新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
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函館海鮮料理—海光房
朝市エリア、摩周丸に近い側の駅向かいにあります。生簀に沢山の活きネタを置いているので、いろいろ楽しめます。
まずは生ウニ。日本酒も進みます。
そして活イカ。函館の活イカの味を知ってしまうと、普段はイカを口にしません。
足は焼いたり揚げたりもできますが、私は刺身派。
毛ガニ丸々はひとりで食べられないので、ちょこっとだけ刺身でいただきました。透き通った身が美しい…。
ご馳走様でした。
朝市エリア、摩周丸に近い側の駅向かいにあります。生簀に沢山の活きネタを置いているので、いろいろ楽しめます。
まずは生ウニ。日本酒も進みます。
そして活イカ。函館の活イカの味を知ってしまうと、普段はイカを口にしません。
足は焼いたり揚げたりもできますが、私は刺身派。
毛ガニ丸々はひとりで食べられないので、ちょこっとだけ刺身でいただきました。透き通った身が美しい…。
ご馳走様でした。
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初めて函館を旅行したのは、大河ドラマ『新選組!』放映直前の2003年12月。以来、10年間で22回目の函館。
理由はひとつ。そこに土方さんが眠っているから。いや、もうひとつ、生ウニと活イカが食べたいから(爆)。
今回の旅行は万年雨女な白牡丹に相応しく、出発前からネタがついていた…台風18号が旅行後半に関東から北に猛威を振るう気配。果たして帰り便は無事に飛んでくれるかを出発前から案じる旅となった。
湯の川温泉の滞在先に荷物を預け、身軽になって市電に乗り込む。ゆらゆらと市電に揺られる。今回も計画なし、行き当たりバッタリの気ままな散策で行くべ。
JR函館駅前に出た。夏前から相次ぐJR北海道の事故や整備補修不足で減便が続いている。
函館を定点観測していて思うのは、寂れているなぁということ。駅前から徒歩数分のところですら、空き地になり、駐車場として貸し出される以外になく、でなければ空き地となり雑草が繁り放題。
理由はひとつ。そこに土方さんが眠っているから。いや、もうひとつ、生ウニと活イカが食べたいから(爆)。
今回の旅行は万年雨女な白牡丹に相応しく、出発前からネタがついていた…台風18号が旅行後半に関東から北に猛威を振るう気配。果たして帰り便は無事に飛んでくれるかを出発前から案じる旅となった。
湯の川温泉の滞在先に荷物を預け、身軽になって市電に乗り込む。ゆらゆらと市電に揺られる。今回も計画なし、行き当たりバッタリの気ままな散策で行くべ。
JR函館駅前に出た。夏前から相次ぐJR北海道の事故や整備補修不足で減便が続いている。
函館を定点観測していて思うのは、寂れているなぁということ。駅前から徒歩数分のところですら、空き地になり、駐車場として貸し出される以外になく、でなければ空き地となり雑草が繁り放題。
今の住まいに越してきてもう4年ほどになるのだが、そこから徒歩数分のホールに初めて足を踏み入れた……まぁ住民税払っているんだから、もうちょっと利用しなければ(苦笑)。
お菊の皿/ろべえ
羽織を着ているので二つ目。小三治師匠の弟子である喜多八師匠の弟子で、小三治師匠から見たら孫弟子。
金明竹/小三治
あがった途端に、ろべえの師匠である弟子の喜多八が陰気なことをぼやくぼやく(苦笑)。喜多八に似ずにうるさい、というのは褒め言葉らしい。
喜多八がいかに陰気かということを説明するついでに、「火事息子」を教えてくれる圓生師匠が土蔵の折れっ釘に手をかける角度の解説をこと細かにするのとは対照的に、小さん師匠は「了見になればよい」と一言の教えだったとか。
そのマクラで始めたのは、「金明竹」。小三治師匠のは松公なんだな。ホールの大きさのせいか音響のせいか、かなり聞きづらかった上に、小三治師匠もちょっと喉がよくなかったのか言い立てのところは聴いててちょいと辛かった。
でも中入り前を「金明竹」で満足できる、数少ない噺家だと思う。
(中入り)
かんしゃく/小三治
2020オリンピックが東京に決まったことについて、言いたいことを口に出してくださって、自分的には「王様の耳はロバの耳」的に聞こえました。
ダイバーシティを尊重する企業社会に暮らす身としては、どなり散らす主人公を温かく見守れないのですが、「アイスクリーム、好きだ」の一言で針がマイナスからプラスにゴゴゴッと振り変わって、嫌いだった社長が好きになります。
お菊の皿/ろべえ
