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新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
髑髏城の七人 Season花 公式

360°回転の客席と疾走する景色!「髑髏城の七人」小栗旬、新劇場に颯爽と登場

 ステージウォッチャーじゃないけど360度回転シアターのこけら落とし公演なので、初めての劇団☆新感線の体験にはいいのではないかと。山本耕史出てるし。

 と、ゆりかもめでゴトゴト揺られてIHIステージアラウンド東京へ。新市場という駅で降りたけど、駅前まだ空き地。豊洲新市場の移転問題次第によっては、この辺の開発は進まないかも。

 360度回転するシアター、回転するのは観客席だし最初のガッタン感はあるんだけど、廻り舞台のように景色が回転する。プロジェクションマッピングが、さらに疾走感や場面転換を煽る。

 舞台はとても展開が速く、間を置かずたたみ込むように台詞が入ってくる。漫画でいえば『北斗の拳』とか入っている感じ。歌舞伎で「付け」と呼ぶタタンッと畳みかける音や拍子木が台詞の決めに入るのは現代的な歌舞伎の感覚。時には役者同士が担ぎ合って殴られた奴が飛ばされる感のオーバーな演出。360度回転する大舞台には似合い。

 んー、好きなんだけどなぁ、役者がずっと叫びっ放しの発声が苦手なの。もっとメリハリ効かせて声を響かせて欲しいの。低い声を響かせる山本耕史さんはさすがだったけど、叫びっ放しの人が多くて、前半1時間20分、後半1時間50分を聴き続けるのはしんどかった。

 捨之介は小栗さんのニンにぴったりというか当て書きしたんじゃないかというキャラ。新感線名物の古田新太さんの贋鉄斎はシリアスも笑いもすばらしい。ムネムネの兵庫も当て書きみたいにぴったり。沙霧役の清野菜名さんはアクションが切れていたけど終始叫びっぱなしで演技力は(以下略)だった。

 蘭兵衛様の月夜に白曼珠沙華を背景にした白の着流しが美しかった。
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大河ドラマ『新選組!』から11年、『新選組!!土方歳三 最期の一日』から9年9ヶ月。あの土方歳三がNHK朝ドラにお出ましするとは……「待たせたな!」の名台詞とともに。

 10月14日の放送はリアルタイムでは見損ねましたが、ちゃんと録画していました。刀を構えて後光がキラーンは山本耕史さんが同じくNHKの時代劇『陽炎の辻』で演じた坂崎磐音様のオマージュですね、今回の朝ドラを担当したプロデューサーが『陽炎の辻』も担当していて山本耕史さんの朝ドラ出演を交渉したようです。
 そして、『新選組!』屈指の名台詞「待たせたな!」……私達、組!ファンへのメッセージを込めた一言、しびれます。
 組!当時の衣装とかつらが今でも使えるという山本耕史さんのフィットネスぶりもすごい。そして、台詞回しももちろん、目つきが山本土方まったく変わってない。お肌も相変わらずきれいだし(笑)。

 今日16日の放送では、慶応一年十二月に、あさが嫁いだ加野屋に新選組が400両(現在の貨幣価値では2000万円)の借金をした証文が残っている史実をうまく活用し、山本土方が加野屋に乗り込む展開。近藤正臣さん(日テレ『白虎隊』で土方歳三を演じた時のはまりぶり素敵でした。あと、『陽炎の辻』では磐音様を支える両替商の元締で、今回の役どころとも似ています)演じる番頭さんが震えながらお金を用意しようとすると、あさが立ちはだかって、土方に借金を返す気があるのかと問いかけます。
 その場面で、あさを下から上に、人物を見定めるように凝視(これ山本土方の特徴)。婿の信次郎が子供と思って床入りしていないあさを、肝のすわった「いい女だな」と評します。
 「金は、返す。俺が生きていればの話だがな」と、当時、大政奉還で幕府が消滅したばかりか、王政復古のクーデターで西軍(薩長諸藩)と旧幕府軍が一触即発になっていた時代背景と、その後の戊辰戦争で戦死する土方さんの今後を予見するような一言。
 目の演技が、言葉の間の取り方が、唇に運んだ指が、素敵でした。
 素敵なゲスト出演でした。史実ファンとしては、慶応一年十二月の時点で土方さんが「幕府再興」を大義名分とするのはちょっとなと思うこと、「薩長新政府」を政府認定してしまうのは史実的にはないだろうと思うのですが……でもまぁ、それはさておき。
 本当に、11年ぶりに、このお姿が見られただけで、そして、大河当時に比べると、おそらくは史実の土方歳三さんが30代半ばで備えていたであろう貫禄を身につけた山本土方の勇姿を再び見られたことが、とても幸せです。眼福眼福。

