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新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
 Vegaさんのブログ「東京エゴイスト」の記事「要チェック映画!『オトコタチノ狂』」を読んで、すっごく気になったので情報収集してみた。



Walkerplus オトコタチノ狂

オトコタチノ狂 公式サイト



 面白そうなんです。現代にタイムスリップしてきた幕末の四人が、土方歳三、中村半次郎、中岡慎太郎、久坂玄瑞で、そもそも鉢合わせした時点で、三つ巴どころか四人が四人ともぶつかり合いそうな組み合わせだってところが、気になるじゃないか〜(汗)。



 6月25日(土)の多摩パルテノンでの上映会、東京に住んでいたらきっと駆けつけるだろうなぁ……。



 どなたか見た方のご感想を伺いたいものです。
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 一週間前の11/6(土)、)「ほぼ日」の『新選組!』感想で糸井さんの発言が気になって交換日記に書き込んだコメント。
ども、白牡丹@帰宅しました。



今日の「ほぼ日」で印象的な糸井さんのコメント。

>なにかの本で読んだんだけど、

>「道というのは、

> 人が何度も通った跡である」

>っていうのがあって、

>その言いかたがすごく残るんだよ。



糸井さん、ひょっとして……『新選組の哲学』by福田定良さんを読んでますかね。絶版なんですがね。



『新選組の哲学』はテレビドラマ『新選組血風録』のキャストを前提にして読む小説で、ここでの斎藤一は左右田一平さんなんですが。



小編の中で、白牡丹が好きな話ベスト3に「斎藤一の訓話」というのがあって、無骨な斎藤さんが若い隊士たちに訓話を垂れるところを土方さん(ここでは、栗塚旭さんをイメージ……)が横でハラハラしながら聴いているというストーリーなんですが。



「ご承知のように、わが新選組では士道というものを重んじている。道《どう》とは何か。すなわちミチのことである」

「ミチとはなにか。人がゆきかううちにおのずとできるものである」



……かぷりましたわ(^^ゞ。


 今日、野間みつねさんからヒントを頂いて検索したら「ほぼ日」ダーリンコラムに『新選組の哲学』に言及されているではないですか(嬉)。



 絶版本を資料として出版社から借りることができる立場の方を羨ましいと思う方もいるかもなぁ……(苦笑)。
おもしろかった。

どうおもしろかったか、説明しろといわれたら、

「ああ、自分がこう言いたかった!」と

言いたくなった本、と言おう。

やはり先週の「なにかの本」とは『新選組の哲学』だったんだ〜。そして、この本についての感想も、すごくよくわかる(^^)。



ちなみに絶版本の復刊リクエスト投票はこちらで扱っています。

マイ復刊ドットコム 『新選組の哲学』復刊リクエスト投票ページ
 適当なカテゴリーがないので、強いていえばということで「新選組 創作」に入れる。



伊調さん最年少20歳で受章 大鵬親方、黒鉄さんも

<秋の褒章>黒鉄ヒロシさん、大鵬さん、松沢哲郎さんの声大鵬親方に紫綬褒章=谷亮子ら五輪3選手、初の2度目

喜びの受章者 秋の褒章



 黒鉄ヒロシさんの『新選組』は、白牡丹が新選組に興味をもって直後に読んだ作品のひとつ。ちょっとブラックだけど、土方さんが蝦夷地に渡っての頃を描く辺りは強く惹かれたものだ。



「ぼくのマンガの方向性はブラックユーモア、不条理に近い。健康的、ハッピーとは違う少数派だが、(受章は)狭い笑いに対してのねぎらいかな」というコメントが、ちょっと笑える。
 白牡丹は、今や大河ドラマ『新選組!』キャストが映像作品の新選組のデフォルトイメージになってしまったのだが、去年までは結束信二さん脚本のNET『新選組血風録』『燃えよ剣』がその位置にあった。

 結束信二さん脚本の『新選組血風録』『燃えよ剣』については、司馬遼太郎氏原作の出来の良さを今さら白牡丹が語るまでもないが、結束さんオリジナルの作品世界がまた良かった。その中で、結束さんのオリジナルキャラクター、八木家の使用人、小田部通麿さん演じた伝蔵さんも忘れがたい。最終回で二股口の土方さんに会いに行って戦に巻き込まれて亡くなる場面は、涙なしに見られない。