羽織を着ているので二つ目。小三治師匠の弟子である喜多八師匠の弟子で、小三治師匠から見たら孫弟子。
金明竹/小三治
あがった途端に、ろべえの師匠である弟子の喜多八が陰気なことをぼやくぼやく(苦笑)。喜多八に似ずにうるさい、というのは褒め言葉らしい。
喜多八がいかに陰気かということを説明するついでに、「火事息子」を教えてくれる圓生師匠が土蔵の折れっ釘に手をかける角度の解説をこと細かにするのとは対照的に、小さん師匠は「了見になればよい」と一言の教えだったとか。
そのマクラで始めたのは、「金明竹」。小三治師匠のは松公なんだな。ホールの大きさのせいか音響のせいか、かなり聞きづらかった上に、小三治師匠もちょっと喉がよくなかったのか言い立てのところは聴いててちょいと辛かった。
でも中入り前を「金明竹」で満足できる、数少ない噺家だと思う。
(中入り)
かんしゃく/小三治
2020オリンピックが東京に決まったことについて、言いたいことを口に出してくださって、自分的には「王様の耳はロバの耳」的に聞こえました。
ダイバーシティを尊重する企業社会に暮らす身としては、どなり散らす主人公を温かく見守れないのですが、「アイスクリーム、好きだ」の一言で針がマイナスからプラスにゴゴゴッと振り変わって、嫌いだった社長が好きになります。
よみうりホールを出て、東海道線で横浜へ。京浜急行に乗り継いで日ノ出町で降り、降り出した雨にビニ傘を差して急坂を上り、贔屓にしている蕎麦屋さんで早めの夕食。坂を下りて野毛を歩き、久しぶりのにぎわい座。
ご挨拶/一門。
談春師以下、こはる、春吾、春樹、春来。春吾と春来はしょうゆ顔のしゅっとした二枚目で似てる。
談春師から促されて、それぞれ趣味を告白。
こはるはネオンテトラ7匹を飼っている……確か1匹300円、人工餌で育てられ、コンビニ袋のガサガサ音で餌を期待して集まってくるのがかわいいとか。それに対して、春師は、小さすぎて三枚におろせないとか、実用的な話題に向けていたのだけどかみあわず。
春吾はセミの羽化に詳しい。羽化して上半身(といって春師に突っ込まれていた)を出して、いったん殻から離れかけて、下半身を空気にさらして馴染ませるために殻にしがみつくのが面白いというようなことをいったと思う。
春樹は酒が好き……昼の出番だったせいか、春師のツッコミはなし。
春来は水木しげるの妖怪が好きらしい。「おとろし」だったか「おどろし」だったか、鳥居の上にいて、不信心者の上にどーんと落ちるのが好きだそうだ。なぜ好きかを春師につっこまれて「90%が頭」……春師「俺の顔がでかいって言いてぇのかよ」爆笑。
それぞれにオタクな趣味のお弟子さんたちが楽屋でどんな会話をしているのか心配だそうな。と、いいながら、志の輔・談々・関西(文都)・談春・志らくの五人が前座だった頃の思い出話。亡くなった談々と文都を「常識人だったから」と、苦労をねぎらう感じ。
寄合酒/春来
前座さんの割には口跡がきれいな気がする。談春師の弟子は立川流の中でも条件が厳しいだけ、鍛えられているんだろうなぁ。
長短/談春
お得意のネタではあるのだけど、キセルを持っての仕草とか、いろいろとくすぐりが増えている感。しびれを切らすぐらいの長さんがいて、短さんが生きるんだろうなぁ。
お化けの気持ち/春吾
新作だそうですが、長屋の八っつぁんと息子の金坊とご隠居の三人の会話で成り立つストーリーだし、果たしてお化けは実際に存在するのかどうか、いい子と悪い子を見分けるのかどうかという金坊の鋭い疑問によってご隠居とハッつぁんが振り回されるのは古典落語では「真田小僧」に通じるところがあるが、お化けに扮装するご隠居とか、今まで聴いたことのない展開が新作で楽しい。
紺屋高尾/談春
生でも何回か聴いているのだけど私の記憶のベースはCDの「来年三月十五日」。大きくは違わないけど、会話がちょっと違うと、それだけでわくわくしてしまう。特に、三浦屋での高尾と久蔵のやりとりは、今まで聴いたよりもディテールが増えて、高尾が紺屋職人の久蔵に惚れたところの説得性がちょっと増えた。
最後にひとこと「実話」と付け加えた春師に、どきっとした。うん、モデルになった高尾太夫は実在するらしいのだけど、「実話」って言い切るとちょっとどうかなぁ……(^_^;)。
ご挨拶/一門。
談春師以下、こはる、春吾、春樹、春来。春吾と春来はしょうゆ顔のしゅっとした二枚目で似てる。
談春師から促されて、それぞれ趣味を告白。
こはるはネオンテトラ7匹を飼っている……確か1匹300円、人工餌で育てられ、コンビニ袋のガサガサ音で餌を期待して集まってくるのがかわいいとか。それに対して、春師は、小さすぎて三枚におろせないとか、実用的な話題に向けていたのだけどかみあわず。