【11年ぶり】「待たせたな」土方歳三=山本耕史「あさが来た」に登場、「新選組!」ファンは3回視聴するお祭り騒ぎ中

NHK「あさが来た」に山本耕史演じる土方歳三が後光とともに「待たせたな」と登場に盛り上がる

「借りに来た」土方歳三の再登場に二度目の祭が始まる #あさが来た

#あさが来た 山本耕史さん演じる土方歳三登場で『土方祭り』が止まらない!

「待たせたな!」山本耕史の土方歳三が11年振りに帰ってきた!

山本耕史の土方歳三が登場、キメ台詞「待たせたな」にネット民も歓喜

待たせたな! 『あさが来た』に土方歳三登場もナレーションが一刀両断w

「あさが来た」番組最高21・5% 山本耕史が土方役で登場
 組!ファン、11年経っても熱いよね。私も(汗)。


史実つながりはこちら。
大同生命保険借金は返された? 大同生命所蔵の新撰組借用書
11年ぶりですよ。ほぼ干支で一回り。
 その間に山本耕史さんは数々の舞台やテレビドラマに出演し、堀北真希さんと結婚し、来年の大河ドラマで堺雅人さんと共演予定。堺雅人さんも数々のドラマで活躍し、来年の大河ドラマに主演するだけでなく、菅野美穂さんと結婚し、一児をもうけています。中村勘太郎さんは、亡き父親の中村勘九郎の名を襲名し、弟の七之助さんとともに歌舞伎界で活躍しています。谷原章介さんはドラマだけでなくバラエティやクイズ番組の司会としても活躍し、6人の子供のお父さんです。

 そして、何と11年ぶりに、山本耕史さんが、新選組土方歳三を演じます。朝ドラで。
〈速報〉山本耕史「あさが来た」で04年大河以来土方歳三役
 6年間の片思い、手紙40通を送り続け、女優堀北真希と結婚した山本耕史(38)が、放送が始まったばかりのNHK連続テレビ小説「あさが来た」(月~土曜、午前8時)に約4カ月オファーを受け続けて出演することになり、1日、制作の同大阪放送局が発表した。

 役柄は、04年大河ドラマ「新選組!」でも、山本が演じた土方歳三役。大河と同じ役、同じ衣装、同じカツラで登場し、10月14、16日放送分に出演する。

 ドラマは、幕末に豪商の娘に生まれ、後に女性事業家として大成する広岡浅子さんをモデルに、ヒロインが成長していく物語を描く。山本演じる土方は、ヒロインの嫁ぎ先の商家に金を借りに来る設定で登場する。

 佐野元彦エグゼクティブ・プロデューサーによると、実際に広岡家には新選組の借用書が残っており、昨年、同番組の企画を進め始めた時点で「土方を出そう。土方なら、平成以降で最もぴったりのイメージの山本耕史さんしかいない」と考えついたという。

 山本はおりしも、来年1月スタートの大河ドラマ「真田丸」には石田三成役で出演が決まっており、佐野氏によると「長年の交渉の結果」出演オファーを受けてくれたという。

 収録は6月16~17日の2日間、同大阪放送局のスタジオで行い、山本は波瑠演じるヒロインあさと“対決”。あさが豪胆さを見せ、嫁ぎ先の商家に認められる場面になる。

 佐野氏は「無理やり作った場面ではない。いい場面になっています」。また、11年前と同じ衣装を身につけた山本には「僕なんか11年前のスーツは入りませんが、山本さんのフィットネスのすごさですよね」と感心した。

 佐野氏によると、朝ドラと大河の両方に同じ配役で出演したケースは「過去を思い起こしても、記憶にない」という。

 またこの日の発表はNHK大阪放送局の局長定例会見で行われ、正籬聡(まさがき・さとる)局長は、新婚の山本起用と、視聴率反映への期待感について「プライベートなことですので、どう影響するかは分かりません」と話していた。

山本耕史が土方歳三役、11年前と同じ衣装&カツラ
 NHKは1日、04年大河ドラマ「新選組!」で土方歳三を演じた山本耕史(38)が、放送中のNHK連続テレビ小説「あさが来た」(月~土曜午前8時)に土方役で出演すると発表した。11年前と同じ衣装、カツラを着用して登場する。

