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新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
 昨日は土方さんの誕生日(旧暦と新暦の違いはありますが)でしたが、それを狙い澄ましたかのニュースが入ってきましたね。土方ファン・幕末ファンのブログさんで既に取り上げられてらっしゃるところもありますが、こちらでもご紹介します。

「カラテカ」矢部太郎が土方歳三に挑戦
 劇作家つかこうへい氏(60)がお笑いコンビ「カラテカ」矢部太郎(30)を土方歳三役に指名! 石原さとみが沖田総司、真琴つばさが坂本竜馬で主演、つか氏が演出する東京・新橋演舞場8月公演「幕末純情伝」(13~27日)で沖田、坂本と三角関係になる大役の土方役に矢部が抜てきされたことが4日、分かった。

 「幕末純情伝」は89年に初演され、映画化もされたつか氏の傑作舞台。演舞場公演はつか氏にとって初の大劇場進出となる重要な舞台だが、バラエティー番組などでみせる自信なさそうなオドオドした矢部の姿に「面白い。土方役にぴったりだ」と即決した。


「カラテカ」矢部太郎が土方歳三に挑戦
「カラテカ」矢部太郎が土方歳三に挑戦

(中略)
 新選組副隊長の土方は美男といわれ、これまでも三谷幸喜脚本のNHK大河ドラマ「新選組!」で山本耕史が演じるなど二枚目俳優が多かった。しかし、今回はつか流解釈による土方の設定となり、恋人役のかわらちゃんを矢部のために新たに創作。かわらちゃん役の一般公募も始めた。当初は「僕にできるんでしょうか」と不安げだった矢部も、スチール撮りも行って徐々に役作りに集中。「つか先生のもとで僕なりの土方を演じたい」と気合も入っている。


 矢部太郎さんも『新選組!』に出演しているんですよね、新選組に関した創作作品に登場することが滅多にない(汗)阿比留鋭三郞の役で。史実では入隊直後にすぐ亡くなって壬生寺に埋葬されているのですが、『新選組!』では病を得て近くの親戚に身を寄せるために除隊するという設定でした。

 そして、ヘキサゴンのスペシャル番組で、山本耕史さん演じる土方歳三にフジテレビ局の玄関前で斬られてました(爆)。

 そんな矢部さんが、何と土方歳三……『幕末純情伝』の土方なんで、なるほどと思ってしまいましたが。私は生の舞台は見ていませんが、初演分を小説版と映画版で、再演分を戯曲版(だったと思います)で見ています。そして、再演版の土方さんは初演版の土方さんに輪をかけて、剣が弱くて、ヘタレで、ネチネチしてて、情けない人物像になっていることを知っているので、今回の舞台版はさらにヘタレ度が増すのではないかと予想しています(苦笑)。

 そういう土方像を見るのは悲しいので私は舞台を見には行きませんが、矢部さんにはご健闘をお祈りします。

☆★☆★

5/8追記。追加記事がありましたので貼っておきます。

【エンタがビタミン♪】土方歳三にお笑い「カラテカ」矢部太郎が抜擢!
 劇作家つかこうへい氏(60)演出の舞台「幕末純情伝」(主演石原さとみ、8月より上演予定)の土方歳三役にお笑いコンビ「カラテカ」の矢部太郎(30)が指名された。
 幕末純情伝といえば、劇作家つかこうへい氏の傑作舞台として有名だ。1989年の初演以来、映画化も含め数々の役者が幕末の志士を演じてきた。
 映画「幕末純情伝」のCMは”沖田総司はBカップ”とうふれこみだったことからも想像できるが、この物語かなりはちゃめちゃで、(三谷幸喜の大河「新撰組!」もなかなかシャレのきいた場面があったが)まず設定が”沖田総司が女”というところでよくある幕末物語ではないと覚悟できる。
 坂本龍馬と沖田のラブシーンがあったり、土方が沖田を斬ったりと史実は二の次でとにかくエネルギッシュな舞台なのである。
 今回の舞台にふさわしい、とつか氏が抜擢した土方歳三役はお笑いコンビ「カラテカ」の矢部太郎である。坊主頭にガリガリの体、おどおどした自信なさそうなキャラクターに「面白い。土方役にぴったりだ」と即決したという。
 これまでも主演の沖田総司を演じる女優と坂本龍馬、土方歳三の役は個性的なキャストで話題になってきた。
 次のようなキャストが印象に深い。

    1991年(映画)  98年      2003年     2008年   
沖田総司 牧瀬里穂   藤谷美和子   広末涼子    石原さとみ

土方歳三 杉本哲太   山崎銀之城   吉田智則    矢部太郎

坂本龍馬 渡辺謙    筧 利夫    筧 利夫    真琴つばさ
 
 土方歳三役といえば、杉本哲太は今年のNHKドラマ「鞍馬天狗」でも土方役だった。前述の三谷幸喜版「新撰組!」では山本耕史が熱演していたし、1981年のドラマ「鞍馬天狗」(草刈正雄主演)では土方歳三は細川 俊之が演じた。ちなみにこの時の近藤勇役は財津 一郎でこの2人があまりにはまり役で主演を完全に食っていた。
 歴代の二枚目ぞろいの土方役をみても矢部太郎が異色であることがわかるというものだ。
 今回、つか氏は原作、脚本に加え18年ぶりに演出も担当。「最近、変わってきたので、本来の『幕末純情伝』に戻したかった。ちゃんとした台本を残したかった」と意気込みを語っており、坂本龍馬役にも初めて女性を指名、土方役にお笑い芸人を指名したことも意気込みの現れと言えそうだ。
 抜擢されて一番驚いているのは矢部なのだが、当初は「僕にできるんでしょうか」と不安げだったものの、スチール撮りも終えて徐々に役作りに集中してきた。
「つか先生のもとで僕なりの土方を演じたい」と気合十分である。
 新たな土方歳三伝説をつくってくれるかもしれない。

「幕末純情伝」は新橋演舞場にて、  
 平成20年8月13日(水)~27日(水)上演
料金(税込)
1等席・桟敷席:9,000円
2等席:6,800円
3階:3,500円
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