春吾はセミの羽化に詳しい。羽化して上半身(といって春師に突っ込まれていた)を出して、いったん殻から離れかけて、下半身を空気にさらして馴染ませるために殻にしがみつくのが面白いというようなことをいったと思う。
春樹は酒が好き……昼の出番だったせいか、春師のツッコミはなし。
春来は水木しげるの妖怪が好きらしい。「おとろし」だったか「おどろし」だったか、鳥居の上にいて、不信心者の上にどーんと落ちるのが好きだそうだ。なぜ好きかを春師につっこまれて「90%が頭」……春師「俺の顔がでかいって言いてぇのかよ」爆笑。
それぞれにオタクな趣味のお弟子さんたちが楽屋でどんな会話をしているのか心配だそうな。と、いいながら、志の輔・談々・関西(文都)・談春・志らくの五人が前座だった頃の思い出話。亡くなった談々と文都を「常識人だったから」と、苦労をねぎらう感じ。
寄合酒/春来
前座さんの割には口跡がきれいな気がする。談春師の弟子は立川流の中でも条件が厳しいだけ、鍛えられているんだろうなぁ。
長短/談春
お得意のネタではあるのだけど、キセルを持っての仕草とか、いろいろとくすぐりが増えている感。しびれを切らすぐらいの長さんがいて、短さんが生きるんだろうなぁ。
お化けの気持ち/春吾
新作だそうですが、長屋の八っつぁんと息子の金坊とご隠居の三人の会話で成り立つストーリーだし、果たしてお化けは実際に存在するのかどうか、いい子と悪い子を見分けるのかどうかという金坊の鋭い疑問によってご隠居とハッつぁんが振り回されるのは古典落語では「真田小僧」に通じるところがあるが、お化けに扮装するご隠居とか、今まで聴いたことのない展開が新作で楽しい。
紺屋高尾/談春
生でも何回か聴いているのだけど私の記憶のベースはCDの「来年三月十五日」。大きくは違わないけど、会話がちょっと違うと、それだけでわくわくしてしまう。特に、三浦屋での高尾と久蔵のやりとりは、今まで聴いたよりもディテールが増えて、高尾が紺屋職人の久蔵に惚れたところの説得性がちょっと増えた。
最後にひとこと「実話」と付け加えた春師に、どきっとした。うん、モデルになった高尾太夫は実在するらしいのだけど、「実話」って言い切るとちょっとどうかなぁ……(^_^;)。
市馬さんの独演会は行ったことあるけど、三三さんとの二人会は初めて。若手真打ちの中では指折りの実力を持つ三三さんとの二人会、行って後悔するはずがない。
子ほめ/市助
五貫裁き/三三
割と長いマクラだった……今朝の2020東京オリンピック決定が一瞬ネタとなったかな。東京で定席となっている鈴本、末廣亭、浅草、池袋の比較で、池袋演芸場でお客さんと一対一になった話。学校寄席や老人ホームでの苦労話。
噺に入ったんだけど、家元の『五貫裁き』をCDで1〜2回聴いたぐらいだったので、すぐにネタに気づかず……その分、噺の展開がわからず、わくわくして聴けた。
大岡裁きの妙で、先日聴いた志の輔の『帯久』と同じく、お裁きの後で悪役が悲鳴を上げるのがカタルシス。
(中入り)
らくだ/市馬
最近は寄席サイズの作品に慣れているので長い落語会ネタが負担になることもあるのだけど、さすがに三三さんと市馬さんの長講一席はだれることもなく、楽しいの一言。
2020東京オリンピックが決まったということで、マクラに一言「東京五輪音頭」が出ただけで会場全体から拍手……嬉しそうに「東京五輪音頭」を披露する市馬師匠。これは2020東京五輪でも何かテーマソングを歌っていただかないといけませんね(「君が代」はLe Velvetsのアカペラを希望するのだけど、2020東京五輪音頭を市馬師匠にお願いしたい)。
そして、「らくだ」。市馬師匠のは暗くならないのがありがたい。途中でケータイの着信音がしつこく鳴っていたアクシデントも、丁の目の半次と屑屋の久さんの会話に「何か呼んでいるんじゃない?」の一言で、すっと作品世界に戻してくれた。普段は肩身を狭くして商売している屑屋の久さんが途中から状況を楽しみ始めて後半はすっかり主導権握ってしまうところに眼目を置く市馬師匠版「らくだ」を見ながら、フローティングリーダーシップだなと分析しそうになるのは、職業柄か。
子ほめ/市助
五貫裁き/三三
割と長いマクラだった……今朝の2020東京オリンピック決定が一瞬ネタとなったかな。東京で定席となっている鈴本、末廣亭、浅草、池袋の比較で、池袋演芸場でお客さんと一対一になった話。学校寄席や老人ホームでの苦労話。
噺に入ったんだけど、家元の『五貫裁き』をCDで1〜2回聴いたぐらいだったので、すぐにネタに気づかず……その分、噺の展開がわからず、わくわくして聴けた。
