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新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
 昨日に続き、今日も曇りです。夕方には雨が降るとか……さらに涼しくなるかな。

秋田
役者絵の今昔展:仙北・角館樺細工伝承館で /秋田
 13日まで、仙北市角館町表町の角館樺細工伝承館で「役者絵の今昔展~幕末から現代」が開催されている。浮世絵の一分野“役者絵”を紹介する作品展。幕末期の歌川派をはじめ、明治期の月岡芳年、大正昭和期の名取春仙、現代の浮世絵師・弦屋光渓などによる役者絵約60点を展示。9~17時。入場料一般300円、小中生150円。電話0187・54・1700同館。



栃木
田崎草雲しのび112回法要 足利・長林寺
 【足利】幕末から明治にかけて活躍した足利ゆかりの文人画家、田崎草雲(1815~98年)の112回忌の法要(画聖田崎草雲顕彰会主催)が1日、西宮町の長林寺で行われた。

 大豆生田実市長や市民ら約35人が集まった同寺本堂で、同顕彰会の金井敏夫会長が「先生に尊敬の念を抱く多くの方々に感謝し、今後も活動を続けていきたい」とあいさつ。白金昭文住職が読経を上げた後、参列者は境内にある草雲の墓所に線香を供え、手を合わせた。

 この後、足利郷土史料研究所を主宰する菊地卓さんが「南画家田崎草雲のふたつの墓碑」をテーマに講演を行った。



千葉
秋篠宮ご夫妻、佐倉市で美術鑑賞 オランダデザイン展
 秋篠宮ご夫妻は3日、日本とオランダの通商400周年に合わせて千葉県佐倉市の市立美術館で開催中の「オランダデザイン展」を鑑賞された。

 佐倉市は幕末に佐倉藩が蘭学を積極的に取り入れていたのが縁で、約20年前からオランダと盛んに交流を重ねている。ご夫妻も8月、通商400周年記念式典出席などでオランダを訪問した。

 同展は主に1920年代以降、オランダ人デザイナーやオランダのメーカーが発表した家具や家電製品を「革新性」「合理主義」など作品の特徴ごとに分類して展示。

 ご夫妻は「面白い」「すてきですね」と言葉を交わしながら、木漏れ日が差すように日光を通すレースのパラソルや、古着を束ねて作ったいすなど個性的な作品を見て回った。


東京
師・勝海舟像に成功祈願 ミュージカルオペラ『龍馬』
 幕末の志士、坂本龍馬を題材にしたミュージカルオペラ「龍馬」の発表記者会見が二日、龍馬が師と仰いだ幕臣・勝海舟の生誕地、墨田区で行われた。会見後には関係者が、同区役所敷地内に立つ勝海舟像の前で、公演の成功を祈願。東京公演は十一月十七~二十三日、台東区浅草の浅草公会堂で行われる。 (丹治早智子)

 会見は墨田区役所内で行われ、山崎昇区長、吉住弘台東区長も同席。公演を企画した高知県在住のオペラ歌手でプロデューサーの岡本光正さんは、「今の日本があるのは約百四十年前の龍馬の活躍なくして語れない」と意義を語り、墨田区で発表会見を行うことについて「龍馬を育てた勝先生ゆかりの地から出発できることは感無量」と喜びを語った。

 脚本を手掛けたジェームス三木さんは「龍馬を題材にした作品はこれまで山ほど作られている。今回は、民主主義を最初に考えた日本人として龍馬を描いた」と見どころを紹介。演出を手掛ける俳優、江守徹さんとの名コンビぶりも披露した。

 同作品には、龍馬役にオペラ歌手の平良交一さん、勝海舟役に歌手の野口五郎さんが出演。来月二十四日に龍馬の出身地、高知県で初演が行われる。東京公演には、墨田、台東の両区もけいこ場や公演会場を提供するなど協力している。

 公演の問い合わせは「龍馬」東京事務所(スガジャズダンススタジオ内)=(電)03(5284)8440=へ。



神奈川
金沢文庫が開港時の様子伝える企画展/横浜
金沢文庫が開港時の様子伝える企画展/横浜
 「幕末明治の横浜・金沢」と題した企画展が、横浜市金沢区金沢町の県立金沢文庫で開かれている。所蔵している浮世絵や絵画、文献の中から約80点を公開し、江戸末期から明治時代までの横浜港や金沢地区の様子を伝えている。10月4日まで。