 「あさが来た」は幕末期から物語が始まる。波瑠(24)が演じるヒロインあさは豪商の娘として生まれ、明治維新後に事業家として成功した広岡浅子さんがモデル。ドラマでは、土方が活動資金捻出のため、あさの嫁ぎ先の商家に借金に来る場面などが描かれる。佐野元彦エグゼクティブ・プロデューサーによると、広岡家には新選組の借用書が残されているという。史実を知った昨年の企画段階から、土方役に山本という構想を練り、今年に入って交渉を続けてきた。4カ月に及ぶ猛アタックが実って、実現にこぎつけた。

 山本は6月16、17日に借金に訪れる場面などを11年前と同じ装いで収録。「懐かしくもあり、楽しい体験でした」と話している。

 大河ドラマと同じ配役で朝ドラにも出演するのは、佐野氏が「記憶にない」と言うほど異例のこと。しかも、山本は来年1月スタートの大河ドラマ「真田丸」に石田三成役で出演することが決まっており、これも「非常に珍しい」と話す。

 山本は堀北真希(26)との電撃結婚が話題になったばかり。公私ともに充実の生活を送っている。今回の出演場面は今月14、16日に放送予定。【村上久美子】

山本耕史が朝ドラ「あさが来た」に大河と同じ土方歳三役で出演
 9月28日にスタートした女優・波瑠(24)がヒロインを務めるNHK朝の連続テレビ小説「あさが来た」に、俳優・山本耕史(38)が土方歳三役で出演することが1日、同局から発表された。

 山本は2004年に放送された大河ドラマ「新選組!」にも土方歳三役で出演。当時、使用した衣装で、今度は朝ドラに登場することになった。山本は波瑠が演じるあさの嫁ぎ先の両替屋に、お金を借りに来るシーンで登場する。「あさが来た」のモデルとなった両替屋の子孫の家に新選組の借用書が残っており、今回の演出が決まったという。大河と朝ドラに同じ役で出演するのは極めて異例。担当者は「おそらく過去にないと思う」と話した。

 同局を通じて山本は「大河ドラマ『新選組!』で土方歳三を演じた時と同じ衣装、同じかつらを身につけて今回『あさが来た』に出演できたことは懐かしくもあり、楽しい経験でした。ヒロインあさが家族に認められていくきっかけとなる人物、土方の存在感を感じていただければ光栄です」とコメントを寄せた。

 山本が出演したシーンは6月に撮影され、佐野元彦制作統括は「あのクールな山本さんが鏡の前で『これ毎日、着てたな』と感慨に浸っていましたね。大河を見ていた人も楽しめると思う」と見どころを語った。

 佐野統括によると、今年に入ってからオファーを受けた山本は当初、乗り気じゃなかったそうで、なんとか口説き落として出演が実現したという。山本といえば、女優・堀北真希(26)への6年にわたる片思いを実らせ、8月に結婚を発表したが、自らは佐野統括の熱烈ラブコールに根負けした形だ。

 山本の出演は14日と16日に放送される予定。

山本耕史、大河と朝ドラで土方歳三役「懐かしかった」
 俳優の山本耕史(38)が、現在放送中のNHK連続テレビ小説「あさが来た」(月~土曜・前8時)に新撰組副長・土方歳三役で出演することが、大阪放送局の局長定例会見で1日、発表された。山本は2004年の大河ドラマ「新撰組!」でも土方を演じており、大河と朝ドラを同じ役柄で出演するという異例のキャスティングとなった。
 山本が登場するのは今月14、16日放送分。幕府再興への資金集めのため、ヒロイン・あさ(波瑠)の嫁ぎ先の両替屋を現れるというシーンとなっている。ドラマのモデルである広岡家に、新撰組がお金を借りに訪れた証文があることを聞いた佐野元彦エグゼクティブ・プロデューサーは「平成に入ってから、これほどうまく土方を演じた人はいない」と出演をオファーしたという。
 6月中旬に行われた収録では、衣装とカツラは大河ドラマで着用していたものをそのまま使用。山本は「『新撰組!」で演じた時と同じ衣装、同じカツラを身に着けて出演できたことは懐かしくもあり、楽しい体験でした」とコメントした。