大岡裁きの妙で、先日聴いた志の輔の『帯久』と同じく、お裁きの後で悪役が悲鳴を上げるのがカタルシス。
(中入り)
らくだ/市馬
最近は寄席サイズの作品に慣れているので長い落語会ネタが負担になることもあるのだけど、さすがに三三さんと市馬さんの長講一席はだれることもなく、楽しいの一言。
2020東京オリンピックが決まったということで、マクラに一言「東京五輪音頭」が出ただけで会場全体から拍手……嬉しそうに「東京五輪音頭」を披露する市馬師匠。これは2020東京五輪でも何かテーマソングを歌っていただかないといけませんね(「君が代」はLe Velvetsのアカペラを希望するのだけど、2020東京五輪音頭を市馬師匠にお願いしたい)。
そして、「らくだ」。市馬師匠のは暗くならないのがありがたい。途中でケータイの着信音がしつこく鳴っていたアクシデントも、丁の目の半次と屑屋の久さんの会話に「何か呼んでいるんじゃない?」の一言で、すっと作品世界に戻してくれた。普段は肩身を狭くして商売している屑屋の久さんが途中から状況を楽しみ始めて後半はすっかり主導権握ってしまうところに眼目を置く市馬師匠版「らくだ」を見ながら、フローティングリーダーシップだなと分析しそうになるのは、職業柄か。
特別企画「ほほえみ残暑見舞い 白酒の裏切り 〜おはよう新作、おやすみ古典〜」は新作しばりと決まっていて、白酒師、9月3日が「ドラえもんの日」だったのにちなんで「メルヘンもう半分」をかけたと。貸切公演で休演の昨日を飛ばして今日も「メルヘンもう半分」をかけるとわかっていたので、飛んでいった。
中入り過ぎてチケットボックスは閉まっていたが、諦めずに自動ドアを開けて受付のおねえさんに訊いてよかった……中入り過ぎても2000円払えば入れてもらえるのだ。
子ほめ/龍玉
ご隠居に知恵つけられて横丁を飛び出したところから。
紙切り/正楽
「稲刈り」に手こずる正楽師がかわいい。でも出来は素晴らしかった。
メルヘンもう半分/白酒
白鳥版「メルヘンもう半分」はポッドキャストで購入できる。「もう半分」をムーミンのキャラクターに置き換え、スナフキンとミーがムーミンワールドを逃げて江戸の片隅で安い居酒屋をやっているところへ、ムーミンが追いかけてくるという噺(^^)。元ネタが殺人と不気味な生まれ変わりを含む怪談ネタなのだが、それをメルヘンチックなアニメなんだけど何故か昔から不気味だと思っていたムーミン(絵に陰りがあるところが苦手)に結びつけたところが秀逸だ。
白鳥師にだまされて(苦笑)ネタだしをした白酒師、白鳥師から借りた音源で聴いたネタのあまりのひどさにカセットテープを叩き割ったらしい……でもネタ出しした以上きっちりやると、ムーミンをドラえもんに改作した……と伝えられているが、白鳥さんと白酒さんの合作で脚色したエピソードに違いない。だって、ドラえもんワールドをマニアックにギャグとパロディとグロを混ぜたつくりはやっぱり白鳥さんの臭いがするもの。
でも体型が白鳥さん以上にドラえもんに近い白酒さんだからこそ。そしてドラえもんの声は大山のぶ代さんパージョンで、他の登場人物はしっかり古典なのは、白鳥さんにはできない(苦笑)……おしずことしずかちゃんが腹黒で高笑いするところが、素晴らしく本格古典的でいてマンガのようにドラマチック(爆)。
すっかり笑い転げて、満足感たっぷりのトリねたでした。感謝。
中入り過ぎてチケットボックスは閉まっていたが、諦めずに自動ドアを開けて受付のおねえさんに訊いてよかった……中入り過ぎても2000円払えば入れてもらえるのだ。
子ほめ/龍玉
ご隠居に知恵つけられて横丁を飛び出したところから。
紙切り/正楽
「稲刈り」に手こずる正楽師がかわいい。でも出来は素晴らしかった。
メルヘンもう半分/白酒
白鳥版「メルヘンもう半分」はポッドキャストで購入できる。「もう半分」をムーミンのキャラクターに置き換え、スナフキンとミーがムーミンワールドを逃げて江戸の片隅で安い居酒屋をやっているところへ、ムーミンが追いかけてくるという噺(^^)。元ネタが殺人と不気味な生まれ変わりを含む怪談ネタなのだが、それをメルヘンチックなアニメなんだけど何故か昔から不気味だと思っていたムーミン(絵に陰りがあるところが苦手)に結びつけたところが秀逸だ。
白鳥師にだまされて(苦笑)ネタだしをした白酒師、白鳥師から借りた音源で聴いたネタのあまりのひどさにカセットテープを叩き割ったらしい……でもネタ出しした以上きっちりやると、ムーミンをドラえもんに改作した……と伝えられているが、白鳥さんと白酒さんの合作で脚色したエピソードに違いない。だって、ドラえもんワールドをマニアックにギャグとパロディとグロを混ぜたつくりはやっぱり白鳥さんの臭いがするもの。
