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新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
 今までパラ見ぐらいしかしてなかった『銀魂』ですが、さすがに第19巻は買ってしまいました。



 なぜ買ったかといえば、「真選組動乱編」で、真選組副長・土方十四郎(『銀魂』読んでいる人にはお馴染みと思いますが、《ひじかた・とうしろう》と読みます)と参謀・伊東鴨太郎(笑)の闘争がめちゃ面白いからです。ただ、第19巻のほとんどでは、土方が妖刀の呪いでヘタレでヒッキーなオタクになっちゃってるのが残念なんですが。

 「俺(僕)はお前(君)が嫌いだ、いずれ殺してやる」って土方と伊東のギンギンな心情が、闘争を経て、どのように変化していくかが面白いんですよ。『少年ジャンプ』的な展開ではあるのですが、白牡丹はこの展開が好きです……決着は読めてますが、それでも続きが早く読みたいですわ。

 で、コミックス第19巻では土方がヘタレになってる分だけ土方度が足りない分、アニメ『銀魂』を大人借りして補充(爆)しています。
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 角川書店の「コミックチャージ」創刊号を買いました。うーん、全体に私がこれからも続けて読みたいと思えるマンガはなかったのでした。

 ただ、4月3日発売の2号から『壬生義士伝』の連載が始まると予告にありました。作画は『愛と誠』でおなじみの、ながやす巧。

 私の記憶が正しければ、以前に講談社の『週刊モーニング』で連載されるという予告が掲載されていました。その予定では去年の夏頃に連載開始となるはずだった……ということは、事情はわかりかねますが、出版社と掲載雑誌を替えて連載を始めることになったのですね。

 自分はコミックスが出たら買う予定。ながやす巧氏の筆による土方さんが見てみたいから(やっぱりそれかい^_^;)。
 今朝、書店にあったので購入しました。



 栗本薫の原作、第1巻は読んだという記憶があるのですが……どうも、あまりファンタジー色が強かったせいか、頭にうまく入りませんでした(汗)。マンガだとけっこう入るのが不思議です(苦笑)。

 第1巻では、土方さんは出てきませんでした(小説版では、土方さんは結構ぺらぺらと喋る軽い感じで、自分のイメージと違うので、第2巻を買う気になるかどうかはわかりません)。山南さんが結構重要な役割を担っているようです。主人公の沖田総司がエスパーだったり、まだ子供の永倉新八と原田左之助が試衛館に住み着いていたり、そういう設定でもOKの方ならいいと思います。
『週刊 ビジュアル 日本の合戦 No. 28 榎本武揚と箱館戦争』(リンク先は講談社の通販サイト)

 店頭で買い損ねていたので、リンク先の通販サイトで取り寄せました。薄く、カラーで写真図版などが多く、ざっと箱館戦争の経緯をマンガでわかりやすく説明してくれる(笑)など、箱館戦争をよくご存じない方の入門書によいと思います。

 個人的に一番好きなのは、2ページにわたって描かれた「北から四稜郭、五稜郭、箱館山を眺める」イラストです。正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』で出てきた大鳥さん謹製(笑)のジオラマとは逆方向の図ですが、亀田川に沿って、四稜郭、権現台場、五稜郭、千代ヶ岡陣屋、一本木関門、箱館山がほぼ一直線上にあるのがよくわかります。

 人物列伝、ページの関係で旧幕府脱走軍の幹部の皆様が全員紹介されないのは残念です。魅力的な人たちが沢山いるのに~。

☆★☆★

 そうそう、Vegaさんのブログ記事で知ったのですが、『日本の100人』50号は近藤勇特集だそうですね。

日本の100人
2007/01/09発売号 (第50号)

 リンク先は雑誌の通販サイトFujisanです。

 Vegaさん情報によると、斬首された近藤さんの首の行方について、横倉喜三次が覚え書きを書き残していて、それによると東本願寺が引き取り、東大谷に埋葬されたのだそうだ。

 かつて西本願寺に押しかけ合宿(爆)した新選組の近藤さんの遺骸(の一部)が東本願寺に引き取られたとは、何だか因縁があるような。

 その部分だけでも読んでおきたいので、書店で探してきます。
 今朝書店で「限定復刊」の帯をまとって平積みになっているのを発見しました!