 その小田部さんが、このほど亡くなったことを、白牡丹が頻回するサイトさんの掲示板で知った。

小田部通麿氏死去/俳優(四国新聞社)
住職で俳優の小田部通麿さん死去(日刊スポーツ)
小田部通麿氏死去
俳優(京都新聞)


 白牡丹は、小田部さんがなぜ仏門に入ったのかは知らない。だが、不思議と、あの「伝蔵」さんがお寺の住職となっていることに、史実において西本願寺の警備員として晩年を過ごし、寺の境内で亡くなった島田魁さんの姿が重なって見えるのだ……。

 謹んで、ご冥福を祈ります。合掌……。
山本寛斎プロデュースの『アボルダージュ』は日本武道館で今日明日の公演。

寛斎豪華舞台“空飛ぶ”内田裕也が圧倒

64歳で宙乗り……(汗)。
27日まで明治座で公演中の上川隆也主演『燃えよ剣』の劇評が、毎日新聞社サイトに掲載された。

「燃えよ剣」(明治座) 演出に滅びへの疾走感

隊士役では、沖田総司の葛山信吾、山南敬助の羽場裕一、井上源三郎の渡辺哲らは個性を出したが、全般的に脇が弱い。

あ、やっぱり、そうですか^_^;?

ちなみに、白牡丹の感想は下記にあります。ネタばれしてますんで、ご注意ください。

白牡丹の土方さん☆みぃはぁ★すくらんぶる
その28 石田寺と、日野ふるさと博物館と、明治座『燃えよ剣』
ちょっと古いが、毎日新聞のウェブサイトで明治座『燃えよ剣』で脚色を務めている鈴木聡さんのインタビュー記事を発見。

楽屋ばなし:
鈴木聡 脚色作業は「旅行」のよう


今回留意したのは「シンプルで太いもの」を作品の芯(しん)に通すこと。

なるほど。
当ブログでも何度か紹介させてもらっているが、土方さんの生涯をドラマ化する三人組の「笑撃武芸団」が各地で公演を重ねているようだ。笑撃武芸団のひとり、青山さんは土方さんの実姉で佐藤家に嫁いだのぶさんの子孫。

大丸京都店に新選組参上! 笑撃武芸団が公演 /京都

土方の命日の11日には中京区の壬生寺で、それぞれ公演する予定。

4日には日野で公演したとのこと、新選組ゆかりの各地で活躍中ですね。
第27回日本アカデミー大賞、作品賞に『壬生義士伝』、主演男優賞に同作品の中井貴一、助演男優賞に同作品の佐藤浩市さんが選ばれた。

中井貴一の主演男優賞受賞に佐藤浩市が男泣き……す、素敵過ぎますわ、佐藤浩市さん。

映画『壬生義士伝』、今思うといろいろとツッコミを入れたいところもあるが、佐藤浩市さん演じる斎藤一はよかった〜(老齢になった時のメークは、たはは、だったけど^_^;)。白牡丹的には、あと、堺雅人さんの沖田総司がね。

佐藤浩市さん、おめでとうございます。この受賞をはずみに、さらに大河ドラマ『新選組!』の芹澤鴨で思う存分に暴れ回って欲しいです。
『あさぎ色の伝説』というマンガを、ご存知だろうか。『スケバン刑事』などで有名な(好きなので紹介が長くなるのを極力抑えた^^;)和田慎二が沖田総司を主人公に描いた新選組もので、『天まであがれ!』木原敏江と並ぶ、1970-80年代新選組マンガの傑作である。

連載された当時、白牡丹はテレビドラマ『新選組血風録』『燃えよ剣』が巻き起こした新選組ブームの圏外にいた^^;。だから、「新選組モノ」「時代劇コミック」が好きだからではなく、和田作品だから読んだ。それも偶然、買った雑誌に掲載されていた。