でも体型が白鳥さん以上にドラえもんに近い白酒さんだからこそ。そしてドラえもんの声は大山のぶ代さんパージョンで、他の登場人物はしっかり古典なのは、白鳥さんにはできない(苦笑)……おしずことしずかちゃんが腹黒で高笑いするところが、素晴らしく本格古典的でいてマンガのようにドラマチック(爆)。
すっかり笑い転げて、満足感たっぷりのトリねたでした。感謝。
文化祭のようなノリのこの会、昼の部も夜の部もメンバーがいいですね。
浮世床/一之輔
twitterで昨日か一昨日書き込まれていた、家でガリガリ君食べていたら前座から電話かかってきて、池袋で代演する予定をすっかり忘れていたことを思い出させてもらい、電動自転車であわてて池袋に10分で行ったという一件がマクラに。
「浮世床」も一之輔が演じると、男子校の部室でのだべりに聞こえてしまう(°°;)。
首ったけ/白酒
吉原で廻しという制度があったという説明をしていたので「五人廻し」かと思いつつ、うとうと……気づいたらサゲて終わっていた。残念無念。
壺算/兼好
3月に渋谷で聴いた時も「壺算」でした。あの時にはお店の人は女性かなぁという印象だったのだけど、今日は男か女かよくわからない(苦笑)。計算が苦手過ぎて身につまされる^_^;
黄金餅/市馬
貧乏のどん底で貯め込んだ金を死後に誰にも渡したくない念仏僧・西念の執念と、西念の葬式を上げてその金をせしめようとする金兵衛の執念とで、ちょっとグロな噺なんだけど、市馬さんが口にすると、妙にすがすがしく聞こえてしまう(苦笑)。
下谷から麻布までの言い立てのところも、無理に一息で言わないで、少しずつ切りながら、はっきりと言うので、実際に歩きながら道々を行く長屋連中の姿が見えるよう。
生焼けにした遺体の腹から取った金を元手に餅屋をやって繁昌するってグロいけど目出度い噺。そして市馬師匠にかかると最後の目出度いところが引き立って陰惨にならないのがいい。
船越さん/百栄
がっつり古典落語を並べた昼の部とはうって変わって、曲者揃いの夜の部。
さっそく「船越さん」。船越くんと片平さんが、円満離婚したカップルを断崖に呼び出して、言葉巧みに火サスの世界に引き込む噺。しかし片平さんの台詞って、あることないこと疑惑に仕立てあげるのね(苦笑)。
宴会屋以前/喬太郎
今日の顔付けから新作で行くしかないキョンキョン。
宴会部長と異名を取る定年直前の主任が、新入社員を居酒屋に誘い、かつてはてんぷくトリオの「びっくりしたなぁもぅ」に憧れて弟子入りしていたという過去を語る……世代がどんぴしゃり同じなので、大正演芸寄席とか懐かしいなぁ。
黄昏のライバル/白鳥
今日は「喬太郎バージョン」なのだそうです(白鳥師匠の公式サイトには「一之輔バージョン」を一之輔さんの会ゲスト出演でかけてますね)。人間国宝になり、落語協会だけでなく芸術協会と立川流と三遊亭の会の会長まで歴任してしまい(えぇっ)、もはやライバルがいなくなった喬太郎(にここにいたるまでライバルたちが諸般の事情により脱落していく様子も苦笑)。明日の「文七元結」をかける気力がわかない。
弟子のQ蔵は、かつてライバルだったという伝説の落語家を求めて池袋のおでん屋「しらとり」へ(爆)。そこで、おでん屋のオヤジになっていた白鳥をくどいて、喬太郎白鳥ふたり会で勝った方が「文七元結」をかけるという戦いへ。そこで喬太郎はきっちり古典をかけるが、白鳥はたったひとつ覚えているという「マキシム・ど・呑兵衛」を……(爆)。
白鳥さんにはよくある噺のパターンではあるけど、ちゃんとトリねたとして成立するのがすごい。
そして、終演後、私服のキョン師も上がってきた(笑)……自分が登場人物になっているので帰るに帰れなかったのだとか。ふたり揃って頭を下げてくれて、「よってたかって」シリーズはほんと文化祭みたいだなぁと大満足の一日。
【昼の部】
出来心/フラワー
浮世床〜将棋、本〜/一之輔
首ったけ/白酒
(中入り)
壺算/兼好
黄金餅/市馬
【夜の部】
元犬/フラワー
船越くん/百栄
宴会屋以前/喬太郎
(中入り)
スタンダップコメディ/寒空はだか
黄昏のライバル/白鳥
浮世床/一之輔
twitterで昨日か一昨日書き込まれていた、家でガリガリ君食べていたら前座から電話かかってきて、池袋で代演する予定をすっかり忘れていたことを思い出させてもらい、電動自転車であわてて池袋に10分で行ったという一件がマクラに。
「浮世床」も一之輔が演じると、男子校の部室でのだべりに聞こえてしまう(°°;)。
首ったけ/白酒