 1854年にペリーが来航時に乗っていた蒸気船「ポーハタン号」の絵画、同年の日米和親条約締結時の宴席に出された料理に関する文献、港や関内近辺を英語を交えて紹介した地図、明治初期の横浜駅(現・桜木町駅)に蒸気機関車が停車している様子を描いた浮世絵などが展示されている。

 訪れた同市栄区の無職浜清隆さん(73)は「遊郭で踊る外国人など、開港当時の華やかな横浜を知ることができて面白い」と見入っていた。

 午前9時から午後4時半までで月曜休館。観覧料などの問い合わせは県立金沢文庫電話045(701)9069。


幕末期の和洋折衷住宅を相模原市に寄贈へ
幕末期の和洋折衷住宅を相模原市に寄贈へ
 19世紀後半の幕末期の「和洋折衷(せっちゅう)住宅」とされ、国登録有形文化財の「中村家住宅主屋(しゅおく)」(相模原市磯部、個人所有)について、所有者が相模原市に寄贈することで合意したことが、2日までに分かった。市は来年4月に一般公開する予定で、施設改修費約1280万円を含む補正予算案を、開催中の市議会9月定例会に提出した。

 県教育委員会によると、中村家住宅は県内の国と県の有形文化財の中で、唯一現存する幕末期の和洋折衷住宅という。

 市文化財保護課によると、同住宅は木造2階建てで、延べ床面積は約420平方メートル。隣接する建物に慶応3(1867)年建立という文字があり、主屋も同じ時期に建てられたとされる。

 内部は和室などが配されて「和風」、縦長に配した窓は「洋風」となっている。「幕末期の和洋折衷住宅として全国的にも極めて重要な建造物」との理由で、国が2006年に文化財登録した。

 今回の寄贈は、「市民に文化遺産として活用してほしい」と所有者が申し出た。予算案に計上されたのは、一般公開に必要な防火や防犯の設備の工事費。2日開催の市議会で、岡本実教育長は「(住宅を紹介する)案内板を設置し、パンフレットを作成する」と答弁した。



長崎
咸臨丸やタイタニック号、市に模型贈る 長崎の宮崎さん趣味で製作
 長崎市城栄町の宮崎工房代表の宮崎應男さん(70)は2日、木製模型の咸臨丸(125センチ)、プリンスウィレム号(74センチ)、エスメラルダ号(116センチ)、タイタニック号(107センチ)の計4基を市に寄贈した。

 模型は、宮崎さんが趣味で15年ほど前から製作。これまで6基の帆船、客船模型を手掛けた。昨年12月に知り合いの市職員を通じて申し出があり、寄贈が決まった。

 咸臨丸は、幕末に江戸幕府がオランダに発注した軍艦で、1857年に長崎に入港した。実物の50分の1の大きさで、約1年がかりで製作。帆やマスト部分などが精巧に作られている。

 宮崎さんは「不十分な部分があるかもしれないが、子どもがもの作りに興味を持つきっかけになれば」と話した。田上市長は「すごく精巧で素晴らしい」と礼を述べ、感謝状を手渡した。

 4基の模型は、年内にも同市南山手町のグラバー園に展示する予定だという。


コラム
【幕末から学ぶ現在(いま)】(26)東大教授・山内昌之 岩倉具視
 小選挙区制はドラマを起こす。この劇場性は、1993年10月のカナダ下院の総選挙結果を知る政治家なら誰でも気がついていたはずだ。カナダ下院の当時の定数は295議席。首相は、与党の進歩保守党首のキャンベルで、カナダ最初の女性宰相であった。実際、進歩保守党は1988年の総選挙で295議席中169の議席を獲得して政権の座に就いていた。

