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新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
 降ったり止んだりの天気でしたが、韮山に行ってきました。3度めの訪問になります。目的は6月21日のブログ記事で紹介した資料展を見てくることでした。

代官江川英龍の交流関係を紹介 伊豆の国で資料展
 幕末の韮山代官江川英龍の人物像に迫る資料展「幕末日本の群像―江川英龍をめぐる人々」が9月2日まで伊豆の国市の韮山郷土史料館で開かれている。
 英龍と交流のあった人々の書状や英龍直筆の書画を中心に江川家・江川文庫所蔵の45点を展示した。蘭学者佐久間象山が西洋砲術を習うため弟子入りした際に記した宣誓書や老中阿部正弘が英龍あてに記した書状のほか、カノン砲の射撃演習記録など英龍の幅広い人間関係と功績を示す貴重な資料が並んでいる。
 初公開の書画もあり、同館の工藤雄一郎さんは「幕末という激流に翻弄(ほんろう)されながらも、英龍がいかに多大な人物に影響を及ぼし慕われていたか知ってほしい」と来場を呼び掛けている。入館料200円(小中学生100円)。問い合わせは同館[電・ファクス055(949)4127]へ。


 さすが坦庵先生こと江川英龍様、幕府関係、江川塾関係、文人・蘭学者関係、剣術関係(岡田十松門下で、練兵館を開いた斎藤弥九郎を後援)、などと関係者のリストが凄いです。江川塾だけでも、戊辰戦争で敵味方に分かれて戦った陸海軍関係者が何人いることか……。

 ただ、私の目は「英龍亡き後の入塾」と注意書きされた江川塾門人のリストに、「藤堂平助 新選組隊士」とあったところに釘付けになってしまいました。江川邸に置かれている4巻の門下生リスト(あいうえお順に整理されています)には名前が入っていなかったのですが、韮山郷土資料館は江川家から提供された文書や品物を多く展示しているところでもあるので、江川家の資料から名前を見つけてきたのだと思います。

 藤堂平助が江川塾に入っていたとは初耳です。藤堂平助が池田屋事件に参加した後に単独で江戸に下って隊士募集の活動をしていた時期があり、その時に新選組隊士として江川塾で洋式砲術を習ったのではないかと思うのですが……資料館の方に時期を特定できる資料があるのか聞き忘れてしまいました(涙)。

 江川塾で講師をしていた大鳥圭介と遭遇する可能性があったかどうかも気になるところです(本宅にエッセイをアップする時までに調べておかないと……^_^;)。



 こちらは韮山資料館お隣の江川邸。大河ドラマ『篤姫』で、篤姫の実家としてロケに使われたので、見覚えがあるという方もいるかと思います。

☆★☆★

7/1追記。本宅にて記事をアップしました。
その74 三度目の韮山訪問で新選組に繋がった?
2008年6月26日 小雨降る中、てくてく7キロ
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