吉原で廻しという制度があったという説明をしていたので「五人廻し」かと思いつつ、うとうと……気づいたらサゲて終わっていた。残念無念。
壺算/兼好
3月に渋谷で聴いた時も「壺算」でした。あの時にはお店の人は女性かなぁという印象だったのだけど、今日は男か女かよくわからない(苦笑)。計算が苦手過ぎて身につまされる^_^;
黄金餅/市馬
貧乏のどん底で貯め込んだ金を死後に誰にも渡したくない念仏僧・西念の執念と、西念の葬式を上げてその金をせしめようとする金兵衛の執念とで、ちょっとグロな噺なんだけど、市馬さんが口にすると、妙にすがすがしく聞こえてしまう(苦笑)。
下谷から麻布までの言い立てのところも、無理に一息で言わないで、少しずつ切りながら、はっきりと言うので、実際に歩きながら道々を行く長屋連中の姿が見えるよう。
生焼けにした遺体の腹から取った金を元手に餅屋をやって繁昌するってグロいけど目出度い噺。そして市馬師匠にかかると最後の目出度いところが引き立って陰惨にならないのがいい。
船越さん/百栄
がっつり古典落語を並べた昼の部とはうって変わって、曲者揃いの夜の部。
さっそく「船越さん」。船越くんと片平さんが、円満離婚したカップルを断崖に呼び出して、言葉巧みに火サスの世界に引き込む噺。しかし片平さんの台詞って、あることないこと疑惑に仕立てあげるのね(苦笑)。
宴会屋以前/喬太郎
今日の顔付けから新作で行くしかないキョンキョン。
宴会部長と異名を取る定年直前の主任が、新入社員を居酒屋に誘い、かつてはてんぷくトリオの「びっくりしたなぁもぅ」に憧れて弟子入りしていたという過去を語る……世代がどんぴしゃり同じなので、大正演芸寄席とか懐かしいなぁ。
黄昏のライバル/白鳥
今日は「喬太郎バージョン」なのだそうです(白鳥師匠の公式サイトには「一之輔バージョン」を一之輔さんの会ゲスト出演でかけてますね)。人間国宝になり、落語協会だけでなく芸術協会と立川流と三遊亭の会の会長まで歴任してしまい(えぇっ)、もはやライバルがいなくなった喬太郎(にここにいたるまでライバルたちが諸般の事情により脱落していく様子も苦笑)。明日の「文七元結」をかける気力がわかない。
弟子のQ蔵は、かつてライバルだったという伝説の落語家を求めて池袋のおでん屋「しらとり」へ(爆)。そこで、おでん屋のオヤジになっていた白鳥をくどいて、喬太郎白鳥ふたり会で勝った方が「文七元結」をかけるという戦いへ。そこで喬太郎はきっちり古典をかけるが、白鳥はたったひとつ覚えているという「マキシム・ど・呑兵衛」を……(爆)。
白鳥さんにはよくある噺のパターンではあるけど、ちゃんとトリねたとして成立するのがすごい。
そして、終演後、私服のキョン師も上がってきた(笑)……自分が登場人物になっているので帰るに帰れなかったのだとか。ふたり揃って頭を下げてくれて、「よってたかって」シリーズはほんと文化祭みたいだなぁと大満足の一日。
勤務先を6時過ぎに出て特急で駆けつけても2席めの途中になってしまうので、中入り前から3席聴くのがやっと。
蜘蛛駕籠/権太楼
どうもテレビ収録という場がそうさせるのか、寄席で見る権太楼師匠ほどにはじけていない。そのせいか、高座と客席の間にちょっと距離感があると思った。
酔っ払った熊さんが駕籠掻きに何度も同じ話をする場面、「あーら熊さん」という呼びかけとか、稲荷寿司にくしゃみして唾を飛ばしてしまうとか、笑いところが多いネタなんだけど……落語鑑賞という空気感のある落語研究会のせいか、爆笑派の権師の高座にしては笑うのがはばかられる感じ?
松山鏡/正蔵
隣の常連客さんが「正蔵、また『松山鏡』か」みたいなことを言っていたので、自分の落語メモを見たら正蔵で『松山鏡』を聴くのは初めて……お隣さんは私と好みや傾向が違うんでしょうね。『松山鏡』というネタはあまり好きではない……鏡を見たこともない田舎者を笑うという噺なので。
庖丁/一朝
「庖丁」といえば圓生(昔、コマーシャルで「ばかウマ」と言っていた圓生師匠は、このネタでの台詞が由来だったんでしょうか?)、そして談春。
一朝師もさすがです。兄貴分にそそのかされて間男になろうとする寅さんが酔ってぐだぐだになる感じが楽しい。
蜘蛛駕籠/権太楼
どうもテレビ収録という場がそうさせるのか、寄席で見る権太楼師匠ほどにはじけていない。そのせいか、高座と客席の間にちょっと距離感があると思った。
酔っ払った熊さんが駕籠掻きに何度も同じ話をする場面、「あーら熊さん」という呼びかけとか、稲荷寿司にくしゃみして唾を飛ばしてしまうとか、笑いところが多いネタなんだけど……落語鑑賞という空気感のある落語研究会のせいか、爆笑派の権師の高座にしては笑うのがはばかられる感じ?