 しかし、93年に総選挙が行われると、何とキャンベル首相の進歩保守党は2議席を除き全選挙区で落選した。首相はじめほぼ全閣僚が議席を失ったのだ。

 日本では比例代表並立制のため、今回の選挙で同じ結果は生まれなかったが、事態はまさにシーチェンジという言葉を思いださせるほどだ。“海の作用による著しい大変貌(へんぼう)”ともいうべき政治地図の塗り替えによる政権交代は世界史でもめったにあるものでない。

 

シーチェンジ実現

 しかし、こうした劇変に、制度の変更から政党の再編や人脈の形成のひだにいたるまで絡んだ人物のいるあたりが政治の妙だ。小沢一郎氏は、自民党幹事長を務め、首相の地位にも手が届きながら、自ら望んで苦難の道を選んで今回の政変を実現した。氏が日本の憲政史に残ることは間違いない。その個性は、狷介(けんかい)孤高とか独立不羈(ふき)という中傷めいた評言を意に介さず、政権交代と自民党解体という目的に一意専心してきた点にある。

 そして、幕末に信念と個性でシーチェンジを実現した人物といえば、やはり岩倉具視であろう。岩倉は、天皇中心の近代日本国家をつくる大目標において一度もぶれなかった。弱体化した幕府にテコ入れするのが朝廷の利益になると思えば、将軍の徳川家茂に和宮を降嫁させ、公武合体を推進し、江戸に下って孝明天皇の威を高め、将軍老中の器量を見切る芸当もしてのけた。

 貧乏下級公家の出身ながら、小ざかしく立ち回るので「岩吉」と蔑称(べっしょう)されても気にしなかった。尊皇攘夷(じょうい)派の浪士から命をつけ狙われると、1862(文久2)年に岩倉村へさっさと隠棲(いんせい)し、67(慶応3)年まで政治の表舞台から離れることになった。

待つことができる

 しかし、薩摩藩と気脈を通じながら、ひそかに時節の到来を待った。岩倉が政治家として偉いのは、待つことができた点であり、沈黙を守る忍耐力に恵まれていたことである。第二次長州戦争が起こると、弱い幕府に見切りをつけた薩摩藩とともに公然、倒幕に舵(かじ)を切り、朝廷の動きを一挙に倒幕へもっていった。このあたりの強引な力量は、親幕だった孝明天皇の逝去という偶然にも支えられていたが、「岩吉」の面目躍如で公家離れしている。

 岩倉は、小御所会議で山内容堂の佐幕論を葬り去り、対決倒幕のシナリオを描いた大変革のライターでもあった。そのうえ、岩倉は明治日本の近代国家設計者の一人でもある。彼は自ら使節団を率いて、その目で欧米社会の進んだ現実を見て回り、ショックを受けながら旧弊から脱皮する必要性を痛感し、帰国後に大久保利通などに手腕を振るわせたのだ。

 

強い気迫と信念こそ

 政治家岩倉が関頭に立ったのは、征韓論をめぐる西郷隆盛との対決であろう。大久保でさえ竹馬の友、西郷との決別ともなれば、ひるまなかったとはいい切れない。しかし、西郷に威嚇されて、卒倒した三条実美(さねとみ)と違って岩倉はたじろがなかった。西郷と正面から全身全霊でぶつかった同時代人は他にいない。岩倉の強い気迫と信念こそ、西郷との政争に打ち勝った最大の要因であろう。

 私の世代は、岩倉の肖像が刷られた五百円札を見ながら育った。子供心に何という“悪相”かと、紙幣の顔をしげしげ眺めたものだ。

 しかし、本来、政治家に必要なのは何事かをなさんという迫力であり、みめ麗しい容貌(ようぼう)ではありえない。“イケメン”や“明眸皓歯(めいぼうこうし)”といわれて悦に入る風潮や世相にも困ったものだ。

 ある時、小沢一郎氏が「政治家の顔のことをいっちゃおしまいだ」と語ったのを鮮明に憶(おぼ)えている。岩倉の人相を見るにつけても、シーチェンジで誕生した“小沢チルドレン”が顔や口舌でなく、政策と信念で勝負する政治家になることを期待したい。(やまうち まさゆき)