 大河ドラマ史上初めてのスピンオフドラマだった正月時代劇『新選組!!土方歳三最期の一日』に続いて、11年ぶりの異例のスピンオフ出演。『新選組!』、特に山本耕史さんの土方歳三が本当に特別な存在なんだなぁ、と感じます。

 そして、11年前の衣装もカツラもちゃんと残して手入れしてくれているNHKにも、11年前の衣装が着られる山本さんにも、感謝感謝。
落語絡みは「つれづれ江戸趣味」に分類しているのだけど、桂吉弥さんは上方落語の人だし、大河ドラマ『新選組!』の山崎丞なので「『組!』『組!!』関係者その後」のカテゴリーの方が当ブログではしっくりくるかしら。

 大河ドラマ『新選組!』関連というよりは朝ドラ『ちりとてちん』関連。だって、草原兄さんが草若師匠がいまわの際にかけた『地獄八景亡者戯』を東京でかけるんですよ(すでにドラマと現実が混じり合って収拾つかず……)。しかも私には吉弥さんを落語家としては初めて生で聴く機会(と断るのは、大河ドラマ『新選組!』トークショーで見ていたような記憶があるので……えーと、あやふやながら、京都の伊勢丹ではなかったかしら・汗)。

 ……はぁ、大河ドラマ『新選組!』から丸十年経ってしまいましたねぇ。その間に、勘ちゃんはお父さんの勘三郎さんが亡くなって勘九郎七之助兄弟として歌舞伎界での存在感が大きくなりましたね。そして、吉弥さんは亡き吉朝師匠と息災されている大師匠の米朝師匠が得意ネタとされている『地獄八景亡者戯』をかけるほど精進されてるのですね。

二人ぐせ/鯛蔵
 『ちりとてちん』ファンには、くすっとするネタでした。

高津の富/吉弥
 直近で聴いたのが白鳥師匠の『富Q』(苦笑)。同じネタでも上方落語と江戸落語の違いを楽しむにはいいネタなんでしょうね。

ハンバーグができるまで/喬太郎
 諸般の事情でロビーで聴きました(涙)。でも、喬太郎さんのネタですっごく聴きたかった(
CD化されているので買えばいいのだけど、気がついたら落語CDとDVDのコレクションの多さに、ちょっと自粛せねばと思っている)ので、嬉しい。まさか国立劇場小劇場の、TBS落語研究会でも使われる会場で聴けるとは思ってなかった。ゲストだから責任ないからって思う存分なキョン師でした。

地獄八景亡者戯/吉弥
 ずっぽりはまって楽しめたのは、自分が10年以上関西に暮らしていたせいでしょうか。御堂筋じゃなくて冥堂筋だとか、大阪のキタとミナミがわかっているから余計に笑えるところがありました。
 でも何といっても、やしきたかじん「やっぱ好きやねん」に続けて替え歌『やっぱ落語好きやねん』を熱唱した場面がクライマックスと言えましょう。

 帰宅して米朝大師匠と吉朝師匠の『地獄八景』を動画で見ました。吉弥さん、めざせ人間国宝です。
映画版『るろうに剣心』の感想はどこかにアップしているはずなのだけど、どこにカテゴライズしたか忘れてしまった(汗)。志々雄真実を演じた藤原竜也さんに敬意を表して、とりあえず「『組!』『組!!』関係者その後」にカテゴライズしておくか……『組!』での沖田総司も後半では陰影が強いキャラクターだったけど、10年後に藤原竜也が演じたのは幕末維新の陰を背負って表に進出しようとするダークヒーローだった……そうそう、『組!』ではなぜか心が通じた佐藤浩市さん演じる芹沢鴨をアメコミ風に増幅させたようなキャラ。

 昨日が公開初日で、感想を書くとネタバレになるので畳んでおく。ご容赦。
 大河ドラマ『新選組!』で山南さんを演じた堺雅人さんが、男女逆転『大奥』続編で有功と右衛門佐の二役とは。原作ファンとしては、ちょとビジュアルイメージは違うものの、高潔な有功と曲者な右衛門佐を堺さんがどう演じるか楽しみ。

