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新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
会津方面から幕末維新関係のニュースがきましたのでご紹介します。

北海道
先人の功績に触れて、木村さん「願乗寺川物語」出版
 市立函館博物館友の会理事で、北海道史研究協議会会員の木村裕俊さん(67)=函館市東山=はこのほど、函館のまちの原形を築いた人たちの活躍をオムニバス形式でまとめた「願乗寺川物語」を自費出版した。木村さんは「先人の功績や人生観、時代感に触れてもらえれば」と話している。

 木村さんは江差町生まれ。鉄道建設技術者として活躍し、2008年に定年退職。函館に戻り、歴史学に力を入れ、13年に初期の松前家の家史を記した「新羅之記録(しんらのきろく)」を現代文に訳して出版し、函館文化会が郷土史研究を表彰する神山(こうやま)茂賞奨励賞を受賞した。

 本のタイトルとなっている第1編は、江戸末期に亀田川を分流させ、人工の「願乗寺川」を開削した僧侶の堀川乗経と土木技術者の松川弁之助、そして願乗寺川の生涯をつづった。

 青森から渡った堀川乗経が浄土真宗の布教に苦労する中、亀田川の氾濫による水害と箱館の水事情が悪いことで、松川弁之助とともに亀田川から人工の川を引き入れることを考えた。現在の梁川町から十字街(末広町)までの約4㌔を堀り、飲料水を確保。人々の暮らしを潤わせたが、人口増加によって水質が悪くなったことなどで役目を終え、埋め立てられた。現在は高砂通となっている。

 木村さんは古地図などを調査し、川のルートや構造、功績、記念碑、埋め立て工事までをまとめた。「願乗寺川は今の函館が発展した大きなきっかけであったことを忘れてはならない」と話す。

 第2編は木村さんが「まちづくりの起点で別格的な存在。この人を外すことはできない」と話す高田屋嘉兵衛。北方開拓や箱館の土地開墾を行い、繁栄に導いた業績を紹介している。第3編は経済発展に尽力した豪商杉浦家で、初代の長男が病死したことで2代目杉浦嘉七を継ぐことになった「井原忠三郎」を取り上げた。第4編は公園や学校、病院など社会資本を充実させた渡辺熊四郎の一代記。

 木村さんは「大勢の人が資料の提供や、後押しをしてくださったおかげ。出版でき、恩返しができたと思う。市民に読んでいただき、函館の未来を考える機会としてくれれば」と願う。

 A5判、193㌻。税込み2160円。市内の主な書店で発売中。問い合わせは木村さん(TEL0138・55・0384)へ。

五稜郭タワー搭乗3000万人に
五稜郭タワー(中野恒社長)の展望台搭乗客数が13日、3000万人を突破し、同タワーで記念セレモニーが行われた。1964(昭和39)年12月の開業から50年8カ月での達成で、節目の搭乗客となった石狩市の佐々木周平君(8)に、中野社長から認定書や永久搭乗パスポートなどが贈られた。

 3000万人目となった佐々木君は、父の信介さん(36)、母の奈都子さん(37)、妹の理歩ちゃん(1)、いとこの中島海斗君(10)の計5人で来館。午前10時50分ごろに受け付けを済ませ、幸運を射止めた。

 エントランスホールで開かれた記念セレモニーで、中野社長は「これからも函館のランドマークとして、観光客だけではなく函館市民からも愛される施設を目指して頑張りたい」とあいさつ。佐々木君や中野豊会長とともにくす玉を割り、節目を祝った。

 展望台に上った佐々木君は「タワーに来たのは初めて。景色がきれいなのでこれから何回も来たい」と笑顔を見せた。

 累計搭乗客数は90年に1000万人、2002年に2000万人を達成。06年度には、同年完成した新タワーの開業効果で、過去最高の112万人を記録している。

 来年3月に開業する北海道新幹線効果でさらなる伸びを期待しており、中野社長は「次は新幹線が札幌に延伸する予定の30年度までに4000万人を達成したい」と話している。