【プロフィル】岩倉具視

 いわくら・ともみ 幕末・明治の公家、政治家。文政8(1825)年、前権中納言、堀河康親の次男として京都に生まれる。岩倉具慶(ともやす)の養子になり、孝明天皇の侍従に。公武合体を唱えて和宮降嫁を推進し、尊攘派によって一時、宮中を追われる。薩長と接近して王政復古を進め、維新後は副総裁として新政府の中心人物となる。明治4(1871)年には外務卿、右大臣となり、特命全権大使として欧米各国を歴訪。帰国後は三条実美太政大臣の代理として征韓論を退ける。自由民権運動の高まりに対し、憲法制定の方針を定め、華族・皇室の地位擁護に努めた。胃がんを患い、明治16(1883)年、59歳で死去。

 「私の世代は、岩倉の肖像が刷られた五百円札を見ながら育った。子供心に何という“悪相”かと、紙幣の顔をしげしげ眺めたものだ」……実は私もそう思ってました(苦笑)。

知床記者の見てある記
ラッコのクーちゃんが教えてくれる自然との共生

(中略)
 ラッコはかつて北太平洋一帯に数十万頭はいたといわれている。しかし、17世紀から、ラッコの上質な皮が高価に取引され乱獲された。ロシア船がラッコを追って、北海道周辺に現れるようになる。日本が開国に追い込まれ、明治維新をもたらした遠因の一つがラッコだという見方もある。



ブックレビュー
書籍:民主党関連の売れ行き好調 「幕末」も人気
書籍 民主党関連の売れ行き好調 「幕末」も人気
<書籍>民主党関連の売れ行き好調 「幕末」も人気
 政権交代実現を受け、東京都内の書店に民主党関連の書籍が多く並んでいる。党の政策を解説した本の売れ行きも好調だ。同時に幕末の激動期をテーマにした書籍も人気を集めているといい、「変革」に対する関心の高さがうかがえる。【工藤哲】
(中略)
 「民主党が約束する99の政策で日本はどう変わるか?」(1500円、ダイヤモンド社)などの売れ行きが好調で、重点政策の年金問題の解説書も並んでいる。政権交代で日本が大きく変わることが予想されるため、隣に「大転換の時代を生き抜く術(すべ)」と銘打った売り場も設置。幕末や戦後の混乱期の時代状況を伝える書籍約300点を並べた。





文化芸能
野口五郎「変わった勝海舟を演じたい」
 歌手の野口五郎(53)は9月2日、都内で行われたミュージカルオペラ「龍馬」(脚本・ジェームス三木、演出・江守徹)の製作発表に出席。幕末のヒーロー、坂本龍馬の波乱の人生を描く舞台で、龍馬の恩師、勝海舟を演じる。龍馬役はバリトン歌手の平良交一。「僕の声はテノールなので、平良さんといい化学反応を起こすのでは。ちょっと変わった勝海舟を演じたい」。10月24日の高知公演を皮切りに全国で公演。世界公演も視野に入れている。

 主役で年下の龍馬がバリトン声で、脇役で年上の勝海舟がテノール声……伝統的なオペラ作品ではあまり考えられないパターンですね。

野口五郎「僕は武田鉄矢さんに似てる!?」
オペラ歌手・平良交一や、歌手・野口五郎たちが2日、東京・墨田区でミュージカルオペラ「龍馬」の制作発表会を行った。

舞台は、理想を追い求め、命を懸けて明治維新を実現させた坂本龍馬を、ミュージカルとオペラを合わせた形式で描く。日本が誇る英雄を世界に紹介したいと、海外での公演も予定されている。

坂本龍馬役の平良は「スタッフのみなさんの熱いエネルギーをプレッシャーに感じず、自分のエネルギーに持っていき、大きな役をつとめさせていただきたい」と意気込みを語った。

坂本龍馬といえば、来年放送のNHK大河ドラマが決定しており、坂本龍馬を福山雅治、勝海舟を武田鉄矢が演じる予定になっている。
「大河ドラマのキャストを意識する?」との質問に平良は「見た目も近いので十分意識しております」と笑わせると、勝海舟役の野口も負けじと「僕も鉄矢さんとは見た目も(似ている)…って、なんでですか!」とノリツッコミで会場を笑わせた。






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