『大奥』続編が連続ドラマ&映画の2部作に!堺雅人が大奥総取締、将軍は多部未華子と菅野美穂
 2010年10月に公開され興行収入23億円のヒットとなった映画『大奥』の続編が、連続テレビドラマ『大奥[有功・家光篇]』(TBS系2012年10月クール)と映画『大奥[右衛門佐・綱吉篇]』(2012年12月22日公開)として描かれることが決定した。前作では、柴咲コウが8代将軍・徳川吉宗、人気グループ・嵐の二宮和也が吉宗に仕える水野祐之進を演じたが、それぞれ時代が異なる続編のドラマ版と映画版では、堺雅人が大奥に仕える大奥総取締の一人二役で主演。ドラマ版では、多部未華子が3代将軍・徳川家光。映画版では、菅野美穂が5代将軍・徳川綱吉を演じる。

 ドラマ版は、前作で描かれた吉宗の時代からさかのぼること90年、3代将軍・家光の時代が舞台。幼き少女が世継ぎのため初の女将軍の座を手にするなか、汚れなき心を持つ院主で大奥に仕えることになった有功(ありこと)を堺が演じる。ドラマ版の最終回直後に公開される映画版は、ドラマ版で描かれた家光の時代から30年後の犬将軍、綱吉の時代が舞台。有功と瓜二つの男、右衛門佐(堺演じる)が大奥の前に現れる。自らの野望を秘めた右衛門佐に翻弄されながらも、女将軍・家光は国のために身をささげる。

 男女の立場が逆転する人気SF時代劇での大役への起用となった堺は、「大変なお役をいただきました。ドラマ、映画と、半年近いご奉公になります。精一杯、つとめさせていただくつもりです」とコメント。さらに、「『男女逆転』という設定以外は、とても硬派な歴史劇でした。歴史上の人物や、事件が丁寧に描かれています。大河ドラマに参加する時のような、意気込みと緊張感でのぞみたいと思っています」と撮影前の心境を語っている。

 また、この日発表されたメインキャスト3人は、ドラマ版、映画版ともに本作が初共演となる。堺はふたりとの共演が待ち遠しいとしながら「多部さんの運命を見据えた強いまなざし。菅野さんの悲しげな悩ましい吐息。お二人の演じる将軍を通して徳川家をみると、江戸時代にまた違った光があてられるのではないでしょうか?」と作品への期待をにじませる。さらに「華やかな世界ですが、(僕の役は)あくまでも裏方。いい作品になるよう、お二人を支えながら粉骨砕身力の限りを尽くす所存です」と決意を語った。

 一方、将軍役を演じるふたりからもコメントが到着。多部は「大きなプロジェクトで重要な役柄を担うことにとても緊張しています。不安でいっぱいですが、大奥の世界観を乱すことなく、精一杯がんばりたいと思います。堺さんをはじめ、たくさんのキャストの皆さんとお芝居をさせていただくことも、とても楽しみにしています」。菅野は「まさか自分が将軍の役をやらせて頂く機会があるなんて、夢にも思いませんでした。鬘合わせ、衣装合わせなどが終わり、少しずつイメージを膨らませている段階です。将軍の葛藤、孤独、やり切れない運命、そして、生きている人間だからこそのどうにもならない弱さ、愚かさを、エンターテインメントとして演じられたら良いなと思います。イケメン大奥版にしかない世界観を、美しい着物と共に楽しんで頂けるようがんばります」と意気込みをコメントしている。

 前作に続いてメガホンを取る金子文紀監督は、「前作『大奥』では男女の立場が変わっても、変わらない「男とは、女とは?」「男らしさ、女らしさとは?」を描くことが僕自身の一つのテーマでした。今回の映画では、そこからさらに一歩踏み込んで「人にとっての幸せとは何か?」「心が満たされるとは?」「心の解放とは?」を大きなテーマとして描いていこうと思っています。男女逆転『大奥』は時代劇というジャンルに入る作品ですが、気持ちの中では、これは紛れもない現代劇です。主演の堺さんをはじめ、ドラマでは多部さん、映画では菅野さんという素晴らしいキャストの皆さんと共に、このドラマと映画のプロジェクトを通して“時代が変わっても変わらないもの”を見出していこうと思っています」と語っている。『木更津キャッツアイ』『タイガー&ドラゴン』などの話題作を手がけ、人間ドラマの演出に定評がある金子監督の江戸時代が舞台の“現代劇”に期待が集まりそうだ。

 同続編は、1月11日から2月下旬にかけて撮影が行われ、7月下旬に完成予定。ドラマ版は10月クールのTBS系ドラマとして放映され、映画版はドラマ最終回直後となる12月22日より全国公開される。

