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新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
 今日の幕末ニュース、新選組の史跡については独立した記事にしました。

次代へ残したい 新選組『終焉の地』 供養塔を初の修繕へ
 北区滝野川の寿徳寺にある近藤勇と新選組隊士の供養塔が風化が進んできたため、寺は今秋から一八七六(明治九)年の建立以来初の大規模修繕をする。併せて車いすでもお参りできるよう墓地全体を整備し、来春の近藤の百四十回忌にお披露目する。

 一八六八(慶応四)年四月二十五日、中山道板橋宿近くで処刑された新選組局長の近藤。寿徳寺によると、その地が寺の敷地内で、首は京都に送られたが、胴体は寺の境外墓地に埋葬された。今も供養塔を含む一帯を近藤の墓所としている。

 供養塔は隊士の一人、永倉新八が発起人になり建てた。区文化財でもある。高さ三・六メートルの細長い角柱。正面に近藤と副長の土方歳三の二人の名前が刻まれているほか、四面ともに銘文があるが、戦災にも遭うなどして、表面が摩滅やはく離して分かりにくくなっている。このため、修繕工事でははく離防止措置を施し現状維持を目指す。十月にも工事に向けた調査にかかる。

 さらに、土方の戒名を記した墓石を、近藤の墓石に加えて新設。また、供養塔建立前から近藤の埋葬地の目印に置かれたという自然石を最初の墓標として設置し直す。車いすでも墓地に入れるようスロープをつける。工事は来春までかかる見込みで、来年四月二十二日に予定する墓前供養祭で完成披露する。


 私が直近で訪れたのは2004年12月の暮れだったですね。この時すでに供養塔の碑文がほとんど読めない状態になっていたので気になっていたのですが、修繕がかなって嬉しいです……建てられた当時の姿から変わってしまうことに寂しい気持ちもありますが、風化して見る影もないというのはもっと寂しいですから。

 修復が済んだら、また訪れたいと思います。
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