松山鏡/正蔵
隣の常連客さんが「正蔵、また『松山鏡』か」みたいなことを言っていたので、自分の落語メモを見たら正蔵で『松山鏡』を聴くのは初めて……お隣さんは私と好みや傾向が違うんでしょうね。『松山鏡』というネタはあまり好きではない……鏡を見たこともない田舎者を笑うという噺なので。
庖丁/一朝
「庖丁」といえば圓生(昔、コマーシャルで「ばかウマ」と言っていた圓生師匠は、このネタでの台詞が由来だったんでしょうか?)、そして談春。
一朝師もさすがです。兄貴分にそそのかされて間男になろうとする寅さんが酔ってぐだぐだになる感じが楽しい。
東京芸術劇場プレイハウスは初めて来ました。前から3列目、でも左側かなり端っこだったので左のスピーカーがとても近く、お囃子がかなりよく聞こえました。
子ほめ/志の太郎
6番目の弟子、志の太郎さん。結構安心して聴けたので先が楽しみです。
バールのようなもの/志の輔
先週の暑さに比べるとすっかり冬めいて、から始まるマクラに爆笑の連続。プレイハウスは三谷幸喜さんの「おのれナポレオン」を観客としてチケット代払って客席から見たそうです。そんなプレイハウスに産経新聞創刊80周年記念のイベントとして、よりによって落語を選んでくれて、しかも自分の独演会とは、という言葉が嫌みでなく聞こえるのは志の輔師匠が苦労人だからでしょうか。2時間前に入って客席からステージを見て、屏風はいらないと判断したそうで。よかったです、演劇的な空間なので簡素なステージだけに志の輔師匠の姿に集中できました。
時事ネタはあの大阪府警がテキ屋のくじ引きに空くじばかりだったことを摘発するのに動いたという話。「ガラガラ」かと思ったら……志の輔版「やかん」というべき「バールのようなもの」。これも鉄板の爆笑もの。
帯久/志の輔
あぁ、久しぶりです。自ブログをたどると2010年5月の第99回朝日名人会でトリとしてかけておられました。その時も顔付けと演目がよくて満足だったんですが、今日の独演会も1時間近く予定をオーバーしての大熱演でした。
大店の主人として商売を見る目もあり人徳もあり番頭にも恵まれた呉服屋の和泉屋与兵衛が、「売れず屋」と
陰口を叩かれていた帯屋久七に快く金を貸し、帯屋が商売を立て直すことができたのとは逆に、不幸続きで何もかも失ってしまう和泉屋。尽くしてくれた元番頭にせめても商売の元の元金を都合したいと、帯屋に10年前の貸し金の利息と思って些少なりとも貸してくれないかと腰を低くして頼みにいったが、帯屋はけんもほろろ。ぼろぼろになった和泉屋与兵衛は首をくくろうかと思い、最後の一服に吸った煙草の火種が帯屋の離れ新築中の現場に積み上げられていた鉋屑に燃え移った時に魔が差した。それを帯屋がお上に訴えたところ、難事件にしか興味の無い大岡越前守が取り上げようとしたが一筋縄ではいかない。そんな帯屋を頓知頓才で追い詰めて締め上げる大岡様の裁きっぷりが気持ち良く、中盤の和泉屋転落の鬱展開をカタルシスたっぷりに晴らしてくれる。
3年前の口演と比較するほどの記憶力はないのだが、たぶん帯屋の人物造型は中盤以降の情け無用ぶりをより強調していたと思う……何せ「半沢直樹」の「やられたら倍返し」繋がりでかけたネタらしいので(苦笑)。
2010年は志の輔師匠が横浜にぎわい座で月一回「志の輔noにぎわい」やっておられたし、私も横浜にぎわい座に足を運ぶ条件が整っていたので、志の輔師匠得意ネタを沢山聴けたんだった……古典だと「帯久」の他には「ねずみ」「新版しじみ売り」「抜け鼠」「徂徠豆腐」「江戸の夢」「百年目」「柳田格之進」「三方一両損」「中村仲蔵」など。3年前と比べてもますますプラチナチケット化してますが、素晴らしい公演でした。
子ほめ/志の太郎
パールのようなもの/志の輔
(中入り)
コメディジャグリング/ダメじゃん小出
帯久/志の輔
子ほめ/志の太郎
6番目の弟子、志の太郎さん。結構安心して聴けたので先が楽しみです。
バールのようなもの/志の輔
先週の暑さに比べるとすっかり冬めいて、から始まるマクラに爆笑の連続。プレイハウスは三谷幸喜さんの「おのれナポレオン」を観客としてチケット代払って客席から見たそうです。そんなプレイハウスに産経新聞創刊80周年記念のイベントとして、よりによって落語を選んでくれて、しかも自分の独演会とは、という言葉が嫌みでなく聞こえるのは志の輔師匠が苦労人だからでしょうか。2時間前に入って客席からステージを見て、屏風はいらないと判断したそうで。よかったです、演劇的な空間なので簡素なステージだけに志の輔師匠の姿に集中できました。
時事ネタはあの大阪府警がテキ屋のくじ引きに空くじばかりだったことを摘発するのに動いたという話。「ガラガラ」かと思ったら……志の輔版「やかん」というべき「バールのようなもの」。これも鉄板の爆笑もの。
帯久/志の輔
あぁ、久しぶりです。自ブログをたどると2010年5月の第99回朝日名人会でトリとしてかけておられました。その時も顔付けと演目がよくて満足だったんですが、今日の独演会も1時間近く予定をオーバーしての大熱演でした。
大店の主人として商売を見る目もあり人徳もあり番頭にも恵まれた呉服屋の和泉屋与兵衛が、「売れず屋」と