福島
「戊辰150年」へ若松、むつ、余市の3商工会議所が連携
 会津若松、むつ(青森県むつ市)、余市(北海道余市町)の3商工会議所は平成30年の「戊辰150年」に向け、連携して観光振興を図る。むつ市のむつグランドホテルで20日に開いた3商工会議所の正副会頭懇談会で決めた。
 宮森泰弘会津若松商工会議所会頭が提案し其田桂むつ、三浦文夫余市の両商工会議所会頭が賛同した。1868年に起きた戊辰戦争から150年を迎えるのに合わせて、共通パンフレットの作製やそれぞれのつながりを紹介する観光PRなどを検討していく。
 むつ市は戊辰戦争後に旧会津藩士が移住してつくった斗南藩の地で、会津若松、むつの両商工会議所は平成22年に友好姉妹提携の関係を結んでいる。余市町は旧会津藩士が日本で初めてリンゴ「緋の衣」栽培に成功した地で、NHK連続テレビ小説「マッサン」の舞台にもなった。
 今回はむつとの提携5周年を記念して会津若松から22人が訪問して交流した。宮森会頭は記念パーティーで「むつ、余市との絆を大切に観光振興などで連携していきたい」とあいさつした。

( 2015/08/25 09:23 カテゴリー:主要 )

旧会津藩士ら明治政府に勝訴…裁判記録見つかる
 戊辰ぼしん戦争で敗れた旧会津藩士らが明治時代に政府に対して裁判を起こし、旧藩士のほとんどが除外されていた金禄きんろく公債の交付を勝ち取った記録が福島県会津若松市で見つかり、市民らで作る「会津幕末史研究会」は30日、同市栄町で開いた発表会で公開した。

 研究会によると、金禄公債は、江戸時代に家禄かろく(給料)を受けていた武士らを対象に、明治時代に入って渡された公債。受け取れなかった旧藩士らは政府に発行を求め、1909年に約3000人が提訴。9年間の審理の末に勝訴したという。

 記録は、旧藩士の署名や押印のある約定書、裁判の申立書など約100点で、09~21年の記載があるという。同市の民家2軒から見つかり、今年6月に研究会が調査依頼を受けていた。

 研究会の簗田直幸会長はこの裁判の体系的な記録が見つかるのは初めてだと説明し、「旧藩士が誇りを失わず、明治の法律に従って力強く生き抜いたことを伝える貴重な史料だ」と語った。

旧藩士から容保慰める手紙 福島県立博物館で2通初公開
 県立博物館(会津若松市)は25日まで、同館でポイント展示「明治人の手紙―旧会津藩関係者の足跡」を開いており、戊辰戦争後に旧会津藩士が幕末の藩主松平容保に宛てた初公開の手紙2通が来館者の興味を引いている。
 手紙は松平容保が日光東照宮(栃木県)の宮司を務めていた時のもの。うち1通は元家老の西郷頼母(当時は保科近悳(ちかのり))が差出人で、日光に酒を持参したので一献傾けたいとの内容。いずれも短文で旧藩主を慰めようとする気持ちが伝わる。
 常設展の入場料で見ることができる。入場料は一般・大学生が270円、高校生以下が無料。
(2015年9月1日 福島民友トピックス)

佐賀
9月30日本丸で講演会、会津と佐賀の縁知ろう
 「アームストロング砲が取り持つ会津と佐賀を考える実行委員会」(実行委員長・長野暹佐賀大名誉教授)は9月30日午後6時から、佐賀市の佐賀城本丸歴史館で、白虎(びゃっこ)隊記念館(福島県会津若松市)の早川廣中館長を招いた講演会を開く。

 戊辰(ぼしん)戦争最大の激戦となった会津若松の戦いでは佐賀藩製のアームストロング砲が使われたが、実行委によると、砲弾の一部は火薬が入っていない空弾に含まれていることが分かってきている。早川館長は「そのことが女性や子どもの犠牲や城の損傷の少なさにつながっている」としており、実行委のメンバーは今回の講演会をきっかけに、自治体同士で交流が深まっていくよう期待している。