 復刊ドットコム『新選組の哲学』リクエスト投票で規定の100票を大きく超え、復刊交渉も少し進展したのを気長に待っていたのですが、いきなり復刊ですね……嬉しいです。

 野口武彦氏の解説も新たに付いているということで、文庫本にしては税込み1,500円は少し高いと思われる方も一度書店で手にとっていただきたく。

 いやいや嬉しい……今日は祝杯です。


 今日店頭で見つけて購入しました。

 正直、登場人物の現代的な顔つきやヘアスタイルや言葉遣いに違和感があって、余り好みではないのですが(でも、お梅の凄絶な色っぽさは好み^_^;)、最終巻は結構入れ込んで読んでしまいました。

 たとえて言えば、「東海テレビの昼メロ」風な展開(爆)。芹沢、新見、土方さん(すみません、この人だけは「さん」付けでないと落ち着かないので)、お梅の間の微妙な人間模様とジェットコースター的な展開と並行して、芹沢、土方さん、君菊との間でもかなり凄いエピソードがあって(滝汗)。
 かなりエロチックな場面の描写があるので「昼メロ」時間帯のドラマ放送は無理だと思いますが(爆)。
 あ、ちなみに私は「東海テレビの昼メロ」は見たことがないです^_^;。ドラマサイトであらすじを読んだことがあり、そこからのイメージで語っているだけです。

 芹沢の暗殺場面が伝えられる史実にかなり忠実な展開で、これもまた壮絶でした。
 幕末を舞台にしたマンガでは『風雲児たち』と並んで一押しなのが、村上もとか描く『仁―JIN―』。タイムスリップとかタイムパラドックスとかSF的な要素を含みつつも、現代の医師が幕末にタイムスリップして時代と関わり合う中で史実をどう料理するかが興味惹かれるマンガです。

 ご存じない方のためにざっとあらすじを書くと、現代の脳外科医である南方仁がひょんなことから幕末にタイムスリップして、出会った人々に助けられながら現代の医学知識を幕末に応用して人々の命を助け(そして、歴史を変えているかも知れない)、幕末の歴史を動かす人々と出会うという話。現代の医学知識がどの程度幕末に使えるかという点でも興味深いです(すでにペニシリンの精製に成功しています)が、史実の人物と関わることでどう歴史を変えてしまうのか、タイムパラドックスをどう処理するかも興味あります。

 すでに出会った史実の人物をざっと挙げると、勝海舟、坂本龍馬、伊東玄朴、松本良順(嬉)、緒方洪庵、佐久間象山(その設定に先週号ではびっくりした^_^;)、浜口梧陵(渋っ……でもマニアックで好きだ)、新門辰五郎などなど。フィクションで登場する人物たちも魅力的です。

 で、今週号については、ネタばれを含むのでたたみます。
 ドリコムRSSのクリップ機能はようやく直りましたが、そういう時に限って幕末関係のニュース記事がありません(^^ゞ。

 その代わりという訳ではないですが、今日着いた新選組関係のコミックスを乱読しました。

『秘密の新選組』三宅乱丈の第2巻。第1巻でぶっ飛びそうになった設定ですが、ますます事態は混迷の方向へ……でも、マニアックな史実ファンには結構ツボな史実のアレンジがあったりして、さすがに三宅乱丈はあなどれません。ハラハラしながら第3巻はどうなるのかと気になったり。


 正直、絵柄はあまり好きではありませんが、洋装土方が表紙の第7巻を偶然発見した時に「おぉ、ここまで描かれていたのか」と注文してしまいました(爆)……洋装土方が登場するまで描かれる新選組マンガは意外と少ないんですよね。
 新見さんや鴨さん、そして武田観柳斎の描かれ方に、『新選組!』の影響が感じられました。『新選組!』が出る前は、こういう風には描かれた彼らを目にしたことはありませんでしたから。山南さんの切腹にも、若干、その印象がありました……『新選組!』とは心を通わせる相手が違うのですが、白牡丹的には、唐突ではありましたがまぁそれもありかという心境。
 で、主人公・土方の箱館編は、すごーく短い(涙)。何と、わずか5ページしかないのだ(イグアスの滝汗……最近、水不足中^_^;)。でも、その分を会津での斎藤一との別れの場面に費やしてくれたのは、それはそれで嬉しいかも知れない(苦笑)。
 作者の方は、桂小五郎とか西郷隆盛よりも高杉晋作や坂本龍馬や中村半次郎の方が好きみたいです、念のため。
 トラックバック頂いたwindowheadさんの下記の記事。

三菱長崎造船所初代所長は新選組隊士だった!