初めて読んだストーリーは、こんな感じ……しじみ売りの老人が倒幕派の浪士たちに口封じのために殺される。残されたひとり娘は挨拶もろくにできない引込み思案。父を失って放心状態の娘を立ち直らせようと、沖田総司は「お父さんを斬ったのは私」と言い、仇討ちをしたかったらいつでも来いと挑発する。娘は、父の仇を取りたい一心で、まずはしじみ売りから始める。陰でこっそり助ける沖田。やがて、しじみ売りを斬った犯人たちが判明し、沖田は浪士たちを斬る。黒幕の桂小五郎、こそこそ逃げる(笑)。すべてが明らかになり、しじみ売りを継いだ娘は、市中巡回中の沖田を背後から見つめ、頭を下げるのだった。

当時の白牡丹には新選組の存在がぴんと来なかった(土方歳三があまり出てこない回だったからかも……爆)。しかし、沖田総司の爽やかさが記憶に残った。

その作品『あさぎ色の伝説 番外編 風車』を掲載していたのは、白泉社の『花とゆめ LaLa 創刊特大号』1976年9月号だった。

上記のあらすじ、白牡丹は後にコミックスを入手するので今記憶していて当然なのだが、5年前に土方さんに惚れてしまった時にも、その通り覚えていた……23年も記憶を劣化させない、というのは、傑作の要件のひとつを満たしていると思う。

和田氏は、その作品を皮切りに『あさぎ色の伝説』をララに連載していたが、病気もあって一旦完結していた。本人も不本意だったようで、以後、約10年にわたって、掲載誌も変えつつ、ぽつぽつと短編・中編を発表している。

『花とゆめCOMICS あさぎ色の伝説 第1巻』初版1979年8月
『花とゆめCOMICS あさぎ色の伝説 第2巻』初版1979年8月
『花とゆめCOMICS あさぎ色の伝説 第3巻』初版1979年5月
『花とゆめCOMICS あさぎ色の伝説 第4巻』初版1990年08月

ちなみにコミックスデータはサイト Wall PocketのComics Library 和田慎二1に詳しい。

5年前に土方さんと新選組にはまった白牡丹が集め始めた新選組モノの中に、これらのコミックスがあった……だが、ネット古書店で手に入れるまでには、時間と金がかかった。特に第4巻は稀少らしく、プレミアム価格だった。

ところで、このblogを読まれる方は、復刊ドットコムをご存知の方が多いと思う。絶版・品切れとなった本をリストし、支持票が100票集まったらスタッフが出版社と交渉するなどして復刊目指してさまざまな手を尽くしてくれる、本好きにはありがたいサイトである。白牡丹も新選組関係の本何冊かのオーナーになって復刊を呼びかけている。

……ここまでが話の枕(長い!)。

この復刊ドットコムで、新選組関係の復刊リクエスト書籍で、250票を超える支持票を集めながら、復刊かなっていない本がある。

そう、『あさぎ色の伝説』なのである。

100票を超えた時点でスタッフが出版社と交渉したが、公表できない事情で復刊交渉を断念したという経過報告があったのは昨年7月。「断念」という二文字に、白牡丹も落胆した。

事情は公表できないとされたが、白牡丹には漠然とわかるような気がした。集英社『別冊マーガレット』でデビューし、その後は白泉社『花とゆめ』を中心に活躍されていた和田氏がその後ぷっつりと少女マンガ誌での掲載を止め、現在は別の出版社の青年誌で活動されているからだ。その時の事情が尾を引いているのではないかと推測する(が、事情を知らない白牡丹の推測なので、鵜呑みにしないように)。

せっかく大河ドラマ『新選組!』放映という追い風にいくつかの絶版本が復刊されているという状況になってきただけに、『あさぎ色の伝説』が復刊されないのは残念だなぁ……。

……と、思っていたら、1月31日、「断念」という交渉ステータスが、何と「交渉」に戻った。スタッフによる書き込みは「別の復刊の道を探ります」。おぉ、死に体からの復活……うるうるうる(T_T)。

どうか、復刊の祈りがかないますよう。そして、もしこの記事に共感できる方で「復刊ドットコムの『あさぎ色の伝説』に一票投じてもいい」と感じた方(初めての方はユーザー登録が必要です)、一票投じていただければありがたい。

復刊リクエスト投票『あさぎ色の伝説』
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