 原作コミック『大奥』は、謎の疫病により男女の役割が逆転した江戸時代の大奥という斬新な設定を、緻密な時代背景を構成することでリアリティーを追求して描き、高い評価を受けている。



女将軍の「大奥」ドラマと映画で続編…主演は堺雅人
 男女の立場が逆転した徳川幕府の内部を描いた映画「大奥2 件」(2010年公開)の続編が、テレビドラマと映画の両方で製作される。主演は、2作品ともに堺雅人(38)。10月クールにTBS系でドラマ「大奥2 件〔有功・家光篇〕」として放送した後、映画「大奥2 件〔右衛門佐・綱吉篇〕」が12月22日から公開される。堺は別々のキャラクターで、女将軍に仕える主人公を演じる。ヒロインはドラマ版では多部未華子(22)、映画では菅野美穂(34)が務める。

 病気の流行により世の中の男性の数が激減し、男女の立場が逆転したために女性が将軍に就き、3000人の美男子がその将軍に仕える―という大胆な構成で注目を集めた「大奥2 件」。2年前の映画では8代将軍・吉宗の時代が描かれたが、今度は堺が2作品で「3代・家光」と「5代・綱吉」の時代を演じる。

 過去にもヒットした映画のドラマ化や、その逆パターンは数々見られるが、続編のドラマ化と映画化の同時発表、しかも間隔をあけずに公開されるのは、極めて異例。製作側は「家光の話はエピソードが多く、2時間に収めるのが困難なためドラマに、綱吉の派手な時代を描くのは、映画の方が向いていると思った。見る側の気持ちが変わる前に、続けて楽しんでいただこうということで、このような形になりました」と説明している。

 堺が演じるのは、テレビ版では、ある事件がきっかけで還俗し、家光の側室となる万里小路有功(までのこうじ・ありこと)。映画で演じるのは、権謀術数を駆使し大奥2 件総取締役に就く右衛門佐(えもんのすけ)と、全く異なる人物だ。ただし、両者はうり二つという設定で、“1人2役”となる。いずれも女将軍の側近中の側近ということで、菅野・多部とのラブシーンも用意されているという。

 2つの役を演じ分けられる力を持ち、「雅(みやび)」の雰囲気を持っていると白羽の矢が立った堺は、「大変な役を頂きました」とコメント。「華やかな世界ですが、あくまでも裏方。菅野さん、多部さんとも初めての共演ですが、お二人を支えながら粉骨砕身、力の限りを尽くす所存です」と意気込みを見せている。

 前作でもメガホンを執った金子文紀監督がドラマ、映画ともに手掛ける。映画はすでに11日にクランクイン。ドラマは夏に撮影が予定されている。

 ◆「大奥2 件」 原作は、よしながふみさんの漫画。謎の疫病のために世の中の男子が激減し、男女の立場が逆転した江戸時代。将軍家も女子が継ぎ、大奥2 件に3000人の男が仕えていた様子を描く。2010年に嵐の二宮和也(28)、柴咲コウ(30)が出演して映画化され、興収23億円のヒット。今回のドラマ版では、家光の時代に将軍家が男子から女子に変遷した謎を、映画版では右衛門佐が権力を握っていく過程と、綱吉が“悪法”といわれる「生類憐れみの令」を発令した経緯などが描かれる。


 菅野美穂の魔性の女的な綱吉が楽しみだったりする。



 ガタイがいいから、いかにも美丈夫です。竹中半兵衛って確か肺病で死ぬんですよね……山本耕史さんでは、とても肺病で死ぬように見えない(爆)。
高橋克典「男同士の大恋愛」 W主演の山本耕史に熱視線!

 しかし、最大の突っ込みどころは↓でしょう。

それぞれにとっての頼れる“軍師”は、山本が「時代劇で共演した香取慎吾君」とし、高橋は「『ちゃんとした仕事をしろ』と言ってくれる渡辺謙さんや、このドラマの監督」と話した。


 相変わらず香取慎吾にぞっこんだと公言してます^_^;。
 時代劇専門チャンネルで放送開始日時を確認しました。

時代劇専門チャンネル 『竜馬におまかせ!』

 7月19日(月・祝)より、月~金連続、ひる12時・よる12時の放送です。

 放送当時見てなかったので、三谷ファンに評判の高い幕末ものということで楽しみにしています。

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『竜馬におまかせ』7月より時代劇専門チャンネルで再放送






 滅多にこういう番組に出演されない野田秀樹さん、『スタジオパークからこんにちは』にキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!

