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新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
 知らなかったよ、榎本武揚がデアゴスティーニの『週刊 日本の100人』にランクインしてたなんて^_^;。たまたま本屋で少し時間を潰していたら、これが目に入ったから、即買っちまったいっ(と、榎本さんに敬意を表して江戸弁で)。

『週刊 日本の100人』No.073 榎本武揚

 表紙の言葉は「元より戦争は相好まず候――」。

 扉の言葉は「人が何と言おうともかまはぬ事なれど良く言わるなれば心地よきはありまいなり。」……何だか微笑ましいと思ったら、樺太・千島交換条約の調印に成功し、その功績を時の外務卿・寺島宗則に高く評価されたことを嬉しく思って妻たつへの手紙に書いた言葉なんだそうな。

 土方ファンの中には榎本武揚が嫌いな人もいるらしいが、自分は『新選組!! 土方歳三最期の一日』で片岡愛之助さんがチャーミングな榎本武揚を演じて下さる前から榎本さんが好きだった。たぶん榎本さんの中によき江戸っ子気質を見ているからだろう(同じ江戸っ子なのに、なぜか勝海舟は好きになれない……『組!』の野田秀樹さん演じる勝海舟は好きだけど)。

 この『週刊 日本の100人』で新たに知った榎本さんのエピソードのひとつに、芸事が得意で、謡曲、端唄、都々逸、新内なども達者で、海軍中将を拝命してからあちこちで美声を披露し「長唄中将」と呼ばれたとか。さらに、5代目尾上菊五郎の声真似も得意で、「音羽屋の殿様」とも呼ばれたとか。さらに、榎本さんのお座敷芸は、箱館戦争中に牢仲間になった博徒の親分と仲良くなって、親分に仕込まれたのだという話(笑)で、やっぱしチャーミングな奴だなぁと思ってしまう。

 そういえばケースケこと大鳥圭介も、大坂は緒方洪庵先生の適塾で塾生やっていた時に、歌舞伎役者の声真似で塾生仲間を起こしてやったとかいうエピソードがあったなぁ……榎本さんと大鳥さん、気が合うはずだ(笑)。
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