 私が最初に紹介した中日新聞の記事「『幕末の桑名』発行 藩士の子孫・バーバラ寺岡さんが執筆」と併せて読むと、バーバラ寺岡さんの曾祖父・山崎正勝は桑名藩士で、箱館新選組に加入し降伏、明治の世になって三菱長崎造船所の初代所長となったとのこと。



 何とも興味深く、早速書店に飛んでいって『幕末の桑名』を購入して来ました。



『桑名叢書1 幕末の桑名 近代ニッポンの基礎を築いた桑名のサムライたち』バーバラ寺岡(桑名市教育委員会発行) リンク先はamazon.co.jp



 まだ序章しかパラ読みしてませんが、興味深い記述がちらほら。



 ひと〜つ。山崎正勝は桑名藩主・松平定敬公の小姓だった。そして、小姓仲間のひとりが、戊辰戦争で活躍した桑名雷神隊を率いた立見鑑三郎、後の陸軍中将(日露戦争当時)立見尚文だった。



 ふた〜つ。バーバラ寺岡さんの曾祖父・山崎正勝が箱館新選組に加入していたというだけではなくて、ご先祖様には他にも新選組とのつながりがあった。山崎正勝の義弟で明治期には文筆家として活躍した小山正武が油小路事件の目撃者として子母澤寛『新選組始末記』で目撃談を引用されているのだ。

「『当時京都の千本通り西周(後に男爵)の学塾に在った小山正武翁は、此日の暁より塾友と共に散歩し、油小路六条と七条の間を通行して、親しく伊東甲子太郎氏の屍体を見、幕府の役人がまだ死体検視に出張しない前の戦闘場の実況を(中略)史談会の席上で話しているが、伊東は駕籠の中で、うしろの方でもたれかかり、大小(刀―筆者注)は側にあった」などとある。

 慶応三年(一八六七)、新選組と、新選組から分裂した伊東甲子太郎以下、高台寺党(御陵衛士)との決闘を目撃し、この談話を残したのが、家族写真には不在の『小山正武翁』である」(『幕末の桑名』)

 ……ひえ〜っ、伊東先生のご遺骸の目撃者でもあり、その直後に発生した油小路事件の目撃者でもあったんですね(滝汗)。



 みっつ〜。箱館新選組に属していたために旧幕府軍が降伏した後に謹慎処分に服した山崎正武は、あの岩倉渡米団に従って留学のために渡米した津田梅子・山川捨松らと一緒に留学生たちの中に混じっていたらしい。アメリカの勃興間もないビジネススクールで会計学などを学んだらしいので、アメリカでMBAを取得した私(しかも専攻のひとつが会計学……全然ダメだとわかって、人と組織を専門にする職業に就くと決めたわけですが^_^;)にとっては大先輩とも言える。帰国して岩崎弥太郎らに見込まれ、三菱長崎造船所の初代所長を任されたそうで、その人となりやマネジメントスタイルにも興味が沸くというものだ。



 連休中に、残りを読んでみようと思っています。 
『続 新選組史料集』新人物往来社 リンク先はamazon.co.jp



 コンビニに配達してもらっていた続史料集が届きました。



 収録されている資料のリストの一部です。

「近藤勇・土方歳三」(『譚海』明治十七~十八年)(依田学海)

「近藤勇の事」(『江戸会誌』二巻三号明治二十三年)(鳥居華村)

「近藤勇の伝」(『旧幕府』五巻五号明治三十四年)(丸毛利恒)

「近藤勇の少年時代」(『家庭雑誌』七十六号明治二十九年)(中野三鷹子)

「近藤勇の妻及子」(『家庭雑誌』七十七号明治二十九年)(中野三鷹子)

「土方歳三の少年時代」(『家庭雑誌』八十一号明治二十九年)(冷月生)

「廻状留」(石坂周造)

「間崎滄浪」(『土佐史談』五十七号昭和十二年)(松村巌)

「癸亥斬姦」(『土佐史談』六十五号昭和十三年)(松村巌)

「坂本龍馬」(『土佐史談』六十八号昭和十四年)(松村巌)〔ほか〕

 個人的に目を引くのは依田学海「近藤勇 土方歳三」、井上松五郎の旅日記、山崎烝『取調日記』隊士名簿、金子家文書、恩田家文書、望月忠幸「夢乃うわ言」、吉野春山(竹中重固)文書、谷口四郎兵衛日記、石井勇次郎「戊辰戦争見聞略記」辺りでしょうか。



かなり重くて通勤のお供にはなりませんが、追々読み進めていきたいと思います。
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