9月24日の幕末ニュース

　関西は今日も最高気温30度という予報ですが、昼から雲が出てきました。一雨来るかも知れません。

福島
勇壮に５００人時代絵巻　会津若松・藩公行列

　会津まつりの呼び物で、歴代の領主や藩主、白虎隊、新選組など、会津ゆかりの人物に扮（ふん）した市民ら約５００人が練り歩く「会津藩公行列」が２３日、福島県会津若松市内で行われ、勇壮な時代絵巻を繰り広げた＝写真＝。
　鶴ケ城本丸で出陣式をし気勢を上げた後、城下の礎を築いた葦名氏を先頭に、伊達、蒲生、上杉、加藤、保科、松平の歴代領主、藩主たちが、のぼりを立て甲冑（かっちゅう）に身を包んだ家臣や侍女たちを従えて繰り出した。
　新選組のそろいの装束をまとった市民や、地元の高校生らが扮した白虎隊、なぎなたを携えた娘子隊には、沿道の見物客から盛んな拍手が送られた。俳優の的場浩司さんが白虎隊士の日向内記役で参加し、まつりを盛り上げた。

　会員登録が必要な(無料)河北新報ニュースのサイトから。「誠」旗とダンダラ羽織の新選組隊士による行列の模様が写真で掲載されています。
　藩公行列といえば、山本耕史さんが出演された時にはネットで追っかけましたねぇ。2004年と2005年でしたか……懐かしい。

滋賀
ひこにゃん、参加者を激励　「彦根城下町検定」

　彦根市の歴史や商店街にまつわる問題を解く「彦根城下町検定試験」が二十三日、同市中央町の彦根商工会議所であり、県内外から参加した百三十七人が難問に挑んだ。
(中略)
　百問の中には彦根城博物館の学芸員による出題もあり、難問ぞろい。受験者らは「国宝・彦根城築城４００年祭」キャラクター「ひこにゃん」も激励する中、佐和山城主を古い順に並べる問題や、明治維新後に彦根城天守が売却されそうになった時の予定価格を問う設問に首をひねっていた。

　いいなぁ、ひこにゃんの激励(笑)。

近江商人や警官に変身　東近江・五個荘地区で時代行列

　東近江市の五個荘地区の住民ら約百人が二十三日、幕末から大正時代に活躍した近江商人や警官に扮（ふん）して白壁や蔵屋敷が立ち並ぶ一帯を練り歩いた。

石川
文人藩主・斉泰しのぶ　金沢の宝円寺で講演会や記念茶会

　煎茶（せんちゃ）を愛した加賀藩十三代藩主、前田斉泰（なりやす）をしのぶ「斉泰会」（皇風煎茶禮式石川弘風会、北國新聞社主催）は二十三日、金沢市宝町の宝円寺で営まれ、山本弘風会長ら石川弘風会の会員が講演会や記念茶会を通じて、文人藩主の業績に思いをはせた。
(中略)
　茶会に先立ち、前県立歴史博物館長の徳田寿秋さん（金沢市）による講演会が行われ、幕末の激動期に加賀藩の藩主をつとめた斉泰、慶寧（よしやす）親子の政治姿勢などを解説した。

福岡
小倉織企画展：北九州の伝統工芸　２７日まで小倉北区「布アネックス」で　／福岡

　北九州の伝統工芸・小倉織の企画展「小倉織『伝統・今・未来』～縞縞　ＳＨＩＭＡ―ＳＨＩＭＡからの発信～」が、小倉北区大手町の「布アネックス」で開かれている。２７日まで。
　小倉織は縦糸の密度が高く、丈夫でモダンな縦じまが特徴。江戸初期からはかまや帯に使われ全国に知られたが、幕末の小倉城落城を機に衰退。昭和初期には生産者ゼロとなった。