 「戊辰戦争と佐賀」と題した長野名誉教授による講演もある。入場無料。問い合わせは事務局長の竹田さん、電話0952(22)4326へ。

エンターテインメント
錦戸亮が幕末の志士・武市半平太役で5年ぶりに侍に!
ことし10月期に放送されるテレビ朝日系の金曜ナイトドラマが、黒江S介氏の同名コミックをドラマ化した「サムライせんせい」に決定したことが分かった。関ジャニ∞の錦戸亮が主演を務め、幕末の土佐藩で尊王攘夷論を唱えた実在の志士・武市半平太を演じる。

「犬を飼うということ~スカイと我が家の180日~」以来、約4年ぶりに同枠の主演を務める錦戸は「侍を演じるのは映画『ちょんまげぷりん』('10年)以来、2度目です。同じ侍でも、あの時からどれだけ変われるのか…。僕なりの挑戦になるなと思いました。忘れてしまっている所作も多いので、また一から稽古をしていこうと思います」と、力強く意気込みを語った。

近年さまざまな役柄を演じ、アイドルとしてだけでなく役者としての評価も高まっている錦戸は、今回初めて歴史上の偉人を演じる。その人物は幕末の土佐藩で尊王攘夷論を唱え、志士たちを率いたリーダー的人物・武市半平太だ。

今回の「サムライせんせい」で錦戸が演じる武市は、現代の村にタイムスリップしてしまうという役どころ。学習塾の先生となり、村で巻き起こるさまざまな問題を、“侍にしかできない方法”で解決していく。

現代の人々が言いたくても言えないことを口にし、やりたくてもできないことを体現しながら、閉塞(へいそく)感あふれる現代をバッサリ斬る。日本中が待ち望んでいた型破り過ぎなニューヒーローが誕生する。

黒江氏の同名コミックを初めてドラマ化する本作は、“侍vs現代の文明&人々”という構図がベース。今までありそうでなかった“侍×タイムスリップ×コメディー”となる。

武市の目に映る現代の日本は、いたるところに奇怪なものがあふれている。焼きそばは“泥そば”に、ギャルは“山賊”に見えてしまうなど、武市は滑稽なまでに現代の物事に対して驚がくする。

もちろん、全く価値観の違う現代の人々とのコミュニケーションもズレており、時代のギャップが生み出す笑いとバカバカしさが随所にちりばめられた“和製SFコメディー”を展開。

また、自らの良心に従って突き進む武市の姿から得られるカタルシスも持ち味の一つとなる。笑いと並行し、新しい形の勧善懲悪・痛快ヒーロー活劇も紡ぎながら、視聴者にスカッとした感動を与える。

なお、同ドラマでは主演の錦戸を中心に、彩り豊かなキャスト陣が顔をそろえる。路頭に迷った武市が身を寄せ世話になる佐伯家には、比嘉愛未、ジャニーズWEST・藤井流星、森本レオを配した。

比嘉は武市に振り回されながらも次第に共鳴していく村役場の職員・佐伯晴香を、藤井は晴香の弟で“チャラ男”の寅之助を、森本は心優しき学習塾経営の祖父・真人を演じ、それぞれの個性を発揮する。

その他では、人気急上昇中の黒島結菜と石田ニコルというフレッシュな二人が、それぞれ“完璧なギャルに扮(ふん)した女子高生”(黒島)と“スナックのママ”(石田)を演じ、新境地を開拓。実力派俳優・梶原善は武市を何かと目の敵にする村役場の課長を演じる。

あらためて、主演の錦戸は「現存資料や他の俳優さんが演じられた武市像に縛られず、“自分なりの武市半平太”を作って、『錦戸の武市はなかなか良かったな』と言われるようにしたいですね。カリスマ性に関しては…困ったことに、僕自身にはないんですよ(苦笑)。

なので、諸先輩方の“人を引きつける力”を参考にできたらなと思います。ちなみに、僕自身がタイムスリップできるなら、過去に戻って実際の武市半平太を見てみたい! 未来は…ちょっと怖いので、見たくないです(笑)」と、自分なりの半平太を演じることを約束した。
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