 そして、唯一のNHKドラマ出演番組として大河ドラマ『新選組!』第9回「すべてはこの手紙」の勝海舟!

 野田秀樹さん、私の映像作品における勝海舟はいまだにあなた様がデフォルトでございます(^^)。風貌もそうなのですが、言葉のアクセントや歯切れの良さが好きです。



 ここのところ『ゲゲゲの女房』以外に面白いと思って見ているドラマがないのですが、これは見ようかな。

堺雅人が“2つの顔持つ”暴走刑事役で連ドラ主演!
 俳優・堺雅人が7月13日スタートの新ドラマ『ジョーカー 許されざる捜査官』(フジテレビ系 火曜・午後9時)でゴールデンタイムの連続ドラマに初主演することが1日、わかった。昼は温厚な刑事ながら、夜は凶悪犯に怒りの鉄槌を下す冷酷な制裁者となる伊達一義を演じる堺は「最初、“刑事役を”と言われた時、戸惑いと違和感を覚えました。体力とか、正義感とか、刑事にはそうしたイメージがあったもので…。けれども お話を聞いていると、そうした要素は、伊達という人物の隠し味に使えそうです。戸惑いと違和感を大切に演じたいと思います」と意気込みを語っている。

 火曜9時ドラマに“正義”と“背徳”という相反する二面性を併せ持つニューヒーローが登場。神奈川県警捜査一課の警部で、昼間は、温厚な人柄と物腰の柔らかさから“仏の伊達さん”と呼ばれている伊達。癒しの笑顔と天然ボケから部下からもイジられる彼だが、夜は一転して、冷酷な“無法の番人”となり、凶悪犯に怒りの鉄槌を下す制裁者となる。そんな表裏一体の難役に演技力に定評のある堺がゴールデンタイム連ドラ初主演で参加。人間の憤怒や悲哀、情愛を巧みな心理描写で描き、善悪の彼岸、人が人を罰することの是非に迫る新たなピカレスク・エンターテインメントとなるようだ。

 共演陣にも豪華出演者が集結。心に傷を持つ暴走気味の鑑識官・久遠健志役に人気グループ・関ジャニ∞で、NEWSでもある錦戸亮が出演。“悪”に対して過剰に反応し、時に凶暴性すらも心の奥底に秘めた役に錦戸は「素敵な役者の方々と共演できることを今から楽しみにしています。単純に“面白い!”と言えるドラマになるよう、精一杯がんばりますので皆様も楽しみにしていてください」とコメント。また、伊達の同期で親友だった刑事・宮城夏樹の妹で伊達とコンビを組む新人女性刑事・宮城あすか役に女優の杏を起用。杏は「私の演じる宮城あすか、新人の警部補は男性社会の中、猪突猛進な正義感に燃える女性です。 周りのキャストの方々のパワーをいただきながら、熱い夏を駆け抜けたいと思います。連続ドラマ初の刑事役です。がんばります!」と意欲満面だ。そのほか、ノンキャリアで叩き上げの神奈川県警捜査一課の課長・井筒将明役に俳優・鹿賀丈史、伊達が通うバーのマスター・三上国治役に俳優・大杉漣、伊達の昔の恋人で元同僚刑事であり、現在はルポライターの片桐冴子役にりょうが出演する。

 堺の起用についてフジテレビ編成部の立松嗣章氏は「映画や舞台で活躍する堺さんの怪演ぶりに以前から惚れこんでいました。特に今回は、昼の顔と夜の顔のギャップ、優しい表情の中のある種の狂気を表現できるのは、堺さんをもって他にいないと思いお願いしました」と説明。さらには「連続ドラマ初主演の堺さんが醸し出す新鮮さと重厚さに、錦戸さんと杏さんの若いパワーが加わり、どんな化学反応が生まれるのかが大変楽しみです」と期待を寄せた。

 堺は、1992年に早稲田大学演劇研究会を母体にした劇団『東京オレンジ』旗揚げに参加し、看板俳優として活躍。以降、テレビや映画に出演し、2004年大河ドラマ『新選組!』(NHK総合)で、新選組総長山南敬助役を熱演。2008年に大河ドラマ『篤姫』(同)で徳川家定役を演じ、人気を博す。映画では、『壁男』『南極料理人』『クヒオ大佐』『ゴールデンスランバー』『武士の家計簿』などに主演を果たしている。
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