい」という考えを示しました。
　鎖国が続く幕末に、薩摩藩が国禁を犯してイギリスに派遣した留学生たちをモチーフにする『若き薩摩の群像』は、１９８２年に鹿児島市の人口が５０万人を超えたことを記念して建てられたものです。
　留学生は１９人いましたが、『若き薩摩の群像』では、薩摩藩以外の出身者２人は除外されています。