陰口を叩かれていた帯屋久七に快く金を貸し、帯屋が商売を立て直すことができたのとは逆に、不幸続きで何もかも失ってしまう和泉屋。尽くしてくれた元番頭にせめても商売の元の元金を都合したいと、帯屋に10年前の貸し金の利息と思って些少なりとも貸してくれないかと腰を低くして頼みにいったが、帯屋はけんもほろろ。ぼろぼろになった和泉屋与兵衛は首をくくろうかと思い、最後の一服に吸った煙草の火種が帯屋の離れ新築中の現場に積み上げられていた鉋屑に燃え移った時に魔が差した。それを帯屋がお上に訴えたところ、難事件にしか興味の無い大岡越前守が取り上げようとしたが一筋縄ではいかない。そんな帯屋を頓知頓才で追い詰めて締め上げる大岡様の裁きっぷりが気持ち良く、中盤の和泉屋転落の鬱展開をカタルシスたっぷりに晴らしてくれる。
3年前の口演と比較するほどの記憶力はないのだが、たぶん帯屋の人物造型は中盤以降の情け無用ぶりをより強調していたと思う……何せ「半沢直樹」の「やられたら倍返し」繋がりでかけたネタらしいので(苦笑)。
2010年は志の輔師匠が横浜にぎわい座で月一回「志の輔noにぎわい」やっておられたし、私も横浜にぎわい座に足を運ぶ条件が整っていたので、志の輔師匠得意ネタを沢山聴けたんだった……古典だと「帯久」の他には「ねずみ」「新版しじみ売り」「抜け鼠」「徂徠豆腐」「江戸の夢」「百年目」「柳田格之進」「三方一両損」「中村仲蔵」など。3年前と比べてもますますプラチナチケット化してますが、素晴らしい公演でした。
『劇場版 薄桜鬼 第一章 京都乱舞』さっそく見てきました。テレビ版の再編集ではなく、脚本からアニメ画から一新したそうで、『薄桜鬼』ファンにはどきどきものでした。
多少ネタバレもありますので、以下ご注意ください。
注目映画紹介 : 「劇場版 薄桜鬼 第一章 京都乱舞」 新選組の活躍と共に生きる少女の姿を描く
『劇場版 薄桜鬼』キャスト勢揃いの舞台挨拶、第二章の公開日も発表
桑島法子&三木眞一郎ら、劇場版『薄桜鬼』に自信!「第二章」は来年3月に公開決定
冒頭は千鶴が生まれ育った村を焼かれて薫と逃げ惑う場面。そこから上京した千鶴が浪人達に目をつけられて追われ、新選組と出会う展開に。
劇場版は画面が大きいので背景も凝ってますね。暗い画面がテレビ版以上にダークファンタジー色を強く出しています。尺の関係で新選組をめぐるエピソードも厳選され、ほのぼのした日常が削られ、次から次へと時代の波に乗り、潮に流される新選組メンバーの壮絶な戦いに焦点が置かれています。
また、千鶴ちゃんも女鬼としてパワーアップし、神秘的な力が表現される感じ。
土方ファンというか土千ファンには嬉しい演出です……特に鳥羽伏見の戦いにおける源さんの戦死(涙)・土方さんの羅刹化・土方さんちー様の一対一・ちー様ご一行が消えた後に長州藩に取り囲まれた土方さんと千鶴ちゃんが手に手を取って囲みを破りに突き進む後ろ姿でのエンディングは圧巻。さらに、エンドロールの後に第二章の予告で土方さん洋装カットが一枚出てくるサービスに、どきっ。
終わった瞬間、劇場のあちこちから「土方、ヤバいwww」と呟く声が聞こえました……はい、確かにさざ波のようにあちこちから聞こえました(爆)。
第二章はさらに土方成分がパワーアップしていると思われますので、来年3月8日公開を楽しみに、待ちたいと思います。
多少ネタバレもありますので、以下ご注意ください。
注目映画紹介 : 「劇場版 薄桜鬼 第一章 京都乱舞」 新選組の活躍と共に生きる少女の姿を描く
『劇場版 薄桜鬼』キャスト勢揃いの舞台挨拶、第二章の公開日も発表
桑島法子&三木眞一郎ら、劇場版『薄桜鬼』に自信!「第二章」は来年3月に公開決定
冒頭は千鶴が生まれ育った村を焼かれて薫と逃げ惑う場面。そこから上京した千鶴が浪人達に目をつけられて追われ、新選組と出会う展開に。
劇場版は画面が大きいので背景も凝ってますね。暗い画面がテレビ版以上にダークファンタジー色を強く出しています。尺の関係で新選組をめぐるエピソードも厳選され、ほのぼのした日常が削られ、次から次へと時代の波に乗り、潮に流される新選組メンバーの壮絶な戦いに焦点が置かれています。
また、千鶴ちゃんも女鬼としてパワーアップし、神秘的な力が表現される感じ。
土方ファンというか土千ファンには嬉しい演出です……特に鳥羽伏見の戦いにおける源さんの戦死(涙)・土方さんの羅刹化・土方さんちー様の一対一・ちー様ご一行が消えた後に長州藩に取り囲まれた土方さんと千鶴ちゃんが手に手を取って囲みを破りに突き進む後ろ姿でのエンディングは圧巻。さらに、エンドロールの後に第二章の予告で土方さん洋装カットが一枚出てくるサービスに、どきっ。
終わった瞬間、劇場のあちこちから「土方、ヤバいwww」と呟く声が聞こえました……はい、確かにさざ波のようにあちこちから聞こえました(爆)。
第二章はさらに土方成分がパワーアップしていると思われますので、来年3月8日公開を楽しみに、待ちたいと思います。
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